2010.9.29

千代田山の会NEWS

  ようやく秋になりました。猛暑から秋の涼しさへ一挙に進み、体調不良の方もあるかとおもいます、お気をつけください。ハイキングには快適な季節となりました。秋のファイリーハイクも計画しています。ご参加を期待しています。

■ 2010月9月29日の例会は、小形、小川、秦の3人でした。

■ 山行報告
2010年8月24日(火)〜25日(水) 雲取山(小形)
8月29日(日)弁天山(五日市)(小形)
9月5日(日)岩殿山(小形)
9月12日(日)長尾峠(小形)
9月20日(月)影信山(小形)

9月25日(土)〜26日(日)那須茶臼岳、朝日岳(小形、道田、秦)
9月25日、埼京線新宿駅発7時17分、赤羽駅乗換え8時7分発宇都宮行き乗車。台風が千葉沖を進みつつあり、台風が先に抜けるか、列車が先か。天気予報では黒磯あたりは晴れのはずだった。宇都宮駅へあと2駅のところで列車が止まり、車内放送では、ビニールが架線に架かり、点検中だとあった。かなりの時間が過ぎた後、列車は動き出し、架線に架かったビニールを横目にしながらゆっくりと通り過ぎ、ようやく宇都宮駅に着いたのは50分遅れでした。黒磯行きに乗り換え、11時10分着。予定の10時50分発のバスには乗れなかったが、11時30分のバスがあり、ロープウェイ下についたのは12時20分。黒磯駅では霧雨だったが、ロープウェイ下では、横殴りの雨だった。黒磯駅でバスを待っている間に、道田さんが本日の三斗小屋温泉泊まり中しに備えて、那須温泉で止まれる旅館を探してくれた。その旅館には14時までに、山に登るか中止し、泊まるかを再度連絡することになっていた。
ロープウェイ乗り場の建物の中で、茶臼岳からの吹き降ろしてくる風雨は13時30分を過ぎてもやみそうに見えなかった。かたわらでは、男女7人のグループが、合羽を出し始め山登りの準備を始めていた。これから三斗小屋温泉に向かうとのこと。我々もと心が揺れた。14時まじかになっても時折青空も見え始めたが、雨風はおさまらなかった。3人で話し合った結果、本日の山行は中止とし、那須温泉の旅館に泊まることになった。合羽を着て準備していた7人グループは、雨の中を峰の茶屋(1700m)を目指して出発していった。峠あたりの温度は5度ということだった。14時20分ころバスは那須温泉に向かって下山して行った。空は雨がやんで、青空になっていた。15時過ぎに那須温泉の天然温泉桧風呂という中藤屋旅館に入る。風はあるものの空はすっかり晴れ上がっていた。桧風呂にゆっくりつかり、部屋にたっぷりとならんだ夕食で、酒を酌み交わし、明日のために早めに休むことになった。
26日、快晴、風も穏やか。7時に朝食を頼み、またもやたっぷりの朝食を済まし、一人13000円ほどを支払い、7時48分のバスに乗り、ロープウェイ下へ向かう。乗客は他に地元の人5、6人だった。8時15分ロープウェイ下着。8時36分発山頂下行きロープウェイに乗車、乗客は定員111人、ほぼ満員。4分ほどで山頂下着。見上げる山頂方向は砂と岩が連なっていた。
8時50分発、道は赤茶の砂地。結構な斜面が続いている。登山者の列が続く。30分位歩くと、やがて岩だらけの道になる。両手を使い、大きく足を上げないと歩けない。さらに15分ようやく山頂への鳥居をくぐり、茶臼岳山頂着9時35分(1915m)。大勢の登山者に出会う。眼前に白い噴煙が風に流されて、左方へ流れて行く。快晴、涼しげな風が吹いていた。しかし、山頂にあった温度計は、5度だった。なぜか寒さを感じなかった。
9時50分山頂を出発、峰の茶屋に向かう。噴火口伝いの道を選ぶ。眼下に噴煙が見える。吹き上げてくる風はやや強い。眼下に峰の茶屋を眺めながら、歩きやすい坂道をずんずん下って行く。
10時25分峰の茶屋着(1720m)。気温10度。さらに登山者が増える。降りてきた道の左側が、三斗小屋温泉方面。右がロープウェイ下方面。前方にこれから登る朝日岳が見える。とがった山頂に小さな人影が見える。
10時40分朝日岳に向かう。緩やかな山道が続く。草地の中にリンドウの花があちこちと咲いている。やがて岩道になる。岩だけの馬の背のようなのぼりになる。真ん中に鎖が張ってあり、上下片側通行のようになっている。結構緊張する。ようやくそこを過ぎると眼前に大きな岩が立ちふさがる。その岩を左に迂回する道があり、鎖が張ってある。左下ははるか下まで続いている。そろそろと回り込みようやく傾斜はあるが山道に出る。やがて朝日岳の方に到着。荷物をおいて山頂へ8分くらいで山頂へ11時30分着(1896m)。眼下にロープウェイ下の建物が見える。峰の茶屋も見えている。ふと気づいたのは、今回はこれから行く目標が先に見えていることだった。
山頂をおり、朝日岳の方に下り、風が強くなったので、低木の木陰で昼食。茶臼岳方面から雲が湧き出してきた。12時15分峰の茶屋へ向かう。緊張しながら鎖につかまって回りこみの道、鎖につかまりながら馬の背の岩道を下り、山道へ出たときはほっとする。やがて峰の茶屋着(12時35分)。12時50分雲に追われるように下山開始。穏やかな下り坂に、のんびりと景色を眺める。さっき登った朝日岳が見上げる左手にそびえている。30分ほどで赤い涎掛けをつけた狛犬が道の両側に座っていた。そして鳥居をくぐる。峠の茶や到着。ロープウェイ下バス停までは程なく。13時35分バス停に到着。40分発のバスに乗車。道路混雑でおくれて15時過ぎに黒磯駅着。
駅周辺に居酒屋は見当たらない。蕎麦屋は2軒が見つかった。そのうちの1軒に入る。そばのほかに酒のつまみもたくさんメニューにあった。17時ころまで過ごす。17時30分ころの上野行きに乗車、宇都宮駅で快速に乗り換え、帰京。久しぶりに1500以上の山に入り、山に登ったという感慨に合うことができた。

