千葉 九十九里浜にはいつも波がある、ありがとう・・・片貝の海 | ||
さようなら、激変した片貝・漁港ポイント | Bodyboarder's Heaven Chiba | |
昭和58年、実家が九十九里に移転した事で、サーフィン、ボディボードが身近でした。「家の側の海は一年中いつも波があるから。」 憧れで始めたと言うよりそんな訳で、サーフィン業界や道具には全く無知、板やウエットはアウトレットかハワイで買ってきた安いやつ。 サーファー仲間で集まって、1日海でノンビリ、スローな時間を過ごすのは苦手。人知れず誰もいない九十九里、片貝の海が好きでした。 |
25年くらい前だったかな〜ある秋晴れの平日、片貝中央に来たら誰もいない。 オフショアでセット間隔長く、波のサイズは胸〜肩、良い波を独り占め〜波の斜面を滑走しながら一人で大笑いしました。 あの感動は忘れられないですね。お金を出して買えるものじゃないです。 |
わずか 数十年で 大きく環境が 変わってしまった 片貝漁港 |
忙しい日課的サーフスタイルでしたが、人生のうちサーフィンを楽しめるのは数年のサーファーが多いなか、 20数年、九十九里の海を気軽な遊び場所に出来た私は、幸せだったのかも知れません。 九十九里浜中央部にある実家から、私がもっとも好きで、暇さえあれば行っていたのが片貝・漁港ポイントです。 漁港の建造物が風をかわし、とろ厚い波でロングライディングが出来、楽しくて一人大笑いしちゃうポイントでしたね。 今ではサーファー不在日の片貝なんて信じられないですが、秋晴れオフショア、誰もいない片貝の波を乗った事は一生の思い出です。 しかし台風がくれば、昔から漁港ポイントは混んでいた気がしますが、今のような感じでは無かったと思います。 近年は混雑&上手いサーファーも増え、私の歳も半世紀を越え体力も落ち、この数年は片貝で波乗りはしてなかったですね。 また揉め事も発生してたような話を聞きまして、なんだか悲しい思いをしておりました。 さてネットが身近になった2005年位からhpで波乗り日記を書き始め、「空いてる海が好きなくせに千葉のサーフポイントを紹介するな」 確かに矛盾した話ですが、昔は千葉のイメージって良くなく、地元で納税している者とし、イメージUPをしたかったってのもありましたね。 初めて片貝の海に入ったのは、携帯電話もインターネット、デジカメも無かった時代なので具体的に覚えてないですが、 フイルムで撮った数枚の写真があったのと、記憶を頼りに片貝の思い出について書いてみます。
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全長66kmに及ぶ九十九里浜の砂は、九十九里中央部の片貝漁港に集まる。 九十九里浜の両端、一宮や旭は砂の侵食が酷く、九十九里浜中央部の片貝、本須加には砂が堆積する現象 九十九里の深刻な環境問題は、太東や屏風ヶ浦から砂の供給を止め、片貝漁港と新堤防建設である事は間違いなし。 しかし1960年ころから歴史を紐解いていくと、「片貝漁港建設」はイワシ漁が盛んだった九十九里町民の悲願でした。 また片貝漁港が完成した頃には、皮肉にもイワシはあまり獲れなくなり、これほど強固な漁港が必要だったのか? 今になって言える事ですが、当時は今の九十九里の状況は想像がつかなかったでしょうし、誰も責める事は出来ないと思います。 私が子供だった頃は、一宮や旭に広いビーチがあった事を思えば、長い九十九里浜の歴史の中で、この数十年で激変させてしまった。 現在は片貝に集まった砂をダンプや船で、一宮へ運んでいるようですが意味があるのか?自然の力に比べたら人間の力は本当に非力、 多額の税金が投入され、もはやどうにもならない感じになってしまいました。 興味がある方は、地元のサーファーに聞くなど調べてみてください。九十九里の壮大な問題が解ってきます。 |
千葉九十九里浜にはいつも波がある、ありがとう・・・片貝の海 | |
サーファーの皆様は、これからも安全に、トラブルなく、充実したサーフィンライフを過ごせますよう願っています。 |
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