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2006年

[646]山田洋次とカクテル Date:2006-12-29 (Fri)
よくわからなくても素晴らしい芸術作品というものは
あるかもしれない。でも、観客が笑わないけれども素晴らしい
喜劇というものはない。喜劇映画が成功したかどうかは、映画館
での反応ですぐわかる。笑ったか、笑わないか。
これほど確かなことはありません。
僕にとっては、映画賞をいただくことは、失礼だけれど
それほどありがたみはない。満員の観客の中で笑い声を
聞くというのが、なによりも大きなご褒美でした。・・・・・

これは、読売新聞朝刊の山田洋次監督の連載コラム
『時代の証言者』からの抜粋です。
このコラムは、今月の26日までほぼ毎日掲載されていました。
家で神戸新聞しかとらない私にとって会社に行って
このコラムを読むことが、楽しい日課になっていました。
山田監督の寅さん製作秘話やその時代時代の映画作りの変遷
などがユーモアまじりに書かれていて面白く読みました。
もの作りをすることの苦労、とくに人間関係に苦労したこと
・・・・・・共感したり、教えられたり・・・・・・
もっと、もっと読み続けたいと思っていたのに
12月26日をもって、この連載は終わり、2007年からは
人が変わるそうです。非常に残念です。
でも、これを機に来年の研究課題ができました。
『山田洋次研究』・・・・・これでいこうと思います。
来年、一年かけて彼の映画作品やテレビ演出作品をみ
著書を読み、彼を研究しようかなと思います。
2007年は、芝居作りはしない分、いろんなものを
みたり聞いたりする時間があると思います。

それと・・・・山田洋次研究と並行して、今年はカクテルを
覚えていこうかな・・・・とも思っています。

寅さんを見ながら、片手に・・・ドライマティーニ。

禁煙してもうすぐ一年、タバコをやめてから、お酒しか
楽しみがなくなりました。。。。お酒くらいいろいろと
こだわりながら飲もう、そう思ってカクテルを自分で
何種類も作れるようになろうと思っています。
まずは昨日、カンパリとドライジンを買ってきたところです。
さぁ・・・正月は飲むぞぉぉぉぉぉぉぉお!!!

[645]『命』 Date:2006-12-22 (Fri)
今年の漢字・一文字に
『命』という字になったそうです。
2006年、母がなくなったことで
私も『命』について考えた一年になったのでしょうか?
よくわかりません。
ただ母の死に際をみれたことが
救いのようです。

母の喪中はがきを出そうとしていたときに
大学のときの大親友の松井君からの
喪中はがきに驚いてしまい
なかなか、エッセイなんて書いていられない
自分がいました。
ここ何週間かブルーでした。
そのことばかり、考えていました。
大学一年のときの夏休みの終わり・・・・
姫路と和歌山から共に同じ日に京都に戻った日
高野のホリデーインというホテルの一階の喫茶店で
何時間も将来について・・・・家族とは・・・・
みたいな話を松井君と話したことをよく覚えています。

格好つけの私が、家族よりも男は仕事やでとか
言うと松井君はそういう人もええけど・・・・
僕は家族が一番というようなことを言いました・・・
一緒にクラブ活動を離れて、学校からでて
市井の劇場で自分たちの手で公演をうったときのことが
目に浮かびます。
ほとんど雑用からお芝居の練習から何から何まで
松井君と二人でやった記憶があります。
今こうして姫路で細々と劇団をやっていけてるのも
彼のおかげかもしれません。
がんばってとしかいいようがない。
奥さんとはお会いしたかったけど・・・・・・
年の瀬、今年なくなった人とか放送されると
心が痛みます・・・ほんと・・・・・
神様に毎年、毎年、自分や周りの人々が健康で
ありますようにと祈っているのですがねぇ・・・・
やるせないです。

[644]『美しきものたちよ』 Date:2006-11-29 (Wed)
無事に第十回公演が終わりまして、ほっとしています。
まだ片づけが完璧に終わってはいませんが
時間に終われることなくやればいい類のものなので・・・
まぁ、ほっとしているのでしょう。

いつもながらにアンケートを読んでは一喜一憂するのですが
今回のアンケートで非常に印象に残っている言葉を
ひとつ紹介したいと思います。

それは・・・「s−proの舞台はいつも美しいですね。」
という言葉が書かれたアンケートであります。
その言葉を目にして、10回までやってきてよかったなぁと
思い、ジーンとするものがありました。
今回の主人公(速見君とあやのちゃん)がラスト近くで
抱き合うシーンがあります。私はあの抱擁は男の女の抱擁
にも見えるでしょうが・・・その裏に人間と人間として
共に戦おうとして戦った、同士としての抱擁だったと考えて
おります。そして、そのときにかかる曲のタイトルが
「美しきものたちよ」というものであります。
今回かけた曲の中で、私が一番好きな曲でもあります。

「美しいもの」は何なのか・・・・・・・
いつも心に問いかけている自分がいます。
一瞬一瞬、自分が現実に見える景色、人が私にかける言葉
私が言う言葉、自分の脳裏に浮かぶ想像・・・・・・
何が美しいのだろう・・・・考えながらの毎日です。

そういったものを意識して作った芝居を見られて
「美しい」という言葉を私どもにかけて下さったことが
心が通じ合った気がして嬉しくてなりません。

 「美しきものたちよ」 

あなたの横顔    私に微笑んで
恋してしまった   二人の目の前に
美しいものたちの  世界がある

花びら つまんで  長い髪に飾って
銀色の丘を     たたよせて歩いた
美しいものたちの 世界がある

ああ 壊さないで ああ 変わらずに
美しい 恋よ 美しい 恋よ

恋する世界の 美しいものたちよ
二人と行こうよ この命 あるかぎり
美しいものたちの 世界がある
ああ 壊さないで ああ 変わらずに
美しい 恋よ 美しい 恋よ

[643]小屋入り。。。Date:2006-11-23 (Thu)
今日の夕方から小屋入りしました。
いつも、そうなんですが、何回しても
小屋に入るのは、WAKUWAKUしますね。
とっても、心震える瞬間であります。
衣装や小道具、セットを運んでいても
ルンルン・・・・楽しくてしようがありません。
普通なら・・・重くて、しんどい作業なのに・・・ねぇ。

短い時間でしたが・・・パンチも張れたし
音あわせ、明かりも三分の二は決められたし
有意義な「小屋入り」でした。
明日は稽古
あさっては本番
しあさっても 本番
明日が稽古だけでホールをとってるなんて
とってもセレブ・・・・・な一日になりそうな予感。
本当に小屋にいるのは楽しい時間です。
本番まで後2日・・・・・です。

[642]あと一週間で・・・ Date:2006-11-18 (Sat)
あと一週間です。
お芝居の練習をしていると
時がたつのがはやいです。
今回で10回めです。
一人で立ち上げたときは、不安だらけでしたが
実際、こうして10回もやれること、できたことは
多くの方々が参加してもらったおかげだと
深く感謝しております。
人と人の縁というものの大切さを
よりいっそう、教えてもらった気がしています。
今回は第一回目から第七回目まで参加の・・・大北君も
東京から応援にかけつけてくれます。
彼の前説を聞くだけでも、面白いかもしれません。
いろんな人間に支えられながらの6年、そして10回
胸いっぱいになりながら
当日を迎えることになりそうです。
公演まであと一週間です。
<><>i125-203-71-103.s10.a028.ap.plala.or.jp

[641]永遠の嘘をついてくれ Date:2006-11-08 (Wed)
♪ニューヨークは粉雪の中らしい
 成田からの便は まだまにあうだろうか
 片っぱしから友達に借りまくれば
 けっして行けない場所でもないだろう ニューヨークぐらい

 なのに 永遠の嘘を聞きたくて 
 今日もまだこの街で酔っている
 永遠の嘘を聞きたくて 今はまだ二人とも旅の途中だと

 君よ 永遠の嘘をついてくれ 
    いつまでもたねあかしをしないでくれ

 永遠の嘘をついてくれ 
    なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ

 この国を見限ってやるのは俺のほうだと
 追われながらほざいた友からの手紙には
 上海の裏町で病んでいると見知らぬ誰かの 下手な代筆文字

 なのに 永遠の嘘をつきたくて 探しには来るなと結んでいる
 永遠の嘘をつきたくて 今はまだ僕たちは旅の途中だと
 君よ 永遠の嘘をついてくれ 
 いつまでもたねあかしをしないでくれ
 永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか


 傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく
 放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
 嘘をつけ永遠のさよならのかわりに
 やりきれない事実のかわりに たとえ くり返し何故と
 尋ねても 振り払え風のようにあざやかに
 人はみな望む答えだけを
 聞けるまで尋ね続けてしまうものだから

 君よ 永遠の嘘をついてくれ 
    いつまでもたねあかしをしないでくれ
 永遠の嘘をついてくれ 
    出会わなければよかった人などないと笑ってくれ

※この曲、S−PRO第二回公演のラストにかけようと
 何回も何回も聞いて、結局、ボツになった曲なのですが
 先日、つま恋での吉田拓郎&かぐや姫のコンサートに
 中島みゆきさんがゲストとして出演し、拓郎さんとうたって
 おりました。テレビで見ていても、彼女のオーラが
 あふれんばかりにでておりました。
 凄い人なんでしょう、多分。
 お芝居の方は最終稿も書き終わり、あとは詰めの段階に
 きています。日々、忙しくすぎています。
 充実しているという実感はありませんが
 日々、一時一時、一分一分が緊張をもって
 スリリングに過ぎていっている気がします。
 本番まで・・・・残り17日

