ピーちゃん3

 

 

 

 

 

 

かわむら けいこ

ピーちゃん日誌

その三

 

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2003年1 平成15年

今日はお正月。ピーちゃんたちには何のことかさっぱり分りません。朝少しお日様が出ましたので表に出してもらいました。大母さん、テンキちゃんの尻尾が二つに分かれているのは先天的かもしれないと心配になってきました。

テンキちゃんの尻尾はよく見るとコオロギみたいに三つに分れているのです。真中のが短くて黒っぽいので見落としそうですが変な尻尾です。ペット売り場のお姉さんが言うように、直るものでしょうか。インコは近親結婚が多いので時々奇形の子供が生れるのです。ひょっとしたらそのせいかもと大母さん思っています。

お正月で、大母さんの子供と孫たちが集まってきました。ピーちゃんたちは上の廊下に一日中隔離状態。外は一日うっとうしい冬の雨です。

 

あんまり寒いので、大母さんピーちゃんたちを居間に入れて籠を見ていますと、モドちゃんがしきりにムツミ君に話しかけています。それが済むと一生懸命羽づくろいをして、さらに頭をムツミ君の顔の辺りへ持っていきます。ムツミ君もモドちゃんの頭を嘴でちょこちょこ掻いてあげています。二羽がそんなに睦ましいのに、テンキちゃん一人ぼっちでぼんやりしています。

大母さん、スリガラス越しにお日さまの当たる二階の表の部屋へ、ピーちゃんたちを連れて行きました。この部屋は物置で、その上温室なのです。サボテンの月下美人とかペゴニヤが冬の間そこで寒さを凌ぐのです。外が見えないのでピーちゃんたちあまり面白くなさそうです。

 

夜、大母さんアンカを入れ忘れてしまい、朝どきどきしながら覆いを取ると、みんな元気でほっとしました。今朝はとても寒く、モドちゃんが高齢なのが心配なのです。

とても寒いのですが日本晴れなので、ピーちゃんたち外へ出してもらえるかと嬉しそうでしたが、大母さんと大父さんお出かけで、一日二階の表でお留守番でした。

 

テンキちゃんも大分慣れて自己主張をするようになりました。朝覆いを取るや、ムツミ君が餌箱の中に入って座りこんでしまったのを、つんつんと突ついて退いてもらい餌を食べ始めました。

止り木の止まり方で時々いざこざが起きます。モドちゃんとムツミ君が並んでさえいたら平和なのですが、二羽の間にテンキちゃんが入ると、テンキちゃんは攻撃される前に両方をつんつんして牽制しているのです。そのあげく別の止まり場へ飛び移ります。モドちゃんとムツミ君はまた仲良しごっこを始めるのです。

一時は顔なじみがみんな死んでしまって一羽になって、いかにも淋しそうにしていたモドちゃんが、最近とても元気になったので大母さんほっとしています。老衰のシロチャン、キコちゃん、ソラちゃんと、ちょっとの間に死なれてしまったモドちゃんが、羽根を落としてしょんぼりしていたのが、身体もしっかり締って鮮やかな黄色と背中についた緑の丸が映えて若鳥に負けないくらい美しくなりました。今もムツミ君に楽しそうに喋りかけています。

 

暖かい春のような日なのでピーちゃんたち表に出してもらいました。久しぶりに弾けるような鳴き声がしています。しばらくして表に出ますと餌が大分こぼれていて、スズメさんが嬉しそうにそれを啄ばんでいます。きっと皆で餌を飛ばしたのね。あの弾けるような声はスズメさんを呼んでいたのでしよう。 

テンキちゃんの両方に開いていた尻尾がだんだん真っ直ぐになってきました。やっぱり小鳥屋さんで追っかけられて尻尾が開いてしまったのです。きっと命がけで逃げ回ったのね。

テンキちゃんだんだん元気になってきて時々ムツミ君が近付くとつんつんと突ついて撃退するのです。ムツミ君はモドちゃんに依存していて何かあるとモドちゃんの側へ寄って行くのです。モドちゃんも可愛い子供が帰ってきたというようにムツミ君の頭をこちょこちょしてあげるのです。

 

大母さんがピーちゃんたちを二階へ迎えに行くとみんな羽根を伸ばしたり足を伸ばしたりするのです。これは嬉しいポーズなのか、「やれやれやっと迎えに来た」ということなのか、と大母さんはいろいろ推理してみます。

 

ムツミ君とテンキちゃんはデパート育ちなので、きっと雪をみたことがないに違いないと大母さんはピーちゃんたちを裏の透明ガラスの戸の側へ置きました。珍しく庭木には雪がお砂糖をまぶしたように積もっています。二羽とも雪を見ているのか見てないのか素知らぬ顔で止まっています。

 

昨日大母さんは御所へ水汲みに行った帰り、ハコベをお土産に取って来ました。もう遅かったので今朝洗ってピーちゃんたちにあげますと、一番喜んで食べ出したのはモドちゃん。それを見てムツミ君とテンキちゃんが大急ぎで食べ出しました。どうもモドちゃんはムツミ君とテンキちゃんを子供のように可愛がっているらしいのです。暗くなって二階へ迎えに行くといつも三羽が固まって寝ているのです。やはりモドちゃんはやさしい鳥なのです。

朝は冷え込みましたが日中はとても暖かくなりました。お蔭でピーちゃんたち庭へ出してもらいました。いつもより鳴き声が多いようです。みんな空を見上げたりして嬉しそうです。空を飛べたらもっと嬉しいでしようが、きっと一日で餓死するかカラスの餌食になってしまいます。

 

朝からうっとうしい日なので、ピーちゃんたち二階の表の部屋へ連れて行かれました。ここが一番明るくて暖かいのです。今日はハコベのお土産付きなのです。モドちゃんはしきりにムツミ君に小声で話しかけています。がムツミ君はまだまだ幼くてぼんやりしていることが多いのです。亡くなったキコちゃんとの絶妙なタイミングのキッス大会はなかなか無理です。ムツミ君あまりの煩さにつんつんとやっとお返しをしているのです。

 

ここの所ぐずぐずしたお天気が続いていてピーちゃんたち外へ出してもらえません。大母さんせめてハコベをと洗って入れてくれました。テンキちゃんの尻尾真っ直ぐになってきました。でもテンキちゃん寂しそうです。

