集中力
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催眠状態で、とても有益なことの一つに集中力の高まりがあります。
催眠誘導の過程は集中力を高めていく過程でもあります。
集中力が高まるから催眠状態なのか?催眠状態だから集中力が高いのか?は、鶏が先か卵が先かの問題に似ていますねえ。
催眠状態の集中力には、特徴があると思います。
もし、いろいろなことが気になる中で、特に1つのことに注意を向けると、他のことと比べてそのこと強く意識すると言うことですね。
この場合、集中力は持続しにくいですね。
15分も頑張れば、いいほうです。 他のこともいろいろ気になっているので、他のことに気持ちが移りやすいですね。
それに対して、催眠状態での集中力は、いろいろなことが気にならない、つまり、ぼんやりとした中で1つのことに意識を向けます。
周りの音が気にならない。
自分が今どこにいるのかが気にならない。
気になるものがない中で1つのことに意識を向けます。
この集中力は持続します。
1時間、2時間持続出来ます。
だから、何かの能力を身につけるのに、とても都合のいい状態です。
理解の早さ、修得の早さが見られます。
このことは、注意が分散する状態を想像してみればよくわかると思います。
つまり、気が散って集中できない状態。
普通の状態では、物音がするとそちらに気が向いたり、「おなかが減ったなあ。」と思ったり、以外に注意が分散しています。
一生懸命やっているつもりでも心は、いろいろと関係のないことを考えます。
そんな注意の分散がなくなると、効率は大変良くなります。
その集中力で、意外な力を発揮することがあるのです。
通常の、注意力が分散した状態では、何かをやろうとすると、「はたして、自分にそれが出来るだろうか?」と考えたり、「出来ないな!」と思うとやる気がしなかったりと、物事の発達を遅らせる原因がたくさんある中でやっています。
”案ずるより生むが安し”と言うように、とにかく何も考えず、ただ行えば早いのですが、人間の心はいろいろと考えてしまうものです。
勉強嫌いの子供は、机に向かっている時間のうち、「ああ〜おもしろくないな〜。」と考えている時間が、勉強している時間より長かったりします。
何かを行うときに、じゃまになる注意分散を取り払うことが、大いに有益だと理解できると思います。