| 学習するのは人間だけではない | ||
![]() ねず公は今、勉強中なのです。 ◆
いったい何を勉強しているところかといえば、レバーを押すと餌がでるということを勉強中です。ねず公が入っている箱は、レバーがついています。 このレバーを押すと、餌が1つだけでる仕組みになっています。 初めてこの箱の中にはいったネズミは、もちろんこの箱の仕組みを知りません。 箱の中で暴れ回っている内に、偶然レバーを押してしまいます。 すると、餌が1つコロリッ! なんだかよくわからないけれど、餌を1つゲット! ねず公はちょっと幸せです。 また、暴れ回っていると、偶然レバーを押します。 またまた、餌がコロリッ! ねず公、またまたちょっと幸せ! そのうち、レバーを押すと餌がでるということを憶えます。 それからのねず公は、レバーを押すのが大好きだあぁぁ! ◆
そこで、ちょいといたずらをしてみましょう。ある日突然、レバーを押しても餌が出ないようにしてみます。 そうとは知らないねず公は、今日も大好きなレバー押しをやりますが、 いつもとちが〜う! ねず公は、何度もレバーを押しますが、全然餌が出てこないのです。 そのうち、ねず公は、「レバー押しなんて、くっだらねーっ!」と学習し直します。 そして、レバーを押さなくなります。 ◆
では、餌を出なくしたつもりが、たまに餌が出てしまったらどうか?ねず公は、ますますレバー押しに精を出すようになります。 そういうとき、もし人間だったら、このように思うでしょう。 「レバーを押しても、良いことはないだろうが、でもたまに良いことがあった。だから、もっとレバーを押せば、今度こそ良いことがあるかもしれない。」 ねず公に、レバー押しをさせるには、いつも餌を出しても良いし、時々餌を出しても良いのですが、レバー押しをやめさせるときには、徹底して餌を出さないことが大切なんですね。 ただし、時々餌を出したりすると、餌が出なくなっても、なかなかレバー押しをやめないのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
これは、ネズミだけに限ったことではありません。多くの生き物が、このように学習していきます。 人間だって例外ではないのです。 |
||