サイコロTown!では、見てくださっている方から、いろいろとメールをいただいています。
このお話は、その中から、特にお願いしてHPに掲載することを許可してもらいました。
世界最強の赤ちゃんとお母さんのエピソードです。
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サイコロTown!は、2000年7月25日にOpenしました。
最初は、1通もメールが来ることはありませんでしたが、そのうち、時々メールをいただくようになりました。
そんな中で、と〜ってもすごい赤ちゃんのことを知りました。
その赤ちゃんは、若干1歳にして、お母さんを振り回し、近所の2歳3歳の子供を圧倒的な迫力で泣かしちゃうという!
「こりゃまた、すごい1歳児がいたもんだ!」
と、驚きましたよ。
私は、その子の大ファンになりました。
でもね、お母さんはとても大変なんですねえ。
その子は、いったい何をしでかすかわからない。
心の安まる時がありません。
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さて、その世界最強の赤ちゃんは、ある時すごい技を編み出しました。
気に入らないことがあると、頭を壁にガンガンと打ちつけるのです。
これはお母さんもたまりません。
とても、心配になります。
つまり、お母さんに精神的ダメージを与えることが出来るのです。
それで、「気に入らないぞぉ〜っ!」と、強くアピールできます。
これは、もともとは、自然な行動です。
人間は、イライラしたり、腹が立ったとき、攻撃的になります。
大人なら、暴言を吐いたり、暴力を振るったり、他の物に八つ当たりしたりするように、
子供も、おもちゃを投げつけたり、物を壊したり、たたいたり・・
ただ、子供の方が固定観念がない分だけ、バリエーションが多いのです。
ある子は、気に入らないことがあると、口の中に砂を放り込みました。
また、ある子は、気に入らないことがあると自分の手をかみました。
子供には大人の常識がありません。
ですから大人なら、きっとしないだろうことも、子供はするのです。
そして、そのやり方によっては、お母さんを驚かせることが出来るのです。
そして、その世界最強の赤ちゃんは、頭ガンガンで見事にお母さんを参らせてしまいました。
ま、プロレスラーになるためには、そのくらい頭突きを鍛えた方がいいかもしれない?
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さてさて、その赤ちゃんはただでさえお母さんをきりきり舞いさせる上に、強力な技!「頭ガンガン」を何度も何度もやりました。
そして、お母さんは子育てに疲れ切ってしまいました。
そんなこんなの日々でのエピソードをメールで知らせてくださいました。
(・・・・前後・・・略)
その後のことですが、こちらからメールさせていただいた後は相変わらず、、、という感じだったんです。
が、実はゴールデンウィーク中、子供が嘔吐とひどい下痢、高熱でとうとう倒れてしまいました。
今流行っているらしい胃腸の風邪、ということですが、約半年ぶりの病気だったので、私も主人もびっくり。
ひたすら看病の私もさすがに疲れてしまいました。
連休明けに良くなったのですが、本人も私も疲れがドッと出たのか、ある出来事が・・。
朝、主人が出勤する時に、いつも《一緒に行くー!!》といいながら追いかけていくのですが、病気明けだったので、玄関で取り押さえました。
そうしたらいつものように頭をガンガン!!が始まりました。
私としては、抱きしめてなだめる、、、これがいいのかもしれないとは頭でわかってはいるのですが、その日はとうとう私もピークに達し、「おかあも泣きたいよー」といいつつガンガン…柱にやってしまいました。
それを見た子供がびっくりして駆け寄ってきて、私のおでこをなでてくれたのです。
思わずワーン!と泣けてきてしまい、ギューッと抱きしめました。
「いっつも疲れててごめんねー」と。傍から見たらちょっと異常な親子の図、かも知れませんが。
それからでしょうか、息子がイキイキしてきたように感じます。
以前より、「抱っこー」とか、転んだ時とかに「痛いよー」とべそをかくことが増えたように思いますが、ますますよくしゃべるし、動きも病気の前のように元気になりました。
私もできる限り、息子のしてほしいこと、に答えてあげたい、と思うようになりました。
自分でも、頭をガンガンしたくなる気持ちがわかったからかな?
( 誰よりもその痛さを知っているのは、その子でしたぁ!)
ところが、1週間後にはまた高熱を出し、今日病院で鼻とのどの風邪、といわれてしまいました。今も眠っています。
ちょっとヘビーな生活に見えるかもしれませんが、「外に出なきゃ」とか、「しっかり向き合わなくちゃ」とか、なんだか焦っていた自分から少し開放されているのが正直なところです。
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頭ガンガンで、お母さんを参らせた、世界最強の1歳児君も、お母さんの頭ガンガンには参った!
すばらしいエピソードだと思います。
多くのことを学ぶべきエピソードだと思います。
その子は、1歳にして母親を気遣いました。
親が立派であることは、必ずしも教育的なことではありません。
親も、人間である以上、どうしようもない弱さがあると思います。
さらに、子供は、人の弱さも学ぶ必要があると思います。
もし、ここで、お母さんが毅然とした立派な態度なら、その子は母親を気遣うことはなかったと思います。
そして、親は立派だから親なのではなく、子供への愛情故に親なのだと思います。
お母さんに、抱きしめてもらったとき、言葉では伝えられない多くのことを、学んだと思うのです。
「頭ガンガン」とは違うやり方を知ったと思います。
その子は母親と接するバリエーションを増やしました。
それを教えたのはお母さんでした。すばらしい教育だと思います。
もう痛いのを我慢して「頭ガンガン作戦」ばかりをやらなくても済みます。
お母さんに甘えるという方法も知りました。
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そして、その後のメールです。
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(・・・前後・・略)
その後、相変わらず頭ガンガン!はしますが、回数は目に見えて減っています。
私のほうも子供の気持ちがわかるので、対処の仕方もだんだんなれてきました。
相変わらず疲れてはいますが…
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頭ガンガンは、過去にずいぶんと、効果的だった?作戦なので、その習慣はそう簡単にすぐに消えません。
でも、バリエーションが増えた分だけ、頭ガンガンだけに頼る必要はなくなりました。
それで、その回数も減っていきますねえ。
すばらしい!大変勉強になりました!
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今回、このお話を掲載するに当たって、「多くの人に役立つならば・・」と、快く承諾してくださったことに大変感謝いたします。
どうも、ありがとうございました。