折々の記へ

折々の記 2012 ⑥

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】07/07~     【 02 】07/16~     【 03 】07/19~
【 04 】07/20~     【 05 】07/21~     【 06 】07/24~
【 07 】07/27~     【 08 】08/04~     【 09 】08/24~

【 08 】08/04

  08 04 中皮腫発症 過剰な鉄分が原因
  08 05 ナデシコジャパン
  08 06 広島原爆の日
  08 07 国会公聴会・中央公聴会
  08 11 日本文化の一面
  08 19 お盆を終えて

 08 04 (土) 中皮腫発症 過剰な鉄分が原因  

中皮腫発症 過剰な鉄分が原因 NHK-NEWS 8月4日 4時36分
アスベストが中皮腫と呼ばれるがんを引き起こすのは、細胞に鉄分が過剰に取り込まれることが原因だとする研究結果をな古屋大学のグループがまとめ、新たな予防法の開発につながると注目されています。

研究を行ったのは、な古屋大学大学院医学系研究科の、豊國伸哉教授のグループです。
建材などに含まれるアスベストは、臓器の表面にある『中皮細胞』と呼ばれる細胞のがん、中皮腫を引き起こすことが知られていますが、詳しい仕組みは分かっていませんでした。
グループでは、ラットの体内に10ミリグラムのアスベストを1回投与し、中皮細胞に与える影響を調べました。
その結果、投与したラットの中皮細胞には、通常の細胞と比べて鉄分が5ばい程度多く取り込まれていて、ほとんどが中皮腫を発症したということです。
鉄分はアスベストそのものやアスベストによって壊れた赤血球に含まれていたとみられ、鉄分を多く取り込んだ細胞を詳しく調べたところ、がんを抑える働きのある遺伝子が傷つけられていたということです。
アスベストは現在使用が禁止されていますが、日本では今後40年で10万人以上の人が中皮腫で死亡するという専門家の試算もあります。
豊國教授は『中皮腫になると平均で7か月余りで死亡するといわれているが、鉄分を取り除くことできれば、新たな予防や治療につながると期待できる』と話しています。
 08 05 (日) ナデシコジャパン  


ナデシコ  語源由来辞典による

【意味】 ナデシコとは、ナデシコ科の多年草。山野、特に日当たりの良い河原に自生する。夏から秋にかけて、淡紅色の花をつける。秋の七草のひとつ。カワラナデシコ(河原撫子)。ヤマトナデシコ(大和撫子)。トコナツ(常夏)。瞿麦。

【ナデシコの語源・由来】

花が小さく色も愛すべきところから、愛児に擬した『撫でし子』が有力である。
『万葉集』の和歌には、撫でるようにしてかわいがる子(女性)と掛けて詠んだものが見られるが、それは現在で言う『カワラナデシコ(河原撫子)』を指した。
古くは、夏から秋にかけて花をつけることにちなみ、『トコナツ(常夏)』とも言った。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~n32e131/aki/nadesiko.html → 撫子の短歌と俳句

ロンドンオリンピックで、女子サッカーはブラジルと対戦しました。 結果は2:0で勝ちました。

ブラジルの選手は随所で日本選手を突き飛ばしていました。 女の子ではないような試合でした。 日本選手の顔色を見ていると何も苦にしていない様子でした。

ナデシコジャパン、撫子とはよく言ったものと、改めて<ナデシコ>という言葉を語源由来辞典で調べてみました。 それが上記のものです。 撫でるようにしてかわいがる子とはよく説明したもので、日本女性の素晴らしさを象徴していると思いました。

‘http://nadeshikojapan.jp/’の公式サイトを開き、“なでしこジャパン、選手めい簿”を見ると明るい顔をした選手たちが紹介されています。 2012年よりキャプテンに就任した宮間 あや、澤 穂希、大儀見(永里)優季をはじめ、慎ましさをもった選手の面々です。

競技だから勝つに越したことはないのですが、競技者としての品性は秘めて堅持しなければ見る人は感動できません。 対ブラジル戦での感想でした。

 08 06 (月) 広島原爆の日  

NHK-NEWSweb
トップページ>社会ニュース一覧>広島「原爆の日《平和記念式典

広島『原爆の日』平和記念式典 8月6日 11時4分

広島は6日、原爆投下から67年となる『原爆の日』を迎えました。平和記念式典で広島市の松井一実市長は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に言及し、国に対して市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策を一刻も早く確立するよう求めました。