[640]1968年への旅 Date:2006-10-24 (Tue)
今回のお芝居は1968年が時代背景です。
その当時のファッション・音楽・政治などなど
いろんな資料を読んだり、聞いたり、みたり
しております。
1968年といえば・・・・自分は、6歳ですかぁ・・・・
あまり、その年の出来事は、覚えてないけど・・・・
東京は府中で起こった三億円事件(1968年12月10日)
は、なぜか鮮明に覚えています。
事件とか事故はよく覚えてないのですが
その当時の音楽はよく覚えています。
1968年にヒットしたのが
「恋の季節」「帰ってきたヨッパライ」「花の首飾り」
「サウンド オブ サイレンス」「星影のワルツ」
などなどで グループサウンズ全盛期をむかえていました。
また、ここのエッセイで何度も私の好きな歌として
でてくる加藤和彦さん、北山修さんコンビの曲も
1968年から多くの作品を作り始めています。
1968年、「悲しくてやりきれない」「青年は荒野をめざす」
      「花のかおりに」「花いちもんめ」
1969年、「白い色は恋人の色」
1970年、「花のように」「美しきものたち」
1971年、「あの素晴らしい愛をもう一度」
などなど、1967年の「帰ってきたヨッパライ」を
先陣として、ほとんどは1968年〜71年に
精力的に作られています。
これは本当にたまたまなことだと思いますが
第10回公演のお芝居の脚本を書くにあたって
時代背景をどうしようと思ったとき、学生運動の終焉までの
一年ということを考えました。
終焉にはいろんな取り方があると思いますが
私は1969年1月の東大安田講堂封鎖解除だと
思っています。よって1968年を描こうと思いました。
それが始まりなのに、どこかで縁があると言うか
まぁ繋がっているのか、よく分かりませんが
自分の好きな音楽がほとんど、そのあたりに作られていることを
後(最近)で知って、驚いています。
そして、今回のお芝居でなにかタイムトラベル?みたいな
感じで、1968年に旅でもしているかのようで、なにか
楽しいです。
本番まで、あと一ヶ月を明日むかえますが、これから
楽しいとか言ってられないのでしょうね。
今のうちに言っておくことにしましょう・・・・・ね。

[639]世界の終わりまで、ずっと話をしていようね Date:2006-10-18 (Wed)
生きるということを
考えていた ある日 目からウロコ 
生きるということが わかりかけた
それは 生きようとすることじゃないかと
思った

そして それは 何事においても
あてはまった
たたかう ということは たたかおうとすること
愛する  ということは 愛そうとすること
あさ 会社の 朝礼で
仕事をするいうことは 仕事をしようということです
よろしく お願いします と言ったとき
自分ではどうだろう?
仕事をしようと思って 会社に行っている自分が
いるのかなぁと思って 心が痛かった

明日 死ぬとわかっても 歯医者で虫歯を治しに
行こう
明日 世界が終るとわかっていても
散髪屋に行こう 髪をセットしてもらおう
明日 なにもなくなると わかっていても
ずっと 君と話をしていよう
そして 君といっぱい 話をした記憶が
なくなるとしても 話をしよう もっと 話をしよう
君のこと あいつのこと 大好きだから

[638]近況  Date:2006-10-14 (Sat)
昨日 阪神の片岡選手の引退セレモニーをみて
感動してしまった。
お別れは どういう形にしろ 心うごくものですね。
高校時代の恩師 両親 家族のみなさんの
顔 顔 顔 を 映像が とらえていました。
ただ ただ 野球好きなだけの少年が
プロ野球で15年もたつと いろんなものを
背中にしょって たたかっておられたんだなぁと
ただ ただ 感心するばかりです。
自分のことと照らし合わせて 考えてみますれば
何とたたかっているのだろうか
ふと 考えてしまいます。
君は何を今 見つめているの?
そう聞かれたら なんと答えるのでしょうか。
今は 今回の芝居に全力投球していると
答えがみつかりそうですが・・・・・・・・
その後がねぇ・・・・・・・
いずれにせよ、先ばかりみてもはじまらねぇや!!
一番苦しい、公演前、1ヶ月半
前見て、過ごすしかないようです。

[637]秋祭り Date:2006-10-08 (Sun)
飾磨に帰ってきて、はじめての祭りです。
実際に住んでみて、太鼓の音が聞こえたり
野里にはない、祭りにかける地域の意気込みを
感じます。
私といえば、祭りに没頭したいのですが
11月の公演にむけての、台本を書く日々が
続いています。
10月は台本書きながら、稽古をするという
一番、大変な「月」なのです。
でも、あせってもしかたがなく
マイペースで書くしかないと楽観的に考えてます。
飾磨の町は 祭り一色
8日は宵宮、9日は本宮です。
9日に劇団のみんなと練習の後、祭りにいけるのが
今から楽しみです。

[636]お彼岸 Date:2006-09-24 (Sun)
暑さ寒さも彼岸まで・・・・というが
今年は少し秋が来るのがはやいようです。
人の生き死にに関わっていた、この2年です。
墓参りに行く意義はなんだろう?
そういう疑問を持つことなく、自然と足が
墓に向っています。
自分が今、ここにあること
自分が存在すること
感謝です。

ささやかな人生でいい、今、一緒に生きている人
過去に世話になった人、これから出会うかもしれない人
そんな人たちと楽しくいきれたらなぁと思います。

花びらが散ったあとの、桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね
だけど人を愛したら 誰でも心の扉を閉め忘れては
傷つきそして傷つけて ひき返す事のできない人生に気がつく
やさしかった恋人達よ 振り返るのはやめよう
時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい
 

[635]夏の終わりに。。。 Date:2006-08-30 (Wed)
蝉の鳴き様の変化と、朝夕のしのぎやすさに
夏の終わりを感じています。
母が癌と宣告されてから、7年、その間に
いろんな事がありました。
芝居馬鹿で家庭をかえりみずに、したいほうだい
放蕩息子でありました。
唯一の親孝行が宣告されてから
7年間、そばにいてあげたことかなと思います。
そばにいたこと・・・つまり姫路に帰ってきたこと・・・・
それはそれですごく有意義な日々でありましたが
その根底には母のそばにいる・・・・そういう大義名分が
自分なりにあって生活してきた部分があります。
母がなくなり、いざ、これからどのように、なにと
向かい合って、生きるのか、新たに考えなくては
ならないと感じています。
S−PROJECTに関しましても、第10回公演までは
今までと同じ方式でやることが決まっておりますが
第10回以後はどのようになるのかは、はっきりしていません。
多分、新しい方式でやることになるかと思いますが
いろいろと考える期間が必要なのではないかと思いますので
第十回公演、2006年、11月以後はしばらく(約1年)
休養して、2007年は活動せずにおこうかなと思っています。
そう思うと第10回公演に全力を傾けられる気がします。
誰一人としていなく、京都から単身で、故郷・姫路に
かえってきたとき、こんなに大好きなお芝居を何回も
できるなんて夢にも思いませんでした。
私の妻の大好きな言葉に
『念ずれば、花開く』という言葉がありますが
まさに、そのとおりだと思います。
今、私が念ずるのは、母の安らかな往生と11月の公演が
無事に行われることの二つです。
S−PROJECTとして最後の公演になるかもしれない
今秋の公演に全力投球です。

[634]いつか街で会ったなら Date:2006-08-03 (Thu)
母の葬儀も終わり、日常に戻っています。
山陽電車に乗り、毎日、姫路までゆく日々が戻っています。
8時間、汗流して、家路につき、冷たい一杯のビールを
楽しみにする日々に戻っています。
通夜から葬儀まで、あわただしく、いろんな方が
出入りした「我が家」にも静かな日々が訪れています。
その騒ぎで食欲不振に陥っていた「ローリー」も
今では、朝・夕の食事をぺロっとたいらげています。
今では、なにげなく、ほんとうに、なにげなく
『普段どおりの一日』が過ぎていっています。
聞こえてくるのは・・・・・・・・
作詞:喜多條 忠   作曲:吉田拓郎 の「いつか街で会ったなら」
ですか・・・・なんとなくですが・・・・・


♪何気ない毎日が  風のように過ぎてゆく 
 この街で君と出会い  この街で君と過ごす

 この街で君と別れたことも  僕はきっと忘れるだろう

  それでもいつか  どこかの街で  
  会ったなら肩をたたいて  微笑んでおくれ


♪何気ないやさしさが  僕の胸をしめつけた
 この街で僕を愛し  この街で僕を憎み

 この街で夢を壊したことも  君はきっと忘れるだろう

 それでもいつか  どこかの街で
 会ったなら肩をたたいて  微笑みあおう

 それでもいつか  どこかの街で
 会ったなら肩をたたいて  微笑みあおう

[633]無縁坂 Date:2006-07-23 (Sun)
母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登るたび いつもため息をついた
ため息つけばそれで済む
後ろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手はとてもやわらかだった

運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると
あなたを見ててそう思う

忍ぶ忍ばず無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の母の人生



いつかしら僕よりも母は小さくなった
知らぬまに白い手はとても小さくなった
母はすべてを暦にきざんで
流して来たんだろう
悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに

運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると
あなたを見ててそう思う

忍ぶ忍ばず無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の母の人生

※母が逝きました。
 頭の中で、この曲がずっと流れます。
 さだまさしさんが作詞・作曲した「無縁坂」です。
 「ささやかな 僕の母の人生」って言葉が好きです。
 合掌

  


[632]微笑返し Date:2006-07-18 (Tue)
昨日、NHKのBS2でキャンディーズの特集を
やってました。昭和53年4月4日後楽園球場での
解散コンサートの映像が中心の番組でありました。
なぜか28年たっても、その4月4日の出来事は鮮明に覚え
ていてテレビではありましたが、15歳の純な私は彼女たち
の解散に涙していたわけです。
結構、別れに弱い、人懐っこい性格なため
阪神ファンでありながら、長島茂雄さんの引退式でも
号泣した『私』であります。
どうも、人に「さようなら」っていうシチュエーションが
苦手?というか、嫌いな感じです。
笑顔で「またね。」って簡単に言えるように
なりたいものですねぇ。
最近のCMで、「引越しのお祝い返しもすまないうちに・・・」
ってのが流れてますが、当時、何気に聞いていた歌を
再確認するとウムウム、なるへそ・・・さすが
阿木曜子さん、キャンディーズの最後の曲で
今までの彼女たちのヒット曲を挿入しながら
(多分、事務所やプロデューサーの要望かな?)
タイトルに選んだ言葉が『微笑み返し』って、本当に
センスのいい、お洒落な方ですねぇ。
引越しをする→お祝いをされる→その返しをする
その返しを普通なら商品券なんかですますのだけれど
・・・・阿木さん?キャンディーズ?は
そうじゃなくて、『微笑み』でかえすんですねぇ、これが。
あの蘭ちゃんの微笑みなら、誰しもそれのほうが
よかったりして・・・・・当時のVTRをみて、そう思います。
別れは、つらいくて淋しいけど、笑顔で
別れましょう。あなたのこと・・・・ずっと、ずっと。

