第一反抗期
第一反抗期と呼ばれているものの正体
  
多くの子供は、そう、だいたい2才くらいからかな?
早いと1才くらいからですね。
「うちの子もいよいよ反抗期。」とお母さんが嘆く時期があります。
この時期の反抗期は、第一反抗期と呼ばれています。
ご存じのように中学生くらいの時期は第二反抗期と呼ばれています。
今回は大胆に結論から申し上げましょう!
心理学的にも諸説あるところで、意見も分かれるところですが、あえて、大胆に!
「反抗期などはない!」
ああぁぁっ!言っちゃった!
一応、世間でも心理学でも「反抗期」という言葉は使いますので、私も反抗期という言葉は使っています。
言葉として通じるからです。
しかしその中身は、本当に「反抗」なんだろうか?
と言う意味をこめて、あえて、「反抗期はない」と書きました。
生まれたばかりの、赤ちゃん、可愛いもんですね。
赤ちゃんが、不愉快だと表現する手段は、泣くことくらいなもんです。
赤ちゃんは、社会的な能力は何も持っていません。
つまり、大したことは出来ないのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは言葉も理解できません。
だから、赤ちゃんに「バカ野郎」といっても、赤ちゃんは怒りません。
2才くらいになると、言葉を理解します。
人間の意志を理解します。
2才の子に「バカ野郎」と言うとどうなるか?
赤ちゃんとは明らかに違うはずです。
赤ちゃんはほとんど、親の言うなり、親の思いのままにならざるを得ません。
反対意見を言う力がないからです。
どこで、寝かされてもその場で寝ていなければなりません。
はいはいが出来なければ、移動することが出来ません。
親は、そんな赤ちゃんを毎日見て、「子供ってそんなもんなんだ」と錯覚するのです。
でもそれは、本来の人間の姿ではありません。
本来人間は、誰もが自分の意志を持ち、自分の意志で自分の体を動かして生きているのです。
赤ちゃんの時は、それが充分に出来ないのです。
その赤ちゃんもやがては、人間としての能力を身につけていきます。
お猿さんより、知能の低い赤ちゃんの時期からから、人間並の能力へと発達して行きます。
つまり、第一反抗期とは本来の人間としての能力が備わってきた時期なのです。
だからこそ、人の言いなりにはなりません。
自分の意志で、動きます。
赤ちゃんの時こそ特種な時期なのです。
あえていうなら、「能力不足期」とでも言いましょうか。
人間らしさの不足している時期です。
そして、第一反抗期とは、「人間として普通になった時期」
だから、人に逆らいます。
赤ちゃんの時と比べると、そのことが反抗しているかのように思えるのです。
他人の言うこと全てに「はい」と言う人が、あなたの身の回りにいるでしょうか?
普通、人は「yes」と言ったり「no」と言ったりするはずです。
子供は常に親の言うことに「yes」と言う。
と信じている人には、反抗しているように見えるのです。
また、赤ちゃんの時と比べると、はっきりとした「no」の意志が目立つのです。
赤ちゃんの時は素直だったと感じるのです。
でも、逆らうだけの能力がなかっただけのことです。
反抗期というのは、常に親が子供の様子を評価して言います。
では、子供が、この時期の親を評価すると、どう言えばいいのでしょうか?
「我が子は人間である」と言う認識が足りない時期。
「人間性認識欠如期」とでも言いましょうか。
「うちのママはさあ、今、人間性認識欠如期で困ってるんだよー。何かとやりにくくってねえ。」
なんて、子供が言ったりはしないでしょうが、
そろそろ人間として尊重していく必要のある時期だと思ってください。
人間としての尊重が足りないと、そのことに関して子供は「no」と言うのです。
そんなとき、とても非道い反抗期に見えます。
しかし、非人間的な扱いに「no」と言うのです。
子供とはいえ、相手は一人の人間です。人間性を持ったのです。
それが、反抗期と呼ばれる時期です。
  
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