ピーちゃん2

 

 

 

 

 

 

かわむら けいこ

ピーちゃん日誌

その二

 

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2002年1 平成14年 

 

今日はお正月。とはいってもピーちゃんたちの関心事は晴れか曇りか雨かです。そろそろと覆いの下から覗いてみると、ソラちゃんがなんとブランコに乗っているではありませんか。やはり暗闇の中で金網を伝いブランコに乗って寝ているのです。とうとうソラちゃんの秘密を見てしまいました。少し心配なのがキコちゃん。寒いには寒いのですが少し膨れ気味なのです。でも雀も寒いと全員膨れて枯れ木に止まっている姿を見ることがありますからね。大丈夫と思うことにします。

 

今日キコちゃんとモドちゃんは二羽で一つのブランコに互い違いに止まって寝ていました。明け方冷えこんだせいでしょうか。夜に覆いを掛ける時ばらばらに止まっているのに、朝には自分自分の好きな相手と好きなところに止まっているのはひょっとして闇の中でも目が見えるのかもしれません。鳥目と言って鳥は夜は目が見えないと思っていますが、薄暗いところでも結構見えるのだと思います。その証拠に渡り鳥の多くは夜渡って来るらしいですね。

 

今朝も寒さ厳しく表の防火バケツに氷が張っています。今日は大母さんの孫たちが来るので早々ピーちゃんたちは起こされましたが、キコちゃんとモドちゃんは一つのブランコに頭と尻尾を互い違いにして乗ったまま降りようとしません。よっほど寒いのでしょう。ストーブを籠に向けてもしばらくは二羽で固まったままです。十分ほどしてやっとモドちゃんから降りました。ソラちゃんは覆いを取った時から止まり木に移っていました。

 

お正月から寒くて風が強い日が続いていますので、高齢化のピーちゃんたちを心配した大母さんは鳥籠を二階の表の物置部屋へ置くことにしました。二階の裏の廊下は透明ガラスでお隣の猫ちゃんとか雀たちが時々は物干し場現れますが表はすりガラスのため何も見えません。ただすりガラス越しに朝日が当たりますので暖かいのです。

 

今朝「おっはー」と覆いを取るとモドちゃんとキコちゃんは一羽ずつ別々にブランコに乗っていました。キコちゃんはすぐブランコから降りましたがモドちゃんはいつまでたってもブランコにしがみ付いています。寒さのせいでしょうか。ストーブで部屋が少し暖まってからゆっくり降りてきました。

今日の冷え込みはまた格別。寝しなにアンカは入れておきましたが、ピーちゃんたちはどんな寝かたかなと覆いをとるとキコちゃんとモドちゃんは一つのブランコで互い違いに寝ていました。ソラちゃんは一羽で木のブランコで寝ています。ストーブが点いているのに、こう寒いとみんななかなか降りてこず、ソラちゃんでさえブランコの台にしがみついたまま降りるまでにしばらく掛かりました。人間が寒い朝なかなかお布団から出られないのと同じでしょうか。

 

今年は例年より寒いとテレビが予報しています。まだまだ二ケ月以上の冬をピーちゃんたちは乗りきっていかなくてはなりません。餌は皮付きと剥き餌を入れていますがどうも剥き餌のほうがよく減っています。

相当きつい寒波が上空に居座っているようで、最高気温でさえ八度と報じています。ピーちゃんたちを起こしてもブランコにかじりついていてなかなか降りてきません。降りてきても寒いと食欲がないので餌もなかなか食べません。止り木にじっとして時折思い付いたようにぴちょぴちょとモドちゃんが喋ります。キコちゃんはすこし膨れていますので心配。彼女も七年目でお婆さんなのです。ソラちゃん、モドちゃんの羽根はしっかり閉じていて大丈夫です。

 

少し暖かい朝です。今朝キコちゃんだけブランコで寝ずに止り木にいました。ソラちゃんは珍しく青いブランコに乗っていてしばらくは下りません.昨日はハコベを久しぶりに食べて皆嬉しそうでした。ハコベは大母さんが獣医さんに聞いて時々取ってきてくれるのです。道端のハコベは犬がおしっこをしているので出きるだけきれいな場所のを探します。最近お犬さまが増えてきてなかなかきれいなハコベを見付けるのは至難の技です。

今日の発見はキコちゃんが剥き餌が好きでソラちゃんとモドちゃんは皮の被った餌が好きのようです。この頃両方を分けていますのでやっと好みが分ってきました。でもこれでは片一方の餌だけ買うわけにはまいりませんね。

 

昨日たいぶ暖かかったのでアンカを入れずに寝かしましたら、明け方寒かったのかキコちゃんとモドちゃんは二羽でブランコに乗って寝ていました。寒いと夜中でも暗闇で相棒を探して一緒寝るのです。といって二羽は夫婦ではない単なる仲よしのようです。シロちゃんとモドちゃんが夫婦でないのに最後まで面倒をみたように、気の合う同士の仲間愛といったようなものが鳥の世界にはあるのでしょうか。

ピーちゃんたちは午前中表のお日さまの所に出してもらってご機嫌です。

 

今朝キコちゃんとモドちゃんは一つのブランコに頭を同じ方に向けて寝ていました。よく互い違いに寝ているのは見かけますが珍しい寝方です。ソラちゃんも青いブランコで寝ていました。

最近ピーちゃんたちを見ていますとキコちゃんの取り合いでモドちゃんとソラちゃんが小競りあいをしていることが時々見られます。モドちゃんが餌を食べに下に降りている時、ソラちゃんは熱心にキコちゃんに喋りかけ、しばらくはキコちゃんもお話しを聞いているのですが、だんだん煩くなってちゅんと突っつくのです。そしてキコちゃんの側へ戻ってきたモドちゃんがソラちゃんを追っぱらい、それでもめげずにソラちゃんはキコちゃんの側へ行き、またモドちゃんに追っぱらわれるの繰りかえしです。