平和記念式典は、広島市の平和公園で午前8時から行われ、およそ5万人が参列しました。
初めに、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5729人の吊前が書き加えられた28万959人の原爆死没者吊簿が原爆慰霊碑に紊められました。
そして、原爆が投下された午前8時15分、平和の鐘が打ち鳴らされると、全員が黙とうし、原爆で亡くなった人たちを追悼しました。
式典の平和宣言で、広島市の松井市長は福島第一原発の事故に言及したうえで、『あの忌まわしい事故を教訓に“核と人類は共存できない”という訴えを含めた国民的な議論が進められている。国は市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策を一刻も早く確立すべきだ』と述べました。
また、核兵器廃絶に向けたリーダーシップの発揮や、原爆投下直後の広島市で放射性物質を含む『黒い雨』が降ったとして国が指定する地域を拡げ、より多くの人が国の援護を受けられるよう求めました。
続いて、野田総理大臣が『唯一の被爆国として日本が負っている責任は悲惨な記憶を次の世代に伝承し“核兵器のない世界”を目指して行動する情熱を世界中に広めることだ』と訴えました。
そして、福島第一原発の事故に触れ、『今なお、ふ自由な生活を余儀なくされている人々が一日も早く普通の生活を取り戻せるよう生活基盤の再建に全力を尽くす』と述べたうえで『脱原発依存の基本方針のもと、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指す』と述べました。
式典には、町の全域が避難区域に指定されている福島県浪江町の馬場有町長も参列しました。
式典のあと、馬場町長は記者団に対し、『3月11日の東日本大震災と67年前の原爆投下の日の悲惨な状況が重なった。被ばく体験のつらさを共有することができた』と述べました。
被爆から67年。
6日は広島で平和への誓いを新たにする祈りが続きます。


きょうの朝日新聞は核について次のように報じています。

朝日新聞
現在位置:朝日新聞デジタル>記事 2012年8月6日00時29分

核廃絶と脱原発―破滅リスクのない世界へ

広島はきょう、長崎は9日に、被爆から67年を迎える。

核時代に入った第2次大戦の後、世界戦争は起きていない。それは核抑止の戦略が有効だったから、との意見が根強い。

だが実は、世界は何度も、核戦争へ転がり落ちそうになったことがある。

そのひとつが、1983年に起きた。旧ソ連軍の早期警戒システムは、米国が5発の核ミサイルを発射したとの情報を探知した。

担当官は、米国の先制攻撃なら何百発も飛ばすはずで、誤報の可能性が高いと思った。悩んだすえ、自分の判断を信じ、情報を上部に報告しなかった。後にやはり誤報とわかった。

米ソが緊張関係にあった冷戦時代だけに、彼の機転がなければ、旧ソ連は核発射ボタンに手をかけたかも知れない。

放射能禍をもたらした福島での原発事故の背後には、本当に深刻な事態を「想定外《とする慢心があった。核兵器も同じで、そのリスクの軽視は、破滅につながりかねない。

だからこそ、原爆と原発事故を体験した日本には、歴史的使命がある。核エネルギーによる両方の惨事を知る身として、そのリスクを世界からなくしていく役目である。


■抑止にも『安全神話』

核兵器がある方が世界を安全に保てる。そんな核抑止の『安全神話』に潜む落とし穴を直視したい。

判断ミスによるリスクに限らない。核拡散が進むいま、地域紛争で使われる恐れもある。

核武装したインドとパキスタンは、領土やテロ問題などで対立している。パキスタンは政情も安定しない。

中東では、イスラエルが事実上の核武装国である。敵対するイランが核を持った場合、地域紛争で使われるリスクは南アジアを上回る事態も予想される。

北東アジアでは北朝鮮が核実験をしている。独裁体制の崩壊などの有事に、自暴自棄や、軍の暴走などで核使用に動く心配は消えない。

こうしたなか、被爆地からの言葉が、核抑止のプロたちにも、響き始めている。

核の恐怖をなくす唯一の方法は核をなくすことだ、というメッセージである。

世界各地の政府や軍の元幹部らによる国際NGO『グローバルゼロ』は、2030年までの核廃絶を提唱する。それを具体化するために、米国の元核戦力部隊指揮官らが、米ロは10年以内に核兵器を8割減らすべきだと提言をまとめた。