 『微笑返し』  作詞 阿木耀子   作曲 穂口雄右

♪春一番が掃除したてのサッシの窓に
 ほこりの渦を躍らせてます

 机 本箱 運び出された荷物の後は
 畳の色が そこだけ若いわ

 お引越しのお祝い返しも済まないうちに
 またですね

 罠にかかった ウサギみたい
 いやだわ あなた ススだらけ
 可笑しくって 涙が出そう
 
 1・2・3 あの三叉路で 1・2・3 軽く手を振り
 わたしたち お別れなんですよ

♪ タンスの陰で心細げに迷子になった
  ハートのエースが出てきましたよ
  おかしなものね 忘れた頃に 見つかるなんて
  まるで青春の思い出そのもの

  お引越しのお祝い返しも
  今度は二人別々ね

  何年たっても 年下の人
  いやだわシャツで 顔ふいて
  可笑しくって 涙が出そう

  1・2・3 三つ数えて 1・2・3 見つめ合ったら
  私たち お別れなんですね

  お引越しのお祝い返しは
  微笑にして 届けます

[631]道標(しるべ)ない旅Date:2006-07-13 (Thu)
自分の生まれた場所が
なくなろうとしている 
旅の終わりは いつも 淋しい
終わりを想像することは とても悲しい

人工呼吸器をつけた 私の生まれた場所
「終わりは はじまり、はじまりはこちらです→」と
その場所に 今 道標をたててあげたい

道標のない旅はもう終わりなんだから。

 『道標ない旅』 作詞・作曲 永井龍雲

♪閉ざされた部屋の窓を 開けてごらんよ
 いつまでも そんな風に  
 ふさいでいないで

 そこにはあの日、希望に燃えて 君が見上げた
 青い空が 変わらずに
 続いている筈だ

  大空に群れなす鳥たちよ  君の声を見失うなよ
  青春を旅する若者よ  君が歩けば
  そこに必ず、道はできる

 当てのない青春の 橋の途中で
 擦(す)れ違う人の多くは  名前も知らない
 見果てぬ夢を探し求めて  出会う仲間は
 それだけに素晴らしいのさ  言葉はいらないさ

 大空を翔び交う鳥たちよ   
 今より はるか高くのぼれよ
  青春を旅する若者よ  君が歩けば
 そこに必ず、道はできる
  

[630] 時代 Date:2006-07-12 (Wed) <URL>
JR姫路駅が高架になりました。
ただ、播但線と姫新線は、まだ高架ではなく
従来のホームに発着しています。
なにか高架になって、コンクリートで作られた新駅をみるたび
昔の木の匂いがする駅舎のほうが風情があって、あるしゅの
「趣(おもむき)」があるような気がしてなりません。

子供の頃(幼稚園にいく前のことですが)、よく祖母に
つれられて、今は廃線になったJR飾磨港線に
蒸気機関車を見に連れていってもらったのを覚えています。
本当に子供の頃は「汽車」がすきでした。
将来は車掌さんになりたいと思っていたに違いありません。

飾磨港線もなくなり、今は遊歩道です。
祖母も亡くなりました。
地べたを走っていた在来線も頭の上です。

祖母の通夜から葬式のとき、私の頭の中で
ずっと同じ曲が何回も何回も流れていました。
それは、なぜなのかわからない。
今まで、その歌に私なりに持っていたイメージが
祖母の死とリンクしたのでしょう。今になって
そう思います。そして、遊歩道に変わった「飾磨港線」を
みても、その曲が流れてくるのでしょうね。

   『時代』    曲・詩 中島みゆき

 今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
 もう二度と笑顔にはなれそうもないけど・・・・


 そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
 あんな時代もあったねと きっと笑ってはなせるわ
 だから今日はくよくよしないで 今日の風にふかれましょう

 回る回るよ 時代は回る 喜び悲しみ繰り返し
 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり合うよ


 旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を
 たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る
 たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨がふっていても

 めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いを繰り返し
 今日は倒れた恋人たちも 生まれ変わって歩き出すよ

 回る回るよ 時代は回る 別れと出会いを繰り返し
 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ

 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ

※下記のURLにて飾磨港線が紹介されています。
 興味のある方は、どうぞ。    

[629] 酔って候 Date:2006-07-11 (Tue)
煙草をやめて、6ヶ月をこえました。
もう大丈夫そうです。
そのかわり、お酒の量が増えているような・・・
とくに最近は、夜の九時までの仕事が多くて
喉が渇くことが多くて、渇いても家に帰るまで
我慢して、家に帰ってからビールをくいっと
いくのが唯一の楽しみです。
お酒がなくては、淋しい生活になってきているみたいです。

高校時代、クラスで『竜馬がゆく』という小説を
廻し読みするのがはやりました。
誰が持ってきたのかしりませんが、私もその輪に入り
竜馬の生き様に感銘を受けた一人です。
その司馬先生の書かれた別の小説に
竜馬さんと同じ土佐藩の「山内容堂」を題材に
した小説があります。
そのタイトルが『酔って候』といいます。
彼は大酒のみで、酒を片時も離さずに
天下国家を論じたとされている、「つわもの」だと
されています。
その小説に感銘を受け、そのままのタイトルで
楽曲を書いたのが、柳ジョージ&レイニーウッドです。
酒を高校時代から飲み始めました。
確か、ホワイトホースの水割りを飲みながら
ラジカセからは・・・・・・この曲が・・・・・

 『酔って候』   作詞・作曲 柳 ジョージ

 土佐の鯨は 大虎で
 腕と度胸の男伊達
 いつでも 酔って候

 酒と女が 大好きで
 粋な詩も雪見詩
 いつでも 酔って候

 鯨海酔候 無頼酒
 鯨海酔候 噂の容堂
 二升入りの 瓢箪で
 公家を脅かす無頼酒
 粋な 酔って候

 歯が疼き 目も眩み
 耳鳴りしょうとも
 いつでも 酔って候

 鯨海酔候 無頼酒
 鯨海酔候 噂の容堂

 新橋 両国 柳橋
 夜の明けるまで飲み続け
 粋な 酔って候

 Everydy!! Everynight!!
 Everydy!! Everynight!!

[628] 加茂の流れは、さらさらと。。。 Date:2006-07-09 (Sun)
今日は買い物で、夢前川の周りをいったりきたり
車中から久しぶりに『川』をみました。
私にとって『川』といえば『加茂川』かなぁ・・・・
京都に十数年過ごした私にといって
加茂川は、青春の川って感じです。
蒸し暑い梅雨が終り、本格的な夏がくれば
加茂川沿いに『床』ができて
なかなか風情のある景色に変わるのだろうなぁ。
等間隔で加茂川沿いに並ぶカップルの姿を
想像しながら、ついつい口にだすのは
南こうせつ作詩・作曲の・・・この歌です。

 『加茂の流れに』   1972. 4.20

♪やさしい雨の祇園町 
 加茂の流れにうつる 貴方の姿 
 あれは初めての恋 
 見つめあう 見つめあう瞳
 あなたと二人

♪おぼろ月夜の清水で
 はじめて触れた 貴方の白い指
 あれは はかない約束
 涙に 涙に濡れた
 あなたとふたり

♪桜散る散る 嵐山
 何も言わずに別れて あなたはどこへ
 あれは去年の今頃 
 想いは 想いはつのる
 あなたとふたり
 

[627] 白いギター Date:2006-07-07 (Fri)
5歳上の兄がギターやってて
格好いいなぁと思ってた。
今でも次に生まれてきたら、『音楽家』になりたい。
そう思う。
音楽家というよりフォークシンガーでいいかなぁ・・・
最低ラインは(願いをこめるなら)
ギターを弾くことができて、わけのわからぬ
メッセージソングなんか作って、ちょっと知的で
ちょっと偉そうで、ちょっと自分だけ違うぞってな
感じで・・・・ファンは多くないけれど、すこしは
マニアがいて、コンサートは満員にはならないのだけど
かといって、全然人が来ないわけじゃなく・・・・まぁ・・・
ほどほどに・・・・・ほどほどに・・・・・人がいて・・・
そんな感じになれいいなと思っている。

昔、日本テレビ系列で日曜のお昼1時か2時くらいから
TVジョッキーという番組があって、その番組に参加した
視聴者(ど素人のモノマネ・コーナーとかで)が
もらえるのが・・・・・
・・・・・・白いギター・・・・・なのです。
なぜ音楽番組でもないのに「白いギター」なのか
当時としては疑問に思わず、ただ「欲しい、欲しい」と
思いながら、見ておりました。
「ギター」という楽器にたいしての、「想い」は
そのころから、今に至るまで、変わらずにあって
それが次の芝居でえがければいいなと思っています。
『自分の好きな○○○の話』を人に言うときって
話をしている人の目はいきいきとしています。
私も大好きな事柄を話にするのは
楽しくてしようがないのと違うかな、そう思います。
リバーの楽器屋さんに
目をつけてるギターがあります。
値段も確かめてます。後は・・・実際に触って
その感触を確かめてからということに・・・・・

