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楽々育児の話

育児・教育
2つの民族
そして、2つの心・・子供を見るまなざし。
想像力を働かせてみてほしいのです。
アマゾンの奥地や、アフリカなどの原住民は小さな部族が乱立するように暮らしています。
テレビなどでもよく紹介されますね。
それぞれに、文明とは無縁の独特の文化を持っています。
そして、とても攻撃的な民族もいますし、とても親和的な民族もいます。
攻撃的で戦闘的な民族の子供は、立派な戦士になることが目標です。
戦って、勝ち取る事が彼らの美学です。
気性が荒い文化の中で攻撃的な心を養っていきます。
一方、親和的な民族では、財産は神(自然)が与えてくれるもので、今日、食べ物が少なかったのは神(自然)がたまたま少ない食べ物を与えてくれたのだと解釈します。
狩りが下手だったからではない!
そして、神(自然)は、いつかたくさんの食べ物を与えてくれると信じます。
ま、どちらの考えが正しいと言うものではないと思います。
自然は、人間のために常に都合良くできているとは限りませんね。
ですから、たまたまいいときもあれば悪いときもあると考えることは合理的です。
また、戦って勝ち取る事が出来た勝者こそ、得るものが多いというのも合理的です。
不思議なのは、民族によって、どちらかに考えが傾斜していることです。
社会や文化はそのように自然にポリシーを生み出すんですねえ。
「これがよいのだ!」と決まってしまう。
そこでまた、さらに想像力を働かせてみてほしいのです。
ちょいとおとぎ話をば・・・
ある村に、神社がありました。
神社の境内では、毎日、村の子供たちが集まって遊んでいました。
そして、毎日、子供たちの遊ぶ様子を眺めている老人が一人!
その老人は、村の行く末は子供たちの成長にかかっていると思っています。
子供たちの成長ぶりが気になって、毎日、子供たちの様子を見ておりました。
子供たちがあまりに大声で騒ぐので、もっと静かに遊んでほしいと思っていました。
そして、子供たちは時々つまらないことで喧嘩をします。
「あっ!これはいかん!」
老人は、こんなつまらないことで、二度と喧嘩をすることがないように、子供たちの中に入り、喧嘩の仲裁をしました。
そして、子供たちに言いました。
「二度とこんなつまらない喧嘩をしてはいかん!」
そして、次の日から、同じようなつまらない理由で喧嘩をすることがないかと気になって、子供たちをもっとよく見るようにつとめました。

そして、もう一つ!
ある村に神社がありました。
神社の境内では、毎日、村の子供たちが集まって遊んでいました。
そして、毎日、子供たちの遊ぶ様子を眺めている老人が一人!
その老人は、子供たちが「キャッキャ、キャッキャ」と大騒ぎをして遊ぶ様子が好きでした。
大声は元気な証拠だと思っていました。
老人は小さい頃に帰ったような気持ちでその様子を眺めていました。
そして、子供たちは時々つまらないことで喧嘩をします。
「おっ!やってる、やってる!」と言って、とてもほほえましい気分でした。
老人は、こんなつまらないことで、二度と喧嘩をすることがないように、子供たちの中に入り、喧嘩の仲裁をしました。
そして、子供たちに言いました。
「二度とこんなつまらない喧嘩をしてはいかん!」
そして、子供たちから離れて、また、遊ぶ様子を眺めながら、ニタ〜と笑って、「でも、きっとまたやっちゃうんだよな〜」とつぶやき、舌をぺろりと出しました。
さて、どちらの話でも、老人は子供たちに同じ事をしました。
子供たちが経験したのも同じ事です。
つまり、教育的効果は同じです。
どちらが正しいかと考える必要はありませんね。
どちらも同じ事で同じ教育的効果ですから。
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