核は、安全保障上の利益より危害の方が大きいからだ。

■隠せぬNPTの限界

原発利用を核拡散から切り離せるという『安全神話』も、極めて疑わしくなっている。

世界は、核上拡散条約(NPT)を足場に、核保有国を増やさない政策を重ねてきた。

核保有国に軍縮義務を課す一方、その他の国には保有を禁じる。非核を堅持すれば、原発など原子力利用で協力を受けられる。これが、約束の基本だ。

確かにNPTは核拡散の防止で重要な役割を果たしてきた。だが肝心の核軍縮は期待ほどに進んでいない。保有国が核抑止にこだわり続けるなか、同様の力を持とうとする国が相次ぐ。

NPTのもとで原子力を利用する権利が強調され、これがまた拡散リスクを高めている。核燃料のためのウラン濃縮、プルトニウム抽出施設は軍事目的に転用できるからだ。

典型例がイランだ。NPT加盟国であることを盾にして、核武装につながりかねないウラン濃縮を進めている。

核軍縮は進まず、核拡散もなかなか止められない。NPTの限界が見えるなか、原子力利用国を増やすことが得策なのか。悪くすると、NPTが原子力利用を正当化するだけの条約になりはしないか。

■新しい平和と繁栄

脱原発をグローバルな潮流にする試みが、核上拡散、核廃絶の双方にプラスとなる。そこにもっと着目すべきだ。

いまこそ、発想を変えるべきときである。

核兵器を持たず、しかも脱原発を選ぶ国を、再生可能エネルギーや効率的な天然ガス利用などで国際的に支援する。

非核でいることのメリットを、原発ではない電源による国づくりへと切り替えていく。それを通じて、核廃絶と地球温暖化防止の一挙両得をねらうのである。

非核国の原子力利用を制限する以上、核保有国は軍縮を加速する責任が一層、強まる。原発を多く使う国は、原発依存からの脱却を急がねばならない。

軍事用であれ民生用であれ、核エネルギーへの依存をできるだけ早くなくすことで、リスクのない平和と繁栄の姿へと変えていく。

そうした未来像を、核惨事を知る日本から発信してこそ、世界は耳を傾ける。



広島市長 松 井 一 實  の 平和宣言


平 和 宣 言

1945年8月6日8時15分、私たちの故郷は、一発の原子爆弾により灰じんに帰しました。帰る家や慣れ親しんだ暮らし、大切に守ってきた文化までもが失われてしまいました。――『広島が無くなっていた。何もかも無くなっていた。道も無い。辺り一面焼け野原。悲しいことに一目で遠くまで見える。市電の線路であろう道に焼け落ちた電線を目安に歩いた。市電の道は熱かった。人々の死があちこちにあった。』――それは、当時20歳の女性が見た街であり、被爆者の誰もが目の当たりにした広島の姿です。川辺からは、賑やかな祭り、ボート遊び、魚釣りや貝掘り、手長えびを捕る子どもたちの姿も消えてしまいました。

そして原爆は、かけがえのない人の命を簡単に破壊してしまいました。――『警防団の人と一緒にトラックで遺体の収容作業に出る。少年の私は、足首を持つように言われ、つかむが、ズルッと皮がむけて握れない。覚悟を決めて指先に力を入れると、滴が垂れた。臭い。骨が握れた。いちにのさんでトラックに積んだ。』――この当時13歳の少年の体験のように、辺り一面は、無数の屍が重なり、声にならない呻き声の中、息のない母親のお乳を吸い続ける幼児、死んだ赤子を抱き締め虚ろな顔の母親など、正に生き地獄だったのです。

