再々入院
また嘔吐で入院。前回(5月)と同じく腸炎でしたが、今回はそれ以外にも肝を冷やす出来事が…。

2004、11.16〜11.23

11月16日(火)
PM7:40
 ミルク160cc
PM8:05 1回目、嘔吐(大量のミルク)
前回の経験から、とりあえず水分は与えないでおく。少し様子を見るが、元気なので近くのコンビニに一緒に行く。

PM9:40 2回目、嘔吐(昼食(幼児用カレーライス)の内容。ほとんど消化されてない状態。)
↑この時点で病院に連れて行くことにし、念のため入院準備品を持参。

PM10時過ぎ 夜間救急外来に到着。かなり混んでいた。熱37.2℃。樹:おしゃべりする元気有り。
PM11時過ぎ頃 診察。念のためレントゲンを撮ることに。

PM11:20 3回目、嘔吐(多量。ごはんつぶ?全体に白っぽい。 )
レントゲン受付前で嘔吐したため、受付の方が先生を呼びに行った。

PM11:30頃 レントゲンを撮り、待合い室に戻る。オムツ替え/尿。樹:元気がなくなってきて、ママの肩にもたれかかる。

PM11:48 4回目、嘔吐(少量。白っぽい液状。唾液っぽい感じ。)
診察中に嘔吐したので、先生に吐瀉物を見ていただく。レントゲンの結果、特に急を要するものではないことが判ったが、前回のこともあるので、帰宅せずに、一応このまま入院しましょう、とのこと。(吐気が強く、みるみる元気もなくなってきたし、絶食&点滴にしたほうが早く良くなると思うので、という説明だった。)パパママは入院を覚悟してたので「やっぱり今回も入院か〜。」という感じ。
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11月17日(水)
PM12:05
 点滴を入れる。外廊下まで大きな泣き声が響いていた。
(小児病棟、病室へ案内される。手術入院の時と同じ部屋&ベッドだった。樹:嘔吐と大泣きで疲れたのか、寝ている。)

AM1:? 5回目、嘔吐(ごく少量。白っぽい。)樹:吐いた後、少しグズるが、すぐにまた寝る。
(明日持って来て欲しい物のメモを渡し、パパ帰宅。ママはベッド周りを整頓。樹のベッドに上り、嘔吐に備える。)

AM2:00 6回目、嘔吐
AM2:30 7回目、嘔吐
AM3:10 8回目、嘔吐
AM4:50 9回目、嘔吐
AM5時頃 ずっと吐いたりグズったりウトウトしたりだったが、ようやく落着いて寝た。ママも添い寝。

<翌朝>
AM7:00過ぎ頃 起床。
AM9:15 オムツ替え/尿。→採血(処置室に連れて行く)→レントゲン(泣いてるので、だっこして連れて行く。レントゲン室でも大泣き。)

AM9:50 浣腸。便/緑色。ほとんど水様便、固まりが少しポツポツ。
AM10:00 熱37.2℃ 樹:起き上がる気力なく、目は開いてるものの、ずっと横になったまま。
(パパが来たので交代してママ帰宅。少し寝てくるつもりだった。)

(↓ここからはパパの記載)
PM3:30 尿検査。
PM3:? 便/薄く色がつく程度。
樹:おとなしくずっと横になっている。パパも添い寝しながら、一緒にテレビを見ていた。

PM3:40 樹の足が冷たく、お腹が熱い。熱を計ると38.4℃。
PM3:50 パパ:ベッドを降りて廊下で看護士さんを呼び止め、振り向いて樹を見ると、様子がおかしい。黒目が激しく揺れ、身体全体がガタガタと震え、口から白っぽいものを流していた。呼び掛けても反応なく、意識がない。パパは慌てて「おかしい!おかしい!」と叫ぶ。看護士が先生を呼びに行く。飛んで来た若い先生が樹を見て「あー!ヤバい!ヤバイ!」と言いながら、ハイケア(HC)室に連れて行った。
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(※もともとは腸炎で入院していて、まったくそれとは関係なく、いきなり痙攣を起こしたので、医師のほうも少し慌てたようだった。この「ヤバい!」という先生の言動と、HC室に入ってから30分の間、何の説明もなかったことで、パパは「ああ樹、死んじゃうんだ…。」と真剣に思ったらしい。パパ、また寿命縮んだかも…)
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それからはHC室の中なので、詳細は不明。医師からの簡単な説明をようやく受けて、少し落ち着いたパパから電話をもらったママは、すぐに病院に向かった。(←結局眠れず…)
PM4:? 熱39.6℃。CT検査。
PM4:? ママ到着。樹:薬で寝ている。周りの騒音にも、ピクリとも動かない。小児科医より説明。「今、考えられるのは熱性痙攣と髄膜炎。髄膜炎の場合は命に関わるので、検査をして確認の必要があるとのこと。腰椎穿刺(ヨウツイセンシ)で髄液を採取し、菌の有無を確認するらしい。腰椎穿刺のリスクの説明(下半身麻痺等)の後、検査承諾のサインをする。「小児科医は慣れてますし、こんなことは滅多に起きるもんじゃないですけどね。」とパパに向かってフォローしてくださった。(よっぽど不安そうな顔してたのかも)

