2)タウン紙「こいのまちほっとらいん」

 青年部の活動のひとつに「タウン紙編集委員会」がある。この委員会は「青年部の手で、お客様向けのタウン紙を発行する」ということを目的にしたものである。
 第1号は、62年12月の年末イベントを機に創刊された。紙面の内容は、イベントを中心にしたショッピング、飲食など、あくまでお客さま向けのP R紙であり、組合が発行している「組合ニュース」とは全く性格を異にしたものである。
 B5判両面2枚の4ページ綴りで、イラストや写真を存分に取り入れ、ところどころに街のミニ情報やチヨットした健康法・おしゃれの仕方・マナーなど、暮らしの豆辞典的な身近な話題も数多く載せられている。若い人達の感覚とセンスによって編集されているため、堅苦しさは全然なく、読んで楽しく親しみ易い肩の凝らない内容になっている。
 発行は、組合が主催するイベントごとに、年4〜5回程度である。(将来は毎月発行を計画)
 配布方法は、各商店や飲食店などのレジあるいは店頭に置いて、お客さまに差し上げたり自由にお持ち帰り願うという方法である。(当初の頃は新聞折込みと店頭配布半々)
 名称については、一般公募という方法をとったが適当なものがなく、青年部で「こいのまちほっとらいん」と決定した。その意味するものは、・・・鯉の町、恋の町、HOTLINE、ほっとライン・・・など、いろいろな夢を込めているとのことである。
 何と言ってもこのタウン紙の特長は、売り出しチラシやステカン広告などの“売らんかな”型の広告とは趣向を異にしており、あくまでも街の情報発信という役割と販促イベントのPRという両面を持っていることである。


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