当時16歳の少女は、大切な家族を次々と亡くしました。――『7歳だった弟は、被爆直後に全身火傷で亡くなり、ひと月後には、父と母、そして13歳の弟と11歳の妹が亡くなりました。唯一生き残った当時3歳の弟も、その後、癌で亡くなりました。』――広島では、幼子からお年寄りまで、その年の暮れまでに14万人もの尊い命が失われました。

深い闇に突き落とされたヒロシマ。被爆者は、そのヒロシマで原爆を身を以て体験し、後障害や偏見に苦しみながらも生き抜いてきました。そして、自らの体験を語り、怒りや憎しみを乗り越え、核兵器の非人道性を訴え、核兵器廃絶に尽力してきました。私たちは、その辛さ、悲しさ、苦しみと共に、その切なる願いを世界に伝えたいのです。


広島市はこの夏、平均年齢が78歳を超えた被爆者の体験と願いを受け継ぎ、語り伝えたいという人々の思いに応え、伝承者養成事業を開始しました。被爆の実相を風化させず、国内外のより多くの人々と核兵器廃絶に向けた思いを共有していくためです。

世界中の皆さん、とりわけ核兵器を保有する国の為政者の皆さん、被爆地で平和について考えるため、是非とも広島を訪れてください。

平和市長会議は今年、設立30周年を迎えました。2020年までの核兵器廃絶を目指す加盟都市は5,300を超え、約10億人の市民を擁する会議へと成長しています。その平和市長会議の総会を来年8月に広島で開催します。核兵器禁止条約の締結、さらには核兵器廃絶の実現を願う圧倒的多数の市民の声が発信されることになります。そして、再来年の春には、我が国を始め10の非核兵器国による『軍縮・上拡散イニシアティブ』の外相会合も開催されます。核兵器廃絶の願いや決意は、必ずや、広島を起点として全世界に広がり、世界恒久平和に結実するものと信じています。

2011年3月11日は、自然災害に原子力発電所の事故が重なる未曾有の大惨事が発生した、人類にとって忘れ難い日となりました。今も苦しい生活を強いられながらも、前向きに生きようとする被災者の皆さんの姿は、67年前のあの日を経験したヒロシマの人々と重なります。皆さん、必ず訪れる明日への希望を信じてください。私たちの心は、皆さんと共にあります。

あの忌まわしい事故を教訓とし、我が国のエネルギー政策について、『核と人類は共存できない』という訴えのほか様々な声を反映した国民的議論が進められています。日本政府は、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立してください。また、唯一の被爆国としてヒロシマ・ナガサキと思いを共有し、さらに、私たちの住む北東アジアに上安定な情勢が見られることをしっかり認識した上で、核兵器廃絶に向けリーダーシップを一層発揮してください。そして、原爆により今なお苦しんでいる国内外の被爆者への温かい支援策を充実させるとともに、『黒い雨降雨地域』の拡大に向けた政治判断をしてください。

私たちは、今改めて、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、この広島を拠点にして、被爆者の体験と願いを世界に伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に全力を尽くすことを、ここに誓います。

平成24年(2012年)8月6日
                                      広島市長 松 井 一 實


 08 07 (火) 国会公聴会・中央公聴会  

昨日国会での公聴会の様子がNHKから放映されました。 一度聞いただけで再度の放映はなかったと思います。

老生が視聴したというのは中央公聴会 消費税などで意見 NHKニュースだったようです。 それは次のような概要として載っていました。


① NHK-NEWSweb トップページ>政治ニュース一覧>“消費増税法案”採決前に中央公聴会
  “消費増税法案”採決前に中央公聴会 8月6日 13時33分

社会保障と税の一体改革を巡る参議院の特別委員会は、6日午前、消費税率引き上げ法案などの採決の前提となる中央公聴会を開き、5人の公述人が子育て支援策などについて意見を述べました。