モドちゃんはとても綺麗になって来ました。ムツミ君やテンキちゃんに囲まれて賑やかになったのが嬉しいのでしょうか。三羽の中では一番大きくて黄色が映えてキー母さんの素質をうけついで居るのでしょう。

 

昼過ぎになってやっと日が射して暖かそうになったので大母さん、ピーちゃんたちを表に出してお買物にいきました。

帰って見ると日がかげって冷たい北風が吹いていたので、

「ピーちゃんごめんね。」

と、慌てて家の中へ入れました。

 

昨日から暖かそうなお天気です。ピーちゃんたち外に出してもらいました。嬉しそうな鳴き声が聞こえてきます。お昼に籠を入れようとして大母さん餌が外へばら撒かれているのでびっくりしました。きっとスズメさんにあげたのでしょう。

ブランコは喧嘩をしないように三つ吊るしてあります。朝、覆いを取るとモドちゃんとムツミ君は大体ブランコに乗っています。ムツミ君が来てから一回だけ、モドちゃんと二人一緒にブランコで寝ていた事があります。とても寒い日でした。寒いとピーちゃんたちも肩寄せ合って眠りたくなるのですね。最近はずっとアンカを入れています。

 

三羽ともピーちゃんたち元気です。今日は覆いをとるとテンキちゃんだけブランコに乗っていました。一番に餌箱に飛び付くのはテンキちゃんですが、最近ムツミ君も慌てて餌箱に飛び乗ります。二羽で取り合いをしますが、モドちゃんはさすがみんなが終わった後ゆっくり啄ばんでいます。

曇っていますが、ピーちゃんたち外へ出たいのではないかと大母さん籠を表に出しました。お日様が出てないのと寒いので、ピーちゃんたち囀る気になれないのか、むっとしています。慌てて二階へ連れて行きました。通りから御所の方を眺めると北山が真っ白い雪のベールを被っています。

 

夜中から降り出した雨が本降りになりました。ピーちゃんたちには最悪の日です。二階で一日を過ごしました。暗くなって迎えに行くと、いつもムツミ君とテンキちゃんがくっ付いていて、モドちゃんが傍の餌箱に止まっています。

光熱費節約のためピーちゃんたち炬燵のある居間に入れてもらいました。やっぱり暖かくて気持が良いのか、モドちゃんとテンキちゃんが珍しくお喋りを始めました。しばらくすると、テンキちゃん大ハッスル、ムツミ君にキスをしかけたりモドちゃんにチヨッカイを出したりしてうろうろしています。テンキちゃん恋愛の学習中かもしれません。

 

昨日の続きで、今朝の寒さはピーちゃんたちにはひょっとしたら生れて初めてかもしれません。表のバケツは氷が張って庭の青木さんが寒さでぐったりしています。大母さん昨晩ピーちゃんたちのアンカを「強」にしておいてよかったと思いました。今日も起きるや炬燵のある居間に入れて貰いました。暖かいのでみんなご機嫌です。中でもテンキちゃんすっかり思春期で、自分が雄にもかかわらずムツミ君に盛んにプロポーズを始めました。知らん顔をしていたムツミ君ですが、ついつられてテンキちゃんにキスをしてしまい慌ててモドちゃんの側にくっ付きました。時々モドちゃんが餌を食べ出すとテンキちゃん、そのすきにムツミ君に猛烈プロポーズを始めます。

モドちゃんはムツミ君を大変可愛がっていますが、テンキちゃんがムツミ君に盛んに話しかけても怒ったりはしません。せいぜいツツンと突っつくだけです。きっと大人なのですね。でもモドちゃん自身が甘えたくなるのかムツミ君に擦り寄って行って頭こちょこちょを要求します。するとムツミ君は優しくモドちゃんの頭を嘴で掻いてあげるのです。

 

2003年2 平成15年

今朝は三羽が向かい合ってお話会をしていました。とても仲良く平和で楽しそうです。テンキちゃんも仲間に入れてもらったようです。

餌を入れると一番にムツミ君が飛んできて食べ始めました。それを見たテンキちやんがムツミ君を後ろから嘴でつつきます。ムツミ君その度に振りかえって邪魔をしないでと抗議をします。片一方の空いている所はモドちゃんが食べ始めました。テンキちゃん堪らなくなってモドちゃんのところへ行くと、モドちゃんさっと身を引いてテンキちゃんに食べさせてあげました。昼頃ちょっと庭に出してもらいました。大母さんが覗くと雀さんが三羽遊びに来ていました。

 

冷え込みが堪えたのかムツミ君とモドちゃんが一つのブランコでくっ付いて寝ていました。覆いを取ってもなかなか下りません。夜中きっと寒くなったモドちゃんがムツミ君のブランコに乗り込んだのだろうと大母さん想像しました。

今日はとても寒いので一日家の中で暮らしました。でもモドちゃんとテンキちゃんはお喋りが大好きです。ムツミ君は聞き役です。インコにも無口なのがいるのだと大母さん今更ながら感心しています。

 

今日は立春。日が射している所はぽかぽかと暖かいので、ピーちゃんたち午前中お日様を満喫しました。その上ハコベを一杯貰って散らかして、大母さんが二階へ迎えに行くと籠がはこべの匂いでぷんぷんだったので、きっと三羽で野っ原で遊んだ気分になったかなと思いました。

 

午前中外は雪なので炬燵の部屋へ入れて貰いました。モドちゃんがムツミ君に頭を嘴で掻いてもらっています。喉元も痒いのか首を廻して掻いてもらっているのですが、とうとう頭が下になり顎が上になり百八十度回転です。大母さんもこんな痒い痒い大会ははじめて見ました。

ムツミ君がブランコから降りるのに、片足でぶら下がって片足を止り木に下ろそうと四苦八苦しているのを見付けてしまいました。なかなかゆらゆらして足が止り木に着かないのです。そんなにしなくても飛び降りたら簡単だと思うのですが・・・

 

暖かくするとみんな餌も良く食べるしお喋りも盛んになります。とくにテンキちやんは元気になってプロポーズの練習を誰彼なしに始めます。ムツミ君も時々聞いていますが、煩くなるとつつんとつつきます。するとこんどはモドちゃんのところへ行って喋り始めるのです。

