む  す  び

  商店街近代化事業あらましの記録とは言いながら、書き終えてみたら余りにも大ざっぱで、しかも要領を欠いているように思えてならない。
 特に区画整理事業については、近代化事業に関連した部分だけからの見方であるため、全体像からすればほんの片鱗に過ぎないし、偏見や誤解が多分にあろうかと思われるがご容赦いただきたい。
 また、商店街近代化事業については、まだまだ書き残しや補足しなければならないところが多々あると思うが、これはあくまでも「あらまし」という観点からの記録であると同時に私の不勉強によるものと理解していただきたい。
 何とか、専務在任中に発刊したいと考えていたが、職務に追われ遂にその機を逸してしまった。従って稿を起こしたのは組合退職後であるため、発刊が遅れたことをお詫びする。

 なお、本書の編集に当っては、当時の区画整理事務所関係者、並びに商店街協同組合役職員皆さん方のご助言、ご指導をいただいたものであり、改めて深謝申しあげる次第である。

平成4年2月   
高地佳人


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