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9.25.98

来週の月曜日に、ドイツ語のテスト(クイズではないので、結構重要なテストとなります。)があり、NREのほうも今度の水曜日に樹木の判別の練習問題が課される予定です。樹木の判別の方は40種類以上もあるので、結構大変ですし、第一日本語で知っている木も英語に化けてますんで、まったくぴんとこないわけです。

昨日、サッカーの試合があったんですが、やっとのこさ我々に勝ちが回ってきました。5対2という結構派手なスコアなんですが、相手が結構まとまっていなかったんで、かなりラッキーな勝利だと自分では思っています。

明日(土曜日)の話をすると、かなり大きなゲームの日です。ミシガン州立大学(Michigan State University)とのアメフトの試合が明日あります。もちろん私は行きませんが、先週のEastan Michigan Universityとの試合(やっとこの試合のときにミシガン大が勝ちました。今シーズンはぼろぼろだそうです。)の日でも、試合中の時間帯は町がまったく静まり返ってなかなか面白かったんですが、今回のゲームはそれ以上の静けさになりそうです。テレビ中継ででも観戦しようと考えてます。もちろんちまちま勉強しながらですが・・・。

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9.23.98

最近勉強しているのは、何度も書いていますが、NRE(Natural Resources and Environment)での、ミシガン州にある木々の判別方法とその生態について(何度も書いてますが、結構それだけの難しさがあり、だいたい4,50種類の樹木の特徴、生態を覚え、判別をしなくてはいけません。)と、今週の月曜日が締め切りだったエッセイの作成、ドイツ語がそろそろ本格的な領域に入ってきたんで(今のところわからない単語を集めて繰り返し見るという、私の大好きな作業がとことんできるのでやりがいがあります。)、毎回の授業の宿題と、単語の予習をしています。

NREのエッセイなんですが、内容はというと、「500年後の人物が私たちに、その時代の人口、食料とその供給源、水資源、エネルギー、廃棄物、生活空間、健康問題などの分野と、その人物が今の私たちに環境問題に関しての忠告や、アドバイスしておきたいことを、2−3ページ以内で書き表しなさい。」というものです。

私の基本的な環境問題に対する意見というのは、”環境問題は人間の内部の問題”という、私の好きな相対主義がかったものです。エッセイにも、初めてのライティングの宿題だったので、かなり時間がかかりましたが、ここの友達に見てもらったので、少しはマシになったように思います。でも、最終的に時間がなかったので、“あくまで手紙調”というのをいいわけに、ちゃんとした構成が練れなかったのが、少しこれからの課題となりました。またおひまでしたら見てください。エッセイはここにおいておきました。

さて、毎回毎回忙しい忙しいと連呼してばっかりではなんともモノクロなんで、最近の私のベクトルについて話したいと思います。といってもこれらは「どうせならミシガン大をとことん利用してやろう。」というせこい根性のもと、私の異環境好きに結構火をつけているプログラムや野望を紹介したいと思います。

1・ドイツのフライブルク大への1年間の留学のプログラム。

  前も書きましたが、ミシガン大からフライブルク大への1年間の正規留学のプログラムです。正規となるので、フライブルク大にはお金を払う必要がありません。生活費はもちろん別ですが。

  しかし、最近

    A・各学期12−15単位しか取れない。

    B・ドイツの大学での“正規”留学はかなり厳しい。

    C・その前に私のドイツ語力を試してみたい。

などの理由で、このプログラムに一応ベクトルを合わせることは合わせるんですが、夏にある2ヶ月のプログラムなどの参加をまず考えようということになっています。第一私のドイツ語に対して持っている目標は「日常会話」レベルなので。そこで、あらわれてくるのが、

2・オーストリアのGrazという都市でのサマープログラム

というプログラムです。これは夏のプログラムなんで2ヶ月間と、かなりお手ごろな期間となってます。このプログラムはドイツ語中級レベルを要求している通り、ホームステイを通じてドイツ語の上達や、オーストリアの歴史などについて学べるものです。単位は3単位もらえます。