 

今日も暖かい日が続いています。ピーちゃんたちは少し寒くてもお日さまの照っている方が元気です。キコちゃんとモドちゃんは一緒にブランコで寝ていました。ソラちゃんも一羽で青いブランコです。

二階の明るい日差しで見るとソラちゃんの嘴が異様に伸びています。セキセイインコの中には爪とか嘴がどんどん伸びるのがいるのです。気がついたのは大分前なのですが一度短く切ろうと、掴まえるのに大騒動してやっと捕まえたのですが、すぐ暴れて逃げてしまいました。こんど小鳥屋でどんな風に切るのか聞いて見ようと思います。

 

今日は曇りの寒い日です。ピーちゃんたちはストーブと蛍光灯の光に反応して機嫌よく囀っています。大体は一羽が喋って相棒が相槌を打つ形が多いのです。でも何か大きくて継続的な音がするとその音に合わせるかのように一段と大きな声で喋るのです。例えば掃除機、表の削岩機の音など、人間さまには迷惑な音でもなんだか嬉しそうに音に合わせて声高にみんなで喋りつづけます。ひょっとして「やかましい。」と言いあっているかも。

 

朝は三羽とも別々にブランコで寝ていました。やはり暖かいと別々の方が身体が自由になって楽なのかもしれません。

窓から朝日が差しこむと、ピーちゃんたちはこの時とばかり元気にみんなで囀るのです。「大母さん、外へ出してちょうだい。」を連呼しているようです。出してもらって太陽が出ているにもかかわらず寒い木枯らしが吹いているとぴたっと静かになり、頭を下げ気味にじっと我慢の姿勢となります。暖かくぴかぴかのお日さまですと皆で二三時間は喋りっぱなしです。

 

今朝はとても冷えが厳しくやっと八時過ぎに起こしてもらいました・突然覆いを捲られたピーちゃんたちはびっくりしたのか、ソラちゃんは大慌てでブランコから飛び降りました。キコちゃんとモドちゃんも二羽で寝ていたのですがソラちゃんに釣られて大急ぎで飛び降りました。

   

今朝は風があり大分冷えこんでいます。昨日二階から下ろすのが遅くなって慌てて八時頃下ろしてきて覆いを掛けたとたん、ぱたぱたと羽々たきが聞こえてきました。いつも寝ている場所でいつものように覆いを掛けてもらって寝るのがよほど嬉しかったのだと思います。

寒くて少し風がありますが、なかなかのお日さまがすりガラスを透して射しこんでおります。ピーちゃんたちはてっきり表に出してもらえるものと鳴き声もはずんでおりました。ところが二三日前から始まった向かいの九階建てビルの壁面の吹き替え工事のため、そこいら辺にシンナーの臭いがして大母さんがピーちゃんたちの身体に悪いのではないかと取りやめになってしまいました。ピーちゃんたちはがっかりです。

 

やっと風が凪いで、寒いには寒いのですが表にお日さまがさんさんと射しているので、ピーちゃんたち久しぶりに表に午前中出してもらいました。やっぱり寒くてもお日さまが当たると嬉しそうなお喋りが始まります。

昼から冷えこみは消えましたが、曇り空で今にも雨が降りそうな気配です。ピーちゃんたちにも分るのかむっつりしております。大母さんが友だちちと電話をしておりますと、ピーちゃんたちも釣られて急に喧しくお喋りになることがあります。大母さんは電話の話が聞こえなくなって、

「ピーちゃん、静かに!」

すると、ちゃんと自分たちが叱られたのが分るのか静かになります。

 

わりあい暖かい朝です。昨晩大母さんは仕事の疲れで、ピーちゃんたちは大父さんに寝かせてもらいました。大父さんは覆いを一枚忘れアンカも入れてなかったのですが、けっこう元気なお目覚めです。病気だったシロちゃんのために大母さんの方が少し過保護になっているのかもしれません。

最近面白いことにピーちゃんたちは覆いを被せてもらって寝る体制になってから一しきり真っ暗けの中でお喋りをするのです。以前こんなことはなかったのですが・・・ 

 

雪がちらつき寒い朝です。なかなか起こしてもらえないピーちゃんたちは、覆いの中で一しきりピーチクお喋りをして目が覚めているぞと大母さんに知らせますが、なかなか覆いを取ってもらえません。やっと諦めて黙った頃に朝になりました。が、あまりの寒さにしばらくブランコにしがみついていました。

午後は日差しは暖かそうですが外は冷たい風が吹いているので、大母さんはピーちゃんたちを二階の表の部屋へ連れて行ってくれました。でも窓がすりガラスなので外が見えず、ピーちゃんたちむっつりです。

 

2002年2 平成14年

 

寒いには寒いのですが表は春のようなぴかぴかのお日様です。ピーちゃんたちはなんだか落ち着きません大母さんの動きを目で追っているようです。とうとう十時過ぎ表に出してもらえました。やったね!ピーちゃん。シクラメンさんと日向ぼっこです。

最近ピーちゃんたちは三羽でお喋りしているのをよく見るようになりました。ソラちゃんも仲良し二人組に合いの手を入れて喋っています。時々つんつんと撃退されますが、また体制を整えてお喋りに加わります。それから下に下りて運動になるのか追っかけごっこのようにくるくる廻っていることもあります。

 

立春の今朝は曇り空。ピーちゃんたち、大母さんが早く起きたので一緒に起こされてしまいました。少し暖かいせいか一羽づつブランコに乗っていました。お終いまでブランコに乗っているモドちゃんのところへキコちゃんがお喋りに行きますと、ソラちゃんも負けじと側へいってモドちゃんをつつきます。ここのところキコちゃんの取り合いかボス争いか分りませんがよく三羽で小競り合いをやっています。

