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ザネまゆ旅情編詳細の巻 / こういちCMネタ / 金木豆腐小僧
昭和五年のレポ / すみません。 / どうやら続くようです





■ ザネまゆ旅情編詳細の巻
 ていうかもう大分前の話になってしまったんですが(笑)
 日記にも書いたんですが、ユカリさんのお誘いによってとうとうつちまゆPSOが実現してしまったわけですよ。
 一人でちまちま遊ぶばかりで、チームプレイにはとんと縁のなかった我は、どうにもへぼへぼなまゆたんでの参加になったわけなのですけれども。レベルぐらい上げときなさいよ。
 マグ(キャラの後ろに浮かんでいる、ちっこい補助ロボット。餌を食わせるとレベルアップして装備者の各パラメータが補強される。その成長具合によって様々な形に進化するので、マグ育てもゲームの醍醐味の一つと思われ)ですら何にも食わせてないに等しい素マグの状態で、まゆたん初期装備以上の武器・防具は能力が足りなくて装備できない有様です。へぼ。
 対して、ユカリさんが連れてきたザネ氏はもうLV15まで上がってて、その辺の熊にはもう負けません。ほとんど一撃ですよ。
 あまりにもアレなまゆたんを哀れんで(笑)、一旦ザネ氏を引っ込めたユカリさん、お手持ちの女の子フォースを連れてきて、フォース用のいいテクニック(いわゆる魔法)をぽいぽいくださります。あとメセタ(お金)も。


 能力が足りなくて覚えられませんでしたが。_| ̄|○


 仕方がないので、今度はお手持ちのアイテムの中から、精神力を大幅に高めるアクセサリと、MINDに集中して育てあげたマグを貸与してくださいました。(←一時的に精神力をドーピングして、レベルの高いテクニックを覚えるため。一度覚えたら、その後はまた下がっちゃってもOK。ただしテクニック一発でガス欠状態になる危険性も(笑))


 それでも能力が足りなくて覚えられませんでしたが。_| ̄|○素の値が低すぎて


 やっぱいけないよ生見さんLV3とかはさー。

 PSOの戦闘のシステムとして、一度敵に何かしら関与しておけば、別の人が倒しても経験値(8割程度?)もらえるようになっています。一度攻撃がヒットするとか、何かしらのテクニックを当てとくとか。
 で、フォースの初期装備ではケイン(先端がとんかちみたいになった殴打用の杖)という武器を持っているのですが、これがもう当たらんのなんの。
 とにかくまゆたんが先に攻撃を当てて回らんことにはザネ氏も動くに動けないので、ケインを振り回しながら(TP(MPと同義)温存のためだったんですが、素直にテクニック使ってたほうが余程良かったよ我の馬鹿馬鹿)熊に突進するわけですが、ケイン自体の命中率の低さもさることながら、まゆたん自身の技が低すぎる。
 で、武器の中には小銃を始めとした飛び道具もあるにはあるんですが、

脳内ボイスでお願いします
土「ハンドガンはどうした」
木「命中率足りなくて装備できないんです……

 まあこんな感じで。_| ̄|○

 結局どうしようもないので、そのまま森へGOです。泣。


□唐突につちまゆPSO劇場

木「先輩、先に当てて回ります!」
土「ああ、だが無茶はするな……」

 熊に突っ込むまゆたん。適当に側面や背後に回り、ケインを大振り。

MISS!!

木「あっ」

 熊が振り返り様パンチ。うまくかわすものの、まだ攻撃を当ててないので引けない。もっかい大振り。

MISS!!

木「ああっ」

そうこうするうちにもう二匹ぐらい熊が寄ってきて、まゆたんが小さめなだけにまさにカゴメカゴメ状態。でもまだ当ててないから(略)


MISS!!

