■捏造支援会話 デニングとレナート

【支援C】
デニング
「おおい、そこの剣士殿!」
レナート
「?俺のことか?」
デニング
「そうだ。さっきはありがとう、おかげで助かった。」
レナート
「……?」
デニング
「俺が仕留め損ねた竜を倒してくれただろう?」
レナート
「ああ、あのことか。」
デニング
「おかげ様でで命拾いできたよ。命の恩人の名前をきかせてもらえないか?ああ、そうか、俺の名前は…。」
レナート
「弓兵があんなに前に出れば、狙われるのは当たり前だ。自殺したいのならとにかく、今後はもう少し大人しくしておくといい。」
デニング
「え。あ、はは。わかった。すまん。」
レナート
「謝らなくていい、仲間を助けるのは当たり前のことだ。それに、お前の弓の腕はたいしたものだ。頼れる仲間を失うのは惜しいからな。」
デニング
「…は、は…ありがとう。」
レナート
「で?ああ、俺の名前はレナートだ。」
デニング
「……?あ、ああ、俺の名前はデニングだ。よろしく、レナート。」



【支援B】

デニング
「俺は今まで思っていたんだが、どうしてお前の通り名が“不死身のレナート”で、俺が“旋風のデニング”なんだ。」

レナート
「さあな。戦場でお前があんまり前に出過ぎるからじゃないのか。」

デニング
「なるほど。」

レナート
「あと、もう少し無口だったら、そんな名前で呼ばれることもなかったろうな。」

デニング
「それはどういう意味だ。」

レナート
「しらんよ、自分で考えてみたらどうだ。」

デニング
「ふ、まあいいさ。お前がそういう人間だから、俺もこんな風に笑える。俺たちは、いいコンビだと思わないか。」

レナート
「かもしれんな。」

デニング
「ふふ。」



【支援A】
レナート
「デニング、何をしているんだ?」

デニング
「?何って、祈っていただけだが。今日も朝を迎えられたことを、神様に。」

レナート
「……お前が祈っている姿は全く様になってないぞ。それに、傭兵が祈るなんて、そぐわない話だ。」

デニング
「そうか?俺の故郷ではそれほど珍しくない話なんだが。」

レナート
「俺にはわからんよ、何故、神に祈るんだ?祈れば敵に殺されないのか?人を殺さずとも生きていけるのか?」

デニング
「…いや、それは…。」

レナート
「何もしてくれない相手を、お前がどうして信じていられるのか、俺には理解できん。」

デニング
「レナート、祈りは見返りとは無縁の行為だ。俺は聖職者ではないから詳しい教義はしらんが、それだけは言えるぞ。見返りを望むことは相手を試すことだ。それはしてはいけないことだと、俺は思う。」

レナート
「ならば何のために祈る?何もしない神のために、何を求めて祈っている?馬鹿馬鹿しい、俺はもういくぞ。」

デニング
「……………………。」

デニング
(何を求めて…か。)


えーーーと、レナートさんが再三口にする“親友”をデニングさんではないかという推測があって成り立っている支援会話で、デニングって誰やねんとかいわれたら、もうどうしようも…(笑)
(2004/08/15)