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旅の記録

………月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり………
人は生まれ、そして死んでいく


沖縄旅行(2002)

§ 沖縄旅行 《素案》 2001/2/7

1 期日  平成14年3月6日〜8日
2 参加  奥山夫妻と下平夫妻
3 経路  自宅 → 羽田空港(全日空) → 沖縄・那覇空港 →
      沖縄オーシャンビューホテル(二泊) → 羽田空港 →
      自宅
4 取扱  クラブトクー
 申込          1月19日
       同上手配完了通知   1月21日
       電信払込        1月22日  152700円
       最終確認の案内         1月22日
5 日程

〔第1日目〕 3月6日

   出発 前日夜11時頃〈首都高速・江戸橋から都心環状線〉
   羽田空港〈東京空港〉5時頃到着
   待合ロビーにて「おむすび朝食」       
   全日空から航空券など受け取り

   搭乗・出発 ANA991 便              06:55  →  
   那覇空港                     09:40 頃着

   レンタカー受取 〈1300cc交渉〉
   那覇オーシャンビューホテル到着・打合せ   10:10
    ・ クーポン券の宿泊確認
    ・ ツインの部屋確認
    ・ 夕食確認と時間の確認
    ・ 荷物預かりについての確認
    ・ 駐車場駐車位置確認
    ・ 計画のアドバイスを確認


  @ 首里城公園 71頁 800円 《11:30〜2:00》
     〈首里杜館のレストランで昼食〉
    首里杜館地下駐車場→首里杜館→守礼門→園比屋武御獄
     石門→歓会門→瑞泉門→漏刻門→奉神門→御庭→南殿・
    番所→正殿→北殿→

  A 識名園 69頁 300円 《2:20〜3:00》
    駐車場→琉球王家の別邸見学

  B 斎場御嶽 127頁 無料 《3:30〜4:20》
    駐車場→世界遺産指定・琉球一の霊地

  C 知念岬公園 〈時間があれば〉
  D 知念城跡 〈時間があれば〉
  E 垣花樋川 〈時間があれば〉

  F 玉泉洞王国村 129頁 1200円 《4:40〜5:30》

   第1日目終了 宿到着 《6:00頃》

☆那覇オーシャンビューホテル第1夜 
  @ 部屋の確認
  A 入浴
  B 夕食
  C 翌日の打合せ
  D 出発時間の確認

〔第2日目〕 3月7日

   出発    5時
   コース   ホテル→那覇IC→許田IC→ケンドウ58→辺戸岬
                 58q   64q

☆観光計画〈天気の按配によって順序は変更する〉

  @ 辺戸岬 121頁 無料 《7:00〜7:40》
    祖国復帰記念碑→景観展望→レストハウス→ヤンバルクイナ展望台
      〈朝食がとれれば朝食〉

  A 茅打ちバンタ 121頁 無料 《7:40〜8:00》
    海抜100m バンタとは崖のこと

  B 嵐山展望台 111頁 無料 《9:00〜9:10》
    羽地内海展望

  C 今帰仁城跡  113頁 150円 《9:20〜10:00》
    世界遺産今帰仁城跡の見学

  D 越地 〈ゆっくり通過〉
  E 備瀬 〈ゆっくり通過〉

  F 沖縄海洋博記念公園・エメラルドビーチ 114頁
    無料 《10:30〜11:30》

  G 塩川 《11:40〜12:00》

  H さらばんじ 116頁 〈昼食〉 《12:20〜1:20》

  I 道の駅・許田 《1:40〜2:20》

  J 漢那・ビーチ 7頁C 《2:30〜3:10》

  K 金武大川 7頁E 《3:20〜3:40》

  L ぬちマース 《〜》

  M 勝連城跡 107頁 無料 《4:00〜4:40》

  N 海中道路→浜比嘉島 《4:40〜5:30》

   第2日目終了 《6:00頃ホテル》

☆那覇オーシャンビューホテル第2夜 
  @ 入浴
  A 夕食
  B 翌日の打合せ
  C 出発時間の確認

〔第3日目〕 3月8日

   出発    5時半
   コース   ホテル→国道331号線南下

☆観光計画〈天気の按配によって順序は変更する〉

  @ 喜屋武岬 128頁 無料 《6:20〜7:00》
    具志川城跡→平和の塔(悲しい歴史を残す断崖)
     〈朝食がとれれば朝食〉

  A 平和創造の森公園・魂魄の塔 124頁 無料《7:20〜7:40》

  B 平和祈念公園 111頁 無料 《8:00〜9:00》
    平和の礎→摩文仁の丘→健児の塔→黎明の塔
    平和祈念堂→平和祈念資料館 
  C ひむかいの塔 〈少しの時間〉 《9:20〜9:10》