木「あーー」

 まゆたんしばかれてダウン。駆け寄ってきた先輩がばったばったと熊を薙ぎ倒すのをすみませんすみませんと半泣きで見守る。

□唐突に終幕


 や、おおよそこんな感じで。(諦観の眼差しで)
 何もかも引き際を知らない業突く張りなのがいかんのですよ生見さん。_| ̄|○しつこく小銭を拾って回ってるうちに置いて行かれたりするつちまゆっぷり

 あとでPSO関連の書籍やサイトを巡ったところ、こんな時には少々の間合いで敵の攻撃力や防御力を下げる魔法をかけ、ささっと逃げて同行者が敵を倒してくれるのを待つと良い、などと効率の良い方法が書いてあったりなんかして、さらに涙にむせぶことになるんですけど。べそ。

 で、さすがに懲りて後半はテクニックを使うようになり、森のボスであるドラゴンのもとまで行くことになったのですが、ここでおそらくユカリさんにも知られてないと思われる、ある些細な出来事がありました。


□唐突につちまゆPSO劇場(ただしうろ覚え)

 二人でドラゴンにそこそこのダメージを与えると、ドラゴンは高く飛んだ後に地中に潜り、PCめがけて突進してきます。
 これに跳ね飛ばされるともちろん大ダメージ。一撃死はしないまでも二発は苦しいので、早め早めに回復しないとなりません。
 さすがのザネ氏も何だかHPゲージが大分減ってました。
 その時まゆたんは逃げ惑うあまり(笑)先輩を見失っていたのですが、慌ててぐるっと見回すと、今しもダメージを受けたのか立ち上がろうとしている先輩の姿が!!

木(はっ……回復しなくちゃ!!)

 慌てて駆け寄るまゆたん。よく使うテクニックはボタン一つで発動するようにセットしてあるのですが、その中にレスタ(ケアル(違))も仕込んであるのです、無論!!
 そもそもどうしてつちまゆPSOしたいと言っていたかって、これですよ。傷ついた先輩を優しくレスタしてあげたかったのです。←馬鹿

 適当な距離まで駆け寄り、おもむろにレスタを発動するまゆたん。



 しゃらんらー!!


























 レスタのレベル低すぎてまゆたん一人だけ回復。


 _| ̄|○











 そんなこととは露知らず、先輩はさっさとモノメイト(回復薬)で回復なさってました。
 むしろ知られなくて良かった

□泣きながら終幕


 何かもう人生の縮図を見たようですよ?

 まあそんなこんなで第一回ザネまゆ旅情編は楽しく過ぎていったわけですが(笑)、その後反省して、まゆたんの強化を決意したですよ。
 そもそも何でこんなに弱かったかって、馬鹿正直に本当に初期状態から始めていた為、慢性的に金がなくて自分の回復だけであっぷあっぷという有様だったからなんですが(いやだなあヴァーチャルでも貧乏で苦しむて)、ユカリさんに「手持ちの別キャラからアイテムやお金を受け渡しすることは出来ないんでしょうか」と聞いたところ、あっさり「できますよー」とお返事が。
 GC版PSOにはマルチプレイというものがあって、GCにコントローラ2つ以上繋ぎ、画面は分割表示という形で、複数人数プレイが出来るのです。
 そこで自分のキャラ同士でマルチプレイして、アイテムを交換すればいいのよと。目から鱗。
 で、別に育てていた1stのフォースにまゆたんのマグを渡して、金を湯水のように使ってせっせと育成し(笑)、2ndの女の子フォースでシャト(仔猫型の超ぷりちーなマグ。特殊条件で女フォースが餌をやると進化)にしましたよ。まゆたん本人もレベルを上げ、今なんとか12です。


 て、まだ12なのか。



 _| ̄|○


 いやいやいや。
 次回は土水ハネムーンしようねと約束したので(笑)、ザネまゆ旅情編の反省を生かし、しげる君フォースにいいもの持たせてちくちくとレベルアップに励んでいるのですよ。
 MINDだけを突出させたシャトたん装備なので、力と守備力が今一ですが、その分テクニックは本人のレベルが低くても何とかなる程度に。ハンドガンも上位のものをちゃんと装備できます。Yeah!! 亀の甲より年の功!!(違います)





私信:
 というわけで、そのうちまた遊んでください(笑)
 そして今度こそザネ氏にちゃんとレスタを……(泣き咽び)








