<古典で言う、男女の脈、人迎気口(左は
陽で外感、右は陰で内傷を伺う)などに基づく。>
脈の左右を比べ、(また寸尺を比較して)
どちらの脈が大きいか(何の脈か)を伺う。
・ | 脈状 | 陰陽 | 治療方針 | 証 | ||||||
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A | 左大 | 沈 | 実 | 陽 | 陽 | 左 | 手 | 陰経 | 瀉 | 陰実 |
B | 虚 | 陰 | 右 | 補 | 陰虚 | |||||
C | 浮 | 実 | 陽 | 左 | 陽経 | 瀉 | 陽実 | |||
D | 虚 | 陰 | 右 | 補 | 陽虚 |
・ | 脈状 | 陰陽 | 治療方針 | 証 | ||||||
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E | 右大 | 沈 | 実 | 陰 | 陽 | 左 | 足 | 陰経 | 瀉 | 陰実 |
F | 虚 | 陰 | 右 | 補 | 陰虚 | |||||
G | 浮 | 実 | 陽 | 左 | 陽経 | 瀉 | 陽実 | |||
H | 虚 | 陰 | 右 | 補 | 陽虚 |
陽の陽は心経と考える。
陰の条件(冷え)が加われば加わるほど
陽の陰は肺経と考える。
陽の条件(熱)が加わるほど
陰の陽は肝経と考える。
陰の条件(冷え)が加わるほど、
陰の陰は腎経と考える。
陽の条件(熱)が加われば加わるほど、
腎経 | → | 脾経 | → | 肝経 |
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治療穴の運用は、
弦 | 洪 | 緩 | 毛 | 石 |
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それぞれの脈で陽の条件(長・滑)があれば
井穴・栄穴を使い、
陰の条件(短・ショク)があれば
経穴、合穴を使う。
治療は陰経を補えば陽経を瀉し、
陽経を補えば陰経を瀉す、という組み合わせで行う。
ただし、補法に関しては単独で治療が完結する場合がある。
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