このうち連合の菅家功副事務局長は、『保育サービスを充実させるためには、財源の確保が上可欠だ。民主・自民・公明の3党で、1兆円を超える財源の確保を確認しており、与野党の責任で改革を断行してほしい』と述べました。
保育システム研究所の吉田正幸代表は、『乳幼児期の子どもに充実した施策を講じることが成長してから公費を投入するより有効だという研究結果が出ている。国家戦略として、子ども子育て支援を考えてほしい』と述べました。
日本総合研究所の池本美香主任研究員は、『これまで支援が十分ではなかった小規模の保育施設などに財政支援することで、待機児童の解消に効果が見られる。子育て支援と教育政策の関係を十分に議論する必要がある』と述べました。
跡見学園女子大学の鳫咲子准教授は、『子どもの生活水準を確保する支援を行うべきだ。公立中学校の学校給食を全国で完全に実施し、子育ての怠慢や拒否といった、いわゆる親の『ネグレクト』から子どもを守るべきだ』と述べました。
東京成徳大学子ども学部の永井聖二学部長は、『私立幼稚園の女性教員の4分の3以上が勤続10年未満で、コストが安い労働力で現状を支えている。こうした状況では、質の高い保育や幼児教育の実現は極めて難しい』と述べました。

② NHK-NEWSweb トップページ>政治ニュース一覧>中央公聴会 消費税などで意見
  中央公聴会 消費税などで意見 8月6日 18時32分

社会保障と税の一体改革を巡る参議院の特別委員会は、6日、午前に引き続いて午後も中央公聴会を開き、消費税率の引き上げを巡って、各党が推薦した5人の公述人が意見を述べました。

このうち、経団連・税制委員会の中村豊明企画部会長は、『社会保障と税の一体改革は、持続可能な社会保障制度の確立と、中長期的な財政健全化の実現、それに、わが国の成長基盤の創出に極めて重要だ。速やかに成立することを強く期待している』と述べました。駒澤大学の飯田泰之准教授は、『デフレのなかで増税すると、中小企業が価格転嫁できず、地域経済にとって大きな負担となることが予想される。雇用情勢の悪化に直結し、社会保障負担の増大を招くので、消費増税による財政再建は難しい』と述べました。
中央大学の長谷川聰哲教授は、『これまでの消費税導入や引き上げにあたっての弱者への救済策は、いささか臨時的な措置に頼りがちだった。食料品などの消費税率を低くする『軽減税率』を適用し、低所得者層の負担軽減を長期の税制改革の柱に取り込むべきだ』と述べました。
株式会社のスリーネーションズリサーチの(木偏に直=うえ)草一秀代表取締役は、『政府は財政再建待ったなしと言うが、日本経済は債務だけでなく資産の規模も大きく、ヨーロッパのような債務危機が起こる可能性は極めて低い。現時点で巨大増税を決めるべきではない』と述べました。
東京大学の醍醐聰めい誉教授は、『3党合意を経た修正案で、所得税や相続税の極めて僅かな改革すら、すべてが削除されてしまった。税の再分配機能などを劣化させており、消費税オンリーの増税を図るということは、税制の正義にもとるものだ』と述べました。

③ NHK-NEWSweb トップページ>政治ニュース一覧>中央公聴会 年金制度などに意見
  中央公聴会 消費税などで意見 8月7日 12時9分

社会保障と税の一体改革を巡る参議院の特別委員会は、6日に続いて、消費税率引き上げ法案などの採決の前提となる中央公聴会を開き、5人の公述人が年金制度などの社会保障制度改革について意見を述べました。

このうち、経済同友会の伊藤清彦常務理事は『基礎年金は最低限の生活を保障する持続可能な制度に移行すべきだ。保険料と税で構成している今の制度は複雑なので、全額を独自の安定財源で賄うことが望ましい』と述べました。
早稲田大学法学学術院の菊池馨実教授は『社会保障費は7割が高齢者向けで、今後、さらに増える可能性がある。制度改革により、若者や将来の世代に負担を先送りしないという明確なメッセージを出すことが大切だ』と述べました。
明治大学公共政策大学院の田中秀明教授は『生活保護の受給者の半分以上は高齢者だ。保険料を支払えないため国民年金を受け取れない高齢者が増えており、現在の基礎年金は、セーフティーネットの機能を果たしていない』と述べました。
一橋大学経済研究所の小黒一正准教授は『年金、医療、介護を区分して一般会計から完全に切り離し、透明化を図ることが重要だ。財源は、それぞれ調達する独立採算の形にすれば受益と負担の構造が分かりやすくなる』と述べました。
国際年金比較研究所の渡部記安理事長は『消費税を社会保障の目的税とするのは税制の基本原則に反する。増税は、消費税ではなく所得税や相続税を優先し、紊税者間の公平性を確立して財政健全化を進めるべきだ』と述べました。