午後から晴れの予報なのに一向に晴れてきません。ピーちゃんたちが外へ出たがっているのが分っている大母さん、曇っていますが暖かいので、しばらく表に出しました。

 

朝から春のような暖かさで、ピーちゃんたちなんだかうきうきしています。早速表に出してもらってお喋り大会です。その上昼からも裏庭へ夕方まで出してもらいました。家に入いると、もうちゃんとモドちゃんとムツミ君はブランコに乗って寝る準備をしています。きっと外気浴万点だったので疲れたのでしょう。

 

寒くなってきましたが晴れてよいお天気です。今日は法事とやらでピーちゃんたち朝から二階へ連れて行かれました。午後下へ降ろした時、無口のムツミ君がすこし低音のゆっくりした口調でテンキちゃんにお喋りをしているのを見付けてしまいました。毎日毎日モドちゃんとテンキちゃんのお話を聞かされてばかりいたので喋る気持になったのかもしれません。そのあと結局ムツミくんはモドちゃんにくっ付いてお話を聞いています。

 

今日はテンキちゃんブランコから降りるのに頭が下になってしまって、しばらく困っています。大母さんどうなることかと、はらはら見ていましたら、ちょうど体操選手が鉄棒をするようにくるっと廻って止り木に止まりました。

最近モドちゃん年なのかとてもおとなしくて、餌を食べている時でもテンキちゃんがやって来ると、さっと飛びのいてテンキちゃんに場所を明け渡します。これは物分りがよいのか、それとも気力がないのか、大母さんにも分りません。

 

このごろ大母さんムツミ君のことをムッチーとよぶことがあります。今日ムッチーがとても上手に喋っているのを見付けました。あれだけ無口でモドちゃんのお喋りを聞かされてばかりいて、この子は無口と思い込んでいたのに、テンポも早く首を上下に振ってプロポーズらしい仕草を始めたのです。きっと晩生なのかもしれません。

やはりテンキちゃんは一羽で寂しそうにしていることが多いです。今日はなんとブランコに向かって頭を下げてお喋りしているのです。やっぱりもう一羽雌の若鳥を飼おうかなあと大母さん思案しています。

 

大母さん今日デパートに行ったついでに、屋上の小鳥売り場でインコの雌を探して見ました。ムツミ君に似た色の弱々しそうなのが二羽いるだけです。

「テンキちゃんのお嫁さんはもっと元気な子がいいなあ。」

と大母さん溜息をついて帰ってきました。

モドちゃんが餌を食べている間だけテンキちゃんはムツミ君に寄って行ってお話をしています。その時はムツミ君も結構楽しそうに嘴を合わせたりして相手になってあげています。ムツミ君は優しいのですかね。餌を食べ終わったモドちゃんが戻ってくるとまたモドちゃんにくつっいています。

 

うっとおしい一日なので、ピーちゃんたち二階に缶づめです。テンキちゃんは何か言いたげに時々大母さんの顔を見上げます。大きな、きれいな目で見られると大母さん、

「テンキちゃん、何が言いたいの?」

きっとテンキちゃんは、「私にもお友達ほしいよ。」と言いたいのだと分っています。

テンキちゃんはなかなか察しがよくて、大母さんが寝させようと籠に覆いを掛けようとしたとたん、ぱっとブランコに飛び乗ります。今日は少し早過ぎたので、急いで覆いを退けたら慌ててブランコから飛び降りました。その格好がとても可笑しかったので大母さんしばらくおへその辺りで笑いました。

 

籠の中を覗いていた大父さん、テンキちゃんが止り木に水平に止まっているので、

「この子は背が低くてちいさいなあ。」

と言いました。ところがそれは違っているのです。なぜかテンキちゃん来た時から頭を低くして水平に止まっているのです。後から来たので遠慮しているのかもしれません。

 

朝覆いを取ると久し振りにモドちゃんとムツミ君いっしょにブランコに止まって寝ていました。明け方少し寒かったのでしょうか。多分モドちゃんがムツミ君のブランコに割り込んだのだと大母さん推理しています。覆いを取っても五分くらいそのままの態勢です。

一日中ぐずぐずしたお天気です。大母さんこんなに毎日お天気が悪いとピーちゃんたちが可哀想になって、曇りでも外に出して上げようかと思いますが、今にも降りそうな空を見ると諦めて二階へ連れて行きました。

 

午後から少し日が射して明るくなってきたのでピーちゃんたち庭に出してもらいました。大父さんが手招きしたので行って見ると、雀さんが一羽籠の廻りをぐるぐるして餌箱を羨ましそうに覗いています。ピーちゃんたちも雀の行くほうに首を廻しています。

ピーちゃんたち夕方になると一日のお喋りの疲れが出るのか、皆黙って止り木に止まっています。人間も鳥も同じだなあ。

 

快晴です。ピーちゃんたち、今日はお昼まで表でお日さまを満喫して、午後裏庭で外気浴の一日でした。

テンキちゃん、暇さえあればモドちゃんとムツミ君にご挨拶のキスをしますが、ちゅんちゅんと撃退されてしまいます。はやく相棒を飼ってあげなくてはと大母さん。

柔らかそうなはこべを見ると、大母さん、ピーちゃんの気持になって涎が出そうになると大父さんに打ち明けました。大父さん真剣に家の干し場でハコベを栽培することを考えてくれました。

 

2003年3 平成15年

一日中本降りなのでピーちゃんたちは二階の表の部屋に監禁状態です。

最近時々モドちゃんとムツミ君の間にテンキちゃんが止まっています。わざわざ割り込んでいるのかな。 

 

朝少し日が射したので、表にピーちゃんたちを連れて行こうと玄関の戸を開けました。表に籠を置き、その上に被せる日差し避けの板を取りにほんの二、三秒家に入った間に、雀が三羽下りてきて餌のおこぼれを待っていました。雀さんたち最近では近くの屋根に止まってピーちゃんたちが飛ばしてくれる餌を待っているのです。

 

一日じけじけと雨が降りピーちゃんたちは二階の裏の窓から隣の干し場に雨が降りしきるのを見ていました。モドちゃん、ムツミ君、テンキちゃんが三つ巴になって小競り合いをしています。