(時間不明) 腰椎穿刺 検査
樹はHC室で寝てる。薬でまだしばらく起きないらしいので、とりあえずパパママは病室で食事。ちょこちょこHC室を覗き、起きるのを待つ。

PM8:30頃 ようやく目覚める。HC室への入室を許可された。樹:少しグズるが、大泣きはしなかった。両手それぞれにつけられたモニターや点滴を交互に眺めては「…おー…」とか細い声を出した。熱は少しづつだが、下がってきてるらしい。良かった。。

PM8:50 いつもの寝る体勢(右横向き)になって、すぐに寝た。ママも病室に戻り、寝る準備。(また急なことが起きた時のことを考え、今回は帰宅せず病室に泊まることにした。)

PM9:10 よく寝たのを確認し、パパ帰宅。ママは明日からの入院生活に備えて、今晩はぐっすり寝るとしよう。

PM9:15 寝る前にHC室を覗くと、さっきの体勢のまま、よく寝ていた。安心してママも就寝。

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11月18日(木)
AM7:30
 HC室入室。(今回はなぜかずっと入室してても怒られなかった。前回の手術の時は安静と感染予防が必要だったから「時間厳守!」と怒られたのかな?)樹:昨夜は39℃以上の発熱が続いてたらしい。早朝、何度か目覚めてグズっていたそうだ。
AM7:40 浣腸。尿、便/緑、少、液状。尿は、昨日PM3:30以来。
AM8:00 樹、起床。顔を拭いてやると、気持ち良さそう。
AM9:00 採血。
AM9:30 レントゲン。(車椅子を借りてママが連れて行った。樹はお散歩気分なのか、少し嬉しそう。)

AM9:50 熱37.5℃。
AM10:12〜 ねんね。(〜11:30まで)
AM10:30頃 回診。
AM11:30 尿。
PM1:00 尿。
PM1:05〜 ねんね。(〜3:30まで)
(寝てる間にパパと交代してママ帰宅。)

PM3:50 HC室から、もとの一般病室へ戻る。
PM4:00 着替え。
PM4:10 熱37.2℃。(ママ病院に戻る)

PM5:25 回診。熱36.9℃。
PM7:00頃〜ウトウト寝はじめた時に、喉と耳を診るため、先生がいらした。樹は寝てるところを起こされてかなり不機嫌。大泣きに。扁桃腺が少し腫れているとのこと。それが熱の原因??
PM7:30 小児科医、回診。(髄膜炎ではなかった。おそらく熱性痙攣だろうとのことで、ひとまず安心。)
PM7:40〜 ねんね。(〜9:00まで)
PM9:00 消灯。起きたばっかりだけど、オムツ(尿)を替えて、またなんとか寝かし付ける。
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11月19日(金)
樹:明け方4時頃からちょこちょこ起きたり寝たりを繰り返す。
AM7:20 起床。顔拭き。
AM7:30 尿。
AM7:43 浣腸。便/緑、液状と固まりが混在)
AM8:00 熱36.4℃。
AM8:10 吐きはじめてから、一滴の水分も与えてない。口の中が気持ち悪いだろうと思い、歯磨き用の濡れティッシュで歯を拭いてあげる。気持ちよさそう。

AM8:45 回診。
AM9:00 別の先生の回診。
AM9:10 レントゲン(車椅子でママが連れて行く。樹:お散歩気分。嬉しそう。)

AM9:43 体重測定。
AM9:48〜 ねんね。(〜11:30まで)
AM11:43 採尿バッグ取り付け。
(パパと交代し、ママ帰宅)

