トップソースライブラリiアプリ雑誌/書籍紹介
目次
トップ
iアプリ
 Tips / Sample
 │├最初のiアプリ
 │├Hello, World
 │├テキストに色をつけ...
 │├いろいろな描画機...
 │├画像を読み込んで...
 │├Buttonコンポーネ...
 │└Labelコンポーネン...
 リンク集

項目
Hello, World
概要
ソースコード
スクリーンショット
解説

Hello, World
最終更新日:2002/06/09

概要

今回はいよいよ「Hello, World」です。

利用されるclass/interface
Graphics [ drawString(String,ini,int) ]
Canvas [ paint(Graphics) ]
IApplication [ start() ]

ソースコード

import com.nttdocomo.ui.*; class SampleCanvas extends Canvas{ public void paint(Graphics g){ g.drawString("Hello, World", 2,20); } } public class SampleApp extends IApplication{ public void start() { Display.setCurrent(new SampleCanvas()); } }

スクリーンショット

画面上部に「Hello, World」と表示されます。

解説

とりあえず、文字を表示することが出来ました。いわゆる描画系の制御の第一歩です。 まず最初に SampleCanvas classを定義しています。このclassはCanvasを元に作成され、メソッドに必ず paint(Graphics) を持ちます。このメソッドは画面を再描画するときに自動で呼び出されるものです。そのメソッド内で

g.drawString("Hello, World", 2,20);

とすることでキャンバスの(2,20)の位置に「Hello, World」と文字を書きます。ここで注意が必要なのは(2,20)の位置に「Hello, World」の左下の角が来ると言うことです(Windowsプログラマはよく間違えるので注意)。

public class SampleApp extends IApplication{ public void start() { Display.setCurrent(new SampleCanvas()); } }

前回は何もしなかった start() のなかで

Display.setCurrent(new SampleCanvas());

としています。これは、 SampleCanvas を作成し、画面に表示されるFrameに SampleCanvas を設定しています。 Display.setCurrent(Frame) は、画面に表示するフレームを指定するために使われます。

今回のサンプルアプリケーションに関する解説はこれで終わりです。

リンク集自作ソフトウェブゲーム