家の近くで雀さんが死んでいるのに気がつきました。車に引かれたのか少し平たくなっていました。ピーちゃんたちの餌を拾いに来て事故に遭ったのかもしれません。連れて帰って裏の葉牡丹の下に埋めて、「よい所へ行ってね。」と大母さんは心の中で言いました。

 

今日も寒い寒い一日でした。大母さんピーちゃんたちを外に出してあげたいのですが、こんな寒さでは高齢のモドちゃんが病気になってしまうと思い二階に上げました。

ふと大母さんが庭の紅葉の枯れ木を見るとヒヨドリが一羽丸く膨れて止まっていました。空を自由に飛べるヒヨドリも寒さにはきっと辛い思いをしているのでしょうね。

昼前になるとお日様きらきら眩しいくらいになったので、早速表に出してもらい、日が陰ると裏の日当たりへと移動しました。日中気温は十二・三度と高くなりました。

 

朝、うっすらと日が射したようなのでちょっと外へ出してもらいました。が、すぐ裏庭に廻されました。大母さんそれから買物に出かけて、途中雨が降り出したので慌てて帰えりました。雨が落ちてくる空を見上げて不思議そうにしているピーちゃんたちを家に入れ二階へ連れて行きました。自然の中にいたら雨風はつき物ですから雨に濡れるのも少しは気持が良いのではないかと後で大母さん思いました。

 

朝曇っていた空も十時ごろには晴れて表に日が射しはじめました。大母さん急いでピーちゃんたちを表に連れて行きました。ところが風が冷たくて結構寒いのです。それで風当たりの少ない裏庭に連れて行って貰いました。今日は雀の一家が屋根の上で並んで囀ずりにやって来ましたので、ピーちゃんたち大喜びです。その中の一羽がピーちゃんたちの籠の置いてある廻りをくるくる廻って、籠の中を羨ましそうに覗き込んでいます。大母さんが覗くとぱっと逃げてまた下りてきます。きっとお父さんスズメだなと大母さん思いました。

 

お天気ですが風が冷たくて、ちょっと表に出してもらいすぐ裏庭へ行きました。今日も雀が一羽だけ下りてきます。大母さんピーちゃんたちの餌を少し台の上に乗せて上げました。夕方見ると餌が無くなっていました。

 

今日はお彼岸とかで日中ぽかぽか暖かく一日中外に出してもらいました。その上ハコベのお土産まで貰ってピーちゃんたちとても幸せな一日でした。

ピーちゃんたち裏庭の台の上で外気浴をしていたら、雀さんの家族が屋根に止まっていました。大母さん、ほんの少しピーちゃんの餌を撒き、廊下に上がって戸を閉めるや、三羽の雀さんが下りて来てあっという間に餌を綺麗に食べました。

 

朝快晴なのでピーちゃんたちを表に連れて行った大母さん、ピーちゃんを置くやいなや雀さんがぱっと降りてきたのにはびっくりしました。ピーちゃんたちが撥ね飛ばすおこぼれを待っているのです。

昨日あたりりからテンキちゃんが少し膨れているので大母さん心配しています。雀さんが来ると喜ぶので外に二、三日出しすぎたのが悪かったのでしょうか。どうも便秘をしているようです。高島屋のペット売り場に電話をしたらとにかく暖めるようにとのことです。どうもウンチが出ていないようなので、お尻を温かいお湯に浸したテッシュペーパーで拭いて上げました。噛まれるかと思ったのですが全然噛まなかったので、手乗りに飼われていたのかもしれません。夜はアンカを「強」にして寝かせました。

 

今朝テンキちゃん少し元気になって餌を啄ばみはじめました。大母さん午前中大丸で少し小振りの籠を買って来て、テンキちゃんを他の鳥と分けました。テンキちゃんはストーブの側で二十五度くらいに温度を保って置いておきました。夕方だいぶ元気になって餌も時々食べるようになりました。

 

朝起きた時、ブランコから下りてテンキちゃん一番に餌箱に飛びついてぱくぱくと食べ始めましたので、大母さん元気になったと錯覚してしまいました。が途中で食べるのを止めて羽をまた膨らませじっとしています。今日もストーブの側で一日過ごしました。餌を食べる回数は昨日より多いようです。

 

少し明け方冷え込んだせいか、テンキちゃん昨日ほど餌を食べずじっと寝てばかりいます。何とか元気になってほしいと思うのですが、いったん悪くなってしまうと小さい生き物なのでなかなか回復が難しいのです。

大母さんの孫のあやかちゃんとひかりちゃんがきたので、テンキちゃんもモドちゃんたちと一緒に二階へ連れられていきました。夕方、大母さんが心配そうな顔をして上がってきました。案外テンキちゃん元気で餌を突ついています。

 

なぜか朝の内冷え込んで寒いのです。テンキちゃん相変らず膨れてしんどそう。下の部屋でガスストーブを弱にして二十五度を保つようにしました。孫のあやかが籠を覗いてテンキちゃんを見つけ、この子が一番可愛いと言って携帯で写真を撮ってくれました。しんどいテンキちゃんは迷惑そうです。

お天気がよいわりには寒く感じる日です。テンキちゃん気分がいかにも悪そうに膨れています。大母さん二十五度を保つために頑張っています。ストーブとの距離を計ったり、出かける時は電気炬燵を入れたりです。

テンキちゃんしきりにお尻の方を気にしているので、覗いて見たらうんちが固まっています。大母さんお湯に浸したテッシュペーパーでお尻を拭きましたが、なかなか固まっていて軟らかくなりません。あんまり嫌がるので途中で止めざるをえませんでした。

 

 

2003年4 平成15年

朝覆いを取るとテンキちゃんが餌入れとお水入れの間に入って死んでいました。急いで取り出しましたがもう頭や首まで固くなっています。あまりにも羽の色が綺麗で若鳥のまま死んでしまったテンキちゃんを思うと大母さん胸が痛みます。庭にピンクのミニバラと一緒に葬りました。

モドちゃんとムツミくんは元気で仲良く過ごしています。でもテンキちゃんがいないのは不思議でしよう。時々モドちゃん、ピョと鳴きます。

ピーちゃんたち、しばらくの間表に出してもらいました。大分春らしく暖かくなってきたので、モドちゃんもムツミくんもとても伸び伸びして嬉しそうです。テンキちゃん元気だったら喜んだのにと大母さん複雑な気持です。