 

昨晩暖かかったのでアンカを入れずに寝かせてしまいました。やはり明け方冷えたのか、モドちゃん、キコちゃんは二羽でブランコに乗って寝ていました。それにしてもソラちゃんはきっと相棒がほしいでしょうね。

朝の餌を足すと、剥き餌の方がよいのかキコちゃんとモドちゃんが剥き餌の入れ物に跳んできました。少し暖かいせいか食欲が出てきたのかもしれません。今までモドちゃんは皮を被った餌が好きとばかり思っていたのに大母さん狐につままれたような気分です。

 

明日から寒くなると予報が出ているせいか、なんだかじわじわ冷え込みが感じられる朝です。やっぱりキコちゃんとモドちゃんは二羽で温め合って寝ていました。ピーちゃんたちを見ていますと寒がりの大母さんは体感温度が一緒だなあと妙なところで親近感を覚えます。

 

明け方大母さんはピーちゃんたちの夢を見ました。大母さんは鳥大好き人間なので、鳥の夢をよく見るのです。たいていはセキセイインコの夢が多いのですが時には見たこともないような珍しい鳥も出てきます。今日の夢は一羽のインコが天窓から逃げてしまった夢です。なんとかして掴まえようと焦っていたら透き通ったガラスの天窓の外には、よそから飛んできた別のインコがいて窓の隙間から大母さんのインコが外に出てしまったのです。二羽のインコがガラス越しに見えているのですがどうしょうもありません。どうも交通事故で死んでしまったミドリちゃんのようでした。二羽とも黄緑のインコなんです。

 

昨日ピーちゃんたちは大母さんにハコベのお土産をもらってお腹いっぱい食べました。いつもは白菜かレタスですが、春先になるとハコベのお土産が時々あるのです。とても春の香りがしておいしいのです。でも大母さんはワンちゃんのおしっこの掛かってない場所のはこべを探すのは並大抵ではありません。

お昼ごろ、ここのうちの孫たちが二人やって来ました。大母さんは朝から忙しく、ピーちゃんたちをさっさと二階の表の部屋へ連れていってしまいました。下の方から賑やかな子供の声が聞こえてきます。そのうち、上の子が一人でそっと上がってきて鳥籠を覗きました 

最近ソラちゃんとモドちゃんの間でボス争いが絶えません。ソラちゃんはキコちゃんに盛んに喋りかりて相棒にしようと虎視眈々です。時々キコちゃんは仲良しのモドちゃんをほっておいてソラちゃんのお話に聞き入っていることがあります。そんな時はソラちゃんは断然強くてモドちゃんを止り木から下に蹴落とすのです。

 

朝からばたばたしていると思ったら大母さんお出かけです。大母さんはそんな日は餌箱に慌てて剥き餌と皮餌を放りこんでお水を変えて二階に連れて行ってしまうのです。せっかく寒くても表はお日様ぴかぴかなのにピーちゃんたちは残念でたまりません。

モドちゃんとキコちゃんはブランコに乗って二羽で押しくら饅頭をして過ごしました。今日のモドちゃんはとても元気で積極的にキコちゃんに話しかけソラちゃんを撃退しています。ソラちゃんは止り木から突っつき落とされました。

 

朝、モドちゃん、キコちゃんは二羽で寝ていて、覆いを取ってもまだ寒そうでそのまま二羽でお話しています。ソラちゃんはいつも一ぴきなので一番にブランコから下りて二羽のところへ行き、キコちゃんに下りておいでという風にちょんちょんと羽根を軽く突つきます。ソラちゃんとキコちゃんは仲が悪くはないのです。

粉雪が朝方ちらちら舞い、いかにも寒そうな日です。でも十時前くらいから二月の明るい日差しが窓から射して来ました。もう少ししたらピーちゃんたち表に出してもらえるかもしれないとわくわくしています。

お昼前になって、晴れたり曇ったりでしたがちょっと表で囀ることができました。

 

今日の天気予報は晴れて暖かくなるとのことです。窓のお日さまはピカピカです。ピーちゃんたち期待でぴちぴちお喋り中。でも大母さん今日はお出かけ。お詫びにレタスを貰って二階へ上げられました。

最近ピーちゃんたち三羽はなかなか仲がいいようです。というのは、暗くなって二階へお迎えに行きますと三羽がかたまって顔を合わせて待っているのです。心細くなると仲良くなるのでしょうか。

 

朝はやっぱりキコちゃんとモドちゃんが仲よくお喋りとキスを繰り返しています。ソラちゃんは別の止り木でつまらなそうです。もう少し暖かくなったらソラちゃんの連れ合いを飼ってあげようかな・・・

最近キコちゃんが時々ソラちゃんのお話を神妙に聞いていることがあります。モドちゃんはと見ると、下の水入れのところでじっとしているのです。ソラちゃんに突つきおとされ、なかなか止り木に上がってこないので、キコちゃんが下におりるとソラちゃんも慌てて下におりてくるのです。そのくせモドちゃんの方がソラちゃんを蹴落としている時もあるのです。暗くなって二階へ迎えに行くと三羽がかたまって大母さんのくるのをじっと待っています。

 

今日は暖かくて春めいた朝です。もちろんピーちゃんたちはお外に出してもらいました。その上お使いから帰ってきた大母さんが飛切り柔らかいはこべのお土産をいっぱい持って来てくれました。満足満足。 

二月にはよくあることですが、朝は真冬並の冷えこみ、お昼はぽかぽか陽気、今日はまさにそんな日です。ピーちゃんたち午前中お日さまを満喫して、昼から二階の別荘へ。別荘の廻りに餌をぱらぱら落としていたので大母さんは掃除機を掛け始めました。案の定ピーちゃんたちの大騒ぎ。掃除機に負けまいと三羽でぴーちゃら、ぴーちゃらぴーちゃら。これは代々我が家のピーちゃんたちの習性ですが、どこの家でもそうなのでしょぅか?

