弟(妹)ができた
一人っ子からお兄さん(お姉さん)になる
  
双子の場合は別として、(五つ子なんてのもありますが)兄弟姉妹の一番年上の子は、最初は一人っ子でした。
そこに、二人目の子が出来たとき、子供はどんなことを思うんでしょうねえ。
子供は、お母さんのお腹にいたときのことは憶えていません。
自分がどのように生まれてきたかは、知らないはずですね。
だから、二人目の子供が出来たとき、不思議でならないのです。
お母さんやお父さんから、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるよ。」と言われますが、またまた、その意味が分からない。
一人っ子は、兄弟というものをを経験していないからです。

そして、実際に下の子が産まれると、お兄さん(お姉さん)であることを、要求されます。
この時、親の自分への扱いが急変したことに衝撃を受ける場合が少なくありません。
今までは、自分が一番可愛い存在でしたが、もっと可愛い存在が出現したのです。
さあ、上の子は戦わねばなりません。
その戦いのテーマは、
愛情争奪戦!
そして、その戦術は、
  • 年齢退行作戦!
    「親の気持ちが変わっちゃったのだ」と、目標を親に定めたら、自分も赤ちゃんになろうとします。
    おねしょをするようになったり、赤ちゃん特有の喃語を言うようになったり、急に甘えん坊になったり。
  • 下の子攻撃作戦!
    「下の子が産まれたのが不幸の始まりだ」と、目標を下の子に定めたら、下の子を攻撃します。
    下の子をたたいたり、噛みついたり、無視したり。
さて、親の本音のところをおうかがいしましょう。
実際、下の子の方が可愛くないですか?

いやあ!シビアな質問ですが、
多くの場合、
クソ生意気でいたずら盛りで文句のおおい上の子と、丸くてちっちゃくて無垢で弱々しい下の子とでは、やはり下の子の方が可愛いかもしれませんねえ。
上の子は、そういうことを敏感に感じ取ります。
ま、あまりお兄ちゃん(お姉ちゃん)であることを、上の子に要求しない方が懸命だと思います。
特に、上と下との年齢差があまり開いていない場合、「上の子も下の子も子供である!」という事実が大切です。
上の子がお兄ちゃん(お姉ちゃん)としての、自覚が持てるようになるには、4〜5年はかかる、と考えておいた方が良さそうです。
愛情争奪戦を和らげるために、兄(姉)になったことに、報酬を上げるという方法があります。
「お兄ちゃんになったから」と言いながら、お菓子の量を少し増やす!
「お兄ちゃんになったね。」と言いながら、だっこする!
つまり、上の子であるという理由で、具体的な愛情を示してあげるのです。
子供は「お兄ちゃん(お姉ちゃん)に、なるのも悪くはないな!」と思うでしょう。
  
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