『白いギター』 唄 チェリッシュ
         作詞 林春生 作曲 馬飼野俊一

 白いギターに 変えたのは
 何か わけでも あるのでしょうか
 この頃 とても 気になるの
 あなたの まわりの小さなことが
 
 愛し合う二人には 恋の予感が 嬉しくて
 花を摘む草原に 秋の陽射しが まぶしくて

 爪をかむのを やめたのは
 何か わけでも あるのでしょうか
 黙っていると 気になるの
 あなたの まわりの小さなことが

 愛し合う二人には 恋の予感が嬉しくて
 花を摘む草原に 秋の陽射しが まぶしくて

[626]  加藤メロディー  Date:2006-07-06 (Thr)
加藤和彦さんの作る旋律が心地よい。
とっても心地よく、つい口ずさみたくなる。
もしかして、母のお腹の中にいたとき
母かもしくは母の近くにいた人が
お腹の私に「加藤メロディ」を
毎日、聞かせていたにちがいない。
彼のメロディを聞くと 異次元の場所に
いける(戻れる)のである。

とくに好きというのはなく この唄のここの部分の
メロディ・ラインって感じで すごく短い部分に
キュンとするのである。
例えば、「白い色は恋人の色」では
♪ふーる さとーの あの人の あの人の
 あし・・・もとに・・・・咲く・・・白百合の

の『さ・・・く〜』の「く」という発音をした後に
「〜」の部分が、もうたまらない、キュンって
するところであります。
知らない方には、なんのこっちゃ、意味不明でしょうが
よければ一度、今言った部分を聞いていただければ
納得してもらえるのではないでしょうか。

加藤メロディには、心地よい仕掛けがいっぱい
つまっているようにおもいます。
「素晴らしい愛をもう一度」
「花のかおりに」
「悲しくてやりきれない」
「イムジン河」
「帰ってきたヨッパライ」
「花のように」
「家をつくるなら(CMソング)」
「不思議なピーチパイ」
「デュ ユ リメンバー ミィ」
「アグネスチャン作品 」などなど・・・・・・・・
最後に アグネス・チャンに提供した曲で
私が最も好きな曲を書いて、今日は眠ることにします。
この曲は 歌詞も素敵で気に入っています。
今度の打ち上げで歌ってみようかな・・・・・・やめとこ。

  『妖精の詩』 

 作詞 松田猛 作曲 加藤和彦  1973 4.10発表

 ♪風の吹く 草笛の さわやか青い草原を
  染め上げる 妖精の 姿をいつか見つけたら
  春がめぐり来たしるしです 恋にめぐり合うしるしです
  季節のとびらのすき間から
  水晶の絵の具箱 そっと開くと恋のいろ
 
 太陽の ガス燈を 星の靴はく少年が
 磨き出す 今日からが あたたか色に変わるのは
 春がめぐり来たしるしです 恋にめぐり合うしるしです
 季節のとびらのすき間から
 太陽の花束が そっと開くと恋のいろ
 
 春がめぐり来たしるしです 恋にめぐり合うしるしです
 季節のとびらのすき間から
 太陽の花束が そっと開くと恋のいろ ♪

[625] ケメコの唄 Date:2006-07-05 (Tue)
第十回の公演タイトルを「○○○○の唄」にしようと
思ったのは、この「ケメ子の唄」がきっかけです。
こんな素敵なコミカルソング?はない、そう思います。
当時はカセットテープというものがあって
それにラジオから流れてくる曲を入れたものです。
この曲をいれたテープはすりきれるほどだったに
違いありません。
前回の公演のアンケートに『真剣で重そうな事柄を
馬鹿馬鹿しく、コミカルに伝えるところが好きで、見に来て
います。』というのがありました。
意識して、そのように作ってないのですが、シャイな私の性分
がそうさしているのかもしれません。
ケメ子の唄をかいた方(作 馬場祥弘さん)も
実はそうだったりして・・・・・さて、どうでしょう。

 「ケメ子の唄」 ザ・ダーツ 1968年発表

(台詞)
「それは去年の秋でした。
 1人の少年が町で会った女の子に恋をしました。
 少年は胸をときめかせながら
 そしてついに云ったのです。 好きです。」

ドゥドゥビ
ドゥワパーパートゥドゥワッパダンダン
ドゥワパーパートゥドゥワッパダンダン

昨日ケメ子に会いました
星のきれいな夜でした
ケメ子と別れたその後で
小さな声で云いました
好き (好き) 好き (好き)
僕はケメ子が好きなんだ
ララララー、 ララララー
ララララー、 ララララー

僕はケメ子が好きなのに
ケメ子は何にも分からない
僕の気持ちをお星様
ケメ子に伝えてくださいな
好き (好き) 好き (好き)
僕はケメ子が好きなんだ
ララララー、 ララララー
ララララー、 ララララー

僕はケメ子の夢を見た
お手手つないでハイキング
大きなおむすび十個持ち
ケメ子が八つに僕二つ
好き (好き) 好き (好き)
だけどケメ子が好きなんだ
ララララー、 ララララー
ララララー、 ララララー

ドゥドゥビ
ドゥワパーパートゥドゥワッバダンダン
ドゥワパーパートゥドゥワッバダンダン

私の名前はミスケメ子
あなたは鏡を持ってるの
吐き気をもよおすその顔で
私を好きになるなんて
嫌い (しょぼん) 嫌い (しょぼん)
私はあなたが嫌いです
ララララー、 ララララー
ララララー、 ララララー

ドゥドゥビ
ドゥワパーパートゥドゥワッバダンダン
ドゥワパーパートゥドゥワッバダンダン
ドゥワパーパートゥドゥワッバダンダン
ドゥワパーパー・・・はぁーあー(ため息)

[624] 人間なんて / 拓郎 Date:2006-07-04 (Tue)
♪人間なんて ララララララララァ
 人間なんて ラララララララァー
 人間なんて ララララララララァ
 人間なんて ラララララララァー


これが延々と続く。ララララララララァのところに
いろんな言葉を想像したものだ。
だいたい、想像しやすいのは、否定的なものが多いように思う。
弱い・・・・哀しい・・・・・・冷たい・・・・淋しい
などなど、曲調もマイナーな感じなので
その類の言葉を連想しやすいのだろう。
だけど、最近の私はとっても元気で
そのラララララララァの部分に
肯定的な言葉を入れて、センテンスにしたい気持ちである。

人間なんて→弱くない、強いものだ。
人間なんて→悲しくない、楽しく生きれるものだ。
人間なんて→冷たくない、温かさが伝わるものだ。
人間なんて→淋しくない、一人じゃないんだ。

そんな感じに40代を超えて、思えてくるようになった。
生きていること、そこに在ることの素晴らしさ・・・・
を感じております。
今日、大手前通りにて、立哨(交通誘導警備)をしていた。
時間は午後6時半すぎだった。
一人の紳士が、私に道を尋ねた。
「塩町通りはここですか?そして、フク寿司はどこですか?」
私は、「ここが塩町どおりです。フク寿司は存知あげません。」
とその紳士に答えた。
紳士は関東弁で「ありがとうございます。」といって
わたしが指示した通りに入っていった。
そのとき、私の心の中で、もしかしてこの人は
直木賞作家の『村松友視』さんじゃないかと思った。
あまり、そう毎日彼の顔写真なんてみてないけど
いつかテレビでみたことを覚えているのか、はたまた
昨日、直木賞が発表になって、そのことがつながっているのか
彼は村松友視さんだと確信している自分がいた。
姫路でそんな有名人に会うとは・・・・1,2分言葉を
かわしただけなのに、お調子に乗って、現場にいる十数人に
「直木賞作家」にあったあったと言いふらした。
間違っているという、そういう不安はいっさいなく
彼と言葉をかわした数分間で私は、「彼は絶対そのへんにいる
市井人じゃない」と理解したし、また、彼がだす雰囲気で
サラリーマンでもなく、医師や弁護士でもない
知的というか文筆に携る人のかもしだす、柔らかい空気を
持っている感じがして、確信をもつことができた。

家に帰り、yahooにて「村松友視 姫路」と検索に
かけたら、7月5日(水)姫路市民会館大ホールにて
姫路文学館主宰の夏期大学で村松友視さんが
午後1時30分から講演をしますとの告知がありました。

やはり、そうだったのかと確信を持った。

こういう片田舎にいて、こういう著名人をみることすら
ないというのに、、、、、彼にあったことに
何らかの意味を問う・・・お調子者の自分がいた。
そうか、彼と少しの間、目があったとき(道を聞かれる
本当に0コンマ3か4くらい)彼は道を聞いたんじゃないのだ。
私に何かいいたかったのだ。
何かを私に伝えたかったのだ。
そんな勝手なことを都合よく考えるのが
私の得意技だ。
彼が伝えたかったこと・・・それは・・・・○○○○○

人間なんてララララララララァ
人間なんてララララララ
人間なんてララララララララァ
人間なんてララララララ

なんでもいい。どんな言葉でもいい。間違っててもいい。
ラララララララァに入れてみよう。

[623] 天気雨 / 1976 6 13 Date:2006-07-03 (Mon)
1976年、14歳だった。
兄は大学で東京に行き、何気に兄の部屋に
おいてけぼりのフォークギターをながめていた。
兄はアリスのファンだった。
売れる前からのファンだった。
「明日への賛歌」とか「愛の光」とか歌っていた。
高校の文化祭で格好つけた兄がギターを弾く姿を
みて、ぼんやりと憧れのような感情を持った。
だけど、まだチビの中学生には、遠い世界だった。
いつか、いつか、いつの日か
ギターを持って、格好つけてやるぞ!と誓ったのであった。

ある日、(それは調べると 1976.6.13なのだが)
日曜の朝、「遠くへ行きたい」という日本テレビの番組を
何気に見ていると、名も知らぬ、風変わりな女性が出てきて
東京から鎌倉までの海岸線を旅しながら曲を作るという
まぁ今までみた「遠くへ行きたい」では画期的な、それとも
挑戦的な企画だったと思うが、その30分を本当に
今でも覚えていて、大袈裟に言えば、物つくりの私の原点に
なっているというか、「無」から「有」をうむことの
素晴らしさを番組みて感じたというか・・・・・・・
ただ風変わりな女性(荒井由美さん)が電車に2〜3時間ほど
のって、周りの景色をみて、ひとつの楽曲を作るという
今にしては、単純な番組なのですが、当時では斬新的だったの
でしょうか、彼女が乗った列車からみた、どんよりとした
雨雲の色を今も覚えていたり・・・・・・そして、その
合間から一筋の光がでてきたことも・・・・

 「天気雨」

波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなた
まるでわたしの恋を 注意深くかわすように
きついズックのかかと ふんでわたし前をゆけば
あなたは素足を見て ほんの少し感じるかも

低い雲間に天気雨
みるみる煙る水平線

サーフボードなおしに ”ゴッデス”まで行くと言った
じゃまになるの知ってて 無理にここへ来てごめんね

夏の始めの通り雨
ついてないのは 誰のせい?

