山芋の冷汁の作り方

A1. 材料 ---2-3人分

B. 調味料

  1. 山芋---中1本(中1袋)
  2. おくら---1袋(約7本)
  3. 白すりゴマ---大さじ1
  4. もみのり---大さじ1(好みで)
    又はわさび---少々(好みで)
  1. だし汁---2カップ
  2. みりん---大さじ1
  3. 薄口醤油---大さじ1
  4. 塩---適量

A2. 作り方

  1. おくらは塩を少々加えたお湯で湯がく、柔らかくなったら、氷水にとり、小口切りにする
  2. 山芋は皮を剥き、酢水につける、目の細かいおろし金ですりおろす
  3. 鍋にだし汁を入れ、みりん、薄口醤油、塩で味付けして、沸騰すれば火を止め冷ます、だしの塩味は山芋で薄まるのでやや濃いめの味にする、だし味はよく利かした方が良いので、味が悪ければ、化学調味料/塩の無添加のかつおだし調味料を加えるとよい
  4. だし汁が冷めたら、1と2にだし汁と白すりゴマを加えて混ぜて冷蔵庫で冷す、加えるだし汁の量は調整して残しておくとよい
  5. 好みでもみのり、わさびをトッピングする

C. 超簡単に出来て、ヘルシーで、栄養価値も高く、美味しいので我が家では度々作ります。残れば(我が家ではわざと残す)翌日そばを茹でてこの冷汁をつけて食べると美味しい、この時、残しておいただし汁が役に立ちます、味噌を加えるレシピもありますがこのレシピの方が美味しくお薦め。
冷汁はワインと合わせるものではないのですが、このスープは邪魔はしません、主菜に合わせればよいでしょう。

D. 山芋には各種消化酵素が豊富に含まれていて、でんぷん分解酵素のジアスターゼな どは大根の3倍も含まれています。ネバネバのもとのムチンは胃壁の粘膜を保護し、たんぱく質を効率よく消化/吸収させる働きがあり若返りに効果のある成分、コリン、サポニン、アルギニンといった特殊成分は、内 臓の機能を高め、精力増強を促します。疲労回復、虚弱体質の改善、病中病後の栄養補給に効果があります。又食物繊維が豊富な上に、カリウムも多く含まれているため、大腸ガンや高血圧の予防、また、便秘の解消にも効果があります。漢方では長いもの根は山薬(サンヤク)といって、糖尿病や滋養強壮に効く「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」の成分になっています。
おくらには食物繊維、カルシウム 鉄分、ビタミンC、タンパク質を含み、整腸、便秘、疲労回復、強壮に役立ちます。
ごまにはビタミンE、セサミンを含み(老化/動脈硬化予防、肝臓の抗酸化力に効果)、カルシウム、鉄も豊富です。
おくら納豆もヘルシーで、栄養価値も高いので我が家ではよく作りますが、これはワインの敵です。

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山芋の冷汁のレシピとワインの合わせ方