■雁夜 in 蟲蔵 その壱
かりや
「うわあ、うぞうぞしてるよ、こんなかに入るのかよ。いやだなあ。」
かりや
「蟲…形エグっ。ていうか、デカい。体の中に入れたら死んじゃうんじゃね。」
かりや
「間桐だし、初めてだから手加減して優しく…してくれよな。」
かりや
「まさか肉食?苗床って餌だったり?あり得る、あのじじいならあり得る。」
かりや
「大丈夫、大丈夫。間桐は蟲耐性あるし。入ったってまさか食い殺されたりはしない、大丈夫、俺」
かりや
「入る、入るぞ…あ、やっぱり準備体操してから…。」
ぞうけん
「(怒)とっとと入らんかい!バカ息子め!!」
ドカッ
かりや
「うぎゃあああ!!」
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