ランジェリーの選び方　（ブラジャー）

　　「少しでも美しく・誰よりも魅力的に成りたい！」という乙女心に
　コスメにエステにアパレルにと各業界は、あの手この手の新製品を
　尽きる事無く世に送り出していますが、残念なことに必ずしも
　成功しているとは言えないのが、どうやら現状のようです。
　　レディーの方でも製品の効果については、半分は信頼し・
　半分は疑いの目を持ちつつ使用していると言うのが本音でしょう？！

　　ところが、かえって意に反して逆効果と成ってしまった経験は有りませんか？
　直接肌に触れるサービスのエステや化粧品ののトラブルや
　美容形成術の失敗によるトラブルなど　よく耳にする事も多いでしょうが、
　本来　乳房の谷間を強調したり・を大きく見せたり・前にせり出させたりする
　高機能ブラや　ヒップアップを促す高機能パンティーなど大流行の
　補正下着ですが、これらの使用法の誤りからかえって体型を
　崩してしまっている人が意外に多いというのをご存知ですか？

　　黄色い蟹の診療室に、身長１６１cm・体重５９ｋｇの福与かな感じの
　２３歳の中学校教諭が来診し、バストサイズアップも含めて
　全身のシェイプアッププログラムを希望されました。
　必要な診察を一通り終了して解ったことは、全体的な皮下脂肪は
　食事・エクスサイズの指導とＡＴで、内臓の生理機能を回復させることで
　改善できると診断したのですが、問題は　外した後で肌に跡が残るような
　ワイヤーフレームのブラ！
　本人曰く「胸の周囲の憎き脂身を乳房の中に送り込み、
　このワイヤーで塞き止めておけば、ＣカップがＤカップ
　うまく行けば　Ｅカップになるかもしれない！？」と気合を入れて
　１日中装着しているのだそうだが、これは大きな勘違い！
　肋骨や乳房の形状や大きさにもよるのですが、このレディーの場合は
　ワイヤーが組織を圧迫して　乳房を豊かに保つための営養の供給や
　関係した神経を刺激することによって　豊かに成るどころか
　乳房の皮膚は弾力が無くなり、全体的には小さくなっているのでした。

　　そこで、このレディーには、彼とのデートの勝服・結婚式などで
　ドレスアップをする時以外には　シルクなどの薄手で全体を
　包み込むようなフィットしたブラを通常装着するように指導しました。
　内臓の生理機能の回復に手間取ったものの、週に１・２回の診療で
　半年後には体重は６キロ減少し、脂肪が全体的に減少したので
　アンダーバストガ小さくなったことも合わせて、
　カップサイズはＤに成ったのですが見ためはＥぐらいに感じると喜んでいました。

　　　今秋のポイント　・・・
　何事も自分のサイズに会ったものを身に付けよう！

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　　更新日・・・２００１年４月４日

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