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菊
「あれ？」
アーサー
「どうした、菊？」
菊
「いえ、私の下駄箱にカードが…すごく派手な…」
アーサー
「へぇー、あ、開けてみろよ。」
菊
「……Be my valentine …Secret Admirerer（好きです、付き合ってください…ひそかにあなたを思っている者より）」
アーサー
「だ、誰かがお前に思いを伝えてるんだな、き、今日はバレンタインだしな。」
菊
「でも、これじゃあ誰からかわかりません。」
アーサー
「え？心当たりあるだろ？！字とかさ、なんかピンとくるだろ！？」
菊
「いえ、全く。といいますか、誰からかわからない愛の告白なんて正直気持ち悪いです、チョコもないですし。」
アーサー
「え？チョコ？いや、気持ち悪いって、そうなのか？！」
菊
「ええ、ストーカーですよ、まるで。」
アーサー
「そ、そんな…」
菊
「？？どうしてアーサーさんが落ち込むんですか？」
アーサー
「いや…気にしなくてもいい、はは、ははは…。」