PM1:50〜 ねんね。(〜6:07まで)
樹:今までに見たことないようなほど虚ろな目。目を見開く元気もない?まぶたが重そう。ほとんど寝たり、起きていても元気がなく、すぐに横になりたがる。

PM6:10 熱も下がったし、便も少し良くなってきたのでと、しつこくくいさがって医師から水分の許可をもらった。丸3日ぶりに口にする麦茶。ひとくち飲ませると小さな声で「…おお〜!」と少し微笑む。吐気を催さないか少し様子を見ることにする。樹はもっと欲しくて(当たり前だよね…)大グズリ。

PM6:40 尿
PM6:42 水分無制限の許可。ミルク100ccから与えてみることに。樹に「久々のミルクだよ」と手でサインしてみせると、虚ろな目&フラつきながらも、ベッドの中を正座のままでピョンピョン飛び跳ねた。まだそんなふうにする体力はないはずなのに…よっぽど嬉しいんだね。100ccを一気飲み。不足だったらしく、また大グズリ。

PM7:20 入院以来の清拭(身体拭き)。気持ち良さそう。
PM7:52 ずっと不機嫌なので根負け。ミルク200ccを飲ませる。これまた一気飲み。今度は満足したらしい。良かった良かった。

PM8:15 尿。嘔吐と禁水で極端に減っていたおしっこもやっと出るようになった。樹:少し元気になって、座って絵本を読んでいる。

PM8:17 浣腸。便。
PM8:30 久々の歯磨き。
PM9:03 就寝。

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(この先は略記)
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11月20日(土)
叔母(パパ方の)が見舞いに来てくれた。樹も、昨日まではちょっと元気なかったけど、今日から普段通り元気そうに見えるので、叔母もきっと安心したことだろう。毎度毎度、心配をかけて申し訳なく思う。

PM3時 食事の許可。離乳食中期の柔らかいものからスタート。全部美味しそうに平らげた。
PM8時過ぎ 病室移動。同室に今日入院の赤ちゃんの泣き声に反応。またパニックを起こす前にと、パパが気を利かせて看護士さんに相談、移動させていただいた。(パパがその赤ちゃんのママに、パニックを起こすので移動したことを一応ちゃんと説明したらしいけど…理解出来ないかもね。赤ちゃん(しかも具合が悪いから入院してるんだし)が泣くのは当然のこと。でも、樹には… … …。(溜息)

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11月21日(日) 樹、2歳の誕生日
2歳の誕生日は病院で迎えることになってしまったね…。
また隣のベッドに新たな入院の子。(4人部屋に、うちを含めて3人入院)4〜5歳くらいだから大丈夫かと思いきや、ず〜っとグズり続け。(具合が悪いのだから仕方ないのだけどね)もう移室出来ないし…困った。ママがずっと樹の耳を塞いだり、大声で泣き出した時は耳を塞いでもダメなので、だっこして点滴を引っ張りながら廊下に逃げるの繰り返し。
夜もずっとお隣がグズリ続けたため、ママは一睡も出来ず。

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11月22日(月)
朝、看護士に早期に退院希望の意思(理由も)を主治医に伝えて欲しいと頼む。
朝、レントゲンと採血。

PM2:10 点滴モレのため点滴を外す。注射跡が大きな穴になり、触れるだけで痛がる。

PM5:00 回診。医師に直に訴え、早期に退院させてほしいと頼みこむ。

パパに耳栓を買ってきてもらった。これで今日は眠れる・・と思ったが、大きな声は通るようで、何度かお隣の泣き声に目覚めてグズる。お隣のママ、子供が何度も呼んでも起きず、泣きながら大声で呼ばれてやっと目覚めてる・・。疲れてるのはわかりますけど・・。
耳栓効果で樹はまあまあ眠れたけど、ママはまた眠れず…。

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11月23日(火)退院!
昨夜はすみませんとお隣のママ。具合は良くなったけど、夜泣くのは単に寝ぐずってるだけとのこと。初めての入院で、親子共に戸惑っているらしい…。
こうしてみたらどうかと、少し入院生活についてアドバイス。連日泣き通しだとママも大変だし、周りも(うちも…)眠れないしね。

入院生活、親子共にストレス溜まるし、大変だよね。アドバイス、役立つと良いけど…。
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この先も、また同じように入院する可能性はあるらしい。普段から入院に備えて準備するのはなんだか(気分的に)イヤだったんだけど…今回を機会に、常に準備しておくことにした…。