折々の記へ

花は咲く 3/11 再出発の日

3.11以降みな、自分を考え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要です。


2013 03 11 (月)
花 は 咲 く
東日本大災害の跡地でさえ 泥土の中から草が伸びてくる姿


津波の跡の泥土のなかから花が咲く、その花の心になって生きたい。

花は咲く

             一  真っ白な雪道に 春風香る
                わたしはなつかしい あの街を思い出す

                 叶えたい夢もあった 変わりたい自分もいた
                 今はただなつかしい あの人を思い出す

                誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる
                誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に

                   花は花は花は咲く いつか生まれる君に
                   花は花は花は咲く わたしは何を残しただろう

             二  夜空の向こうの 朝の気配に
                わたしはなつかしい あの日々を思い出す

                傷ついて傷つけて 報われず泣いたりして
                今はただ愛おしい あの人を思い出す

                 誰かの想いが見える 誰かと結ばれてる
                 誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に

                  花は花は花は咲く いつか生まれる君に
                  花は花は花は咲く わたしは何を残しただろう

                  花は花は花は咲く いつか生まれる君に
                  花は花は花は咲く わたしは何を残しただろう……

                 花は花は花は咲く いつか生まれる君に
                 花は花は花は咲く いつか恋する君のために

作詞 ; 岩井俊二
作曲 ; 菅野よう子 ⇒ お二人とも宮城県のご出身です。
歌  ; 被災地の出身あるいはゆかりの歌手、タレント、俳優、スポーツ選手
      など34組(36人)

  『花は咲く』を聴く

          花は咲く(オリジナルフルバージョン)
            <http://vimeo.com/51717456>


東日本大地震と原子力発電所の大爆発という大災害にズタズタにされた日本人の心に、“花は咲く”という歌唱と、被災者の人たちへの多くの温かい寄り添う気持ちによって如何ほど互いに慰められたことでしょうか。

また、ドナルド・キーンさんの日本への帰化も、私たちの心をどれほどほぐしてくれたことでしょうか。





        若者たち   作詞 藤田 敏雄  作曲 佐藤 勝

          <http://www.uta-net.com/movie/4945/>

           (1) 君の行く道は 果てしなく遠い
              だのになぜ 歯をくいしばり
             君は行くのか そんなにしてまで

           (2) 君のあの人は 今はもういない
              だのになぜ 何をさがして
             君は行くのか あてもないのに

           (3) 君の行く道は 希望へと続く
              空にまた 日が昇るとき
             若者はまた 歩き始める

             空にまた 日が昇るとき
              若者はまた 歩き始める

1966年(S.41)、コーラスグループ“ザ・ブロード・サイド・フォー”のヒット曲です。

2013.3.28 NHK朝ドラ “純と愛” 明日が最終回になる。 今朝このドラマの締めくくりに似合う 『若者たち』 が愛をたたえ励まして謳われました。 愛の頬には涙がポロポロと流れ落ちました。

愛こそは 『生きていく悦び』 の一つ一つの証(アカシ)となります。



        とんび   作詞:葛原しげる 作曲:梁田貞

          <http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/doyo/tonbi.htm>

         飛べ飛べとんび 空高く
         鳴け鳴けとんび 青空に
          ピンヨロー ピンヨロー
          ピンヨロー ピンヨロー
         楽しげに 輪をかいて

         飛ぶ飛ぶとんび 空高く
         鳴く鳴くとんび 青空に
          ピンヨロー ピンヨロー
          ピンヨロー ピンヨロー
         楽しげに 輪をかいて

この童謡は昭和33年発表という。 どうしたことか子供の頃に聞いたと錯覚していた。 この頃になって雀やツバメの姿が妙に少なくなってきたのに、鳶(トンビ)が一羽か二羽悠然と飛んでいるのを居間から見かけるようになった。 郷愁に包まれる歌です。