モドル

■一分間劇場 カラヤの二人 軍曹とヒューゴ

軍曹
「ヒューゴ、いつも俺を戦闘に一緒に連れていくのは何故だ?」

ヒューゴ
「いきなりどうしたの、軍曹?そんなこと決まってるじゃないか。」

軍曹
「いや、俺がお前のお守り役だからって、いつもいつでも一緒にいなきゃならんってことにはならないだろ……だから……。」

ヒューゴ
「俺、草原の外のことは殆ど知らないし、鉄頭の城へも一回しか行ったことないからね。土地勘もないから、いつ迷うか判らないだろ、遭難する可能性だってあるし。」

軍曹
「俺もお前の成長を傍で見られるのは嬉しいが、いつまでも俺に頼って……なのはよくないと思うんだ。もうお前も十五だし、一人前のカラヤの男だからな……。」

ヒューゴ
「そんなときにさ、軍曹がいてくれれば、もし万が一遭難して、しかも食糧が見つからなかったときに困んないでしょ?軍曹、ちょっとくらいなら食べさせてくれるよね?」

軍曹
「もう一人で………えっ?」

ヒューゴ
「手羽先くらいなら、食べさせてくれるよね?」

軍曹
「え?え??え?ぐ、ぐわっ?」

ヒューゴ
「くれるよね、軍曹?」

軍曹
「ぐ、ぐわ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」

(2003/10/28)


※軍曹×ヒューゴを広めよ〜〜〜(違)ああ見えて苦労性で、真面目で、一生懸命で、ヒューゴに甘甘で、それでいて格好いい軍曹大好きです。是非是非、ヒューゴには彼のことを”ジョルディ”と呼んで欲しい。
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