夫婦関係論・第4章
習慣化されたいらだち
  
夫婦関係が悪い場合、少しくらい穏やかに話をしようともほとんど改善がみられません。
ま、穏やかに話そうという気持ちにもなれないかもしれません。
長期間に及ぶ不満は、相手のすべてに固定しています。
つまり、
相手の声を聞いただけで腹が立つ!
相手の姿を見ただけで腹が立つ!
同じ家にいると思うだけで腹が立つ!
だから、一言しゃべるだけですぐに喧嘩になります。
これは、何かに対する不満やいらだちというよりも、全体的な不満やいらだちといった方が良いかもしれません。
こうなると、いらだつ必要のないことまでいらだつし、不満を持つ必要のないことまで不満を持ちます。
そして、こういった傾向は勝手にエスカレートしがちです。
もし、夫婦関係を維持していくならば、早期に歯止めをかけた方が良いでしょう。
とは言え、そのように習慣となったいらだちは、常に働きます。
そのいらだちがじゃまをして、また、歯止めをかけることも難しい事は実感として理解できると思います。
さて、そんなとき、どうしたものか??
まず、大切な考え方があります。
人は不幸に直面しているとき、2通りの考え方を持ちます。

1、××が○○だったら、私は幸せなのにっ!
2、××は○○ではない!さて、どうしようか!

この2つの考え方は全く違います。
例えば、出かけるのを楽しみにしていたとしましょう。
ところが、その日は運の悪いことに雨が降りました。
そんなとき1番は・・
「こんな日に限って雨なんか降りやがって・・雨さえ降らなきゃ楽しかったのに!」という考えです。
そして、2番は・・
「今日は雨が降っているから、どうしようかな?」という考えです。

ずいぶん違うということがわかると思います。
1番は、他者に対する不満や怒りが増大する考え方です。
2番は、何かに対応していこうとする考え方です。
夫婦間での不満は、相手にどうにかさせようとする限り、増大する一方です。
まず、本当に不満を持つべき部分と、そうではない部分に分けてみることをお勧めしますよ。 (あっちゃんの部屋の「いちびりWEBコーナー」でも見ながら・・)
そして、本当に不満を持つべき部分の不満は大切に置いておいて、そうではない部分の時、例えばほんの日常の些細な会話の時、徹底的に穏やかに話しかけるようにしてみてほしいと思います。
それを続けてみるとどうなるか?・・試す価値はありますぞ!
(夫婦間に何か特別な問題がある場合は、話は別ですぞ!)
  
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