白いハウスをながめ 相模線にゆられて来た
茅ヶ崎までのあいだ あなただけを想っていた
やさしくなくていいよ クールなまま近くにいて

※ ユーミンとの初めての出会いの日、1976.6.13
  それから彼女の曲を何曲聴いたんだろう。

[622] 人として Date:2006-07-03 (Mon)
TBSチャンネルというのが
姫路ケーブルテレビで見ることができまして、昨日に
「三年B組金八先生」第二編(沖田宏之、川上麻衣子がでてる)
を一挙(全22話)放送するということで
楽しみにしておりまして、それをHDDにとって
今、最後まで見終えました。
懐かしさあり、またある意味、新鮮でもあり
ある種の感動を再起した次第です。
中島みゆきの「世情」がかかる最終回前の
加藤君が放送室に立てこもるシーンはジーンとしました。

「人として」

遠くまで見える道で  君の手を握りしめた
手渡す言葉も  何もないけど
思いのままに生きられず
心に石の礫(つぶて)なげて
自分を苦しめた  愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す  そうだ人なんだ

  人として人と出会い  人として人に迷い
  人として人に傷つき  人として人と別れて
  それでも人しか、愛せない

夢を語り合えばいつも  言葉はすぐに途切れてしまう
ひざを抱えて  うつむくことばかり
鳥のように生きたいと
夕空見上げて佇(たたず)むけれど
翼は愚かな  あこがれと気付く
私は大地に影おとし  歩く人なんだ

  人として人と出会い  人として人に迷い
  人として人に傷つき  人として人と別れて
  それでも人しか、愛せない

  それでも人しか  愛せない


※べたなんだけど、なぜか感動してしまう。それもまた
 よしという軽い気持ちで・・・・ララララララァ

[621] 第10回公演の発表の前に。。。 Date:2006-07-01 (Sat) <URL>
この土日で第10回公演の案内をHP上にUPするべく
管理人さんと打ち合わせをしております。
だいだい決まりましたが、わかりやすくHP上にのせる最後の詰めの
段階です。
その前に久しぶりに(雨が多かったのと私の仕事が残業の連続だった)
ローリーとお散歩にいきました。
家のまわりをそのとき撮影しました。
日ごろ、見落としていた風景がそこにありました。
カメラを持つってことは、ちょっぴり私を敏感にさせてくれるの
ですねぇ。本当に楽しいです。
明日の夜、遅くには次回公演の案内UPができると思います。
それまでは・・・ヘタの横好き・・・私のポートレートをば。


[620] 愛犬ローリーの写真・・・大柄なカメラ小僧、参上!! Date:2006-06-28 (Wed) <URL>
どのような形で写真を観て貰おうか、検討中。
そのうちの一つとして、下記のURLから
アルバムとして掲載してみました。
犬好きの方はどうぞ。

[619] やっとデジカメ購入。 Date:2006-06-26 (Mon)
いろいろと迷いぬいた末、デジカメを買いました。
1999年以来です。当時は200万画素でした。
それから7年たつと画素が4倍になりまして
なんと840万画素になっています。
それに裏のモニター部分も2センチ×2センチくらいの
小さい小さいファインダーだったのに
今は2・5インチ(4×3)の大きさでまた、その画素が
20万画素、バックライトにLEDを搭載していて
明るいのなんの・・・・・感激しています。
買って、すぐに愛犬ローリーを写しまくりました。
50枚近く、撮りまして、パソコンに取り込んで
見てみますと本当にこの7年の進歩をまざまざと
見せつけられた感があります。
手ぶれ補正があるため、ほとんどの写真がぶれずに
美しく写っていること、ISO感度がいいので
発色がとってもいいこと、また私が買ったカメラには
16:9のワイド設定がついているために
各々の写真に奥行きがあること、まぁ今は
ええとこしか見えない、買ってばかり状態です。
使っていくと・・・ここが・・・いまいちかなぁ・・
もう少し、ここがなぁ・・・なんてことが、これから
あるかもしれませんが、それもありの何でもありの
デジカメ・ライフを楽しみたいと思います。


[618] 直通特急車中にて・・・・大塩では最後の車両の扉が開きません。 Date:2006-06-13 (Tue)
ウィングスタジアムの芝は美しく、
そして、海の匂いがして・・・・・
昨日の悪夢が消えてくれないかなぁ・・・・そう思った。
このスタジアムは甲子園と同じで
人がいなくても、雰囲気のあるいいスタジアムだなぁ
と思う。
今度は、サッカーの試合を生でこの場所で
観戦したいものである。

帰り、板宿から山陽電車にのる。
電車にのり、空いている席にすわる。
対面座席である。7人同士が向かい合っている。
いろんな人がいる。いろんな方向を見ている。
私だけ、前を凝視しているのに
誰にも目があわないのは、下を向いている人が半分
後はやや斜め下、横をみている人が半分くらいである。
背の高さも違うし、体格も違う、年齢も違うし
性別も違う・・・・一人として同じ人はいない
当たり前のことなのだが、実感するのはこういう
電車の中にのったときだ。
そして、人それぞれといったことが
本当に自然なことなんだ、風景として、一枚の絵として
それがわかってくる。
自分がいて人がいて、その隣にも人がいて・・・・・・・
自分とは違う人。外見からしてそうであるのだから
多分、見えない内面的な部分も千差万別なのだろう。
それが当たり前なのであり、それが自然なことなのだろう。

他者と自分が違うことを前向きに認めること・・・・・
難しい話である。辛抱のいる話である。
だって淋しがり屋の猫ちゃんは
 淋しがり屋であることを誰かに、わかってほしくて
 淋しがり屋のふりをしているのかもしれない
・・・・・・だけど・・・・・・

[617] W杯開幕です。 Date:2006-06-12 (Mon)
もう4年が経ちます。神戸ウィングスタジアムでW杯の警備を
してから・・・・・
今、ちょうど、日本がオーストラリアと戦っています。
前半終って1対0で日本が勝ってます。
そのまま、いってほしいものです。
サッカーは好みでいうと普通で熱狂的にはなれませんが
私なりの愛国心でしょうか、ついつい日本対○○○という
試合は見てしまいます。
ただ、日本というよりも関西の選手、宮本選手とか
大黒選手を応援しながらのテレビ観戦です。
どうも中田とか柳沢とか・・・格好いいといわれている選手は
あまり・・・・好きには・・・・・・
野球の選手にしても、サッカーの選手にしても
泥臭い選手が好きなのかもしれない、そう思います。
阪神でいうと、昨日の超ファインプレーをした中村選手とか
昔でいうと川藤さんとか竹之内とか・・・いいですね。
天才肌の選手より、努力しても努力しても、活躍するまで
時間がかかる苦労人タイプが好きです。
明日、警備の資格試験のための実地講習に神戸に行くのですが
その場所がウィングスタジアムだということが
なにかの因縁かもしれません。

[616] 草刈りは、どう転んでも・・・つらい Date:2006-05-31 (Wed)
今日は仕事を休み、いろいろと私的な仕事をする。
母の見舞いから帰りしに、ムサシによる。
ムサシでいろいろ買い物をする。
草刈り機、害虫駆除スプレー、軍手、虫除けスプレーなどなど
雑草が庭にたくさん生えている。
もう、大変である。今までは、鎌とか鍬で草を刈っていたが
今年はそんなパワーがなくなっているため
機械を購入したが・・・・・・もっと高いのを買っといたら
よかった。
これぞ、this is 『安物買いの銭失い』である。
雑草を刈る部分が、特殊なバインドテープのようなもので
できているのだが、それがすぐに切れてしまい、それを
再生しようにも、再生する部分が雑草を細かく裁断したものに
ふさがれて、動かなくなっているみたいである。
ようするに、そのバインドテープみたいなのが一回切れるまで
の数分間しか活躍しなかったことになる。
説明書をもう一度、読んで再トライである。
(説明書読むのは大嫌いであるが、この際、仕方ない)
数分間といえども、畳でいうと12畳くらいの広さの
雑草は瞬く間に処理できた。
その草をまとめて、袋に入れていく作業をしながら
つばきの木をみたら、そこには大量の毛虫が・・・・・・・
初めて見たけど、一つの葉にまとまっているのだ。
なんで多くの葉っぱがあるのに、一つに集中しているのか
わからないが、こちらにとっては好都合である。
買ってきたばかりの「害虫駆除スプレー」を発射する。
昨年まで、ご近所さんを震え上がらせていた『毛虫たち』よ
成敗いたす!って感じで、まるで正義の使者になった感じで
噴霧する。
毛虫といえども、害虫といえども、生き物であるから
殺生するのは、気持ちのよいものではないけど・・・・・
正義の味方はそんなこと言ってはいられない。
まく、とことんまく、何度もまく・・・・・怖がりだから
・・・・まく・・・そんな感じである。
庭がある。
草が生える。虫がくる。鳥がきて、さえずる。
ホーホケキョ、ピーチクパーチク、チュンチュンチュン
心が豊かになる。
自然っていいなぁ・・・・ってそれはうわべだけ。
見えない部分では、庭があることで、いろんなことと
格闘してるんだなぁと実感した一日、へとへとです。