 

今にも雨が落ちそうな朝です。八時過ぎて覆いを取りますとピーちゃんたちぐっすりブランコで寝てました。いつものようにキコちゃん、モドちゃんは一緒に一つのブランコで。ソラちゃんは一羽でブランコです。大父さんはソラちゃんが可哀想だからもう一羽飼ったらと簡単に言いますがそれがなかなか相性があって難しいのです。

珍しくソラちゃんが朝起きても長々とブランコに乗っています。いつも慌てて下りるのですが不思議です。キコちゃんもモドちゃんも止り木に下りているのにおかしいですね。具合が悪そうでもないのですが「私の勝手でしよ。」とソラちゃんすましています。

 

朝方少し冷えこみました。昨晩とても暖かかったので大母さんはアンカを入れずにピーちゃんたちを寝かせてしまいました。大父さんが出かけるので朝早く起きた大母さんはいそいでアンカに電源を入れました。覆いを取ったのはそれから一時間後でしたがピーチャンたちやっぱり寒いのかブランコからなかなか降りてきませんでした。

今日は久し振りにキコちゃんを籠から出しました。近頃大母さんの肩に止まってこちょこちょ上着を突つくよりも、籠の外からモドちゃんとお喋りするのが楽しいらしくて、しばらく喋るとモドちゃんのいる籠の中に帰りたそうです。なんといっても友達が一番いいのです。以前飼っていたインコは外に出すと部屋中飛び回ってなかなか籠には帰りたがりませんでした。今いるピーちゃんたちは三羽とも籠の外へは出たがりません。

 

暖かい朝ですがどんより曇った空です。

「ピーちゃん、おはよう。」

と覆いを取ると、ソラちゃんは空色のブランコで、キコちゃん、モドちゃんは一緒に黄色いブランコで寝ていました。偶然でしょうが暗がりで乗ったブランコが自分の羽の色と同じだったのですね。

午前中暖かかったのでピーちゃんたち表に出してもらいました。それから二階に行きました。夕方階段でトントン音がしますのでてっきり大母さんのお迎えかとぴーちぴーちょと鳴いて見ましたが大母さん洗濯物を取りこみに来ただけでした。本当にお迎えに来たのは暗くなってからでした。

 

2002年3 平成14年

 

ピーちゃんたちの大好きな暖かくてお日様ぴかぴかの日です。

「ピーちゃん、おっはー」

と声を掛けると、まずキコちゃんが片足と片羽根をにゅーと伸ばして答えてくれます。それを真似するのかモドちゃんも両肩を持ち上げて答えてくれます。ソラちゃんはちょっと首をかしげます。

 

昨日の予報通り大分寒い朝です。でもピーちゃんは春先が好きなのです。春が来ると、まだまだ寒いのにもかかわらず恋の季節になるのです。でも今は交尾するにも年を取りすぎているのか、お喋りの相手の取り合いをしているのです。今日も朝からお喋り大会です。晴れているのが窓をとおして分るのかな。

午後からは雨の予報です。ピーちゃんたち残念の一日になりそう。夕方から大母さんの次女夫婦がやってきました。階下は賑やかそうで、ピーちゃんたちも下へ降りたいのでしょう。が大母さん、接待疲れで二階のピーちゃんのことすっかり忘れてしまい、覆いも掛けてくれずそのまま寝かされてしまいました。 

 

次の朝、大母さん大慌てで二階に上がってきて、

「ピーちゃん、ごめんね。」

と迎えに来ました。みんな足や羽根を伸び伸びさせ肩を持ち上げ、

「大母さん、大丈夫。」

と挨拶してくれました。今年は四月半ばの暖かさなのでよかったと大母さん、ほっとしました。それでも時々心配そうな目で籠を覗きこんでいます。

 

晴れてはいますが寒さが戻ってきて風も強くて、大母さんは思案していましたが、とうとう二階に行くことになりました。大父さんの提案で、ここのところアンカは入れないことにしました。

「三枚も覆いを掛けて、アンカを入れると蒸れてしまうよ。」

と大父さん呆れ顔。

 

昨晩とても寒かったので大母さんやっぱりアンカを入れて寝かせました。午前中お日様も出ていたのですが風が冷たいのでお外には出してもらえませんでした。

今日から暖かくなるというのは午後からのことで、朝の冷えこみは真冬並です。ピーちゃんたち昨晩もアンカを入れてもらってよかったね。相変らずキコちゃん、モドちゃんは仲良しこよしでソラちゃんはとても羨ましそうに二羽のお話を眺めていることが多いです。

 

今朝も寒くて冷えこんでいます。ピーちゃんたち相変らず、キコちゃんとモドちゃんは押しくらまんじゅぅ、一つのブランコで互い違いになっています。ソラちゃんは一羽でフブランコで寝ていました。けれども大母さんは、キコとモドがどんなふうにきちきちのブランコに譲り合って乗っかるのかを見たことがありません。一度覆いのしたから覗いて見たいと思っています。

 

春らしい陽気なのでお日様の出る前からピーちゃんたちは表に出してもらいました。というのは明日から大父さんと大母さんは四国へお墓参りに行くので家は誰もいなくなるのです。この時は餌を一杯入れてくれますが、覆いは後ろのほうへ掛けてもらって、ピーちゃんたちでお留守番なのです。大母さんは心の中で、「ピーちゃん、ごめんね。」と今日から言っています。

