梅肉と青紫蘇詰め秋刀魚の塩焼き (broil saury of pickled ume & perilla taste)

食欲の秋を代表する海の幸といえば＜秋刀魚＞♪その文字にも記されているように秋の訪れと共に魚群は釧路沖から徐々に南下して房総沖まで旅を続け、シーズン一杯食卓をにぎわしてくれる素材です。 落語の「目黒の秋刀魚」に代表されるように江戸の昔から庶民の魚として安価で供給されていましたが、現在でも比較的入手しやすいお財布に優しい魚ですね♪ 今年の秋刀魚は、お陰様で漁獲も豊富で脂も乗って安価でおいしいようです。
秋刀魚を含め青背の魚は、DHCなどの成分が健康増進に優れていることは、色々なメディアで露出しているので詳しくは述べませんが、これから訪れる厳冬を迎えて良質な脂肪と蛋白質を補充するのに最適な食材だと言えるでしょう。

最近では、保冷輸送技術が進歩して町の居酒屋でも手軽に刺身で堪能することができるようになりましたが、やはり「秋刀魚は塩焼きに限る☆」という意見の方が多いのでは？しかし、中には独特の臭みや腸の苦さなど敬遠される方も多いのでは？
そこでそのような方でもおいしく召し上がれるのが、＜梅肉と青紫蘇詰めの秋刀魚の塩焼き＞です。脂の乗った秋刀魚の身と腸を取り去った腹腔に詰め込む梅肉と青紫蘇のさっぱりした香り豊かな風味に思わず「おいしい♪」と感激すること請け合いです。 是非、あなたのお気に入りのメニューにお加え下さい。

・材料・

[作り方]

（１）秋刀魚を流水下で洗ってぬめりを取り除く。

（２）鰓下から肛門まで包丁を入れ、腸を取り除き、流水下で手早く残滓を洗い流してキッチンペーパーなどで水気を取り除く。

（３）腹腔に包丁を入れて肋を切り離しておく。

（４）梅干しの種を取り除き、お酒を加えてのばしペースト状にし、千切りにした青紫蘇を加えて練り上げておく。

（５）（３）に（４）を詰め込み全体に塩を振る。

（６）グリルかオーブンで透明な焼き汁が出るまで焼く。

[作り方]