■ こういちCMネタ
 日常の手慰みに、料理などしてみようと思い立って(それがいわゆる現実逃避の類であることは周りの誰もが知るところだったが)、しかしあまり手の込んだことは出来ないので、光子が兄の気まぐれを面白がって持ってきた料理の本片手に、本日の夕飯を拵えてみた。
 本当はそんなことをしている暇はないのだが、台所のテーブルには一応原稿用紙と万年筆を置いてあって、いつでも申し開きのできる状態にはしてあった。一つだけ問題があるとすれば、それに何も書かれていないことであって、今日夕飯を共にする予定の人物がそこを厳しく追及して来ないことを祈るばかりであった。してくるに違いないが、この飯の美味さに黙るがいい木下真弓。

 台所の片隅に据えたばかりの真新しいオーブン(果たしていつまで使うものだろうかと、周りの誰もが疑問を抱くところだったが)の中では、ぷちぷちと美味しそうな音を立てて肉の塊が焼けている。
 漬け込んでおいた肉をたこ糸で適当に整形しただけの割には、何やらもっともらしい姿になったもので、自分でも感心したほどの出来栄えなのだ。
 香ばしい匂いは辺りに充満し、高まる期待に胸も弾むというものだ。物を作り出すという点においては本業とある意味変わらず、料理の喜びはまさに崇高だ。原稿の白さなど何だというのか木下真弓。

 嬉しくなってやおら隣の冷蔵庫を開け放ち、冷えた缶ビールなど取り出してぷちりと開ける。
 一口飲んで今一度オーブンを覗き込むと、いよいよ旨し都の滋味が焼き上がらんとしているのだった。
 それは飢えた人のあらゆる衝動を煽り立て、浮き立つ足は狭い台所で躍る気持ちのままにステップ(自己流)を踏む。
 ビール飲み飲み肉の焼き上がりを待って踊るこの幸せのひとときよ。天の御神もご覧ぜよ、至上の晩餐はもはや半刻とせずうんぬんかんぬん。

 喜びのままくるりくるりと回っていたら、その一周目で扉が開き、二周目で木下真弓が無礼にも予告なく踏み込んできて、三周目には心底あきれた顔で「何やってんのあんた」と言った。四周目はなかった。

 「うおあ」と叫びかけた口を押さえつつも手に持った缶ビールは取り落とさず、何とかごほんと咳払いの後、「焼き豚、焼けたぞ」と言った。
 うまくしたことに、木下真弓はそこで吹きだして夕飯の準備が出来るまで笑い転げていたので、白い原稿用紙は何事もなかったように新聞の下に隠しおおせた。








■ 金木豆腐小僧 金木率上昇中
 その朝、木下真弓氏は物凄い形相で金子先生を叩き起こして布団から蹴り出し、そのままの勢いで庭にまで追放してしまった。
 そもそもここは自分の家のはずなのに、どうしてこんな無体かつ不当な扱いを受けねばならんのだ。と金子先生は非常に憤慨なさっていた。何かの景品でもらったせせこましいピクニックシートの上に、一応台所の椅子など置いてくれたので、地面のぬかるみで尻を冷やすことは回避できそうだったが、何しろ雨上がりの午前中なので吹き付ける風の寒いこと寒いこと。
 しかも木下真弓氏は、どうかするとそのパジャマも引き剥ごうとしていた節があり、何かを思い直してそれはやめてくれたのだけど。
 それでかの有能な編集者がどうしたかといえば、「僕が帰ってくるまで絶対にそこから動かないでくださいよ縁側から上に上がったら二度とお天道様拝ませませんからね」と物騒なことを言い、財布をひっつかんで外に飛び出していったのだった。
 とはいえどうしてこんな目にあっているか、聡明な金子先生は現状からすべて悟っていらっしゃったが、どうしてこんな目にあう原因が出来たのかはさっぱりわからなかった。