■ 山行計画
11月21日(日) 鐘撞堂山330m 埼玉県・東武東上線寄居駅 歩き1時間10分
東武東上線池袋駅改札内最後尾 9時15分集合、
                 9時30分発小川町駅行、乗り換え寄居駅行き

■ 毛利さん壮行会 2011年1月15日(日)
来年3月頃、毛利さんが沖縄での自己研修に向かわれます。何年の研修になるかわからないとのことです。そこで、千代田山の会結成の一員であった毛利さんの壮行会を行なうこととなりました。おって案内をお送りします。

■次回の例会は、2010年10月27日(水)です。(第4水曜日です)
場所 九段社会教育会館(JR飯田橋、地下鉄東西線・都営 九段下駅)
■ 遭対基金の申込。1口、1000円 事故の場合200倍(20万)
捜索の場合300倍(30万)
万一の時に備えましょう。申込連絡は矢吹さんへお願いします。
■ 近況報告がありましたら、ご連絡ください。
山行計画および登山、下山の報告はお忘れなく、ご連絡下さい。
山行報告にコメントを載せますので、下山のおりにご一報ください。
(小形)080−5404−2688、(秦)090−3201−9468
FAX 03−3639−0150 秦宛
以上
PS 会費を振込む人は、 電信払込依頼書 を使って下さい。
払込口座番号
記号:10130 番号:27688461
加入者名:千代田山の会(代)横田広美
PS2 HPに載せる記事、写真、なんでも募集中です。
新しいコーナーの要望もOKです。
ホームページのアドレスは http://park6.wakwak.com/~tiyodayamanokai/ です。
■ 遭難対策基金加入状況(順不同・敬称略)
・生江明彦 3口 3000円(継続) ・埋橋利和 1口 1000円(継続)
・毛利孝雄 1口 1000円(継続) ・道田豪 3口 3000円(継続)
・小形吉彦 5口 5000円(継続) ・小川和良 3口 3000円(継続)
・小林秀夫 3口 3000円(継続) ・秦康博 3口 3000円(継続)
・中村満 1口 1000円(継続) ・西坂いく子 1口 1000円(継続)
・矢吹芳郎 2口 2000円(継続) ・馬場アツ子 3口 3000円(継続)

以上の手続きを矢吹さんがして、申込金を立て替えています。各自矢吹さんへお支払いください。(秦へ預けていただいても結構です)