苦情
日常の会話にも使える苦情処理のテクニック
  
お客さん相手の仕事といえば、いろいろありますね。
セールスマン、苦情係、受付など!
たまに、途方もなく苛立ったお客さんが、 全身に怒りを込めて、訪れることがあります。

そんなとき、うまく処理する方法は、 お客さんの言うことを、2倍に大きく取り上げること!
「買ったばかりのテレビが、もう壊れた!」と お客さんが怒っているとき、 うまい電気屋さんはこう言います。
「技術の進んだこの日本で、そんなに早く壊れるとは、 あってはならないことです! 普通そんな場合、もっとお怒りのはずです!大変ご迷惑をおかけいたしました。 製造メーカーに厳しく注意して、すぐに対応させなければいけません。」
そして、お客さんの予想以上のスピードで動きます。
お客さんは、自分の苦情が2倍にも3倍にも取り上げられ、 電気屋さんのすさまじさに圧倒されます。
そうすると、お客さんは、自分の言いたかったことが2倍3倍に伝わったことに満足します。
苦情を受けると、人間はつい本能的に防御姿勢になってしまいます。
つまり、自分の身を守りたくなってしますのです。
そうすると、ますますお客さんは、「自分の苦情を理解しようとしない!」と腹を立てる結果になります。
しかし、苦情係のプロは、「苦情を言っているお客さんの身を守る姿勢」を、はっきりと打ち出して対応します。
自分の身ではなく、お客さんの身を守るのです。
そうすることで、怒りに満ちたお客さんを安心させるのです。
実はこの方法は、逆の立場でも通用します。
あなたが、どこかに苦情を言うとき、苦情係の人の立場を力強く守る姿勢を打ち出して交渉すると、苦情係は自分の身を守る必要がなくなります。
その分だけ、あなたの要求に耳を傾けることが出来るのです。
企業の苦情処理だけでなく、個人的なトラブルにも使えます。
キーワードは、苦情を言って来る相手を守る強さ!
  
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