 

雨なので二階に行きました。少し早めに迎えに行くと、いつも嬉しそうに伸びをするピーちゃんたちが怖がってぱたぱた暴れます。大母さんどうしたことかと考えて、やっと自分の着ている服がいつもと違うのに気がつきました。小鳥は服装で家の人を見分けるのでしょうか。

ほとんど一日雨が降り、夕方やっと上がりました。ピーちゃんたちの大嫌いな雨です。二階の表に缶づめ状態です。昼頃お出かけした大母さんがはこべのお土産を持って帰ってくれました。

 

ピーちゃんたち今日は裏庭で日向ぼっこをしばらくしました。テンキちゃんが死んでしまったので大母さん神経質になってあまり長くは外に出してもらえませんでした。

花冷えの一日です。ピーちゃんたちは家の中で頭の掻きっこをしています。でも外が寒いと分っているのか機嫌よくおしゃべりしています。

 

快晴の朝です。ピーちゃんたち表に出してもらい、またお日さまが裏に廻ったら裏に出してもらったりして、とてもご機嫌な日でした。

ムツミ君は最近暖かいと嬉しいのか羽ばたきをします。すると餌のからとか抜け落ちた羽が舞いあがるので大母さんは朝起きるとなるべく早く籠の掃除をするのです。若鳥なので元気一杯なのです。

モドちゃんは沢山の相棒やお友達を亡くしましたが、今はムツミ君ととても幸せそうで、見ていて大母さん本当に良かったと毎日喜んでいます。ムツミ君に頭を掻いてもらっている時のモドちゃん、目をつむって首を傾けている姿はこちらまで幸せになります。

 

昨日から暖かく五月半ばの陽気なので、あんかを入れずに寝かしました。ところが明け方寒かったのかモドちゃんとムツミ君一つのぶらんこに二羽で寝ていました。

あまりぱっとしないお天気です。大母さんのいる居間に籠をいれると暖かいのかムツミ君はモドちゃんに向かってよくお喋りをします。最初は無口のムツミ君と思っていたのにね。

 

気温がぐんぐん上がって昼過ぎには初夏のような暑さになってきました。モドちゃんはこの頃肥満ぎみでしんどいのか、羽が後ろで締らず開いています。落してはないので体調は悪くないようですが、少し太り過ぎではないかと大母さん心配しています。

夕方紫外線に疲れて眠くなったのか、覆いを掛けないうちから二羽一緒に一つのブランコに乗って眠る態勢です。

 

最近退屈なのかムツミ君嘴でブランコをゆらして遊んでいます。それを見たモドちゃんも嘴でつんつんして揺らします。セキセイインコ用の玩具を買ってあげようと大母さんぶつぶつ一人言。

 

風があり表では風当たりがきついので裏庭に出してもらったピーちゃん、今日は雀さんが遊びに来ました。どこかの屋根でピーちゃんたちを待っているのでしょうか。おこぼれの餌を雀さんがおいしそうに食べるのを、ムツミ君もモドちゃんも嬉しそうに眺めています。

昼過ぎだんだん寒くなってきたので家の中に入れてもらいました。

 

朝からしっぽり菜種梅雨で、ピーちゃんたちの一番嫌いな日です。

二階に上げられたピーちゃんたちを迎えに行くと退屈したのかそこら中に餌をばらまいていました。きっとムッチイが餌で砂浴びをしたのでしょう。

 

今朝方まで降っていた雨が上がりお日様が出て暖かいので、大母さんピーちゃんたちを庭に出して出かけました。急に昼から寒くなったのにピーちゃんたちのことをすっかり忘れて帰ってきた大母さん、薄暗い庭にいたピーちゃんに「ごめんね」と言いました。

 

今日は暖かいしお日様が表でぴかぴかしていました。暑いくらいの晴天です。ピーちゃんたち朝一のお日様に出してもらいましたが、モドちゃんの年を心配した大母さん二時間ほどして一服するように家の中へ入れ、またお昼から裏庭に出しました。

大母さん買物の途中はこべの綺麗なのはないかときょろきょろ探していますが、最近のはこべは花が咲いた後小さな実がついて葉もたけて、いかにもおいしくなさそうなので、ここ何日かがっかりして帰って来ていました。今日はレタスのお土産があり、モドちゃんもムッチィも大喜びでたくさん食べました。大母さんピーちゃんたちがお腹をこわさないか心配です。

 

2003年5 平成15年

昨日に変わって今日は五月晴れなのでピーちゃんたち朝から表に出してもらいました。午後は五時ごろまで庭で遊びました。レタスも沢山たべました。

夕方六時前に庭へ迎えに行くと、ピーちゃんたち外に飽き飽きしたのかとても嬉しそうでした。

 

昨晩は暑かったので覆いを一枚だけにしました。というのはモドちゃんがそろそろ換羽を始めて籠周辺に黄色い羽毛が飛んで入るからです。

今日も快晴。気温はぐんぐん上がって二十八度は越えている感じ。裏庭に出していましたが、あまりの西日の暑さに年増のモドちゃんが堪えられないのではと迎えに行くと、やはりモドちゃんほっとしたように羽を立てて挨拶してくれました。

 

日中最高気温三十一度を記録し気象台始まって以来の暑さです。さすがのピーちゃんたちも家の中に入れるとほっとしたようです。夕方涼しくなってからしばらく庭に出ていました。

ピーちゃんたち暑いのかあまりお喋りをしません。やはり蒸し暑いのは苦手のようです。寝る前に結構ひそひそ話が聞こえてきます。最近野球のテレビ中継がない時に、大父さんがピーちゃんたちのそばでラジオをつけて九時ごろまで聞くものですから、寝不足にならないかと大母さん心配しています。

 

朝から雷さんがごろごろ鳴って雨も大降りです。モドちゃんもムツミ君も仕方がないので廊下にいましたが、だんだん寒くなってきたので大母さん可哀想になって二階に連れて行きました。

 