[615] ローリーは見ている。 Date:2006-05-30 (Tue)
今、パソコンをしながら、テレビを見ている。
横のベッドの私の布団から顔だけだして
私を見ている・・・・ローリー!!
ずっと私を見ている。
私もタイピングをしながら、ちらっと
ローリーを見る。
お互いの目があう。
ローリーは目をそらさずに、はやく、こっちに来てよ〜
って望んでいるみたい。
最近、ほんとうに、この犬がしゃべることができて
「トイザラスに行って、おもちゃを買って!」って
言ったら、もう喜んで、めっちゃたくさんのおもちゃを
買ってあげるモードになっている自分がいる。
おじいちゃんが孫になにかしてあげたくて
仕方ない状況に似ているのかもしれない。
ローリーが接するのは、私と妻しかいない。
今日、妻と喧嘩したとき、ローリーは震えていた。
怖かったのだろうなぁ。
あまり、喧嘩なんてしたくないけど、ゆずれないところは
ゆずれない。
夫婦喧嘩の内容なんて人にいうのも恥ずかしい内容が
多いけれど、ローリーは私と妻の喧嘩も
私の父と母の喧嘩も・・・・・ずっと見ていたのだろうなぁ。
そう思う。そして、心の中で
なんで人間は、いい争うのだろう、バカな奴らだなぁ!!
と思っているのだろう。
ローリーさん、よろしくね、これからも・・・・ね。

[614] 日々を撮ろうと、ふと思ってから。。。 Date:2006-05-29 (Mon)
今、デジカメを買おうと、いろいろと物色中です。
1999年にNIKONのクールピクスというのを
買いまして、それからカメラなるものは買っていません。
当時は価格が5万円きるくらいで購入したのを覚えています。
210万画素、8MBのコンパクトフラッシュがついていたと
思います。
今のデジカメを調べると、ほんとんどが600万画素で
最近、1000万画素のも発売されています。
手ぶれ補正あり、高感度、広角から7倍ズームまで
もう至れり尽くせり、機能が充実しております。
7年もたつと凄いことになっております。
価格も、4万前後が主流で7年前、5万円近くもだしたより
安く、いいのが買えることが、なんだか嬉しい感じです。
そして、それを買って何をしたいかというと
日々の些細なことでもいいから、「はっとした」瞬間を
撮りたいのです。
例えば、愛犬ローリーが、ウンチをするときに
気張っている顔とか・・・・・・
嫁はんがイビキをかいて、布団から足を投げ出しているところ
とか・・・・・多分、一日の中で面白い場面に遭遇している
のにもかかわらず、見過ごしているのか・・・・・・・・
はたまた、ぼっーとしているのか・・・・・・・・
それをキャッチ!!パシャ!!パシャ!!って
画像として残したら、楽しそうだなぁと思ったのが
きっかけであります。
高校時代、多趣味でした。一時期、カメラに凝って
当時は8万円くらいするCANONの一眼レフを
買いました。でも、当時は世界にでることに、おびえる
可憐な少年でありまして(ほんまかいな?)
あまり外の世界に飛び出すことがなかったため
カメラを買ったものの、あまり写すことをしなかった気が
します。今回は、もう怖いものがない40代、半ばです。
盗撮することさえ、理性でおさえれば、後は、少々、危険な場所
にも行き、少々、被写体がヤクザさんでも、猛獣でも
なんでも、こーーーい!!!です。
毎日、パシャパシャパシャのパシャパシャパシャ、
近くの人が「うるさーいぞ!」って言われる
くらい撮ってみる勇気がでてきました。
ダービーはずしても、なんのその、負けることこそ
次への糧です。くよくよなんてしてられない。明日は
必ず来る、陽はまた昇る、ケセラセラ、ヨーテキエロです。

[613] 決戦前夜!! Date:2006-05-27(Sat)
オークスをここで予想したとおりに
本当に「ブロンコーネ」から買いました。
結果、惨敗でした。
でも、いいのです。少しの間だけでも、夢をみれたのですから。
大金持ちになる夢を・・・・・・

今週は『第73回日本優駿(ダービー)』です。
オークスみたいに、イタリア人になって
予想したのが悪かった・・・・当たる訳がない。
今回は・・・・まじです。
数少ない、ここの訪問者の皆様に
すこしでも何らかのプレゼントができるかもしれない。
今夜は、赤ワインをたしなめるくらいしか
飲んでおりませんので、ほど酔い予想、なんだか
当たる気がしております。
今回はダービーに照準を合せてきた馬を
探すことにしましょう。
ということは今年になって何度も何度も走っていない馬で
あることがよさそうです。今年になって2走までの馬が
一番、その次によくいって3走までかな・・・・・・・
で実力のある馬(俗に言う重賞を勝っている馬である)。
そして・・・・・サンデーサイレンスを父に持つこと。
ちなみに今年がサンデーの最後の産駒だそうである。

で・・・・で・・・・・で・・・・・・・
これらを満たすのが・・・・『マルカシェンク』であります。
これがダービー馬になる!!!!なってほしい!!!

で他に、2走までで重賞を勝っている馬が
「サクラメガワンダー」・「ジャリスコライト」の2頭
3走までで重賞を勝っているのが
「アドマイアムーン」・「メイショウサムソン」
「ドリームパスポート」の3頭であります。

よって「マルカシェンク」をA
   「サクラ」と「ジャリスコ」をB
   「ムーン」と「サムソン」と「ドリーム」をC
   にして、馬単でA→B に2000円
          A→C に1000円 計7000円
  
後は3連単で
    Aを一着固定でBの二頭へ 1000円
    Aを一着固定、Bを二着固定 Cを三着固定で
    各500円にしましょう。
                 計5000円

          合計 12000円になります。
これで勝負します。
ちなみに今かけたなかで一番高いのが
三連単で、「マルカ」→「ジャリスコ」→「サクラ」で
     1156倍になっています。
     1000円かけてるから115万円になります。
     いい夢です。
阪神今日、首位になったし、明日、「マルカシェンク」が
福永君を背にゴール板を一着で駆け抜ける雄姿を楽しみに
して、眠ることにしますか・・・・・おやすみなさい。

[612] 特定保健用食品 Date:2006-05-26 (Fri)
今日、コンビニで「烏龍茶」を買いました。
よく「烏龍茶」は飲むのですが、今日は
いつものやつと違い「黒烏龍茶」と書いてあります。
メーカーはどこかなと見てみると、サントリーです。
値段をみると、ミニボトルサイズで136円です。
ん?ん?
ちょっと高い?じゃ、買うのやめようかなぁ・・・・
そう思ったときに私の目に入ったのが
厚生労働省許可 特定保健用食品 の文字。
ついつい新しい、その響きに誘われて
ご購入とあいなりました。
飲んでみたら、いつもの「ウーロン茶」とあんまり
味自体は変わらない気がしましたが・・・・私だけ
なのかも。
仕事がすみ、家に帰宅する前にリバーによる。
食料品売り場の飲料水コーナーをのぞくと
結構、あるはあるは・・・・「特定保健用食品」に
認可された「飲み物」が・・・・・・
昨今の健康ブームが作り出したのか、どうなのか
だけど、健康が気になるお年頃の40代。
ひとつひとつ、手にとっては、効能?なぞを読みすすむ。
あっという間にスーパーで一人おばちゃん状態であります。
結局、お昼に買った「黒烏龍茶」を計5本買ってしまいました。
私も健康大好き日本人だったんだと
自己認識した一日でありました。
ちなみに、黒烏龍茶の効能は
「脂肪の吸収を抑える」でポリフェノール70mg入り。

[611] 歌舞伎町からの来訪者 Date:2006-05-25 (Thu)
うちの部署に新しい警備員さんがやってきました。
56歳、姫路に来て6ヶ月、その前は、新宿は歌舞伎町で
飲み屋をやっていて、店をたたんで、こちらにやってきた
男性です。
話す言葉は、関東弁、そして、たまにでる「おねぇ言葉」
もしかして、あの筋の人????と思って、研修二日目を
おえたばかりです。
まだまだ正体不明、意味不明???
はてなマークのつく人物であります。
本人いわく、出身は兵庫北部の和田山で
それから歌手をめざして、10代半ばで上京し
夢破れて、お水の世界にどっぷりとつかみ
新宿厚生年金会館近くの「飲み屋」をはじめ40年
景気悪くなって、5年前、場所を歌舞伎町に変えて
再スタートをきったものの、余計にひどくなり
お水をやめ、堅気になったそうです。
よくわからないことだらけだけど・・・・・なんだか
面白い。どうしてって、その『おっちゃん』?と
話していると場面が場末のスナックに変わってしまう
感じがして・・・・・変である。
「まちゃみ」とか「あっこ」とかやたら芸能人と
飲んだことがある話をするところが
なんだか胡散臭くて・・・・いい感じである。
「新吾ちゃん、ヒロシちゃん」の事務所の電話番号わかる?
とか私に聞いてくる。
新吾ちゃんは→山城新吾で ヒロシちゃんは→生島ヒロシ
さんのことらしく、どういうことかわからないが
友達付き合いしていることを言いたいのか
私にインターネットで調べるようにおっしゃるのである。
そういう意味不明なところも、とっても、うさんくさくて
良い感じである。
結構、へんてこな人間がワタクシ的には好きなので
けっこう、お気に入りの人物かもしれない。
そして、うさんくさい本人の言葉を信用すると
今まで何回も舞台にあがったことがあるとのこと。
演歌歌手が座長になって、よくある「新宿コマ」の公演の
ことらしい。
何の役をやったのか、尋ねると「おばあちゃん」の役と
おっしゃる。やはり・・・・・?????なのかなぁ。
本当にまだまだ、よくわからない人物である。
こういう仕事(派遣業っぽい)をしていると
いろいろな人間が入っては消える。その中で、流れ者のような
感じの人も少なくない。
流れ流れて・・・・たどり着いた・・・・歌舞伎町からの
来訪者・・・ひとり・・・どこへ行くのか・・・・
ここにとどまるのか・・・・・彼の仕事にたいする態度を
みていると、しばらく、この姫路という町で頑張っていけそう
である。「来訪者」が「居住者」に変わるのかもしれない。

[610] 眼力 Date:2006-05-24 (Wed)
前回の「きりのたんす」のビデオから
写真をクリップする作業をやっていると
感じることが・・・・ひとつ。