3・オックスフォード大学のSt. Peter's Collegeにおけるプログラム

これはかのオックスフォードで受けられるサマープログラムです。ヨーロッパを焦点においた環境学が学べるので、ドイツなど、ヨーロッパとも関連を将来に広めていきたいと思っているんで、ヨーロッパの最高学府にいかせてもらえ、しかも私の専門となる(・・・予定の。)環境関連の勉強もできるとなっては結構魅力的なプログラムです。もちろん上のプログラムやこのプログラムに選ばれるのはなかなか難しいですが、ミシガン大生限定のプログラムなので、「目指しておいても損はないだろう。」という思いのもと、現在、考慮に入れています。

4・インターンシップをとる

夏の数ヶ月間、興味のある分野の会社にインターン(実習生)として、一時的に職を得られるプログラムです。プログラムといってもクラスとかがこのためにあるわけではなくて、いろいろ大学からアドバイスを受けながら自分で面接やコンタクトを取りながら獲得するものです。

しかし今のところ残念ながら私のビザ(F−1)の影響で、恐らくアメリカでのインターンシップは無理でしょう。このことについてアドバイザーに聞いてみたところ、ほとんど無理だろうが一応日本とアメリカに支社を持つ会社などをあたってみたらどうだ?との回答が返ってきたため、ちょっと挑戦してみようかなという思いにかられています。インターンシップと聞いてお金がもらえないのかなと思っていましたが、なんと結構もらえるらしいです。しかも経験がつめて一石二鳥ということです。インターンシップのワークショップの講師役の学生さんは、NASAとAMDにそれぞれ数年間インターンとして働いた経験の持ち主でした。めちゃめちゃ金がたまり、飛行機代、生活費など全て会社もちで、しかも大組織・企業からの信頼も得られ、自分の好きな分野での現地訓練がつめ、また、就職をものすごく有利に運ぶことができるからぜひともインターンシップを取るべきだ、と強調していました。。アメリカでは即戦力が一番必要とされてるみたいで、たとえちょっとくらいGPAが悪くても実地訓練をつんだ人物となれば、成績に関係なく即戦力として入社時から高給どりとして職を取れるそうです。その学生さんの持ち出した例ではGPAが1.4しかとれなかったけれど、現地訓練や経験をものすごくつんだ生徒はそれを高く評価され、入社時で、年間97000ドルのオファーを受けたそうです。

私の場合はここアメリカでは多分働けないので、これもかなり可能性が低いんですが、日本の企業でここに支社をもっているとこや、いっそのこと日本でインターンシップなんて取れれば・・・、と少し最近思っています。


実現するかはまた別(私の新たなる目標として設定していないので、気を抜いて気軽に考えてます。卒業などは私の正規の目標なんで、その正反対ですが。)なので、上のようなことを考え始めるとなかなか楽しく、最近はこういう事をちょこちょこと考え、楽しんでいます。

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9.16.98

いやぁ、ついにやってきました。“憧れてきた”生活が。

大体1日の授業が全て終わってから5、6時間くらいは宿題に追われる生活がついに始まりました。今週の始めからはライティングのクラスも始まり、計4クラスを取っているわけですが、それぞれの宿題をこなすだけでこれくらいの時間が取られてしまいます。といっても今までこんな生活を2,3年続けてきたんで別にどうということはないんですが、これに各授業の予習、復習どがつくと結構厳しくなってきます。やはりリーディングとライティングが一番時間を食います。しかも来学期からは大体5,6クラスを取っていかなくてはいけないので、これよりもさらに厳しい生活がやってきそうです。といっても、とてもやりがいがありますが。

ここで言えることは自分が結構充実している生活を送っているということでしょう。第一自分が望んだことですし、夢や目標を前にするとついうれしくなってしまうような私ですから、なんとか自分の選んだ道をしっかりと踏みしめていくつもりでいます。

この前書いたサッカーのことなんですが、うまくこのサッカーを息抜きに利用しようと考えていたんですが、上に書いたとおりの毎日なんで今までに増してかなりシステマチックにスケジュールを組んでいかないと、息抜きどころか貴重な時間を浪費してしまうことに気付きました。だから最近は慎重に毎日の計画を練って実行しています。このサッカーをうまく息抜きとして利用していくつもりですので。

