インプラントの特殊技術
高橋歯科クリニックでは、手術したその日に噛める治療をはじめとして、骨量が少なくインプラントを埋めることのできない患者さんを対象に骨移植や再生術も実施しています。
骨移植術と一口に言っても症例に応じて様々な種類があります。下記に紹介するのは、その特殊手術の代表的なものです。当院では、患者さんの状態によって高度な技術も使い、安全にインプラント治療を行なっています。
なお、インプラント治療で使用する材料や素材は、国内の医療法に基づき、承認医薬品や承認された材料や素材を使用しています。
手術したその日に噛める治療~オールオン4/6(All-On-4/6)
人工歯を4~6本のインプラントで支えることで、インプラント埋入数を低減し患者様のコスト的な負担を軽くします。
上顎洞や下顎神経を避けて、骨が丈夫で安全な位置に長めのインプラントを埋入することで全ての歯を頑丈に固定でき、その日から普通に食事ができます。
サイナスリフト
顎の奥歯など、骨の高さが不足し数mmしか骨が無いような場合に、骨の不足を人工的に補う方法です。
骨が不足している部分に自家骨(自分の骨)や骨補填剤を移植してインプラントを埋入できるだけの顎の骨の高さ(厚み)を確保する治療技術です。
ソケットリフト
上顎の臼歯部上部に「上顎洞」という空間がありますが、その空間を利用してインプラントを埋入するための骨を作りだす方法です。
インプラントの挿入口などから自家骨(自分の骨)や骨補填剤を挿入して、安全に上顎洞の底部分を押し上げます。
インプラントを埋入する部分から押し上げるので、傷口が小さくて済むことがメリットですが、実際に目で確認することができないので経験と技術の要する治療技術で、サイナスリフトと同様に、顎の骨が不十分な時に行います。
GBR
GBRは顎骨が吸収されて「インプラントをしたいけれど骨の量が足りない」ときに行われる手術で、歯肉の下にGBR膜を入れ、歯肉が増殖するのを防ぎながら骨の形成を促進させます。
スプリットクレスト
インプラントを埋入するための骨幅が足りない場合に行なわれる治療方法です。
骨頭をチゼルという特殊な器具を使って拡大し、スプリット部に自家骨や骨補填剤などを挿入してインプラントを埋入します。
骨吸収の場合
下の写真のような骨が吸収されているケースでも増骨することでインプラントを対応可能です。
医療広告ガイドラインに準拠したインプラント治療に関するご説明
【インプラントの治療内容・リスク副作用】
医療広告ガイドラインに基づき、治療についてのリスク・副作用について説明いたします。
当院では、下記のようなリスクや副作用が起こらないよう、事前診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全性を重視した治療を心がけております。