感覚過敏


ガラガラ・マラカス

ペットボトルの「ガラガラ」→「マラカス」
意識したこと:聴覚過敏

本人が不快にならない音から始めてみようと作りましたが、一番最初の中身は「水」でした・・。
ちゃぽーん・・ちゃぽーん‥。

「お米」、「お米と小豆少々」、「ボタン」、「ビー玉」…と、だんだんに中身を、大きく音の鳴るものに変えていきました。

お米や小豆などは、見た目が地味なので、ラッピング用のカラフルなテープなどでデコレーションしたりもしましたが、中身が見えるほうを面白がってました。


手作り楽器
 写真撮ってなかったのですが、お菓子の箱(紙や缶の)を使った打楽器、ペットボトルを使ったマラカスなども。
あと、珊瑚を紐で吊るしてスプーンなどの金物で軽く叩くと、乾いた音が鳴ったり、貝がらを背合わせにしてこする
とカエルのゲコゲコみたいに聞こえたり‥。いろんなものの音を研究すると楽しいですよ。

↑弾いてるとこです。

トレイの形状で、音が変わります。
深底のトレイがいい音で気に入っていました。
弾いたあと、倍音を耳を近づけて聞いてましたが、そのような反応も、初めてでした。
弦楽器もどきは、なんと食品トレー(笑)
ちゃちいけど侮るなかれ。これは樹が初めて自分から手に取って鳴らそうとした、立派な”楽器”なのです(笑)
高いお金出した幼児用楽器には耳塞いだのにねぇ‥。これもきっと、必要な「段階」だったのでしょう‥。
ゴムの弦なので、柔らかい音が鳴ります。耳を近づけて倍音を楽しむ様子が見られました。


食品のプラスチックトレイに輪ゴムを張り、厚紙を切って作ったピックでゴムをはじいて弾きます。
ゴムの張り方をうまく調整すると多少の音階をつけることも可能。ゴムは新しめの張りが強めのもの。うまく作れば意外と響く、良い音が鳴ります。
工夫した点は、トレイにカッターで切り込みをほんの少し入れ、ゴムがずれないようにしたことと、カラーのゴムにしたりして見えやすくしたことです。
あまり強く弾くとゴムが切れたりズレたりするので、
手に力がない子に適しているかもしれません。
(トレイの中に敷いた白い紙は、輪ゴムが写真に写るように敷いただけです)
6歳の現在。本物?にチャレンジ!?
←ゾウさんギターを持たせてみたら、樹にちょうどいいサイズ♪

これ、小さいけどアンプ内蔵なのですよ。


新聞紙で遊ぶ
意識したこと:手全体の感覚過敏、聴覚過敏

一時期、とにかく紙をちぎることに夢中だったので、逆に その興味を利用しようと考えました。
でも、ただ丸めるだけだと、興味が長続きしないので、工程を3つくらいにしました。

1「新聞紙をやぶる」
2「丸める」
3「箱に入れる」


「もっとたくさん作ろう。」「いっぱいになってきたね〜。」などやる気を出すような言葉かけをしています。

箱いっぱいになっても、まだ遊びたそうな時は、箱からまた取り出して硬く握りなおし、ボール状にして、今度は箱に投げ入れる遊びをしました。

新聞紙や、柔らかい材質の紙を用意。
手を添えながら、一緒に丸めます。

「ぐしゃぐしゃ〜!」「おにぎり〜」など
声かけで リズムよく、たくさん作って
箱の中にどんどん入れさせます。

うまく握れないので、こんな感じ・・。
これでも頑張って握ったのです。

最初は、新聞紙の切れ端を持たせましたが、自分で破ることが出
来なかったので、端を少し破いたものを渡していました。
破いたものを、紙吹雪のようにゴージャスに ばらまいて遊びます。
ただ、インクで服や手が汚れるのが、この遊びの難点‥。
(カタログ雑誌は紙質が柔らかく汚れにくいので良かったです。)

(←スライディングしてるのは妹です・・)
ばらまき遊びの後は、ビニール袋に、一緒に楽しくお片づけ〜♪
今度は袋の口を結んでボール状にして遊びます。

ボール遊びよりも、樹はカサカサ鳴る袋をモミモミして遊ぶのが
好きなようです。

少し前まで、ビニールのカサカサ音でパニック起こしてたのに‥。
(認知を入れていくことで苦手なものなどに対応出来るようになっ
たりする。不思議‥)

踏み台作り

牛乳パックに新聞紙を丸めて詰めます。


それをつないで踏み台が出来ました。
新聞紙を詰め込む作業は樹には力がなくて少し難しかったので、ママが途中まで詰めたものをグッと中に軽く押し込むだけのお手伝いをしてもらいました。
新聞紙を破くのは楽しんでやってましたが、丸めるのは感触がイヤだったようで1回しかやってくれませんでした。