眼の力が・・・・弱い。

つまり、きっちりと眼をあけていない人が多い。
それをとくに感じる。
顔の表情ができているのに・・・・眼が弱い。
それなら、そのときに・・・・と思うのだが
自分の力のなさ・・・・そのときには気付いていなかったの
でしょう。
次回への課題発見といったところでしょうか。

眼は口ほどにものをいい。

昔の人は本当にうまく言ったものであります。
今日にも「きりのたんす」の写真がupされることだと
思います。見に来られた方もそうでない方も
楽しんで御覧下さい。

[609] 警備業法 Date:2006-05-23 (Tue)
警備の仕事をして、もう7年になろうとしている。
お芝居をすることを会社の皆さんが知っていて
応援してくださっているので、こんなに続いているのかも
しれない。
警備員って誰でもなれるようで、いろいろと規定が
ある。それを警備業法という法律で定めている。
18歳以上でないとなれないし、禁治産者なども
なることはできない。なるために新任教育をしなければ
ならないし、6ヶ月に一度、現任教育といって、一日を
警備員としての教育にあてなければならない。
いろいろと大変なのである。
そして、警備員としての資格も多種あって
空港保安、常駐、交通誘導、
核燃料物質など運搬、貴重品運搬、などなど
各分野において、1級、2級にわかれている。
また、今年度から雑踏警備における検定がはじまり
会社から、本日、その検定を受けてくれないかという依頼を
うけた次第であります。たまたま、お芝居の稽古もなく
時間があるときだったので、おひきうけしたわけだが
『警備業法』を今から、熟読する日々が続くことになる。
まぁ、法律書を読むのは、けっこう苦にしないタイプなのと
警備会社設立には必要な『警備員指導教育責任者』の資格を
この2年以内にとろうと思っていたので、そのステップとしての
一つの勉強だと思えば、苦も楽に変わるだろうと
楽観的に考えている。
ただ講義を受ける場所が、神戸であり、時間も
朝早くから夜遅くまでなのでそのへんが大変なことだと思う。
しかし、将来の生業として『警備業』を考えていることから
すれば、それも一つの通過点かもしれない。
いろいろとやってみたいことがある。
お芝居もひとつ、それ以外の生業もひとつ
いろんなものがあって、うまくバランスのとれた
生き方ができれば、いいなぁと漠然と思うのである。

[608] 無知な私は、私が無知であることを知らない。 Date:2006-05-22 (Mon)
無知である 無学である 無教養である
それなのに
一人前に ものを言う

誰にでも ものを言う 機会があるのなら
どうか 自分の事を
無知であり 無学であり 無教養であることを
知ってから
ものを言うこと
それが大切な気がする。

昔、読んだ『ソクラテスの弁明・クリトン』に
書かれた文章を思い出す。

「彼は何も知らないのに、何かを知っていると
 信じており、これに反して私は、何も知りもしないが
 知っているとも思っていない」

つよがること 知らないのに知ったふりをすること
そんな虚像を見せて、作った人間関係なんて
砂の城 いつかは壊れてしまう

そのまえに 臆病にならず
何も知らない 無知であることを 恐れない
そういう心持ちで 生きてみましょう

オークス負けて、すこし投げやりな、蒸し暑い夜には
哲学がよく似合う・・・・のかも????

[607] PEPERONCHINO Date:2006-05-20 (Sat)
最近、はまっているのが・・・・・・ペペロンチーノ。
基本的にイタリア料理が好きだが
それ以上に、ガーリックを使った料理が好きなのである。
今日も今日とて
朝からパスタ・・・・・夕飯もパスタ
明日の朝も・・・・パスタ予定!
もうすぐイタリア人になりそうである。
イタリア人になって明日の第67回オークスを
予想すると・・・・・・7枠14番の『ブロンコーネ』が
イタリア語っぽくて良い感じである。
あとは英語っぽくないのが『TMプリキュア』と
『ヤマニンファビル』くらいかなぁ・・・・ということで
明日は、『ブロンコーネ』から、その二頭への馬単、と
三連複、三連単を1000円ずつ買いましょう。
倍率は?
M→Cが3756倍 M→Jが1075倍
三連複 C−J−M が 6539倍
三連単 M→C→J が 46834倍
    M→J→C が 45486倍
になります。
一着 14 二着 4 三着 11 がきたとして
各々1000円はっていたとすると、合計5000円で
馬単で 375万6000円
三連複で 653万9000円
三連単で 4683万4000円
合計   約5700万円 が・・・・手元に・・・・
あたろうが はずれようが こんなことに
一生懸命になれるなんて・・・・・・いいことです。
さぁ いけ!! ブロンコーネ!!

[606] 今後。。。第一章から第二章へ Date:2006-05-12 (Fri)
公演がすんで、次のことを漠然と考え始めている。
決まっているのは、今年、秋に第10回公演を
するということだけである。
第10回を節目にして、次の段階にいければなぁと
思っている。
10回までが、S−PROJECT第一章だとすれば
その次からが、第二章といった具合にである。
第二章のことを具体的に考えていかないと・・・と思う。
その前提ありきで、第十回公演も形式が決まっていくように
感じるからである。
なにもない、演劇不毛の地で何とか9回もまがりなりにも
公演がうてたこと・・・・それはやはり・・・・・・・
私どもの演劇に対する心意気を感じてくださり、勇気を
もって応募された方々の情熱があってだと確信している。
高校の連れ合いでもない、ご近所付き合いの人間でもない
いままで何の縁もゆかりもなかった人間同士が
集まって、芝居を真摯に打ってきたこと、それを誇りに思うし
私自身も人の集まりが悪くて、大変な時期もありましたが
苦しくても、人が足りないからといって、頭を下げて、違う劇団
の人や今までやってきた過去の人間に出演依頼をした記憶がない
ことも誇りの一つかな?
古い水夫に頼むよりも
新しい水夫が漕ぐのが下手くそでも
そちらにかけてみたい・・・・我慢の連続だったかもしれ
ません。でも、我慢して、我慢して、温かい目を持って
それぞれを見てあげると、成長してゆくのです。
今回の「きりのたんす」は初めての人がいませんで
ほとんど二回目か三回目の方でしたが、みなさん、本当に
成長して、役者として、いい味をだしていました。
ここだけのはなし・・・最初はどうなるのだろうと
不安だらけだったのですが・・・・・追い込みが強烈に
決まった感じです。
まだあまりにも漠然としていて、第二章はこの場では
語れませんが、新しい、斬新的なことをやる覚悟でいることは
間違いありません。
いろんなことが湧き上がってきます・・・・・・・
楽しみでいっぱい、まだまだ想像力はつきないようです。

[605] いいのか・・・悪いのか・・・自然体 Date:2006-05-07 (Sun)
今日、打ち上げでした。
いつもは参加しない、二次会のカラオケから
帰ってきたばかりです。
本当に今回は、自分なりに自然体でいろんなことが
できたのかなぁと思います。
それが、いいのか、悪いのか、そういうことを
考えることなく、自然に本もかけたし、自然に演出も
できたし・・・お芝居というものを楽しめた気がしています。
それもこれも参加された役者さんたちが
素直な純朴な方が多かったからかもしれません。
そういった方々の・・・・ただ芝居が好き・・・・・・
ただ演じるのが好き・・・・・そういう部分にほだされて
しまった気がしています。
久しぶりに・・・・・大学で芝居に出会ったときの
感動がありました。
いつも、いつも思うことは
全然知らなかったものどうし・・・・芝居というものを
媒介にして、こうも心のつながりを強固にできるものかと
いうことであります。
学校の同級生でもない、知り合いでもない人が
インターネットという媒介ではありますが
新しい人間関係を芝居をつうじて
構築されている姿をみると嬉しい限りです。
水の流れがよどんだ集団が多い中、いつも新鮮な気持ちに
させてもらえるのは、本当にあなたがたのおかげだと
感謝の気持ちでいっぱいであります。
芝居以外の明日からの日常においても
勇気とパワーをいただいた気がしてます。
本当にありがとう。
あなたちのこと・・・・いつまでも・・・いとおしい
ただの酔っ払いです。

[604] Date:2006-05-06 (Sat)
父が言った。
お前みたいな生き方もありやな・・・・・・
涙がでそうになった。

いい学校に行って いい企業に就職して
いいところの女性と結婚して 出世していくこと
・・・・・
それが父の価値観だった。

仕事ばかりしている父の姿しか
小学生から高校生まで姫路でいる間、見なかった気がする。

私が大学で芝居に夢中になり、東京の自由劇場を受験して
とおったときも 猛反発したし、翌年、野田さんのところに
いくことが決まっても・・・・いい顔をしなかった。

そんな父が5年間も音信不通であった私を
快く受け入れてくれ、故郷である、この姫路で
芝居をすることに対して、心から応援してくれたことが
嬉しくてならない。
彼もエリートコースを歩んできたものの、定年後
何人もの人間から裏切られ、彼の退職金や貯えていた預貯金を
食い物された。
その傷みがあるからこそ、私に優しくしてもらったのだと
私は思っている。
人生、成功することだけが大切なことじゃないと
父が見せてくれたような気がする。
今回、その父をテーマに書いた作品が
「きりのたんす」である。
生涯忘れられない、作品になるだろうし
これほどまでに、父さんのことを考えた期間はなかった
ように思う。
今日は素晴らしい、お客さんとともに
父のことを考えた、第一回公演でした。
本当に温かい、心をこもった拍手、ありがとうございます。
明日もそのパワーで・・・・・・
第二回公演まで あと一日です。

