モドル

■手のかかる親戚 誕生日編


しんじ
「ちょっと、おじさん。まだ仕事終わらないの?もう日付変わってるよ?」
かりや
「はは。ごめん、しんじ君。もしかして、起しちゃったかい?」
しんじ
「僕は今日休みだから、まだ寝ないよ。」
かりや
「そうかい。俺はちょっと寝れそうにないよ。」
しんじ
「どうせまた締め切りギリギリなんでしょ?おじさんも毎回毎回よくやるねえ。」
かりや
「厳しいなあ、しんじ君は。」
しんじ
「あとどれくらい残ってるのさ?」
かりや
「えーと、後1ページくらい、かな。」
しんじ
「ふうん、後2時間ってとこじゃない?」
かりや
「あは、はははは・・・は・・・は。」

んで。

しんじ
「終わった?」
かりや
「なんとか・・・すまない、しんじ君。結局付き合わせちゃった。」
しんじ
「今日は予定が入ってないから、別にいいよ。」
かりや
「そうなのかい?」
しんじ
「僕はおじさんみたいなお人好しじゃないし。遠慮なんかしないよ。」
かりや
「そう・・・。よかった。うぅ、ごめん。俺はもうちょっと限界・・・かもしれない。」
しんじ
「!ちょっとおじさん!今回の原稿、いつものところに送信しとけばいいわけ?」
かりや
「・・・うん。そう。前のとこと同じメルアドに・・・送っといて・・・。」
しんじ
「ったく、もう。本当に毎回毎回同じパターンだなあ。えー、送信送信、っと。」
かりや
「zzzzzzzz」
しんじ
「この分じゃ、自分の誕生日も覚えてないんだろうな。おめでとう、おじさん。そろそろお嫁さん貰わないとヤバいよ。お休み。」

(2012/03/18)

※ねつ造甚だしい。間桐は普通の家で、雁夜は収入が少ないので実家暮らしです。当然嫁のきてもない感じで。


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