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催眠自体も一つの能力なのです。
催眠誘導する私の能力もありますが、それとは別に催眠に入る人の能力も重要なのです。
はじめて催眠を経験する人でも、とても上手に催眠に入る人もいます。
なかなか催眠に入れない人もいます。
そこに、個人差が大きいのです。
誘導の手続きを変えると、うまく催眠に入れることもあります。
同じ人でも、毎回誘導の手続きを変える場合もあります。
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初めて催眠に入る人(実際ほとんどの人)の場合、とても浅い催眠状態から、覚醒してもらって、催眠状態と普通に覚醒した状態とを比べてもらうことがよくあります。
初めて催眠を体験する人は、どういうのが催眠状態なのかよくわかっていなくて当然だから、あえて、両方を比べてみてもらうのです。
そうすると、催眠状態はどんな感じかよくつかめるのです。
目を閉じて、とても浅い催眠状態になってもらってから、いきなり目を開けてもらいます。
そうすると、ふわっと覚醒していくのが実感できるのです。
ということは、覚醒する前は催眠状態だったとわかるのです。
たったこれだけの作業でも個人差があります。
「覚醒していくのがわかるでしょ?」と訪ねると、
「わからない!」という人もいます。
顔つきを見ると、確かに催眠に入っています。
多くの場合、浅い催眠状態から目を開けると、速やかに覚醒するのですが、中には覚醒しない人もいるのです。
目を開けても催眠に入ったまま!
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催眠の過程では様々なイメージを思い浮かべてもらいます。
私の方から、こんなイメージ、あんなイメージと提示します。
でも、そのイメージにも個人差があります。
イメージのすべてを言葉で表現することは出来ません。
ですから、私が言い表さなかった部分は、その人の心が自動的に作っているのです。
イメージの内容にも個人差があるのです。
例えば、花がたくさん咲いているところに、蝶がひらひらと飛んでいるところをイメージしてもらうと、人によってはその幼虫の青虫まで勝手にイメージして、気持ち悪くて、催眠から覚醒してしまう場合だってあります。
予期出来ないその人の個性的なイメージが催眠に大きく影響することもあります。
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催眠でよくあるのが、腕が勝手に動くとか体が揺れるとか!
これにも個人差があります。
腕が上がるというのは出来ないけれど、腕が重くなるというのは良くできるとか、催眠をやってみると本当に人は個性的で個人差が大きいとわかるのです。
そして、催眠に入る能力は、個人個人違うとわかります。
催眠誘導は、その個人差への挑戦みたいなものです。
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