 

一日二階でお留守番。いつも泊まりがけのお留守の日は一階のお部屋で置いてけぼりですが、今回は二階へ連れて行ってくれました。二階のほうが暖かくて朝日がすりガラス越しに当たるので、大母さんそのほうが良いと思ったのです。

 

やっと大母さんが、

「ただいま、ピーちゃん!」

と下へ連れて行ってくれました。ピーちゃんたちにいつもの時間が戻ってきました。寝る時は覆いを掛け、朝は新しい餌とお水を入れてもらいます。

 

朝起きると早速ソラちゃんとモドちゃんがキコちゃんの取り合いを始めました。キコちゃんはやっぱりモドちゃんが好きのようです。

しばらく留守にしていたので、久し振りにキコちゃんを大母さんの肩のりに誘いましたが、最近どうも籠の外へ出たがりません。大母さん、キコちゃんの暖かくて柔らかな羽毛に頬ずりをしたいと無理やりに拉致してしまいました。肩に乗せると、やっと懐かしそうにこちょこちょと服を突つき始めます。とうとう手の甲もかるく突つきます。やはり少し淋しかったのかな。夕方留守のお詫びにはこべをどっさり上げました。

 

朝晩冷えるので三羽の中でやっぱり高齢のキコちゃんが少し膨れかげんです。春先は大母さん自身も体調がよくないのでキコちゃんが気になります。

今朝の冷え込みは冬並で、昨晩アンカを入れてよかったと大母さんは思いました。

昨日大丸にインコの餌を買いに行った大母さんは、屋上のペットショップで手乗りインコの雛をしばし眺めていました。育てるのなら二羽飼わないと難しいのです。どれもほとんど羽毛が生え揃っていました。白に黒のぶちぶちのあるのが流行っているようです。

 

今年はもう御所の桜が咲いているそうで、日中は例年になく暖かい日が続いています。昨夜暗くなってピーちゃんを二階に迎えに行った大母さん、籠を覗いてびっくり。小競り合いばかりしているモドちゃんとソラちゃんが仲よくくっ付いて寝ているのです。キコちゃんはというと、向かいの止り木に止まって寝ていました。でも今朝はキコちゃん、モドちゃん一つのブランコでいつものようにお目覚めです。  

ここのところピーちゃんたちには毎日はこべのプレゼントがあります。大母さんはワンちゃんの通らないような所ではこべを見つけると摘んで帰って来るのです。

 

大母さんは明け方ブルーの鳩の夢を見ました。いつのまにか籠が二つになっていて新しい籠に黒の班のあるコバルトブルーの鳩がはいっていました。びっくりした大母さんは、大父さんに見せようと両手で持って見せにいくところで夢は終わってしまいました。

少し花冷えの朝です。大母さん昨晩あまり冷えるのでピーちゃんたちにアンカを入れておいてよかったと思いました。

朝起きるとモドちゃんとソラちゃん、一しきりキコちゃんの取り合いでつつきあいの喧嘩です。しばらくすると一件落着。キコちゃんモドちゃんコンビと一人ぼっちのソラちゃん。

昼からはピーちゃんたち表で弁論大会。皆元気に囀っています。

 

昨晩もアンカを入れてもらいました。今朝の冷え込みも冬の寒さ並ですが日中の気温は十六度と報じています。ピーちゃんたち朝九時過ぎから表へ出してもらいました。嬉しそうな鳴き声が家の中からも聞こえています。

春先はお天気が猫の目のようにくるくると変わります。午後はとうとう雨になってしまいました。

 

2002年4 平成14年

 

ぴかぴかの暖かいお天気です。キセキレイのペアーがビルの屋上でプロボーズをしています。すずめのちゅんもご機嫌でピーちゃんのこぼした餌を食べに来ています。ピーちゃんたち弾けたようにお喋り大会です。

表のすりガラスから華やかな春の日差しが踊りこんできます。もう一月ほど前からやって来たお隣のツバメさんの囀りが聞こえてきます。ツバメの夫婦は毎年隣の串かつ屋さんの軒の古巣を繕って赤ちゃんを育てるのです。街中なのにメジロやシジュウカラの囀りも時々聞こえてきます。ピーちゃんたちにとって鳥のお友達の囀りは嬉しいプレゼントなのです。スズメやツバメのの真似をしていることがあります。

 

花冷えでしょうか。昨晩のテレビが、「明日の朝は冷えこむでしょう。」と言っていたので、大母さん覆い三枚とアンカまで入れておきました。「おっはー」と覆いを取ると、ソラちゃんは空色のブランコで、キコちゃんとモドちゃんは木のブランコに二羽で寝ていました。やはり少し寒いのか、なかなか止り木に下りてきません。

今日は大父さんと大母さんの孫たちが来て賑やかです。以前孫たちにプレゼントしたミルキーとサリーの二羽のセキセイインコのうち、ミルキーは死んでしまって今ではサリー一羽がいます。サリーは淋しいのか子供たちが指を差し出すとかじるようになったとのことです。

  

今朝も少し冷えこんでいます。そのせいか覆いを取っても三羽ともブランコからなかなか下りてきません。

昨晩から降り始めた雨がまだ残っていて外はうっとおしい灰色の世界です。

先に止り木を下りたのはソラちゃんだけで、キコちゃんとモドちゃんは五分ほどあいかわらず二羽で狭い一つのブランコに乗っています。あまり下りてこないのでソラちゃんはキコちゃんを思いきり突っつきました。それにびっくりしたのかキコちゃんが先に下りてきました。

 

