本物
距離が生み出す認識の違い。
  
鳥羽水族館に行った。
私は魚釣りをするので、魚には興味があったが、だからといって今更、水族館ではしゃぎ廻るような年ではありません。
しかし、ある水槽の前では大はしゃぎでした。

「これはすごい!これを見ろ!これを見ろ!」
ひとりで騒いでおりました。一緒に行った人全員に無理矢理見せて、迷惑がられながらもその感動は止まりません。

私はスルメイカに感動しておりました。

ビールのつまみに出てくるのは、それを加工したものですが、魚屋さんやスーパーにも刺身用として見かけることもあるでしょう。
そして、そのどれとも違う、生きて泳いでいるスルメイカ!生け簀料理のお店の水槽に泳いでいるものとも、活きが違う!

イカは水槽で飼うとすぐに死んでしまいます。水質管理に神経を使う必要があります。
その点、鳥羽水族館のスルメイカは見事でした。今まで見た中でもっとも新鮮なスルメイカです。

実際に見た人は多いかもしれません。イカは、生きている時、何とも言えない美しい半透明!
さらに表面の細胞にはカラー液晶機能が備わっていて、様々な鮮やかなグラデーションを見せてくれます。

これぞまさしくイカだあーっ!
「あ〜これを食べてみたい。」


スーパーに、鍋用にクエの切り身のセットが2人前ほどで、なんとなんと驚きの598円で売られていました。
一目見てクエではないとわかる代物です。

タラと書かれた鍋用の切り身のセットもありました。一目見てタラではないとわかる代物です。

赤貝を見たことがありますか?魚介類の専門の人は見たことがあるでしょう。私は見たことがありません。
普通赤貝として出回っているものは、サルボウ貝というもので赤貝に近い種類ですが、全く別物です。

本物の魚から、離れて暮らしていると、こんな風なおかしな現象が頻繁に起こりますね。
  
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