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九州旅行（1997）
§ 九州一周旅行
１ 期 日 平成９年７月３０日（５泊６日）
２ コース 広島、秋吉台、博多、唐津、有田、有明、長崎、雲仙、原城、島原
熊本、人吉、鹿児島、知覧、指宿、都城、日南、延岡、高千穂、阿蘇
久住、大分、神戸、彦根
３ 参加者 奥山忠重 奥山好子
下平好上 下平 秀
４ 日程概要 別紙
５ 役 割
運 転 奥山忠重 下平好上 適宜交替
◎運転手 運転専門。眠くなる前に交替する。
◎助 手 地図案内、走行記録、燃料監視。
会 計 奥山好子 下平 秀 適宜交替
◎支払人 現金鞄は、所定の１個ですべての会計支払い
◎領収人 領収書は通し番号をつけて保管する。
領収書のないものは専用用紙へ記入し保管する。
６ 準備品 服装・着替えは各自、天候対応準備、地図など、照明器具
楽しいテープなど、カメラとフイルム、
当座の薬品など、ティッシュ類、
寝具、寝床の準備、香取線香や網、飲み物
７ 共同会計 一人５万円拠出、過不足は後日精算
§日程概要
第１日目 出発 ７月２９日午後１０時
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鞍馬口 飯田IC 135km 養老SA 134km 吹田JC 38km 赤松P 107km
9:40 10:00 11:20 1:30
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勝央SA 138km 七塚原 80km 五日市 13km 広島 13km 五日市99km
3:40 6:30
美作過ぎガス欠 平和記念公園
原爆慰霊碑
原爆ドーム
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鹿野SA 65km 美弥IC 8km 秋吉 8km 美弥IC 44km 壇ノ浦P 58km
10:40着
下関海峡眺望
壇ノ浦古戦場
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古賀SA22km 太宰府IC 5km 太宰府天満宮 18km 福岡市内 54km
12:30 2:15
菅原道真参拝 筥崎八幡元冦防塁
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唐津城 27km(伊万里）20km 有田12km 武雄温泉4km 武雄北方IC9km
4:20 6:00 6:40
虹の松原 唐津城 有田焼
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川登ＳＡ
6:40
宿泊
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第２日目 出発 ７月３１日午前６時
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川登ＳＡ 2km 武雄南IC 20km 有明干拓地 20km 武雄南IC65km
5:0０
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長崎市内 70km 雲仙 30km 原城 45km
７:０0 11:00(40) 10:20 １2:00
眼鏡橋・オランダ坂・大浦天主堂 地獄 原城跡
出島・展望台・平和公園 共同浴場 天草四郎島原の戦い
平和祈念像・浦上天主堂
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島原フェリー 熊本新港15km 熊本15km 熊本IC175km 谷山IC
1:25 2:30 熊本城
普賢岳遠望 加藤清正墓
島原＝熊本フェリー
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海岸通りに変更 開聞岳
宮崎鼻宿泊
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第３日目 出発 ８月１日午前６時
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開聞町 20km 松ヶ浦 20km 知覧10km 知覧IC 30km 鹿児島IC6km
6:00 7:00
特攻平和観音堂
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鹿児島48km 都城65km 日南56km 宮崎91km 延岡55km 高千穂10km
8:10 10:30 12:00 2:20 4:00 5:20
城山・西郷像 サボテン・ハープ園 岩戸神社見学
磯庭園・尚古集成館 鬼の洗濯岩 岩戸温泉入湯
加治木町椋記念館
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ドライブイン高千穂60km 阿蘇山
6:30
阿蘇山宿泊
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第４日目 出発 ８月２日午前６時
