旅行写真14
1994年 11月
ボストン
昼前、霧のボストンだった。三分の二が埋立地で山を切り崩して埋め立てに使い、
残りの山も半分切り崩し、その跡の小高い丘が有名なビーコンヒルである。
ワンフロアーが一億円という古めかしい高級マンションが立ち並ぶ。
道路は「牛が踏みならした道」と呼ばれているのだが、
市の道路補修の際、道脇の人達が金を出し合って元のままのでこぼこ道を復元したという。
石畳のビーコンヒル街
金の丸屋根のステートハウス、ホーソンなんかが出入りした本屋さん、キングスチャペル、アメリカ第一号の小学校跡。
独立戦争の発端、茶会事件の決行を話し合ったというオールドサルスミーティングハウス、
独立宣言が読まれたオールドステーツハウスなどなど、
どれをとっても歴史を目のあたりにする建物で絵になる場面だった。
グローブコーナー ホーソンが出入りしたブックストアーがある
アメリカでは子供でも知ってるという英雄ポムルリビア像の前で記念撮影。
英雄ポムルリビア像
ボストン湾の帆船をみる。この場所が例の茶会事件の現場である。
クイーシーとかいうマーケットを見物。チョコバーのようなお菓子を少し買う。
クイーシーマーケット
ハーバード大学の構内を見学する。
愛児をある事故で失った母親がその子がアイスクリームを好きだったので、
一年生すべてに一日一個のアイスクリームを食べさせてやってほしいと資金を提供、今だに実行されているとのこと。
ハーバード大学の構内