春先、ピーちゃんたちは起き抜けによく喧嘩をします。元気がいいせいか、それとも交尾の季節で縄張り争いの習性があるのでしょうか。モドちゃんとソラちゃんがキコちゃんの取り合いを本気でするのです。昨日モドちゃんは頭のてっぺんに少し血を滲ませていました。

モドちゃんの頭の傷は昨日より広がって痛々しくなっています。きっと同じところをソラちゃんが攻撃しているのでしょう。大母さん、見かねて嫌がるモドちゃんを掴まえオロナイン軟膏を塗りました。モドちゃんはめったに抱っこされたことがないので大母さんの手を思いきり突つきました。

 

同じところを突つかれるのかモドちゃんの額の傷がちっとも治りません。以前にも同じことがあって、やがていつのまにか治ったのでもう少し様子をみることにしています。とにかくハコベのお土産を一杯食べました。

 

朝は大分冷えこみましたがよいお天気です。ピーちゃんたちご機嫌でしたが、しばらくすると朝ごはんをたべている大母さんの耳にピーピー、キィーキィーと大喧嘩の悲鳴が聞こえてきました。大母さんびっくり、慌ててピーちゃんたちのところへ飛んで行くと、いつものキコちゃんの取り合いでソラちゃんがモドちゃんを突ついています。この間から頭をやられているモドちゃんは大分弱腰なので籠の中を逃げ回っているのです。大母さんたまりかねて元気一杯のソラちゃんにお仕置きのため籠に手を入れてソラちゃんを掴まえる真似をしました。怖がってばたばた逃げていたソラちゃん、大母さんの気持ちが解って、どうにかやっとモドちゃんを追っかけなくなりました。モドちゃんの頭はまた突っつかれたのか血が滲んでいます。大母さんシロちゃんを見取ったモドちゃんに尊敬の気持ちがあるのでどうしてもかばってやりたくなるのです。

 

大母さんの実力とお説教が効いたのか今朝はソラちゃんおとなしくしてモドちゃんを追っかけなくなりました。籠をのぞくとソラちゃん何だか大母さんの顔色を伺っているようで、ちょっとかわいそうになります。でも心なしかモドちゃんの頭の血で染まった赤い部分が少し小さく薄くなったようです。

 

モドちゃんの頭の傷が随分小さく血の色も薄くなっています。ソラちゃん大母さんの言うことが分ったのでしょぅか。一回で分ったとしたら大したやつだと大母さん感心しています。

今日はピーちゃんたちの大嫌いな雨です。それも本降りのじとじと雨です。ピーちゃんたち、ご機嫌ななめでむっつりしていましたが、大母さんが声を掛けると少しお喋りを始めました。昼前ぐらいから雨はあがったので、ピーちゃんたち表にしばらく出してもらいました。柔らかいはこべのお土産もありました。

 

昨日の大雨とは大違いで快晴の朝です。でも寒さがもどってきて大母さんストーブを入れました。昨晩から寒かったのでピーちゃんたちの覆いはまたまた冬並の三枚になりました。

「おはよう、ピーちゃん。」

よく晴れて明るい日差しがピーちゃんたちの寝ている表の部屋へ入ってきます。覆いを取ると、皆ブランコから降りてもうしっかり起きていました。朝ご飯を食べている大母さんの耳にまたピーピーバタバタが聞こえてきたので、仕方なくソラちゃんを捕まえる真似をし、おしおきをしました。一回叱ると二三日は静かにしていますので、よほど賢い鳥だと大母さん心の中では感心しています。だいたい叱っても、叱っても突っつく鳥が多いのです。

よいお天気なのでピーちゃんたち表に出してもらいました。が、昼頃からお天気が変わる前ぶれのきつい風に気がついた大母さん、慌てて籠を家に入れて二階の、お外の見える廊下の端に置きました。

 

ようやくモドちゃんの頭の傷がきれいに治りました。ソラちゃんも仕方なくモドちゃんキコちゃんの仲の良いところを我慢しているようです。そして時々キコちゃんモドちゃんも、面倒くさそうですがソラちゃんのお話しを聞いています。

やっとうっとおしい雨が上がってお日様が戻ってきました。ピーちゃんたち、今日は表で日光浴ができると嬉しそうです。大母さんはこれから紫外線が厳しくなるのだけれどピーちゃんたち白内障にならないかしらと本気で心配しています。小鳥がかけるサングラス売ってないかなあ。

朝表に出してもらったピーちゃんたちは、大父さん大母さんがお昼前お出かけなので裏庭へ移転しました。寒い間二階ばかりで過ごしたピーちゃんたちは、狭いながらも新緑の紅葉の庭の方が居心地がよいのではないでしょうか。

 

朝から雨がぱらついて、うっとおしそうなお天気です。ピーちゃんたち元気がなくむっつりしています。やっぱりお日様が一番なのでしよう。

でも、少々風はありますが、暑くも寒くもない、ころあいの日です。ピーちゃんたちも表に出してもらいました。最近カラスがビルに巣を作っているのか、「かあかあ」やかましくその辺を飛び回っています。以前雀の巣を襲っていたカラスを見たことのある大母さんは、ピーちゃんたちが籠の中にいても少し心配しています。

 

二三日前まで初夏のような暑さだったのに、昨日は例年並に戻っています。今日は夕方頃からさらに冷たい北風が吹いてきたので、ピーちゃんたち夜は三枚覆いで寝かせました。

 

最近キコちゃんは時々嘴をもぞもぞさせているとおもうと、小さい丸い玉のようなものを唾と一緒にぽとっとはきだすのです。今まで見たことのない仕草なので、大母さんお腹の調子でも悪いのではと心配しています。でもお尻も綺麗ですし羽根もしまっているのて大丈夫かな?

