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ハルモニアン一分間劇場 その九 ササライとディオス

ササライ
「ディオス、あの書類はどこだったろうか?」

ディオス
「確か、先日ササライ様が引き出しにしまわれたように思われますが。」

ササライ
「そうか、ありがとう。」

■□■

ササライ
「ディオス、僕の帽子を知らないかい?」

ディオス
「ベッドの脇の、洋服かけの一番上です。」

ササライ
「あ、本当だ。ありがとう。」

■□■

ササライ
「ディオスー。靴紐が解けちゃったんだけど結んで欲しいな。」

ササライ
「ごめん、お腹減ったから、何か作ってくれない?」

ササライ
「ディオス、この服、洗濯しておいて。」

ディオス
「………………………。」

■□■

ディオス
「ササライ様、私は神官将直属軍事参 謀として抜擢されたのですよね…?」

ササライ
「??うん、勿論そうだよ。どうしたの?変なこときくね、ディオスは。」

ディオス
「……。」

(2003/11/17)


※ディオスは参謀のお仕事…つーか、神官将付きのお手伝いさんみたいなことやってそうな気がするのです。
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