深い催眠状態からいきなり目覚めると、人によっては言いようのない不快感があります。
そして、これは睡眠でも同じ事ですね。
誰もが経験があると思います。
ぐっすりと眠っているところに、何か物音がして起きたくないのに起こされちゃった。
そして、そのときの不機嫌なこと!
「人がいい気持ちで寝ているところをお越しやがって・・・・!」
そして、何とも言えない気分の悪さ!時には頭痛!
ぐっすりと眠っている状態は、起きている状態とは体の働きが違います。
いきなり起こされても体は覚醒にはついてこないのです!
◆
というわけで、気分の悪さを起こさないように、段階的に起こしていきます。
最初、不慣れなうちは20分ほどかかると覚悟してください。
なれてくると3分です。
すっきりと覚醒する段階的覚醒法 |
- まず、相手は眠っていると言うことを大切にしてください。
起きて活動している相手ではありません。
だから、起きている相手に言うように「起きなさい」と言ってもダメです。
- 1.これから起こそうと言うときに変な話ですが、起こさないように気をつけながら近づきます。
2.とても静かに話しかけます。
「まだ起きなくて良いよ!寝ていても良いからね。」
静かに・・静かにです。
- もし、全く反応がなければその声は聞こえていません。
そこで、声を大きくするのではなく、静かな声のまま、相手の耳元に近づいてさらに話しかけます。
つまり、静かな声の雰囲気で、音量だけを上げるのです。
ここで、大きな声を出すと声の調子が荒々しくなりますので、このようにするのです。
そして、話し続けます。
まだ起きなくて良いと話し続けるのです。
その声に反応したら、深い眠りから少し目覚めてきています。
- 3.そして、体を起こす準備をします。
そのために相手の方などにふれてください。
その間も起きなくて良いと話し続けます。
「眠たいね。もう少し寝ていようね。」
4.体を起こします。
小さな子供ならだっこしてあげると良いでしょう。
このとき急に起きないように注意してください。
起きそうになったら、「まだ寝ていて良いよ。」と寝ることを推奨しましょう。
5.少し言うことが変わります。
「もうすぐ起きるけど、まだ寝ていてもいいよ。」
- 体が起きあがると、睡眠はずいぶんと浅くなってきます。
だから、言うことも変わります。
「まだ寝ていても良い!しかしもうすぐ起きる」と。
- 6.さらに起きてきたようだったら、また言うことが変わります。
「寝てると気持ちいいね。もうすぐ気持ちいいまま起きることが出来るよ。起きても気持ちいいままだよ。」
声の調子も、静かな感じからやや元気な感じに変えていきます。
7.さらに起きてきたら、また言うことが変わります。
「だんだんと元気になってきたよ。もうすぐとっても気持ちよく起きれるよ。だって元気だから。」
8.さらに言うことが変わります。声の調子も変わります。
「起きたらどんな楽しいことがあるのかな?どんなおもしろいことがあるのかな?楽しく起きることが出来るよ。」
- 最後は起きた後の事を話してください。
そして、「さあ起きよう!」と起こしてください。
まだ言葉が話せない子でも、お母さんの言うことがわかる子なら通用します。
言葉はこの通りでなくても、子供にわかる言葉に代えても良いですよ。
睡眠の深さは、起きにくさを表しています。
深い睡眠の時は、起きたくないのです。だから寝ているように推奨します。
睡眠が浅くなると、起きやすくなってきます。だから、将来起きることを言うのです。
もっと睡眠が浅くなると、簡単に起きることが出来ます。そのとき気分良く起きることを言います。
「起きること」はそこではじめてはっきりと推奨するのです。
|
最初は時間がかかります。と言うよりも、時間をかけるべきなのです。
そのうち、起きるのがうまくなってきます。そうするともっと早く起きるようになります。
無理に起こした後、子供がぐずったり、怒ったりするのは、「寝ていたい」という意志に、あまりにも反しすぎるからなのです。
それに、実際に気分が悪いから!
人間が本当に眠りから覚めていく過程を、たどるように起こせば、すんなりと起きてくれます。
眠たいときは、寝ていくことがとても気持ちよく感じるので、途中で何度か、「起きても気持ちいいままだ」と伝えてください。
それによって、「う〜ん、起きてもいいかな?」と言う気持ちにさせていきます。
そして、お母さんのペースではなく、子供の起き具合にあわせて進めていってちょ!