俺は警察だ



ある日の午後につながった、一人の20代の男の人。彼と長く話していたら、 会いたい会いたいとうるさいのです。とにかく会いたい、それ一点張りなのです。 この人声に特徴があったので、前に話したことあるとすぐに気づいちゃいました。 おまけに携帯の電話番号までノートに書き残しています。

さすがにりおもうっとうしくなってきたので、相手が腹の立つような発言を どんどんしちゃいました。当然相手もそんなりおとはお話したく なくなりますよね。予想通り途中でなんの挨拶もなしに、いきなりチェ〜ンジ! 自分からイヤな態度をとったにも関わらず、いきなりチェンジされたりおは

またまた例のごとく、何度も何度もかけ直してその人を見つけて、「さっきは いきなりチェンジしてくれてありがと!でもね、私パソコンオタクだから、あなたの 電話番号なんてすぐに調べられるんだからね。」と言って、キーボードの音をカチャカチャ させてみました。

すると相手の言ったセリフは、「俺が誰だか知ってるか?俺の仕事は警察官だ!」 警察の人が昼間からツーショットに電話・・・そんな馬鹿な話し。おまけに 「俺だってお前の家の電話番号を調べることなんて簡単にできるぞ、いいのか?」 と言って、またまたチェンジしていっちゃいました。

調子に乗ったりおは、また彼を見つける為に何回も電話をかけて探しました。 今度はりおの方から、「ねえねえ、私の電話番号わかった?早く教えてよ〜すっごく 気になるじゃん。私はお兄さんの電話番号わかったよ〜。」と言って、 以前話した時に聞いていた電話番号を言ってやりました。

一瞬間があき、すぐに またまたチェンジされてしまいました。彼はよほどビックリしたのでしょう。それでも 遊び足らないりおは再度電話をかけ直し、また彼を見つけたのです。今度は声もしゃべり方も 変えて、まったくの別人になりすまし、彼に気に入られ会話が進んで行きました。

すると彼の口から意外なお言葉!「さっきつながった女、パソコンオタクみたいでさあ、 俺の携帯の番号を調べることができるなんて言うんだよ。やばいぜ、あんなの。」って。 お腹を抱えながら、りおは「へえ、そんなことできるの?それで当てられたの?」と聞いて あげました。

すると「い、いやぁ、そんなことできるわけないじゃん、はずれてたよ。」と。でも彼は 明らかにウソをつきました。だってりおは確認の為に、彼と話している途中、その電話に 電話して、話し中かどうかキャッチが入るかどうか、自分の携帯から試したのです。 ピッタシカンカン!

彼はその時に焦ったでしょうね。まさか以前言った電話番号を控えられているとは、 そこまで予想していなかったのでは・・・。その時に聞いた彼の職業は、普通の 営業マンだって。まったくウソの多いツーショットの世界!バイトのストレス解消の 為に、たまに意地悪になるりお!

いやいや、でも彼の「俺は警察官だ!」にはまいりました。ウソでもそこまでは言い過ぎでしょう。 せめて他の職業でも言えばいいのにな〜っと思った次第であります。


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