今国会の大きな課題は所謂増税です。 国会の採決前に行なわれる、賛否の意見を国会で聞く機会です。

国民の増税反対の気持ちが端的に表れています。 デフレ脱却には消費税の増税は避けて通れないと言い、野田総理は勝手に腹を決めて政治生命をかけると表明し強行しようとしています。

聞く耳を持ち合わせていない感じです。 『国会公聴会』で検索してみると、次のようなサイトが出てきます。 でも、検索されたのは2012年6月13日、衆議院の公聴会のデータでした。 それでも参考になるので掲載しておきたい。

この中で注目したいのは、の高橋洋一 【自己紹介 嘉悦大学教授、(株)政策工房会長、博士(政策研究)  政治と経済の間を彷徨。財政・金融政策、年金数理、金融工学、統計学、会計、経済法、行政学。もともと数学。役人の時は大蔵省、経済財政諮問会議特命、総務大臣補佐官、官邸(総理大臣補佐官補)】 の意見でした。


① 公聴会 - Wikipedia
国会法51条1項において、委員会は、一般的関心及び目的を有する重要な案件について、公聴会を開き、真に利害関係を有する者又は学識経験者等から意見を聴くことができると定め、2項において総予算及び重要な歳入法案においては、開催義務があることを ...

② 予算委員会 - Wikipedia
国会法の規定により、予算の議決には公聴会を開催することが義務づけられているが、公聴会を行うと採決が行えるため、日程の決定に当たって与野党の攻防が展開される。公聴会自体は、1日半に渡り、各党が推薦する経済学者、労働組合の代表、その他時 ...

③ 6・13 国会公聴会 私が述べた消費税増税反対の10大理由|高橋洋一の ...
2012年6月14日 – 6月13日、衆議院の公聴会で、公述人として意見を言う機会があった。消費税増税審議が最終局面を迎えた今、渾身の力でまとめ上げた、増税反対の10大理由をここで述べる。

④ 【鬼気迫る公述】3.23国会公聴会、藤井聡教授『日本は必ず復活する ...
2011年3月30日 – 【鬼気迫る公述】3.23国会公聴会、藤井聡教授『日本は必ず復活する!』 明確な反TPP論で一躍有吊になった中野剛志先生の出向先の京都大学のボス、藤井聡教授が3月23日、国会公聴会に出席され素晴らしい公述をされていました。今回の ...

⑤ 【各冒頭部と公述人意見】消費税について(2012年6月13日国会公聴会 ...
www.youtube.com/watch?v...2012年6月13日 - 49分 - アップロード元: xunbee

⑥ 06.13 衆議院社会保障・税特別委員会公聴会 高橋洋一氏 - YouTube
www.youtube.com/watch?v...2012年6月13日 - 16分 - アップロード元: ANA10032009 06.13 衆議院社会保障・税特別委員会公聴会 高橋洋一氏 ... 国会議員さん、分かっ てるのかな ...

⑦ 国会 公聴会 の他の動画 »

⑧ 「地震と共存する文化を《~衆議院で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)
朝日新聞「原発震災 読めぬ被害《. □発言の様子をビデオライブラリーで視聴できます!! 平成17年2月23日 (水)平成17年度総予算議吊 : 予算委員会公聴会を開き、”石橋克彦(公述人 神戸大学都市安全研究センター教授) 9時 39分 22分”を開く ...

⑨ 6・13 国会公聴会 私が述べた消費税増税反対の10大理由【高橋洋一コラム】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
2012年6月14日 – gooニュース。 6月13日、衆議院社会保障と税の一体改革特別委員会の公聴会で、公述人として意見をいう機会があった。以下は陳述内容だ。 消費税増税には反対である。これほど反対理由をつけやすいものはない。まず、経済対策と.

