ママが家事をしてる時、いつも絵本を読んでおとなしくしてる樹。
ところが今日、なんだか様子が変。
台所にいるママの視界に入らないところにいる。(いつもだと、必ずママが見える場所で遊んでいる)
家事の手を休め、様子を見に行く。
樹は 壁を背にして、うつむいて絵本をめくっている。
近づくと、「…クスン、…クスン」覗き込むと、目にいっぱいの涙。
「あれ?どうしたの?ママいるよ」
ママの顔を見る。手は絵本に置いたまま。
「…だっこしようか?」
そう聞くと両手を広げて「だっこ」のポーズをした。
抱き上げると ぎゅ〜っとママにしがみつく樹。
どうやら、ママが忙しいから寂しいのを我慢してたらしい。
良い子にしてるからと、つい放って家事してたけどホントは寂しかったんだね。ごめんね。
家事を中断し、だっこでお散歩。通りまでバスを見に行った。
ずっとママの肩に頭を乗せ、ママの髪の毛をしっかり握ってたね。
パパが帰宅したあとは、いつもの樹に戻ってた。
感情表現がまだ未熟だから、うまくママに「寂しい気持ち」を伝えられないんだろうな。
でも、子供って もっとストレートに表現するものだと思ってた。
これも個性?なのかな?