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旅の記録

………月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり………
人は生まれ、そして死んでいく


神之峰(2004)



日  時  8月10日

メンバー  下平好上

行程概要  自宅、神之峰、自宅

●神之峰

神之峰から見た八幡、飯田方面のテレビ画面は景色のいいものだった。そんな思いがあって出かけた。なるほど現地で見ると眺望がきく眺めだ。雨後だとはっきりすると思う。



        飯田方面



        説明板

説明板を拡大してみると次のことが読みとれる。


述 懐

            則直
    かわりゆく
    世に色かへぬ
    松かぜの
    おとのみ残る
    神のみねかな




  飯田市史跡
神之峰城跡


 神之峰城跡は、諏訪氏の分流である知久氏が、室町時代の中期に、独立し
 た山頂を利用して築いた山城です。
 知久氏の所領は、室町時代には下伊那の竜東一円、さらに竜西の一部にも
 及んでいました。その本拠はこの神之峰城でした。しかし天文二十三年
 (1554)武田信玄の下伊那地方侵攻にあたりついに落城しました。

 本丸   現在NHKテレビ塔のある一帯
 二の丸  本丸の南にある曲輪
 出丸   久堅神社・SBCテレビ塔のある曲輪で眺望がよく、三角点の
      標石(771m)があり、神社の北側には知久則直の歌「述懐」が刻
      まれた大岩もあります。
 南小屋  出丸南にある曲輪で、矢立岩が立っており、付近には矢竹が繁
      っています。
 御手洗池 本丸の北にあり山頂に近いのにかかわらず清水が湧いています。
 蔵屋敷  本丸の東50mにあり、黒焦げの米などが発見できます。
                 昭和四十七年五月十一日指定
                          飯田市教育委員会




       頂上出丸



       本丸跡



        石文



      二の丸への通路

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