 昨夜は何ともなかったというか、いつもどおり知人友人と外に飲みに出て、その中にはあの木下真弓氏も入っていた。
 そこで少々飲みすぎてしまったというわけなのだが、一人で帰れないほどではなかったし、送っていきますよと言う木下真弓氏の言葉を断ったのもちゃんと覚えている。油断するとあっちが狼になるので気は抜かないのだ。
 それからはてどうした、と寒さでがたがたいう膝を擦っていると、ようやくスーパーの袋を手に提げた木下真弓氏が帰ってきたので、金子先生はただちに熱いコーヒーを要求なさった。
「……で、昨夜、何があってそんなになったか、思い出されたんですか」
 さしもの木下真弓氏も仏心がわいたやら、三分ほどで望みどおりのものを持って来た。しかしとにかく熱いのをと言ったからといって、本当に煮えくり返っているのはどうかと思う、と金子先生は更に憮然とした。適切な抽出温度は八十度から九十度だと何度教えたか。何度教えても「あーへいへい」と生返事をしていたので、覚える気がないか、ないしは覚えているが面倒だから嫌だのどちらかだろう。長い付き合いなので、絶対後者だ、と金子先生は断定した(そして正解)。

「皆と別れた後タクシーに乗ったんだが、ちょうどこの近くで事故があって道が通行止めになっていたんだ。仕方ないからそこで降りて、しばらく歩いたんだが」
「それは災難でしたね。まだ小雨が降っていたでしょう」
「降っていたな。だが酔って火照っていたもんだから、むしろ気持ちがいいと思ってそこの通りをずっと歩いてきた」
「はあ、それで」
 木下真弓氏はもう見るのも嫌だと言わんばかりで、無礼にもそっぽを向いて相槌を打っている。
 医者でも呼びにいったのかと思いきやスーパーの袋など持って、一体何を買ってきたのか非常に気になるところであったが、金子先生は話を続けた。
「時間は午前二時ごろだったと思うんだが、どこやらの角からふいと子供が出てきてな、何やら旨そうな豆腐を差し出して、差し入れだから食ってくれと言うんだ」
「…………先生……本当に酔ってらしたんですね……」
 と木下真弓氏は実に生暖かい目を向けてきたが、金子先生は華麗に無視した。
「俺のファンにしては若すぎる気もしたんだが、まあ親の本を読み齧ってでもいるんだろうと思って有り難く受け取った。それで数分とせず帰り着いて、小腹が空いたものだから早速それをいただいたんだ。いやあれは実に旨かったな。これまでは、昔京都に旅行した折に食った老舗の湯豆腐が最高だと思っていたが、考えを改めた」
「ほー、それはそれは」
 縁側で胡坐をかいてじっとしていた木下真弓氏は、もうえらいこと眉を吊り上げて、手元のスーパーの袋の中から何かの容器を取り出し、どんと脇に置いた。

「でもその京都の老舗の湯豆腐を食べてもそんなになったりはしなかったでしょうから、やっぱり軍配は老舗の豆腐に上がるでしょうよ。ていうか先方に失礼過ぎますから比べたりなさらないでください」

 話しながら思い出すにつけ、さすがの金子先生もこれからどうなってしまうのだろうと段々心細くもなったりしたわけで、そうびしりと言われてしまうと反論のしようがなかった。

 木下真弓氏がそれからくどくど言うには、「大体あんたは性格捻じ曲がってるくせに根本的なところで人を疑わないお坊ちゃん気質でそれだからいつの間にか新聞は三紙も取ってるしクリーニング屋に押し入られて布団を持っていかれて法外なクリーニング代せしめられたり馬鹿高い浄水器を売りつけられたりするんですよああそのうち居もしないシロアリまで駆除されてしまうし宗教勧誘の冊子は廃品回収に出したらポケットティッシュもらえるほど溜まるんだ」ということだった。
 金子先生は確かに良い家の出で、お金の用途はあんまり気にしないというか割と無頓着な人だったが、木下真弓氏はそういう世間のこすっからい訪問販売その他に常に厳しい目を向けていたため、前々から歯痒い思いをしていたようであった。

