周りの人たちに促され、ちゅうちょしていた病院にやっと足を運びました。
診断の結果、癌ではありませんでした。 医者は「職業病ですね。ポリープができています。放っておくと、もっと苦しくなりますよ」と手術を勧められました。
手術には1週間の入院が必要とのことでした。家事をする私がいないと家族が大変なので、息子の夏休みを待って入院することにしました。
入院日を決めなければと思っていたある日曜日、いつものように礼拝に出席するために教会へ行きました。 教会では何回も何回も神様を賛美する歌を歌っていました。
歌と一緒に私の口は開かれていましたが、音は出ていませんでした。 その時
「神様、もう一度声高らかにあなたを賛美したいです!」と強い願いが込み上げてきました。
礼拝が終わりに近づいた時でした。牧師が「いやしの祈りをします。病める所がありましたら、そこに手を置いて下さい」と言われました。
私の手はとっさにのどに走りました。 そしていやしの祈りがされました。 |