ハルモニアン一分間劇場 その九 ササライとディオス
ササライ
「ディオス、あの書類はどこだったろうか?」
ディオス
「確か、先日ササライ様が引き出しにしまわれたように思われますが。」
ササライ
「そうか、ありがとう。」
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ササライ
「ディオス、僕の帽子を知らないかい?」
ディオス
「ベッドの脇の、洋服かけの一番上です。」
ササライ
「あ、本当だ。ありがとう。」
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ササライ
「ディオスー。靴紐が解けちゃったんだけど結んで欲しいな。」
ササライ
「ごめん、お腹減ったから、何か作ってくれない?」
ササライ
「ディオス、この服、洗濯しておいて。」
ディオス
「………………………。」
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ディオス
「ササライ様、私は神官将直属軍事参 謀として抜擢されたのですよね…?」
ササライ
「??うん、勿論そうだよ。どうしたの?変なこときくね、ディオスは。」
ディオス
「……。」
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