 それはともかくこの現状をどうするかなのである。
 豆腐を食べた後、一風呂浴びて気持ちよく寝たまではいいが、叩き起こされて気がついたらこの様だ。
 体中のあらゆるところに色とりどりのカビが生え、実に困ったことにそこはかとなく痒くもあるのだった。
 思えばあれこそ豆腐小僧であったのだなあとほとほと反省するものの、今恐れるべきは目の前に立ちはだかる鬼神である。
 その手にはカビキ(略)と大書きされたスプレー式の容器があり、本来風呂場やトイレでほんのり香るあの激臭が、試しに吹き出された辺りから強烈に漂ってくるのだった。

「ちょっと待て木下真弓。その手にあるものは何だ」
 金子先生はもちろん知っていたし、おそろしくてむしろあまり聞きたくなかったのだが、聞かざるを得なかった。木下真弓氏はいやに優しく微笑んで、小首をかしげた。
「文明の利器ですよ。五分放置するだけで根こそぎだそうで、うちの風呂場もよくお世話になってるんです」
「お前の家の風呂場のことなんぞ聞いとらんわ。それをどうするつつつもりかと」
「いやだなあ先生」

 と、木下真弓氏が実に実に嬉しそうに近寄ってきたので、金子先生は椅子から飛びのいて後退った。

「五分で済むんですよ?」
「俺の人生も済んでしまうわ」


 それからどうなったのかよくわからないが、でも金子先生の原稿は次の号も次の号もちゃんと載ったので、多分何かどうかして大丈夫だったのだろう。

どっとはらい。


 ……金木?orz








■ 昭和五年のレポ
 物凄い久しぶりに更新してみますよ。

 どこに行っても何かと迷子になりかける我ですが、方向感覚には一応自信があって、地図さえあれば大体普通に目的地にたどり着けます。当たり前言うな。
 で、イベント前夜にマピオンで会場周辺のマップを印刷した我は、地下鉄丸太町駅で降りてみやこめっせまで歩いていこうと考えたわけですよ。何か近いし。JRから地下鉄の乗り換えもスムーズで、丸太町にもあっさり到着。
 そのまま地上に出て歩道をてこてこ歩き始め、なかなか順調な滑り出しだったのですが、……何か行けども行けどもそれらしい交差点が見つからない。
 みやこめっせまではおよそ一キロ程のはずなのに、二十分くらい歩いてもまだまだ全然最初の交差点にすら着かないという事態になって、ようやく「道間違えたかも」と思い当たったわけです。
 ちょうどそこで追突の事故処理をしていたおまわりさんに会い、地図を見せてここはどこかと聞いたですよ。

おまわりさん「ああこの地図でなら、ここだねえ」
かの「!!Σ( ̄□ ̄;」

 おまわりさんの指は地図の外っていうか紙の外を指していて_| ̄|○、最初の交差点がまだまだ全然先どころかおまわりさんの指と交差点の間に丸太町駅がある。

かの「私丸太町駅から来たんですけど、方向逆だったんでしょうか_| ̄|○」
おまわりさん「いや、方向は合ってるよ。でもこの地図の丸太町駅は京阪の駅だねえ
※京阪…滋賀・京都・大阪あたりを走っているローカル電車
かの「……!!!Σ( ̄□ ̄;」



 京阪と地下鉄はもちろん違いますよ生見さん。



 ……何というかその、降りる駅(というか乗る路線自体)を間違えたというオーソドックスな失敗をしでかしてたわけでして、それから更に数百メートル歩いてやっと京阪丸太町駅に到着。


 さあ予定のスタート地点。_| ̄|○
 もうやだ神様


 まあその後は普通にたどり着いたので面白くも何ともないのですが、余談としてその帰り道、都民ひとみたんに連れられて本当に最寄の地下鉄の駅に連れて行かれたときは、確か10分程度の道行きだったように思います。
 しっかりして生見さん。_| ̄|○