朝、いいお天気だったのでピーちゃんたち庭に出してもらいました。大父さんが庭で植木鉢に可愛いい色とりどりの花の苗を植えているのを二羽とも不思議そうに眺めていました。ふと気がつくと、モドちゃんの頭がまた赤く少し擦り剥けているのを見て大母さん、「モドちゃんまた痒いの?」と問いかけました。きっといつもの地病で頭が痒くてどこかへ擦り付け過ぎたのでしょう。

 

明方すこし冷えこんだのでピーちゃんたち膨れているように見え、大母さんどっきりしました。でも元気に餌を食べ出したのでほっとしました。モドちゃんの頭が昨日より赤く血が滲んでいます。そこをムツミ君にこちょこちょしてもらおうと頭を嘴の所へくっ付けています。

 

モドちゃんが朝覆いを取ると餌箱の縁に止まっていたので、大母さんもしかしたらシロちゃんみたいに足に力が無くなっているのではと心配になり、餌に牡蠣の粉を沢山まぜて、さらに表の日当たりの良い所へ連れていき、屋根をずらして日光浴をさせました。午後も涼しかったので裏庭の日当たりへ置きました。

 

午前中お天気が良かったのでピーちゃんたちを表に出すと気持が良いのか二階でお掃除をしていた大母さんのところまで嬉しそうに囀る声がずっと聞こえていました。

 

二階の整理をしたら木のテーブルが余ってきたので、大父さんが、

「これピーちゃんの台にしたら?」

と庭に持って来てくれました。ピーちゃん雨が掛からないので午前中は庭の外にいました。外から帰ってきた大母さん慌てて家の中に入れました。やっぱり雨降りは嫌なのか家に入ったピーちゃんたち伸び伸びして嬉しそう。

雨が降っていても大母さん、ピーちゃんのカルシュウム吸収のためにと午後は表の雨のかからないところへ出しました。

 

今日はブルーのセキセイインコが二羽家族になりました。とてもよく似ていて双子ちゃんのようです。同じお母さんから生れたのかもしれません。大母さん名前を考え中です。先だって昇天したソラちゃんの二代目でソラちゃんとソララちゃんにしょうかなあと考えています。

お天気がいいので試しに双子ちゃんを表に出して見ました。あまり鳴かなかった二羽ですがスズメやヒヨドリの声につられて結構大きな声をはりあげています。そのあとは二羽でひっそりと止り木に並んで止まっています。

「ちょっとおとなし過ぎやないか?」

と大父さんが心配していました。

 

午前中お天気が良いので表に二つの籠を交代に出しました。双子ちゃんも外に出ると時々大きな声でピヨッピヨッと鳴きます。大父さんと大母さんは相談して名前を「そら」と「ぶる」にしました。

「ぶる」というのはちょっと可愛くないなあ・・・・と大母さんは思いました。もうすこし考えて見ようと大母さんは思っています。今日は少し蒸し暑いのですが良いお天気なので終日外に出してもらいました。

 

とうとう双子ちゃんの名前が決まりました。大父さんが付けてくれました。海と空の頭文字を取ってウーたんとソーたんです。ウーたんとソーたんはムツミ君の真似をしてブランコを揺らして遊ぶのが面白いらしいのです。

朝一番に大母さんは御池通りで見つけておいた雀の砂あび場へ砂を貰いに行きました。砂をお鍋で煎って殺菌してピーちゃんたちに食べさせると、便に血が混じらないと獸医さんに聞いていたからです。

 

朝早く大母さん雀の嬉しそうな鳴き声が庭に響いているのでちょっと覗いてびっくりしてしまいました。雀が突っついているのは観音竹の幹のもじゃもじゃで何度も来て咥えては何処かへ運んでいるのです。大母さんそれはきっと雀が巣作りに持って行っているのだと気がつきました。慌てて観音竹の回りに竹串を立て、さらに小さい籠を三つも被せて雀が怖がるようにしました。それからピーちゃんたちに、

「雀さんが観音竹の髭を取りに来たら怒ってね。」

と頼みました。

雀さん「雀脅し」が怖かったのかピーちゃんたちのところまでは降りてきますが、観音竹の髭のところへは来なくなりました。観音竹さんも心なしかほっとしたように見えます。

 

今日も大母さん観音竹の見張りをしています。なんとか籠の効果は続いているようです。ウーたんとソーたんのどちらかがここ二、三日ケケケケと警戒音をだすようになりました。雀に向かって出しているのかもしれません。

ウーたんとソーたんはだいぶ我が家の環境に慣れてきて、大母さんが庭に迎えに行くとモドちゃんの真似をして伸びをするようになりました。籠の掃除の時もあまりばたばたしないし、話しかけるとじっと大母さんの顔を見ています。

 

モドちゃんとムッチーは相変らず仲良しで夜になると顔をくっつけあって寝ています。つぎつぎに相手を亡くしたモドちゃんの老後の幸せそうな姿を見るのが大母さんには嬉しいのです。

大父さんと大母さんは昼から甲子園に野球を見にお出かけです。ピーちゃんたちは夜の十一時前まで廊下でお留守番でした。

 

昨日の罪滅ぼしに大母さんピーちゃんたちを思う存分外気浴をさせました。ただ直射日光だけはあまり当たらないように板で屋根を作ってあるのです。

ムッチイの頭には前から黄色い点が一つついているのですが、これは毛が抜けて生え変わると無くなるのかどうか大母さん心配しています。

「お休みピーちゃん!」と覆いを掛けた後、時々ぱちぱちと餌を食べている音がします。大母さん誰が食べているのかとそっと覗いて見ましたらウータンだけが餌箱のところにいて何事かときょとんと大母さんの顔を見ました。

 

2003年6 平成15年

昨日に打って変わって今日は少し肌寒い一日です。庭に出ていたピーちゃんたちが風邪を引いては大変と大母さん家の中へ入れました。

ソーたんとうーたんが時々小競り合いをしているので、大母さん気をつけて見ていますと、どうもウーたんがソーたんにやられているようなのです。大体は仲良しなのですが、ちょっとしたことでちゅんちゅんちゅんと突付かれているようです。雌どうしなのでストレスが溜まっているのかも。

誰かしきりに庭でケケケケ、ケケケケと警戒音を出しているので、大母さん覗いてみると、ソーたんが頭の毛をさかだてて盛んに汚い声で叫んでいます。一体なにに怒っているのかとふと屋根の上をみると隣の猫のキティちゃんがいました。