結構やりがいがある生活になってきたと書きましたが、それと同時にやっと最近一週間のリズムが少しずづ取れるようになってきました。このFALL TERMは来年の1月まであるんですが、クラスをちゃんとこなしていくためにもっとしっかりとしたリズムを早めに作れればと思っています。

明日にサッカーの試合があるんで勝敗(ほとんど遊びなんですが、アメリカンに“トーナメント”まで出来ています。)など、我々の趣味のサッカーチームのHPをまた覗いていただければチームでの我々の様子が伝わるんじゃないかと思ってます。お暇な人はまたどうぞ。アドレスはここになってます。

そろそろ授業にも2,3のクイズ(小テストみたいなもの。)が出され始め、いよいよ各クラスが始動してます。ドイツ語の方もたんまりと宿題が出ているんで少しずつドイツ語の感(少ししかありませんが。)を取り戻していけてます。NRE(Natural Resources and Environment)の授業が今のところ一番準備に時間がかかり、また難しいです。最近やっているのは前にも書きましたが、ミシガン州にある木々の判別方法とその生態についての授業です。たくさんの生物用語、教授の早く、難しい話、そしてアメリカの学生でさえ聞いたことがないと首をかしげるようなレベルの単語の波がいまのところ私に押し寄せてきています。今のところヒーヒー言いながらどうにかこうにかついていけているのでいいですが、これからもっと難解になっていくこと必至なんでそこらへんが少し、というよりかなり未知数となってます。

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9.11.98

思ったとおり、かなり忙しくなってきました。

最近の出来事を話していくと・・・

ついに授業が始まりました。初日からLabor Dayを日曜日(実際は月曜日。)と勘違いし、次の日(クラスが始まる日。)が月曜日だと勘違いをしてしまい、ドイツ語は完全にいけませんでしたし、次のCalculus(1時間半の授業。)も最後の20分間しか出れないという、始めての日でしたが、なんとも悲惨な1日でした。幸い、Calculusの講師はやさしい人で私のドジをケタケタわらってくれましたし、ドイツ語の講師もやさしい方でしたので、ホッとしました。クラスの一番始めの授業でしたので、そんなには重要なことを言っていなかったらしいです。

授業の方はというと、ドイツ語が結構進むのが速く、3回の授業で、もう教科書の4,50ページをうろついています。まだ高校のときとか、SATIIのときなどでドイツ語をかじった経験があるので、まだついていけますが、私のかじった分などあと数回もすればなくなってしまうような雰囲気です。クラスは月曜日が講義形式で2,300人が集まって授業があり、そして、火、水、木曜日に、だいたい15人くらいの授業があるというスケジュールです。ドイツ語の一番簡単なクラスとはいえ、やはりそこはアメリカの大学ですので、2,3年度いつの高校にいたとか、8年間フランスにいたとか、クラスの約半数がフランス語の経験者だとか、私から言わせると結構卑怯な奴らばかりです。といってもまったく喋れないような生徒も2,3人ですが、います。ちなみにアジア人は私一人です。この15人くらいのクラスで一人ということですが、全体的にみて、このドイツ語のクラスが行われているModern Language Building(ヨーロッパ言語が専門の建物。)のなかでうろついている生徒の、はっきりいって98%が非アジア人です。私の思うところ、ほとんどのアジア人は彼らの(元)母国語を操ることが出来るので、その語のクラス(ほとんどがアジア言語なので、中国語などの建物に彼らは行っているんでしょう。)をとって外国語を済ませている、というのが実情のように思えます。すなわち、この建物にきている少数のアジア人は最低でも3カ国後を操れる奴ら(注:私を除く。)みたいな公式を作ることが出来そうなくらい、このヨーロッパ言語の建物ではアジア人は本当にごく少数です。

