泣き方
その泣き方は、ちょっと違う。
  
気に入らないことがあると、大声を出して泣く。
子供にとって、これは生活の知恵みたいなもんですな。
泣くということ自体は、赤ちゃんの時から自然に身に付きます。
でもだんだんと、子供は、その効果のほどを知っていきます。
今回はちょっとしたエピソードから。
ある3才くらいの子供が、何が気に入らないのか、テーブルの上のものを全部、下にぶちまけて「ぎゃー!」
大人にも、人生で気に入らないことはたくさんあります。
3才の子供にも、そりゃあいろいろあるでしょう。
子供は腹を立てて感情的に泣きます。
しか〜し、ある程度泣くと気分は治まってしまうのです。
なのに子供は泣き続けます。
なぜでしょう?
泣くことによって、周りに動揺を与えることが狙いですね。つまり「訴えている」ということです。
戦略的に泣いているわけです。
私は、しばらく泣きたいだけ泣かせていました。
すると、少しずつ戦略的な「泣き」に変わっていきます。
どうしてそれがわかるのか?
子供にとっても、泣くのはエネルギーがいります。
そして、泣きたい感情は治まって、しかも疲れてくるのです。
子供の様子をよ〜く見てみましょ!
つい、うっかりと泣きやみそうになって「これではいか〜ん!」と改めて気合を入れ直して泣く姿が観察できますよ。
そこで、「ははあ〜ん、よく頑張っているな。そろそろしんどくなってきたな。」
そのころを見計らってこう言いました。
「その泣き方でも良いけど、ちょっと違うなあ。」

子供は「えっ?」
私「声が小さい!」
子供はとても大きな声で「ぎゃあぁぁぁーっ!」
私「おおっ!だいぶ良くなった。でも腕の位置が違うっ。」
子供「えっ?」
私「もっと右手に力を入れて、左手はここにおいて、ハイもう一度!」
子供は泣きたくなくなりました。
とある学習塾の塾長さんから、授業中によそ見ばかりする生徒がいるという興味深い話を聞きました。
私は思わす言いました!
「よそ見のしかたについて、厳しく指導しよう!」
  
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