今朝またキコちゃんが玉のような物を吐き出すのを見付けました。ひょっとしたら梟なんかが吐き出すペリットのようなもので、皮付き餌を食べて皮を丸めて出しているのでしょうか。

キコちゃんがペリットを立て続けに四五回吐き出したので大母さん大変心配しています。でもそのあとレタスを食べたのでちょっと安心しました。ひょっとしたらモドちゃんからよく餌を貰っているので貰いすぎている分吐き出しているのかもしれません。

うっとおしい日なので裏庭で一日過ごしました。キコちゃんはケロリとしているので大丈夫なのでしょう。

 

2002年5 平成14年 

 

明け方寒かったのかキコちゃん少し膨れています。モドちゃんが心配そうに眠そうなキコちゃんをちょんちょん突っついています。突っついているモドちゃんをソラちゃんが突っついています。どちらもやさしく突っついています。

五月の爽やかな朝なので、大母さんピーちゃんたちを表に連れて行き、鏡の前でお化粧をしていました。その時、ガタガタと大きな音とばたばたという羽音がしました。ただ事でないと大母さん表へ飛び出しましたら、なんと!白にうす茶のぶちの入った大きな野良猫が鳥籠を道路の方へひっばっている最中でした。野良ちゃん大母さんの顔を見るなり向かいの駐車場に止まっていた車の影に隠れて、まだしつこくこちらを見ています。これからはいくらピーちゃんたちが表が好きでもとても出すことは無理だと大母さん思いました。もし留守中の出来事だったらどうなった事でしよう。

 

表のお日さまを尻目に、今日は日当たりの悪い裏庭にピーちゃんたちは連れて行かれました。それでも緑が多いことと、三時頃にはちらちらと木漏れ日が当たるので夏は快適の方なのです。

ゴールデンウイークで昨晩から大母さんの孫たちが両親と一緒に来て泊まって行きました。ピーちゃんたちは裏庭にいましたが、なかなか家の中には入れてもらえません。六時ごろやっと廊下に置いてくれましたが、八時まで覆いを掛けてもらえなかったので、眠くて眠くて三羽がくっ付きあって止まっていました。いつもの表の部屋へ帰った時はピーちゃんたち、ほっとしたようで足や羽根をぐーんと伸ばしていました。

 

昨晩遅かったせいか、覆いを取ってもピーちゃんたち眠そうで黙って三十分ほど動ごこうとしません。あまり裏庭ばかりでもかわいそうなので大母さん聞き耳頭巾になりながらピーちゃんたちを表に出しました。辺りを見渡しても例の野良ちゃんの姿は見当たりません。でも決して決して安心はできません。

 

昨日は大母さんが留守だったので大父さんがピーちゃんたちを家の中に入れてくれました。大父さんは暑がり屋さんなので覆いは一枚だけでした。夜中に少し冷えこんだのですが、大母さん気がつかなくてそのまま寝かせてしまいました。今朝方突然ぱたぱたという羽音がしました。ピーちゃんたちは猫やカラスに襲われる夢でも見るのでしょうか、ごくたまにですが夜中とか夜明けに籠の中でどたばた気が狂ったようにばたつくので、大母さんは寝ぼけ眼で電気をつけ覆いをとって騒ぎが収まるのを待つのです。

 

昨晩は大母さん、自分が寒かったせいか覆いの掛けすぎでピーちゃんたちの羽根が大分抜けていました。服を着ないピーちゃんたちは暑いと羽根が抜け落ち、寒いと羽根を増やして調節しているのです。そのほかに一年に二回は換羽の季節がありその時は体力が落ちるのか年寄りの鳥はとてもしんどそうです。

 

今朝は大変冷えこみました。ここのところ一羽づつブランコで寝ていたピーちゃんたち、覆いをとるとキコちゃんとモドちゃんは二羽でねていました。明け方冷えると暗がりの中どちらかが相手のブランコを探して乗っかるのでしょう。多分キコちゃんが淋しがりやなのでモドちゃんを探すのでしょうが、ソラちゃんと間違えないところが不思議です。

朝から梅雨のような雨がじとじとと降っています。ピーちゃんたちかわいそうですが二階の廊下の隅でガラス越しに外を眺める一日です。

 

 

ここのところ梅雨のように雨がじとじと降る日が続いて、今朝もそのためか冷や冷やした感じです。やはりキコちゃんは一番こたえるのかモドちゃんにくっ付いています。寒がりの大母さんはピーちゃんたちを一番暖かい二階の表の部屋へ連れていきました。

今日は日曜日。表の駐車場に野良猫ちゃんがやって来るかもしれないのですが、昼から、ピーちゃんたちが日光浴がしたそうなので二時間ほど大母さん表の音に気を配りながら出しました。

 

毎日うっとおしくて梅雨のようです。ピーちゃんたちの最悪の季節が早始まったのかな。大母さんなんとかピーちゃんに快適に暮らしてもらおうと二階の表、二階の裏の廊下、裏庭と狭い家を籠を持ってうろうろしています。

よくもこれだけうっとおしいお天気が続くものと大母さんあきれています。

「キコちゃん、抱っこして上げようか。」

と大母さんが籠を覗きこむと、キコちゃん慌てて一番手の届かない奥の金網にくっつくのです。やはりそっと触っているつもりでも人間にさわれるのは大嫌いのようです。

 

朝はどんより曇っていますが、なんだか家の中ではピーちゃんたちの鳴き声がしないので、表に出してあげるとやはり嬉しそうに囀っています。犬を連れた人が通ったり、子供が覗いていったり車がビューと走ったり、それなりに楽しいのかも知れません。

昼からはピーちゃんたち二階の裏の廊下に行きました。レースのカーテンをピーちゃんの籠の巾だけ開けてあるので隣の猫のランちゃんや裏のトラちゃん、クリちゃんが干し場でお昼寝をしたり喧嘩をしたりするのが見られます。大母さんが洗濯物を干しているのとかも見られます。