ここのところ薄着にしていた夜のお休み覆いも今日は夏蒲団二枚着せました。

 

昼過ぎにわか雨が降ってきて大母さん大慌てでピーちゃんたちを家に入れました。

ぎゃあぎゃあ悲鳴が聞こえだしました。大母さん急いで家の中に入れるとソーたんのご機嫌が直りました。とたんに雷さんが鳴り渡りました。

とうとう梅雨入りしてしまいピーちゃんたちの憂うつで蒸し暑い日が始まりました。

 

大母さん買い物の途中で花壇のようなところに背の低い小さなはこべが残っているのを見付けました。早速摘んで帰ってピーちゃんたちにあげると、皆大喜びで食べ始めました。

大母さんがデジタルカメラを持って来て、ソーたんとウーたんの写真を撮りはじめました。何が起こったのかと二羽とも不安そうに目を白黒させています。大父さんがホームページに写真を載せるので撮るように大母さんに言ったのです。

 

朝からうっとおしい梅雨空で、外に出してもらえないピーちゃんたちみんなむっつりしています。廊下にいたのですが、とうとうソーたんがぎゃあぎゃあ騒ぎ出し大母さん仕方なく外の軒下に出しますと、静かになりました。

昼過ぎ、ふと気がつくと雨が降っていました。急いで裏に連れて行きました。

 

今日は大工さんが来たので、ピーちゃんたち四時ごろまで表にいました。ソーたんもウーたんも表は刺激があって面白いのでしょう。ぎゃあの声が一度もきこえませんでした。

今日もうっとうしいお天気で、ピーちゃんたちむっつりした時間が多かったです。

 

朝から土砂降りの雨でピーちゃんたち廊下に二段重ねにおかれています。というのは、朝から大工さんがきていて、なるたけ邪魔にならないようにとの大母さんの気遣いからです。それでソーたんとウーたんのご機嫌が悪くて、二羽でぎゃあぎゃあの言いあい籠の中を飛び回りました。きっとストレスが溜まったのでしょう。

 

今日は雨が降ってないので、ピーちゃんたち朝から表に出してもらいご機嫌です。曇っていても昼からも裏庭で外気浴を思い切りしました。

モドちゃんムッチィはくっ付いて仲良しさん。ソーたんウーたんは表で気分を発散したのか庭へやってもうるさく鳴きませんでした。

高島屋の小鳥売り場のお姉さんが言うように、ピーちゃんたちは暑いのはあまりこたえないらしく、とても元気です。大母さん忙しいのか薄暗くなるまで庭に置いてくれました。暑いので外のほうが良い気持かもしれません。

 

大母さんがお出かけの間に、庭に出ていたピーちゃんたちに土砂降りの雨が襲ったようです。籠の上に板を置いていてので板が大分濡れていました。

「モドちゃん、ムッチイ、よかったね。」

と大母さん。ウーたんソーたんの籠はぐーんと軒下に入っていましたから大丈夫でした。 

やっと見つけたハコベを持って帰ってピーちゃんたちに振舞いました。ソーたんウーたんが一番に飛びついて食べ始めました。ムッチイーもモドちゃんも嬉しそうです。でも年増のハコベなのでぷちぷちの硬い実がついていました。

 

朝からの本降りです。ピーちゃんたち庭の見える廊下に置いてもらいました。雨が降っているのがガラス越しに見えるせいか、ウーたんもソーたんもぎやあぎやあ言わずに大人しく、でも、つまらなそうに止り木に止まっています。

夜覆いを掛けてから誰かが夢でも見たのか、ばたばた暴れだしました。夜中、ひと月に一度くらいピーちゃんたちは怖い夢でも見るのかばたばた大暴れして大母さんを起してしまうのです。大暴れしたあとを見ると、籠の廻りに細かい羽根が一杯落ちているのです

 

朝は曇っていたのですが、ピーちゃんたち表に出してもらいました。車が通ったり色んな人が行き来するのが面白いのか、ソーたんのぎゃあ声はありません。

雀さんがやってきたのでピーちゃんたちの嬉しそうな声が聞こえます。ウーたんソーたんもモドちゃんたちが囀るとすぐ真似をして囀ります。先輩たちを見習うのは人間さんばかりではないのですね。

 

今日はソーたんがウーたんに口移しで餌さを食べさせているのを初めて見てしまいました。雌同志なのですが、ムッチイとモドちゃんの動作をみていて学習したのかもしれません。今まで知らん顔していた二羽がちょっと仲良くなったのかな。

お昼から久し振りの太陽でピーちゃんたち全員とても嬉しそうです。暑さもまだ本格的とまではいかないのでご機嫌な日になりました。

大母さんお出かけで夕方五時頃帰ってくると、庭いるのが飽きたのかウーたんソーたんがぎゃあ、ぎやあ騒ぎ立てています。嫌になると騒ぎ立てて注意を引くのでしょう。子供がわあわあ泣くのといっしょの気持なのでしょう。

 

 

2003年7 平成15年

一日うっとうしい雨、雨、雨です。こんなに降ってはピーちゃんたち可哀想です。

雨の中大母さん、ピーちゃんたちのために大回りをして、秘密の場所でハコベを取ってきました。大分堅そうでしたがウーたんとソーたんは早速飛びつくように突っつきはじめ、あっというまに全部引っ張り込んで下へ落としてしまいました。

 

昨日の残りのハコベを二つに分けてピーちゃんたちにあげました。昨日より食べる速度が遅くなりました。二日続くとあまり珍しくなくなるのでしょう。

籠を掃除していると綺麗な少し長い緑の羽根が一枚落ちていました。大母さんムッチーを見てびっくりしました。ムッチーの長い尻尾の羽根がなくなって、哀れな尾羽根が一センチ程ついています。換羽の頃にはよくあることですが、いつもお爺さんみたいで背中が丸く目がしょぼしょぼ、その上尾っぽがなくなっては惨めを絵に描いたようです。でもモドちゃんの大事な彼氏なのです。

 