*  *  *


 そんなこんなでいい汗かきつつ_| ̄|○ 予定より30分くらい遅れて到着したんですが、一応サークル入場には間に合いまして、スペースに到着。
 しかし荷物の受け取りに関する注意をどうやら我は読み流してしまっていたらしく、うっかりまた失敗。申し訳ない……_| ̄|○
 一人であうあうしながら設営に取り掛かったのですが、お隣が金木総本山ですよ。思わず人見知りして様子を伺う小心者な我。後でちゃんとお話できました(笑)その節はありがとうございましたなり>キワさん&チマさん

 設営の途中、スタッフの方がやってきて、スタンプラリーに協力してくださーいとスタンプ置いていかれたのですが、それがまゆはんこでした。まゆ受け列だったからか(笑)
 このスタンプが物凄く可愛くて、思わず興奮する我ら。役得ーとあちこちに押しまくる(笑)
 一般入場が始まってからしばらくしてからひとみたんも到着して、無事つちまゆペーパーが置かれました(笑) もうかれこれ一年半ばかり完成を待っていた作品だったので嬉しいやら楽しみだったやら。けへへ。即読みですよ。
 で、ひとみたんがひとまず椅子に座って、我に「買い物行って来ていいよ」と言ってくれたのですが、立ち上がってふと彼女の背中を見ると、グレーのセーター(あれはカットソーに入るのか?)に何か白いぴらぴらがついてますよ。

かの「セーター裏返しよひとみたんΣ( ̄□ ̄;」
ひとみたん「ええっ!?Σ( ̄□ ̄;」

 ……冬で本当によかったと思います。ひとみたん慌ててまたコート着て、着なおしに行きました(笑)


 パンフレットの最終ページにマス目が七個ついてて、まず要以外の六人のスタンプを集めたら本部で要スタンプを押してもらって完集、そしてくじ引きを引いて景品をもらう、ということになってました。
 お買い物に来る人のほとんどが、片手に財布・片手に戦利品という感じで押しにくそうだったので、最初は我がスタンプ係になって押させていただいてたのですが、その後会場回ったら他のとこは皆勝手に押していただく形になってたので(笑)、帰って来てからそのように。はう(笑)
 せっかくだからつちまゆ並んだマスに押そうと思って、つちはんこの横のスペースを開けておいたのですが、いざ帰って自分の為のまゆはんこを押したらこの有様ですよ。





よりによって_| ̄|○






 見てたみんなが大爆笑ですよエヘヘ。


 神様何で我は肝心な時にいつもこうですか?_| ̄|○もうやだこんな人生


 でも同じことをしてしまううっかり者お嬢さんが複数いらっしゃったので、運命を同じくする魂の同胞として温かく見守りました。


*  *  *


 イベント自体は実につつがなく和やかに進行しまして、最後にスタンプ争奪じゃんけん大会で締めくくられました(笑)
 会場内には二度三度最終まで絡むお姉さんがいらっしゃるにもかかわらず、我とひとみたんは結局すべて一回戦敗退(笑) わかりきっていたことですが、我らのここぞという時の勝負弱さに泣けます。←はまったカップリングからして(略)

 我は今までネオロマの大きいオンリーに年一回出るだけだったので、段取りで個人的にちょっとおたおたしてしまったところはあるのですが、何というか本当にいいイベントだったと思います。またどこかであるといいなあ(笑)


 イベント後はひとみたんと一緒に、アマキさんご一行の素敵な晩餐会に参加させていただいたのですが、どこのお店に入るか決める折に、昨年にもお会いしたのりーこさんが「そういえばかのさんは前『肉』って言ってたよね」とミもフタもない我発言の思い出を語ってくださいました_| ̄|○ 忘れてくだちい

 うち半分くらい初めてお会いした方々(お名前とサイトは知ってる(笑))だったんですが、いつの間にかごってりお話させていただいてしまいましたことよ。薔薇メイトあなうれし。
 で、その夜は中華のお店で本当にたらふく食ってしまったのですが、誰も彼もサービスのお茶をおかわりし続けるだけでお酒もソフトドリンクも取らなかったので(笑)えらい安くついてしまいました。貧乏人に優しい打ち上げひゃっほう(笑)
 更にその後、アマキさんとひとみたんと三人でコーヒー片手にだらだらだべり(笑)、またお会いしましょうねーと手など振って、スマイリーに帰ってきたですよ。
 とりあえずまたオンリーがあるようなことがあれば、その時こそひとみたんが新妻まゆたんをまとめて本にしてくれまいかと神に祈る所存なのです。