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阿蘇山 35km ドラブインやまなみ高原牧場 5km 久住高原 35km
6:00 9:50 10:20
阿蘇山・山上神社 草千里 久重山麓
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竹田町 40km 別府市 ダイヤモンド・フェリー(TEL 0975-36-5500)
11:00 12:00 4:20⇒３日 5:30
岡城跡 昼食
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第５日目 出発 ８月３日午前６時
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神戸 伊賀上野城忍者屋敷 名古屋ＩC 飯田 鞍馬口
6:00 11:30 1:00
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全走行距離 約 2500km 予定通り
［地図頁順序 省略
§ 会計係 精算
会計係には大変お世話になりました。大過なく待望の九州旅行が
成功できたのも、運転者と会計の努力の賜であり、感謝致します。
ほんとにお世話様になりました。
１ 収入 50000×４ 200000
２ 支出 194252
３ 残高 5748(3758)
４ 支出内訳 チェック
7/29 つまみ代（酒市場） 2496 ２・
7/30 燃料補給（美作過ぎ） 10L 8980 １・
燃料補給（勝央ＳＡ） 37.15L 3100 １・
通行料金（飯田ＩＣ−五日市ＩＣ） 13000 ５・
通行料金（広島：草津・沼田有料道路） 150 ５・
燃料補給（吉和ＳＡ） 36.7L 3063 １・
飲物代金（壇ノ浦：ソフト＆アイス） 855 ２・
食事代金（北九州古賀ＳＡレストラン：昼食） 3384 ２・
通行料金（広島ＩＣ−太宰府ＩＣ） 6850 ５・
駐車料金（太宰府天満宮） 500 ３・
駐車料金（筥崎八幡宮） 600 ３・
通行料金（福岡都市高速道路：太宰府−箱崎） 510 ５・
通行料金（福岡都市高速道路：箱崎−百道） 510 ５・
燃料補給（福岡市：九州三愛石油） 2778 １・
通行料金（西九州自動車道：福岡−前原道路） 200 ５・
通行料金（福岡＆佐賀：二丈浜玉道路） 360 ５・
駐車料金（唐津城：エレベーターを含む） 700 ３・
入浴料金（武雄） 1200 ４・
食事代金（川登ＳＡ：夕食） 4137 ２・
飲物代金（本山酒店） 1500 ２・
7/31 通行料金（長崎自動車道：武雄北方ＩＣ−長崎多良見ＩＣ） 1600 ５・
通行料金（長崎バイパス：長崎多良見ＩＣ−川平ＩＣ） 260 ５・
通行料金（長崎バイパス：川平ＩＣ−長崎多良見ＩＣ） 260 ５・
食事代金（愛野展望台レストラン） 2820 ２・
燃料補給（レストラン後：千々石、横田石油） 2802 １・
駐車料金（雲仙） 400 ３・
フェリー（島原港−熊本新港：車１台と運転者） 3260 ６・
フェリー（島原港−熊本新港：３人） 1770 ６・
通行料金（九州自動車道：熊本ＩＣ−鹿児島本線） 4150 ５・
通行料金（指宿スカイライン：谷山料金所） 410 ５・
通行料金（山田料金所） 310 ５・
燃料補給（谷山産業道路：前野石油） 3214 １・
食事代金（指宿：ジョイフル） 4347 ２・
食事代金（ソバ、うどん、缶ジュース） 2220 ２・
8/1 駐車料金（磯庭園） 300 ３・
見学料金（椋鳩十記念館） 1280 ７・
食事代金（椋記念館−都城：牧の原高原） 4700 ２・
通行料金（都城ＩＣ−宮崎ＩＣ） 1050 ５・
燃料補給（宮崎市内海：嶋田石油） 2959 １・
飲物代金（日南海岸：アイス） 400 ２・
通行料金（一つ葉くろしおライン） 200 ５・
通行料金（一つ葉くろしおライン） 370 ５・
甘藷購入（宮崎−延岡：園青果） 1260 ２・
入浴料金（高千穂：天岩戸温泉） 1200 ４・
燃料補給（南阿蘇：ハシモト石油） 2225 １・
食料購入（阿蘇高森店：むすび、飲み物等） 3059 ２・
8/2 通行料金（久住高原ロードパーク） 250 ５・
見学料金（岡城） 1200 ７・
飲食代金（大分市：焼き肉だいしん） 5830 ２・
食料購入（大分市：ストア・イイダ：おにぎり、枝豆） 1386 ２・
食料購入（大分市：ストア・イイダ：清酒、洋酒、やきいか）1961 ２・
食料購入（大分市：あべ酒店：ケンコウチャ他） 414 ２・
食料購入（？：Ｙショップ：サンドイッチ、牛乳等） 1627 ２・
フェリー（大分−神戸：自動車と運転者） 25900 ６・
フェリー（大分−神戸：一人9470円） 28410 ６・
飲食代金（クイーン・ダイヤモンド船内） 2740 ２・
8/3 通行料金（阪神高速道路：神戸−六甲北） 400 ５・
通行料金（阪神高速道路：六甲北−中島） 600 ５・
通行料金（第二阪奈道路：大治本線） 500 ５・