←テープで繋いで完成!同じものを2個作りました。

☆牛乳パックを切り開いて、三角に折ってそれをつなげていく作り方もあります。
その方法だと牛乳パックは多めに必要になりますが、新聞紙を入れなくても出来ますし、これより軽くなると思います。




身体を動かす
・バランス
感覚


一本橋


一緒に作った牛乳パックの踏み台を2個と、6つ折りマットレスを並べて、一本橋をセットしました。
隙間のあるところは怖いので、ジャングルジムをつかまえながら慎重に渡っていきます。

牛乳パックくらいの高さが、今の樹にはちょうど良いみたいです。

踏み台は、椅子としてもちょうど良い高さで、ふたりとも気に入って座ってます。


ミニ滑り台
意識したこと:バランス感覚
ディスカウント店で一枚900円くらいで買った置き型の畳を2枚、布団やクッションに立てかけて、小さな滑り台にしました。
このくらい緩い勾配なら、怖がりの樹でも楽しめました。1歳半の妹にもちょうど良く、ふたりで仲良く遊べました。

☆身体の重心がまだしっかり認識出来ていないため、バランス感覚が悪く、勾配のある道を歩くのをすごく怖がるので、練習としてやってみました。
この程度なら壁をつたって歩いて登り降りもすぐに出来るようになり、散歩でも、坂になった場所をそれほど怖がらず歩けるようになりました。


サッカーボウリング

はじめは、ペットボトルを手で倒したり、一緒にボトルを立てるという遊び方。
その次は、ボールを滑り台から転がして、的(ボトル)に当てる遊び。
歩行が出来るようになってからは、サッカーボウリングです。片足ケンケンが出来るような高度なバランス感覚を身につけることを目標にします。

空のペットボトルをボウリングのピンみたいにしてボールを足で蹴って倒す遊び。
フローリングなのでけっこう音が響きます。
最初は音を嫌がり怖がってたので、ピンの下にバスタオルなどを敷き、音量を調整しました。

足を使い、マトに合わせて蹴るだけでなく、倒れたピン(ペットボトル)を立てて並べることも自分でやらせます。自分の重心がわからないうちは、物の重心もわからないので、最初はうまく立てることが難しく、一本立てられたら「やったー!出来た!」という感じでした。



ボディイメージ


トンネル遊び
意識したこと:ボディイメージをつかむ。
最初にトンネル遊びにトライしたのは1歳半頃。
トンネルの長さも50cmくらいでしたが、自分の身体の範囲が認識出来てなかったので、怖がって入りませんでした。


ミニ迷路
ベビーフェンスを使ってミニ迷路を作ってみました。(3〜4歳頃)
真ん中にシーツをかけてトンネルにしたり、ドアからくぐらせたり。
単純な迷路なんだけど楽しんでました。
引越し前の狭い部屋なのでこれだけ広げるのが精一杯でしたが、ダンボール箱のトンネルやお布団山も繋げたり、終点に何か置いて、宝探しみたいにして目的を持たせてみても楽しいかも♪


トンネル遊び
トンネルを挟んで入口と出口にそれぞれ座り、中でボールを転がしたり、電車のおもちゃを走らせたりのやりとり遊びもしました。

何もない床でボールや電車遊びを二人でやっても視線がすぐに逸れてしまい、続きません。が、トンネル内だと視線が逸れにくく、やり取り遊びが集中して出来ました。

お気に入りのトンネルが出てくる絵本を真似て‥↓

「トンネルに入りま〜す。」

「がたんごと〜ん」

「トンネルから、出た〜。」


タオル電車・ハンモック
意識したこと:バランス感覚。反射。揺れを感じて、それに対応する身体の動きを見ました。
バスタオルの上に座らせて、それを引っ張るだけの電車ごっこです。
「乗ってくださ〜い」「発車しま〜す。ガタンゴト〜ン」
シーツを使って、妹と2人で乗ることもあります。

画像がないですが、大人二人でシーツを持ち、ハンモックのようにして揺らして遊んだりも。

揺れに慣れてきたら、ブランコに乗るという遊びにステップアップ!の予定・・。
膝の上に乗せてブランコに乗ってましたが、いずれ1人で乗れるようにと、
本人がひとりで乗った際の重心の位置を考え、私がお尻の位置を後方に
ずらして乗っていました。


リトミック(もどき
リトミックもどき?をやってみました。
音・曲を鳴らして、それに合わせて動いています。

コツは、音と動作のセットを一度決めたら、変えな
いことです。(この音の時は、ジャンプ、など)

トランポリン
動きが多い、ハイテンションな時は、あっちこっちイタズラされるより、好きなだけ身体を動かせるグッズに誘導!

ピョンピョン飛び跳ねる動きが好きなので、もっと感覚を刺激しようと購入。

耐加重80kgのこの大きさなら、ネット通販で3000円以下で買えます。

水遊び・プール

樹の場合、ハイテンション時に水遊びも有効です。
水を触っているだけで、気分が落ち着くようです。
夏はやっぱり水遊び。
いろんな玩具で遊びます。

酷暑の時はビニールプールが大活躍!




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