パターン2
煮ても焼いても食えないパターン
  
「パターン」の続編です。
「パターン」では、相手との人間関係のパターンの中から活用できるパターンを見いだすという話を書きました。
しか〜〜し!
どうも相手は全体的に苦手だ!
いつもなんだかんだとこちらが丸め込まれちゃう!
つまり「良いパターンが、ち〜〜っとも見つからない!」というとき、それは、現状のパターンを変化させる必要があると言うことですね。
さて、その変化をどのように生み出せば良いのか?

こう言うとき、たいていの人はあわてて何とかしようと頑張って、失敗します。
「今日こそ!!」「今こそ!!」と一気に変化させようとしてしまう事が多いでしょう。
そして、その先に待っているのは、多くの場合、”イライラ”か”絶望”です。
すぐに良き結果を望むが故にうまくいかないのです。

では、そうならないために!
重要なのは、相手がその変化に気がつかないくらいに、わずかな変化をもたらすことです。
人間関係のパターンというのは、良きにつけ悪しきにつけ”当たり前”の様に感じている固定化されたパターンです。
これを大きく変えようとすると相手が気がついて、その変化に反対するのです。
だから、まずは相手がわからないくらいに小さな変化を起こすのです。
そして、相手がその変化に慣れた頃、また新しい小さな変化を起こしましょう。
そして、相手がそれになれた頃、また・・・・

そして、長い時間をかけて、やがてすっかりとパターンが変化しています。
そして、その”小さな変化”とは、具体的にどんなものでしょう?
これを考えるときに重要なのが、その変化は、”必ず相手の許容範囲”だと言うことです。
相手の許容範囲を超えた変化は、こちらにとっては小さな変化のつもりでも相手にとっては大きな変化なのです。

ちょっと例をあげてみましょう。
たとえば、ある夫婦がいたとしましょう。
夫は、ゴミを散らかす係、妻はかたづける係、と言うパターンが固定されていたとします。
このパターンを2人とも気に入っているなら何も問題ありませんが、妻はそのことに不満を持っていたとしましょう。
そのパターンは、夫が散らかした後で、仕方なく妻がそれをかたづけると言うパターン。
では、その妻がかたづけるというパターンにわずかな変化をもたらします。
まず、かたづけるタイミングを早めるのです。
タイミングが変わるだけで、妻がかたづけることには変わりありません。
だから、おそらく夫から見ると、そんなに大きな変化に感じないはずです。
そして、その変化は穏やかに優しく変化しなければいけません。(これ重要)
なぜならば夫には確実にその変化に同意してもらいたいからです。
そして、夫がその変化を確実に受け入れたとき、次の変化が待っています。
その次の変化とは、かたづける際に”何か頼み事に同意してもらうこと”です。
その頼み事とは・・・
かたづけるために、夫に場所をほんの少し移動してもらう!等のほんの些細な頼み事です。
それに、着実に慣れた頃、今度は「ちょっとそこのゴミを取って!」と頼みます。
あくまで夫の近くのゴミを取ってもらうと言うことで、夫にゴミを捨ててもらうと言うことではありません。
そして、その変化に着実に慣れた頃、今度は少し手伝ってもらいます。
ま、1つだけゴミを捨ててもらいましょう。
そして2つ、4つ、8つ、16、32、と変化を続けていくと・・・・・・・
いったいどうなるんでしょ?
私なら、こんなふうな段階的な変化のために、たっぷりと3ヶ月はかけますよ〜〜〜。
一生イヤなパターンに苦しむことを思えば、
永い人生の内のたった3ヶ月・・
  
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