 これにてどっとはらい。








■ すみません。
 この話を世に出してしまうと、頭に植木鉢が降ってくる可能性がハイパーに跳ね上がるので、先に謝っておく所存です。

 すみませんすみませんほんとすみません。
 でも腹掻っ捌くのはまだ怖い小心者の我。
































ナレーション:
 ある日突然つわりが訪れ、妊娠発覚する土田憲実。

(台所で口を押さえて愕然としているつち。何故か割烹着着用)

「そういえばこの三ヶ月……きていないな……」←何が

 その風雲急を告げる出来事に、真弓は真弓で入れられてんの自分なのに何故、と愕然とするのだった。



ナレーション:
 何はともあれ、憲実は胎内の我が子を盆栽同様に愛し育む毎日。真弓は生まれて来る子供の為によりいっそう仕事に励むのだった。
 しかし手の遅い某作家のせいで毎日帰りが遅くなり、マタニティブルーの憲実の異変に気づかず(略)


(わっと泣きながら、お玉を持ったまま家出する割烹着姿のつち。一方まゆたんは、今から帰るコールをしても誰も出ないことに激しい不安を)

(まあいろいろあった)


ナレーション:
 そしてすったもんだの末、憲実は妊夫として暮らすことを決意する。何もかも愛する我が子のため、真弓のため。
 つとめて良き母たろうとご近所との交流も図るのであった。


(お買い物篭を持って八百屋へ参るつち。そこでご近所の奥様方と出会い、お腹さすられたりして
「あらー、大きくなったわねえ」
「ああ、最近動くようになった」
「あらあら、男の子かしらねえ、元気な子が生まれると良いわねえ」
とかやってんの。HAHAHA)


ナレーション:
 二人とは長らく知己として親交を深めてきた光伸と要。ある新緑眩しい昼下がり、土田家に招かれる。祝い事と聞かされて、土産を持参してその門をくぐるが……


(お茶の間で向かい合って和やかに茶をすするも、つちの腹が気になって仕方ないねこたんとかなめ。

光伸(ふ、太った……のか……?)
要(まさか、土田さんに限ってそれはないでしょうっていうかあの腹筋はどこに消えたんですか)

 んでやがてまゆたんが、恥ずかしそうに(かつ頬を染めつつ)言うわけですよ。

要「……は?」
真弓「ですから、その」
憲実「あんたたちに、是非名付け親になってはもらえんかと……」(照)

 白目を剥いて卒倒するねこたん。かわいそう。

光伸(なっなっなんっなんっ)
要(落ち着いて!! 金子さん!!)

 逆境に弱い光伸をがくがく揺さぶりながら、要はいろいろ大ピンチであった。


ナレーション:
 かくして十月十日の後、土田家には立派な性別受け
(←それはどうか)が生まれた。
 その連絡を受け、ひとまず落ち着いた頃を見計らって再び訪れた光伸と要であったが、祝いの品は一応縁起の良い物をと焦るあまり、鰹節に熨斗をつけて持ってきてしまっていた。
 しかし幸せそうな親子三人は丁寧にお礼を申し述べ、遥けき未来図まで描くのであった。



(自分が何書いてんのかそろそろわからなくなってきました。

憲実「これで後はあんたたちのところに攻めが生まれれば将来が楽しみだな」←何故か要を見ながら
真弓「やだなあ先輩ったら……気が早いんだから」←頬染め

光伸「おっおっおめっおめっ……」
要「しっかり!!金子さん!!」

 逆境に弱い光伸をがくがく揺さぶりながら、要は更にいろいろ大ピンチであった。





 てか最初にこの話をしてしまった相手の方は、「それでいくと生むのは金子ではないか」とおっしゃってたわけですが、何かもうあれだそこまでやると我は多分東京湾に沈んだり潜ったりということになりかねんのでやめときたい次第なのです。

 どっとはらい。