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離岸流がない海岸「海面が滑らか」 |
波うち際に立って海を見ていると、
押し寄せた波による海水は左右に別れ
集まっていくところが分かります。
そこが波による海水が沖に戻る箇所
離岸流の発生箇所(下の写真)です。
従って浮き輪などで浮かんでいると
必然的に離岸流にはまる事になります。
←離岸流が発生していない箇所は水面が滑らか。
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※ 参考 ムービーで見る離岸流
YouTube 離岸流に乗り沖に出るサーファー |
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離岸流発生箇所の海岸
「海面が ざわついてる」 |
離岸流の発生箇所は毎日変わります。
離岸流は、海水浴向けの適度な大きさの
波高の時に良くわかります。
台風の大波の波打ち際では、
あっ!という間に沖にさらわれるか?
と言うと そうでもありません。
海面が、ざわついているのは
波に逆らって沖に流れが出来ているため
海底は 貝殻が溜まっていたり
周囲より 深い 腹まで海に浸かっても
10数メートル横の人は
まだモモの深さだったりします。
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サーファーから見た離岸流とは |
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サーフィンを始めるにあたり最初の難関は沖に出る事。
サーファーから見た ”離岸流” とは沖に出るための
スキー場で言えばリフトのような物
まともに高波に立ち向かったら、ドルフィンスルー(大波が来たらボードと共に潜り波の通過をクリアする)
の腕立伏せ地獄に陥り、沖に着いた時は力尽きていたと言う事もあります。
コレほど沖に出るのは大変なので、僕は楽をしようと離岸流の箇所から沖に向かうことがあります。
”離岸流”は波がウネリになる沖 (サーファーが波待ちしているあたり) まで行けば通常ありません。
従って離岸流の水難事故は、比較的ビーチに近い場所の話となり、海に不慣れな海水浴の人でしょう。
深みにハマッた!と慌てて陸を目指すのは禁物!
落ち着いて数メートル横に移動したら ”あれ?浅い”って事も。離岸流になってる所は周囲より深いのです。
九十九里浜の海は沖に行くほど深くなるとは限らず凸凹しています。
泳げるなら少し沖に行ってしまうのも一つの手段です。サーファーがいたら助けを求めましょう。 |
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子供に「慌てるな!」っていうのは無理!浮き輪の子供は注意! |
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子供や泳ぎが不慣れな人に「慌てるな!」って言っても無理。大人の僕だって流れにつかまったら慌てます。
九十九里浜ではまず横の流れサイドカレントがあり、浮き輪で浮かんでいると、横に流されて行く事が多く
これは離岸流への誘いの流れでもあり危険。最終的には離岸流にハマリ沖へ流されます。
風が強い日は、離岸流の話とは別に果てしなく流される事も。ちびっ子たちを連れて九十九里での海水浴
ライフガード監視員がいる箇所で指示に従い波と戯れて遊ぶ事をお勧めします。 |
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