 

久し振りにキコちゃん籠の外へ出してもらいました。キコちゃんは籠の外から中のモドちゃんやソラちゃんとお喋りしたり、時にはからかうような仕草をしたりして、しばらく遊ぶのが楽しいのです。羽根の力が弱いのでせいぜい飛んでも一メートルくらい。滅多に籠から離れません。

やっとお天気が安定して来て雨から開放されました。今年は梅雨が早いのではと言っていましたが梅雨ではなかったようです。ピーちゃんたちお天気が覆いの中からでも分るのかぴちょぴちょお喋りをしています。今日は表へ出してもらえるのがわかるのでしょぅか。

 

曇っていても空が割合明るいのでピーちゃんたち表へ出してもらいました。人間も同じですけれどピーちゃんもキコちゃんが羽づくろいを始めるとモドちゃんもソラちゃんも羽根のしたから脇から尻尾の先まで丹念に嘴でづくろいです。見ている大母さんも身体が痒くなりそうです。

 

今日は快晴。大母さんは籠の上にいつも日よけ板を乗せて表に出してくれます。いくらピーちゃんたちがお日様が大好きでも日射病になっては大変ですからね。

午後から二十八度の予報です。ピーちゃんたち午後は裏庭の木陰でお昼寝。

朝晩の温度差がきついこの頃は、キコちゃんが一番弱虫で羽根のしまりが悪くなります。もともと羽根の力が弱くて一メートル飛んだらよいところです。ソラちゃんは外に出たがりませんが、無理に出すときっと羽根の力はお年寄りとはいえまだまだ飛べると思います。モドちゃんも外へ出たがりません。少し運動不足で太っていますのでせいぜい三メートルがよいところだろうと大母さんは推測しています。

 

昨晩遅く久し振りに雷さんのおなりでした。ピーちゃんたち、もうネンネしていたのですが、大きな音がしたので、「ピー」と悲しそうな声を出しました。きっと暗闇でとても怖かったのでしょう。まだ起きていた大母さん、覆いを開けて雷さんが収まるまで、「怖くないよ」と声を掛けました。

朝は冷えこみましたがお天気は快晴です。日中テレビは二十八度を報じています。一番に表に出してもらったピーちゃんたち、しばらくはギラギラお日様に圧倒されたのか静かでした。ところが裏庭に連れて行こうとしましたらいつもの調子で元気に囀りだしましたので、そのまま表に二時間ほど日光浴をしました。

 

朝少し冷えこんだのでキコちゃんとモドちゃんは一つのブランコで寝ていました。小鳥の中にも親切こうじてお節介屋がいるのですが、モドちゃんはまさにそれです。今日のキコちゃん少し眠そうなのですが、なんとかお喋りをさせようとモドちゃんがキコちゃんの頭をつついたり身体をつついたり、見ていてキコちゃんが気の毒になってきました。

昼から、暑そうなので大母さんピーちゃんたちを裏庭に連れて行きました。ピーちゃんたち、なぜかご機嫌でみんなでお喋りしています。

 

 

2002年6 平成14年

 

今日の日中、テレビが三十度を報じています。いよいよ蒸し暑い京都の夏の始まりだと大母さんうんざりです。ピーちゃんたち涼しい朝の一、二時間だけ表に出してもらいました。

日曜日なので車が少なく、野良猫ちゃんが道を渡ってやってくるかもしれません。が、ピーちゃんたちは表へ出てお喋りしたくてうずうずしています。しかたがないので大母さん表の音を気にしながら午前中表に出してあげました。

 

今日も暑くなりそうな快晴です。昨晩とても蒸し暑かったので覆い一枚だけ掛けていたのですが、明け方冷えて寒かったのかばたばたと羽音がしました。その音にびっくりして目が覚めた大母さん、慌ててもう一枚覆いを増やしました。やはりキコちゃんが一晩こたえたのか朝少し膨れて眠そうです。

テレビは関西地方では京都が最高の三十度を予報しています。昨日が三十一度でしたので少しだけ涼しいようです。ピーちゃんたち、ちょっとだけ表に出してもらいました。

 

大母さん、大父さんとお出かけでピーちゃんたち、一日裏庭でお留守番。屋根の上でアオーアオーと隣の猫のランちゃんにプロボーズの雄猫ちゃんたち。でも家の庭に下りてきたことがないので安心しています。でもでもひょっと下りてきたら大変。

 

どうしたのでしょうか。梅雨が来なくて夏がやってきたよう。毎日三十度を越える真夏日が続いています。今日も朝から表にぎらぎらお日様。大母さん十分ほどピーちゃんたちを表に出しましたが、このままではピーちゃんの焼き鳥が出来そうなので慌てて裏へ連れて行きました。

今年は梅雨前線がぐっと南の方にいてなかなか上がってこないとテレビが報じています。最高気温三十二度八分です。

 

昨日キコちゃんとモドちゃんが一つのブランコに止まって、しばらく下りないので大母さんデジカメ撮影をしました。早速大父さんがホームページに載せたようです。

今朝やっと少しひんやりした朝になりました。昨晩夜中に覆いを一枚掛けの上にもう一枚掛けましたが、やはり少し寒かったのか寒がりキコちゃんちょっと膨れ加減。

台風が九州の南に接近しています。そのせいか朝から曇りで、少し蒸し暑さはありますが表には涼しい風が吹いています。ピーちゃんたち表でご機嫌よく囀っています。お昼頃から家の前にカラスのような黒い人間たちの行列が並んだのでピーちゃんたち驚きました。これは人間のお葬式なのです。大母さん教えて上げたいのですがピーちゃん語が喋れないので残念。