通行料金（第二阪奈道路：小瀬） 800 ５・
通行料金（第一阪奈道路：天理） 400 ５・
飲食代金（うどん、そば、カレー） 1500 ２・
駐車料金（伊賀上野） 310 ３・
燃料補給（四日市市：共立石油） 3130 １・
水抜き剤（四日市市：共立石油：２本） 1680 １・
通行料金（亀山−名古屋西） 1550 ５・
通行料金（名古屋ＩＣ−飯田ＩＣ） 3200 ５・
飲食代金（飯田市：カナディアン・ロッキー） 7140 ２・
燃料補給（カリスたかぎ） 1625 １・
類別１ 燃料等 35556
２ 飲食等 53776
３ 駐車代 2810
４ 入浴代 2400
５ 通行料 37890
６ フェリー 59340
７ 入場料 2480
支出総計 194252
§ 旅行記
１全般感想
会計で見るとおり、一人一日一万円の旅行で、主な見学地も２０数箇所になった。 安く実り多い旅行を心がけたので、ちょっと忙しかった。 希望者はこのプランも参考にするといい。
２全体計画
計画立案はもうすこしおおざっぱでもいい。
３自動車・フェリー
山陰旅行のときのガス欠トラブルをまたやってしまった。 夜中だったしＪＡＦには加盟していないので、一万円くらいの予算外経費だった。 早め早めの給油が必要。 フェリーは八人キャビンで、入浴もできた。
４食事
好きなものを食べて歩いた。 それでよい。
５見学地
・広島原爆記念館
原爆ドーム、慰霊碑、公園を見学。 昭和３８年神稲中学の職員室の上のABC各教室で、「原爆許すまじ」を声を張り上げて皆で歌った。 あれからもう４０年にもなる。 意識から風化していきそう。
・太宰府天満宮
東風吹かば 匂こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ われわれの年代のものは、天満宮といえば菅原道真とわかるし、東風吹かばといえば道真とわかる。 牛といえば道真、というわけにはいかない。 讒言ににたようなことは、巷にはたくさんある。 Go on my way！
指ふるる ことのみばかり思えただ 返らぬ昔しらぬゆく末 道真は自分の生涯をどうとらえていたのだろうか。
普通は学問の神様として教えられてきた。
場所がわからずまよっていて中学生に道を尋ねた。 彼らは親切に教えてくれた。 学校長へお礼状を書くつもりだったのに、喉もとすぎればなんとやら、失礼なことをしてしまった。
・筥崎八幡宮
元寇といえば日本の大騒動の事件にちがいなかった。 「四百余州をこぞる十万余騎の敵」に始まる元寇の歌は古い世代の思い出のものであった。 北条時宗の歴史にも登場してくる。
・虹の松原から唐津城
実は、九州旅行は二度目であったので、この唐津城ははずすことができなかった。 こじんまりした海岸に立つ城で、このまえは珍しくタマムシが飛び交っていた。 今回気をつけてみたんだが、発見することはできなかった。
・伊万里・有田
焼物は時間がなくなって店に立ち寄れなかった。
・長崎 平和公園・平和祈念像・原爆投下中心地・諏訪神社
広島に続いて昭和２０年に思いをはせた。 永井隆博士やオランダ商館も思い出す。 諏訪神社がどうして長崎にあるのかな、との疑問はそのままだ。 復旧した町並みからは原爆投下地だったことは感じられなかった。
・雲仙 地獄谷
雲仙までの坂道はなかなか大変だった。 硫黄の噴気はむかしと同じだった。
・島原の戦跡 原城
島原の乱、天草四郎の名前、信仰の力は煩悩以上の上位概念になりうる。
・普賢岳
ＴＶの映像は脳裏にはっきりしているのに、見た限りでは歴史は過去へ過去へと薄れていってしまう。
・加藤清正と熊本城
城から離れた小高い丘に建つ加藤清正像。 幾多の変遷を見ていることだろう。
・開聞岳
鹿児島県のかっこいい山。
・知覧 特攻平和観音堂・武家屋敷
幾多の先輩たちが死を覚悟して特別攻撃隊として出撃していった基地である。 感慨無量。
・鹿児島 城山
薩摩隼人がこの丘で悲憤慷慨したことに相違ない。 幕末明治の歴史変動はしろしろの思索の糸が交錯し、何をどう考えていったらいいのか、そして何が正しかったのか、その場に居合わせば誰も見当がつかなかったのではないのか。 ごく少数のリーダー以外では。
・尚古集成館・磯庭園
館内にははいらず、外観だけにした。
・加治木町・椋記念館
小規模ながら落ち着いた記念館だった。
・鬼の洗濯岩・日南海岸
何回きても海岸風景は絵葉書とおなじである。
・高千穂
道だけは良くなっているから、この土地育ちの年配者は隔世の感があるだろう。 帰りに温泉に入る。
・阿蘇
阿蘇はいつきても気持ちのいいところである。 草千里の景観は悠然たるものである。
・久住高原
放牧にはもってこいのところだ。 高原には現代人を癒すなにものかがある。
・岡城址
「荒城の月」…ウーン、なるほど。 一回見れば後々まで記憶の底にのこる情景だ。
・大分市
フェリーを待つ。
・伊賀上野 城・忍者屋敷
忍者屋敷にはあまり手がかかっていない。
６宿泊
経費節約のため、ご夫人は車内、男性は車外で蚊帳の中。 開聞岳では小雨があって四人とも車内にて眠る。
７その他
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