3匹の子ブタ
童話から数学へ
  
子供は、言葉が話せるようになると、童話を話してあげるといいでしょう。
良い童話は、情操教育に役立ちます。
私たちが、映画やドラマを楽しむように、絵本などの童話、お母さんが話す童話を、エンターテイメントとして楽しむでしょう。
さて、子供が童話を好きになったら、そこからいろいろと発展させることが出来ます。
私がよく3〜4歳の子供に話す童話を紹介しましょう。
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むかし、むかし、あるところに、子ブタの兄弟がおりました。
子ブタの兄弟は、とても仲のいい兄弟でした。
でも、恐ろしいことに、子ブタの兄弟を、怖いオオカミが「おいしそうな子ブタだ!いつか食べてやるぞ。」と狙っていました。
そこで、子ブタの兄弟は相談しました。
「そうだ!お家を建てよう!」
「お家の中にはいって、オオカミが入れないようにしよう!」
「そうすれば、オオカミが来ても安心だ!」
そして、子ブタの兄弟はお家を建てることにしました。
一番上のお兄ちゃんは、簡単につくれる「わらぶきの家」をあっという間に作りました。
真ん中の子ブタは、木でお家を建てました。
一番下の子ブタは、レンガでお家を建てました。
さて、ここでクイズでーす!
お家は全部でいくつ建ったでしょうか?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
というふうに、数を数える問題をだします。
子供は、当てずっぽうに答えるかもしれません。
それでもいいのです。クイズを楽しませてあげるといいのです。
じっくりと時間をかけて、3軒の家があることを理解してもらいます。
そして、
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
全ぶで3軒の家がありました。
そこに、怖い怖いオオカミがやってきました。
子ブタは、「お家の中に隠れろー!」と叫んで、お家の中に入りました。
一番上の子ブタはわらの家に!真ん中の子ブタは木の家に!一番下の子ブタはレンガの家に!
怖いオオカミは言いました「ははぁ〜ん。お家の中に入ったんだな!」
「よーし!まず、わらぶきの家から吹き飛ばしてやるぞ!」
そう言うと、オオカミは大きく息を吸い込んで,わらぶきの家を吹き飛ばしてしまいました。
わらぶきのお家は、あっという間に吹き飛ばされて、その中にいた一番上のお兄ちゃんは、真ん中の子ブタがいる木のお家に逃げました。
さて、ここでクイズです。
お家は今何軒あるでしょう?
木の家には、何匹の子ブタがいるでしょう?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
と、いう具合です。
この話ですと、足し算、引き算の問題がいくらでも出せるのです。
論理的な事柄は、具体的なイメージで学んでいくと、よく理解できるのです。
童話、クイズ(なぞなぞ)の中に、数学が織り込まれていると、子供は勉強しているということに気がつきません。
もちろん子供の能力にあわせて、いくらでも話を改造できるのです。
3匹が力を合わせて、レンガの家を建てることにすれば?
一番上の子ブタは、今日レンガを4つ運びました。
真ん中の子ブタは、今日レンガを5つ運びました。
一番下の子ブタは、今日レンガを1つ運びました。
今日は、全部あわせて、いくつのレンガを運んだでしょう?
というのもできますよ。
  
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