微分積分、Calculusはというと、している数学の知識の内容はとても簡単なのですが、アメリカの数学ってかなり具体的なのかどうかはしりませんが、かなりどの問題も具体的な読解問題となっているんです。これがどういう意味かといいますと、私にとってこのクラスは数学のクラスではなく、「英語のクラス」だということです。英語といっても読解問題に出てくる英語は、日常会話ではまったく使わないような、それでいて単語のレベルは簡単、そんなような単語ばかり出てくるので、英語のいい勉強にはなりますが、私自身数学のクラスにいるという実感があまり沸きません。しかもこのクラスの講師がめちゃくちゃな早口なんで、英単語の練習や、聞き取りテストなどという、数学とはまったく縁のない内容を毎回のクラスでは鍛えているという感じです。が、最近(今日ですが。)ついにグループアサインメントがでましたんで、これからはやっと数学っぽい授業が展開されそうな感じです。クラスの生徒たちはというとやはりアメリカではいわゆる詰め込み教育がなされていないせいもあってか、一次方程式のグラフの傾きを求められない生徒が(大体30人くらいのクラスの中で。)約半分くらいもいます。私の場合はそういった内容はわかるんですが、なにせ“数学を理解するための”英語の力がたりないもので、それどころではありません。

Introduction to Natural Resourcesという授業は唯一、わが学部である授業です。週に3回ですが、そのうちの水曜日は2時から5時までというかなり長い授業となっています。なぜこんなに長いかといいますと、この水曜日の授業はすべて「課外授業」となっているからです。これから数週間ほどはミシガン州にある木々の識別方法(かなり具体的にです。)や、生態などをしらべていくというもので、来週くらいからのこの授業はバスでいろんな実際のフィールドに連れていかれ、そこで授業が行われるというものです。このクラスの名前がintroductionとなっていますので、これからこの学部でどんなことをしていくのか、またどんなことを考えていくのかなどの全般的な紹介がなされるので、たとえば金曜日の授業は約30%しか、担当の教授が授業をしません。後の70%くらいのそのほとんどがゲストスピーカーといって、その道のエキスパートや、実際に活動している人々からの生の声がきけるという授業内容になっています。

来週からはELI (English Language Institute)のライティングのクラスも始まるんで、このクラスで私の苦手のライティングを鍛えたいと思っています。

さて課外のことなんですが、なんとサッカーのサークルみたいなのにいつのまにか入っちゃっていました。”いつのまにか”というのは、何回かインターナショナルの学生とサッカーをしていたんですが、そのうちの一人が何やらトーナメントに出よう、などと言い出し、それを他のみんなも当然のことのように合意をしていたからです。もちろんオフィシャルなクラブ(ミシガン大のサッカーは強くて、全米でナンバーワンを最近取りました。)ではありませんが、ここらへんはさすがアメリカですが、サークル(ほんとうはこんなような単語は使いたくないんです。というのも日本語の単語の「サークル」という雰囲気などここにはまったくないので。)だけのトーナメントがあるそうです。Recreationalなんとか、といった感じのいわば「趣味」「遊び」のチームのためだけにトーナメントが用意されているということです。いかにもアメリカらしいです。ということでいつのまにかチームに入っていたので、週2回の練習に参加し、今までに味わったことのない、楽しく、自由なサッカーが出来ています。正式なクラブとは違い、プレッシャーはまったくなく、中傷、野次など、まったく試合中にもありません。大学の授業ではすさまじくプレッシャーがかかるので、あくまでリクリエーションということです。なかなか気に入ってます。これまたアメリカンですが、毎回知らない人が参加してきてわいわい楽しいこと限りなしです。いろいろアメリカの問題は上げればきりがありませんが、私はアメリカのこういうところは大好きです。)フィールドももちろん馬鹿みたいにスペースが空いているので、日本人としては贅沢に芝生でプレイしてます。みんなのレベルはというと、はっきりいって下手な奴ばかりです。へた、というよりアメリカ人が多いので、どう考えてもアメリカンフットボールの動きのような奴が多いのです。(パワーはありますが。)例外をいうと、スペインからきている兄弟でしょうか。彼らはスペインのリーグでプレイしていたらしいので、“馬鹿”ほどうまいです。そう言うところをなくすとけっこうわいわい出来ている理由がわかるんではないでしょうか。