■一分間劇場〜シードとクラウス2
シード
「おいおい、これ……何があったんだ?」
クラウス
「シードの靴箱から手紙が溢れてますね……今日はエイプリルフールではなかったと思いますが。」
シード
「をい、お前、実は俺に喧嘩を売ってるだろ?」
クラウス
「いえ、とんでもない。それよりもシード、これはどうやらラブレターでは?ありがちですが、封印がハートマークのシールですし。」
シード
「何!?ラブレター?!」
クラウス
「シード……何も初めてってわけじゃないでしょう?」
シード
「ばかやろ、こういうのは何度もらっても嬉しいもんなんだよ、まあ、クラウスにはわからないだろうけどな。」
クラウス
「……。」(かなりむっときたらしいが、何もいわない。)
シード
「ふふん、さあて、誰からの手紙かな〜っと。」
クラウス
「………。」
シード
「…………ぇ。」
クラウス
「?どうかしましたか?」
シード
「クラウス。この手紙、差出人が……全部同じ奴だ。」
クラウス
「………………そ、それは………愛されてますね……。」
シード
「フォローになってないぞ、クラウス。」
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