一日雨かと思ってピーちゃんたちの籠を廊下に置いていましたが、夕方薄日が射したので庭へ出してもらいました。それから大母さんお買物に出かけたのですが、帰りに大雨になってしまいました。あわてて帰ってきた大母さん、荷物を玄関に放り出したまま庭へ直行ピーちゃんたちを危うくずぶ濡れから助けました。

ソーたんとウーたんは若くて元気をもてあますのか、二羽でけんかごっこをしたり、ぱたぱた羽ばたいて狭い籠の中を飛び回ったりして発散しています。これがオーストラリアなら森へ連れて行って放して上げるのにと大母さん思います。こんなところで飛ばしたらカラスの餌食か食べものがなくて餓死してしまいます。

 

大母さんピーちゃんたちのために鴨川へ行って砂を取ってきました。獣医さんによると小鳥は砂を食べさせないとふんに血が混じるそうです。

モドちゃんとムッチーはお昼二羽で鼻と鼻をくっつけて、しばらくじっとしているときが時々あります。今まで飼ったインコたちにはそんな子はいませんでしたので、大母さん面白い面白いと見ています。

モドちゃんは一番年上なので暑い日はしんどそうです。

 

朝曇っていたのでピーちゃんたちを表に出していましたら、いつの間にか雨になっていて、慌てて廊下に連れて行きました。

ソーたんとウーたんは女の子同志だと思っていたら、なんとソーたんの鼻のところの色が紫に変わってきました。ひょっとしたら雄雌かもしれないと大母さん内心喜んでいます。どうしてかって?雌ばかりだったらお婿さんを二羽お迎えしなければなりませんので。

 

久し振りの爽やかな梅雨の晴れ間にピーちゃんたち一日表でご機嫌でした。

大母さんが斜向かいのSさん所から表を見ていましたら、ピーちゃんたちが落とした餌を拾いに一羽の雀さんが飛んできました。

今日は祇園祭で御池通を山鉾が賑やかに通って行きます。ピーちゃんたち、表にいますから巡行を見ていたはずです。ピーちゃんたちの目にはどんな風に映るのでしょう。

 

今日のお天気は時々ぽつぽつと雨粒が落ちてくるので、ピーちゃんたち裏庭の軒端にいました。

少し蒸し暑い日ですが、ピーちゃんたちなんとか元気で裏庭で過ごしました。夕方ソーたんが同じ所に飽きたのか、「ジャア、ジャア、ギャア、ギャア」と騒ぎたてました。

 

だいぶ暑くなってきました。夕方三十二度もあったのでクーラーを入れたらソーたんがまた怒り出しました。クーラーは嫌いのようです。

夕方、ちょっと鳥篭を入れるのが遅くなったらソーたんが怒り出したので、ソーたんたちの籠だけ廊下に持ってくると、今度はモドちゃんたちの籠が来ないといってウーたんソーたん二羽が大声で呼びだしました。食事をしていた大母さん仕方なく、また立って行ってモドちゃんたちも連れてきました。これでやっと静かにご飯が食べられます。

 

お昼から大母さんたち留守になるので廊下に置かれました。きっと留守中ソーたんはぎゃあぎゃあわめいたことでしょう。

夜、覆いを掛けてからも電灯がついていると、ムッチィーのお喋りが始まります。寝る前にモドちゃんにひとしきり喋っておきたいのでしょう。

 

ウーたんとソーたんの餌箱の皮付き餌は朝大母さんが息を吹きかけて殻を飛ばしては継ぎ足しますがいつも吹いても吹いても殻ばかりになっています。若いので食欲旺盛なのです。

夕方ソーたんが煩いので日除けの屋根を取り除き、まだ明るいのでそのまま出しておきましたら、家に入れてもらえないのが気に入らないのかぎゃあ、ぎゃあ怒り出しました。きっと元気なので要求も烈しいのでしょう。

 

今日は大母さんみんなの籠を洗いました。ブラシでよく擦って白いうんこを落としました。そしてお日様に干しました。

日曜日は車も少なく人通りも疎らなので、ピーちゃんたちを外に出すと、子供がいたずらをしたり猫とか犬が襲って来たりしないか大母さん心配なのです。今日は涼しい上に雀さんの声に皆嬉しそうに反応しているので大母さん仕方なく表の音を気にしつつ出しました。

 

もうハコベが無くなったのでレタスを千切って籠の間から差し込むと、ソーたんとウーたんは少し食べて、あとは千切っては捨て千切っては捨て無くなるまで続けていました。きっと退屈なのでしょう。

ウーたんとソーたんはほとんどそっくりです。ウーたんの方が心持小振りで頭もちょっと汚れていましたが、今日よく見ると頭のよごれはすっかり白くなって、どちらも美人鳥に変身していました。目も黒々と大きくてぱっちりしています。これで声がよかったらと大母さんは思いました。天は二物を与えず・・・。

ムッチーは嘴でガジガジと音を出すのが癖で寝る前にはいつも始まるのです。今日も聞こえるので、大母さんちょっと真似をしてムッチーの顔を見ましたら止めてしまいました。

 

大母さんがウーたんソーたんの籠を家の中に入れようとすると、銀行員らしい綺麗なお姉さんが籠を覗きこんで、

「可愛いですね。」

と褒めてくれました。お姉さんところも手乗りのセキセイインコが一羽いるそうです。仕事に行っている間は一羽でとても寂しそうにしているとのことでした。明日から大父さんと大母さんは三日間留守になるので餌をたくさん入れてもらいました。でも、ソーたんの一日中怒る声が聞こえてきそうです。

 

2003年8 平成15年

大母さんと大父さんが旅行に行ってしまったので、ピーちゃんたち一日お留守番。外にも出してもらえません。

頼んでおいたので、大母さんの娘ゆっこ姉ちゃんが来てお水を代えてくれました。

翌々日、夜十時過ぎ大父さんと大母さんが帰って来ました。部屋が急に明るくなったので、ピーちゃんたち、びっくりしてお喋りを始めました。

 

三日ぶりに籠の掃除をしてもらい、待望の外へ出してもらいご機嫌です。

大母さんが鴨川でもらってきた砂をお鍋で煎って籠の中の容器に入れてくれました。ピーちゃんたちはこれを食べていると便に血が混じらないそうです。

あまりの暑さにピーちゃんたちは三十分表にいましたが、すぐ大母さんのお迎えがきました。籠を入れながら大母さん、