  D ひめゆりの塔 128頁 300円 《9:20〜10:40》
    ひめゆりの塔→ひめゆり平和祈念資料館

  E 琉球ガラス村 35・134頁 《10:50〜11:30》

  F 山巓毛〈糸満ロータリー角〉 124頁 《11:40〜12:00》

  G 昼食(糸満おさかなセンター) 131頁 《12:00〜12:40》

  H 比嘉酒造 128頁 《12:45〜1:40》

  I 琉球の館 129頁 《1:50〜2:30》
    南風原南IC→→→許田IC〈50分〉

  J ブセナ岬 114頁 1000円 《3:30〜4:40》
    海中展望塔・グラス底ボート

  K 万座毛 96頁 《4:50〜5:10》

  L 海鮮居酒屋ちゅら海 98頁 《5:30〜7:00》
    沖縄晩餐会

    →ホテル荷受→那覇空港

   第3日目終了 《8:00頃》

☆那覇空港 《8:00頃〜9:00頃》

  @ 搭乗準備
  A 買い物
  B 休憩
  C 搭乗出発

   搭乗・出発 ANA992 便          21:00 頃発  →
   羽田空港                23:10 頃着

〔第4日目〕 3月9日

  @ 空港 手続きを終えて、荷物を受け取り、
    留守居役へ電話してから駐車場へ
  A 乗車して出発 首都高速→中央自動車道
    途中の PA や SA で休憩をとる
  B 帰宅

   ご苦労様でした

6 留意事項

  @ 参加者は計画したものを連絡しあい、修正していく。
  A 一切の行動会計記録は女性。
  B 自動車の運転は男性。
  C 一日一回と羽田到着後、留守居役へ電話する。 
  D 携帯準備品
    栞と本、着替え、カメラやテープ、その他
  E 反省慰労会は記録物の整理と会計清算が済んでから
    報告を兼ねて行なう。

     ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

沖縄の旅は家内の希望していた旅だった。

「最大95%オフの宿とエアー&ホテル原価販売のトクー!」
   http://www.coo.ne.jp

URLをみていて、クラブトクーのニュースで驚くほどの安値の旅行が紹介されていた。出
発日時やコースのこともあり、3/1〜14日の間で、3日間、2名1室、一人 34500円、往
復航空運賃・宿泊料金・朝食・レンタカー代・消費税等諸税という条件でした。もっと
安く行くなら同じコースで一人 26000円もあった。

ニューヨークの無差別テロのおはちまわりの影響だったのでしょう。

計画の概要は団体でなかったので勝手に立案したし、レンタカーを駆使して多くの地域
を見てまわった。

〔守礼門〕



 首里城はなんといっても沖縄一番の文化遺産で、昔からの大陸との
 交流の深さを感じさせられる。
 ことに朱塗りの守礼門の作り方は 中国へ行った感じ。

城壁の石垣は沖縄攻撃を思い出させる。石は沖縄石灰石というそうで、島全体が同じも
のだった。鍾乳洞で知られる玉泉洞は勿論のことで、知念半島の先端にある斎場御嶽も
そうだった。琉球王朝最高の神職の就任式はここで行なわれていたという。侵食断崖の
万座毛も、東シナ海から打ち寄せる白波の絶景地「萱打ちバンタ」にしても石灰石が作
り出したものである。

本島最北端辺戸岬の先端には、「領土復帰闘争の碑」があり、早朝に訪れたせいもあっ
て暗雲たなびき、東シナ海からの潮風がビュービューと耳をつんざき、沖縄の人々の本
土復帰への碑文の想いが、ヒシヒシと伝わってきた。

   「吹き渡る風の音に 耳を傾けよ・・・・
    打ち寄せる 波涛の響きを聞け・・・・

〔喜屋武岬〕



 壮絶の一語に尽きるのは、喜屋武岬の断崖であった。

 この断崖から婦女子までもが身を投じ、生きて恥をさらすことなしとし
 たのである。今考えれば何とも言葉とてない。

 南に続く海原は青かった。昔も今もなんのかわりもない。

 戦争は決してしてはならないし、あってはならない。だれも口をひらこ
 うとしなかった。ただただ涙しかない。

沖縄にはよくまあ沢山の城があったものかと驚く。 見学した城は、沖縄の中心となった首里城、規模の大きさでの今帰仁(なきじん)城跡、こじんまり整った勝連城跡の三つだが、まだ七つほどある。

沖縄の古酒はうまい。 中国のマオタイもうまいが、なかなかどうして奥がわからない。 お土産としてだいぶ仕入れた。 郵送してくれるので助かる。 黒砂糖も土産としてはよかった。 多くの人に土産として配るには、値段もてごろだしもっと買ってくればよかった。

旅はいろいろと経験できるし、気分が若返る。そうした意味では第二の人生として楽しむことがいい。

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