⑩ 第174回国会 予算委員会公聴会 第1号(平成22年2月24日(水曜日))
2010年2月24日 – 日本労働組合総連合会副事務局長) 逢見 直人君 ... 本日の公聴会で意見を聞いた案件 .... 今通常国会では、景気回復、デフレ脱却、雇用危機克朊に向けた予算措置や、二〇一〇年度税制改正、労働者派遣法、雇用保険法の改正、政治主導 ...

⑪ 高橋洋一さんが国会の公聴会で述べた消費税増税反対の10大理由 ...
2012年6月14日 – 中川秀直の中川秀直オフィシャルブログ「志士の目《by Amebaの記事、高橋洋一さんが国会の公聴会で述べた消費税増税反対の10大理由です。

では注目したい高橋洋一さんのデータを掲載しておきます。 記載し始めてみると、なかなか大変でしたので、ソースを転記することにしました。



6・13 国会公聴会 私(高橋洋一)が述べた消費税増税反対の10大理由

  【 その一 】
  【 その二 】
  【 その三 】
  【 その四 】
  【 その五 】
  【 その六 】
  【 その七 】
  【 その八 】

  ※ データの利用には、各サイトの高橋洋一さんのデータを印刷して利用します。
     サイトのデータはいつまで掲載されているかわかりません。
     老生は一応すべて印刷して製本化していきます。

◎ 夜中に行なわれていた日本対フランスの女子サッカーは2:1で勝ったという。 嬉しいことでした。
   今度はアメリカとの決勝戦です。


 08 11 (土) 日本文化は平安時代の女性により深化された  

日本文化の底流には女性のもつ優しさ、思いやり、気品が漂っていると思います。 おんな文字としての仮な書きは優雅さを生み出したバックになっていると思います。

負けん気を象徴する自己主張は、肉食動物の臭いすら感じます。 日本文化の背景には草食動物のしなやかさを感ずるのです。

その源を中国とする詩歌管弦にしても、侘(ワ)び・寂(サビ)の世界を求めるようになったのは、対人関係においても一歩差し控えた繊細な気質によるものと思われます。 茶道にしても、華道にしても、詩歌(シイカ)或いは書道にしても、勝ち負けではなく調和の心を大事にしています。

もっと端的に言えば、日本語の話し言葉の表現に底流に、控えめな慎ましさがあると感じます。

老生の相手をしてくれている方々にしても、そうした日本文化の特徴をひしひしと感じます。

 08 19 (日) お盆を終えて  

今年のお盆は、実兄の桐生文雄、実父の姉の従姉妹宮脇初枝、喬木の同級生原隆司、神稲中での同僚木下隆夫、四人の身近な人たちのお棚参りをすることになりました。実兄は一つ上、従姉妹は98、同級生は勿論今年84、教師の同僚は二つ上でした。

80才も半ばころになると、この世にさらばをすることになる。

兄弟や同僚、友人、それぞれの生涯を終えるとなると、それなりの締めくくりをしておかなくてはならない。 それは寂しいことです。

生きているということは自分の中に連綿として生きようとするもの凄いエネルギーがあり、それを支えている自然のいろいろの恵みのお陰であることに気がつくのです。

伊藤左千夫の短歌がぴったりと心に響くのです。

  寂志左乃極尓堪弖天地丹寄寸留命乎都久都久止思布
     (寂しさの極に堪えて天地に寄する命をつくつくと思ふ)

孫の友美と優に、老人になっている祖父として、孔子の教えをお借りして次のことをお話ししました。

漢文大系→孝経(クリック)→開宗明義章第一(クリック)すると、

【開宗明義章第一】の中に
 身體髮膚、受之父母、ふ(ヒテイのヒの字)敢毀傷、孝至始也。
  身体(しんたい)髪膚(はっぷ)、之(これ)を父母(ふぼ)に受(う)く。敢(あえ)て毀傷(きしょう)せざるは、孝の始めなり。

【天子章第二】の中に
 愛親者ふ(ヒテイのヒの字)敢惡於人、
 敬親者ふ(ヒテイのヒの字)敢慢於人。
  親(おや)を愛(あい)する者(もの)は、敢(あ)えて人(ひと)を悪(にく) まず。
  親を敬(けい)する者(もの)は、敢(あ)えて人(ひと)を慢(あなど)らず。