[603] 感謝。。。 Date:2006-05-04 (Thu)
今日が最後の練習でした。
いい練習ができたと思います。
今回、けっこう私的なことを題材にした物語を
書きました。第九回公演募集のときに
次回公演は『きりのたんす』ですと案内したとき
なんじゃらほい?なんなのだ?
そういう風に感じた方も多かったように思います。
そういう不安でどうなるのだろうと心配されながらも
快く、応募していただき、一緒に練習してきた
第九回公演の参加者の皆様に感謝したい気持ちで
いっぱいであります。
今回は『きりのたんす』ということで
装置として「たんす」を使うということから
殆どアトリエ(我が家)で練習いたしました。
こちら側の無理な形でこの場所になっても
文句ひとつ言わずに皆さんが練習に励んだ姿を
忘れはしません。そして、自分がでる以外のシーンを
息をつかずに真剣な眼差しでみていた皆さんの
真摯な態度に心をうたれました。
前回(第8回)では人が多いというのもあったのでしょうが
あまりにも自分が出ていないシーンの人たちの
おしゃべりがひどすぎて、もうこういう形で芝居を
するのをやめようかよ思ったことがありました。
だけど、今回の参加者の方々にまだまだ芝居の続きは
あるのだよと励まされた気がいたします。
明日からは本当に楽しんで、いっぱい、いっぱい
思い出を作ってもらいたい...そう思います。
明日、いよいよホール入りです。

[602] あと一週間。。。 Date:2006-04-28 (Fri)
今が一番いいとき、たのしいとき。
ホール入りまで後一週間です。
今回はスロースタートではじまりましたが
すべて読みどおり・・・・・予定どおり・・・・です。
というのも、追い込み練習が、ゴールデンウィークということで
仕事も忘れ、芝居に打ち込める状況を想定しておりました。
明日から・・・・その『追い込み練習』がはじまります。

最後まで、いいものができるという気持ちを持つこと
最後まで、あきらめない、妥協しないこと
最後の最後まで・・・・貪欲になること

これさえあれば大丈夫だと思っています。

さぁ4コーナーを廻って、最後の直線500メートル
あとは 追い込むだけです。

[601] 親孝行 Date:2006-04-19 (Wed)
『親孝行 したいときに 親はなし』

自分の生まれた日が来ると
親に感謝する気持ちが、年とると湧いてきます。
そうなのに片親しかいなくて
しかもその片親も入院生活を送っているので、なかなか会って
感謝の言葉をかけられない状況です。
今、お芝居で忙しいので、月に一回くらいですか
会って手を握りしめて話をするのは。
私の手はなぜかとっても温かいので
母親は握ってほしいみたいです。幼いときや20代など
私のお尻がまだ青かった頃は多分、照れくさくて
母親と手なんか握り合わなかったように思います。
だけど、今の状況がそうさせているのか、はたまた
私が年をとったのか・・・・・自然と手を握りあっています。

亡き父親には、どんな親孝行ができるのだろう?
墓参り、墓掃除、盆と彼岸の供養・・・・・・・
それも大事でしょうが、なぜ父親がだまされても、だまされても
仕事をやっていたのか、年金で充分、生活できていたのに
なんでやろう? もっと話をしておけばよかった・・・・・
そんな後悔をしながらも、父の事を考えることが
親孝行のような気がしてなりません。
今回のお芝居「きりのたんす」の主人公・はるみも
同じように父親のことを考えます。
生きてるときには、しない作業だなぁ・・・・・・
彼女もそう思ってるかどうか、わかりませんが
父を想うこと・・・・それを彼女にたくしています。
どれだけ、その本質がやんわりと、ほんのりと
伝えられるのか・・・・・・楽しみです。

[600] MUGON Date:2006-04-14 (Fri)
ニューヨーク世界貿易センタービルが爆破されたときから
この「エッセイ」を書いている。
その当時は、エッセイはおろか、今のように、ブログとか
日記とか書いている人はほとんどいなかった。
あまのじゃくの私は、それから5年たった今のブログ・ブーム
を目の当たりにすると、もうこのへんで
このエッセイをしまって・・・なにか・・・・
無言でいいから・・・・日々、自分が感じたことを
お伝えできないかと思うようになっている。
言葉が氾濫しているわりに、きちっとしたことを
書いていないというか、中身が稚拙な感じがする。
ここの管理人さんには、だいぶ前から頼んでいるのだが
お忙しいみたいで、なかなか実行にうつれない。

写真のギャラリーのようなものや自分で絵を描くて展示するとか
そういった視覚を重視したことを一度、やってみたいと
思っていたので、そういう方向で考えていこうと思います。

現在は5月6,7日の本番まで、多忙なため、そういう
新たなことは、封印しています。
今回のお芝居は第六回「恋愛シャンプー」以来、書き下ろし
たもので、自分で言うのもなんですが、肩の力が抜けて
とっても、ほどよい、ほんわりとした感じにできています。
来ていただいた方々に喜んでもらえるよう
あとは練習あるのみ・・・・・・まだ桜咲いてる4月半ば

[599] 東京がえり。。。疲れてます。 Date:2006-02-10 (Fri)
2月9日、東京は田端で、大北君の芝居を見てきました。
大北君は、相も変わらず「大北君」でありました。
技術的にはダンスのときのリズム感が姫路にいたときよりも
よくなっている?感じがしましたが
やはり、様々な場面で体のいたるところに
必要のない力が入っているところは、相変わらずです。
そして、お芝居すんでからの酒の席においても
相変わらずの活躍です。
彼のおかげで全国から集まっている「劇団の研修生」が
夜も遅いというのに何人も何人も次から次へと
集まってきてくれました。最初は二、三人でしたが次第に
十数名へと人が増えてきて、とっても楽しい宴でありました。

鹿児島の子、岐阜の子、札幌の子・・・綺麗な女性たち・・・
・・と関西出身の変な男たち・・・・
そんな構図でした。
だいたい、関西出身の男というのは
今も昔も、だいたい、どこの世界においても
滑稽で変わり者的な役回りに自らをおく癖がある感じがします。
それは関西人がシャイだからでしょうか、どうでしょうか?
今回の「北区つかこうへい劇団13期・研修生」の関西出身の
男性たちは・・・・そんな感じがします、大北君を含めて。
サービス精神旺盛なのでしょう、みんな盛り上げ方を
よく知ってます。心地よく店のラストまでいさせて
もらいました。
聞くと、研修生66人で劇団に残れるのは6〜7人くらいだ
そうで、この先、それぞれにはそれぞれの『道』が
あるということでした。
それをふまえてかどうなのか、わかりませんが
楽しい酒席ながらも、どこか彼らの中に、こうして酒を
飲めるのも後何回なのだろう、といった言葉にならない
気持ちがあるように感じます。

東京の帰り、空から、富士山が、はっきり、くっきり
見えました。はじめてのことです。
昨日であった人たち、明日であうであろう人たちに
祝福をしてくれているのだと・・・・勝手に思いこみながら
帰路につきました。
今、少々、お疲れモードです。


[598] 禁煙しまして・・・・一週間です。 Date:2006-01-23 (Mon)
1月15日の新年会の準備やらで体調を崩してしまいました。
そこでいっそのこと、昔から妻と公約していた『禁煙』を
実行しようと決意したしだいです。
40、3か4くらいで止めるから、それまで吸わせていてくれ
といい続けておりまして・・・
まぁ、このへんが丁度、住み家も変わったことだし
正直、体力も落ちてきているし・・・・・・・
いいタイミングではなかろうかと。
しかし、『禁煙』は大変です。
20歳くらいから20年くらい、毎日毎日、プカプカと
吸っていたのであります。その体にしみついたものを
消し去るのは、それと同等の時間がかかるのかもしれません。

自然に煙草を吸わなくなるまで・・・・・・
煙草を意識しないで生きていけるまで・・・・
だいぶかかるでしょう。
今は、禁煙してから168時間がたつのかと
毎日毎日、禁煙スタートしてからの時間を数えながら
過ごしています。
もちろん、口には禁煙パイポを咥えながら。
ネットで同じように禁煙されている方の日記などを
読みながら、みなさん、苦労してんだなぁと思いつつ
とある禁煙における禁断症状のページを読ませてもらい
自分もいつ、どんな形で禁断症状がやってくるのだろうと
思うとちょっと面白い、ドキドキする気持ちになります。

『このさいだ、禁煙するのを 楽しもう』

そんな感じです。私のニコチン切れの症状はいらいらするの
ではなく、異常に眠くなることなのです。毎日、眠くて
仕方ありません。(これも禁断の一つで書いてありましたが)
一足はやい、暁を覚えず・・・・ですか。

[597] 一タス一は 二じゃないんだなぁ。。。 Date:2006-01-11 (Wed)
2006年はじまって、もう11日がたちます。
エッセイを書こうにも書く気分になれない日々で
ありました。
ひとつの家をかたづけ、そこに、もうひとつの家を
かたづけたものを搬入し、またそれを加えて片付けるという
作業の連続が、そういう気持ちにさせたように思います。

一タス一が、三にも四にも・・・・・ときには
百にも千にもなったような感じがします。
事実、引越しはしたものの、まだまだ片付いていません。
何度、大型ゴミの日に多くのものをだしたでしょう。
それ以外に、姫路市のほこる美化センター(市川・今在家)に
幾度、足を運んだでしょう。でも、まだ片付かない。
片付けることが苦痛になって、ダンボールをみるのも
嫌になりそうです。
何も物のない場所・・・・新築の家とかマンションに荷物を
運ぶ入れる労力の倍くらいのものかと思っていましたが・・・
どうして、どうして・・・・甘かったというのが現実でした。

11月からはじまった今回の転居作業も
あと少し、今までいろいろな作業を手伝ってもらった方々を
まねいての新年会を15日にやって、完了とあいなりたい
のですが・・・・・どんなものでしょう。
今回で学んだことは、常日頃から
『いらないものは整理すること、捨てるものは捨てる勇気を
 もつこと』
いつか・・・・片付けよう
いつか・・・・捨てよう
少しでも、こんな甘い気持ちがあるなら
いつか、どえらい、しんどいことが待っているのだよ
と神様に教えられた気がしています。
コツコツと・・・・日々・・・・コツコツと・・・です。

あっ、忘れていました。
今年度も関係者の皆様、舞台をともに作っていく皆様方
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
新年早々、疲れてはおりますが、低反発マクラ、低反発敷布団を
買い、体を休めるだけ休めて、まずは第9回公演にむけて
よいスタートが切れるように鋭気をやしなっておる次第で
あります。