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【使える生姜!】簡単な生姜の栽培方法などを特集!【その二】

    http://www.syouga.net/basic/saibai.html 【使える生姜!】簡単な生姜の栽培方法などを特集!


    内    容
    トップ                       【その一】
        1 生姜の効能
        2 生姜の種類
        3 生姜の栽培
    生姜の料理
        1 生姜スープ
        2 ポークジンジャー
        3 ジンジャーブレッド
    生姜のデザート
        1 ジンジャークッキー
        2 生姜はちみつ
        3 生姜紅茶
    生姜の薬味                   【その二】
        1 ジンジャーパウダー
        2 生姜味噌
        3 紅生姜
    生姜の使い方色々
        1 生姜のレシピ・美容
        2 生姜風呂
        3 生姜湿布
        4 ジンジャーブレッドハウス
    リンク



………生姜の薬味………

1 ジンジャーパウダー

パンやデザートに生姜の味や風味をつける場合、簡単に利用できるスパイスとして使われるのがジンジャーパウダーですよね。普段食材として使用している「生姜」とはちょっと違う食材のようなイメージもありますが、欧米では生姜といえば「ジンジャーパウダー」のほうが一般的に使われているものです。普段使っている生の生姜とジンジャーパウダーの特徴の違いやジンジャーパウダーならではの便利な使い方などもあります。

A ジンジャーパウダーの特徴

日本では昔から生の生姜を身近な食材として使ってきたので、乾燥させた生姜を粉状にした「ジンジャーパウダー」はあまりなじみがない人も多いのではないでしょうか。ジンジャーパウダーは、見慣れている生の生姜に比べ若干黄色い色味が強く、香りよりも辛味の刺激が強目に感じるのが特徴です。

★ジンジャーパウダーができるまで

普段、私たちが使うことの多い生の生姜は、若いうちに収穫した生姜を皮がついた状態で販売されています。しかし、ジンジャーパウダーに使われる生姜は、生姜を乾燥させてから粉状に加工したもののため、生で販売されている生姜より収穫時期が遅く、生姜の風味と辛味成分が生の生姜用に収穫されたものより多く含まれています。乾燥生姜を作る場合には、収穫した生姜を一晩水に漬けてから皮をむきます。生姜の持つ独特の香りは皮のすぐ下の部分に多く含まれているため、皮を分厚くむくと皮を薄く丁寧にむいていく必要があります。皮をむいてから乾燥させていくため生の生姜より乾燥生姜は香りが弱いものが多く、乾燥しょうがから作られるため、ジンジャーパウダーも生のしょうがに比べると香りが弱いものが多いのが特徴です。最近は、皮をむかずに乾燥させた乾燥生姜を作られているものもあり、皮をむかずにジンジャーパウダーは若干香りが強いものもあります。

★ジンジャーパウダーの利点

ジンジャーパウダーは乾燥させた生姜を粉末状に加工したものなので、生の生姜より保存可能な期間が長く簡単に保存しておけるというのも大きな利点といえます。乾燥生姜も保存期間は長く便利なのですが、スライスされていることが多く、刻んでもあまり小さなサイズにして使うことができません。それに比べてジンジャーパウダーは粉末状になっているのでジンジャークッキーなどのお菓子や料理に簡単に混ぜ込むことができます。しかし、飲みものや液体に混ぜる場合にはジンジャーパウダーを大量に液体に溶かしこむのは非常に難しく、香りを十分に感じられるまでジンジャーパウダーを入れようとすると濁った状態になってしまう場合があります。紅茶の場合はストレートティーより、ミルクティーに利用するほうがいいかもしれませんね。

★ジンジャーパウダーを使ったお菓子の簡単レシピ

欧米では料理やデザートを作る場合頻繁に使われているジンジャーパウダーで絵本や物語にもなっている「ジンジャーブレッドマン」を作ってみましょう。ジンジャーの香り食欲を誘うイギリスでは古くから親しまれているお菓子のボウヤなんですよ。
【材料】
 ・ ジンジャーパウダー 小さじ1/2
 ・ 小麦粉 200g
 ・ 牛乳 150ml
 ・ 蜂蜜 200g
 ・ バター 100g
 ・ 塩 小さじ1/4
 ・ シナモンパウダー 小さじ1/4
 ・ クローブパウダー 小さじ1/4
 ・ オールスパイスパウダー 小さじ1/4
 ・ 黒砂糖 60g
 ・ 重曹 小さじ1
 ・ 卵 2個
 ・ 干しぶどう 適量
【作り方】
1 バターは常温で軟らかくしておきます。耐熱容器に蜂蜜と牛乳黒砂糖を入れ電子レンジで20秒程度温めバターを加えよくて練り合わせます。 2 小麦粉・塩・ジンジャーパウダー・シナモン・クローブ・オールスパイス・重曹をふるいかザルで振るいます。
3 卵を泡立て、ふるった粉に混ぜ合わせていきます。
4 その中に、さきほど練り合わせた牛乳・バター蜂蜜・黒砂糖を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。生地がまとまるまで丁寧に混ぜましょう。
5 オーブンを180度に温めておきます。まとめた生地を伸ばし、男の子の形に抜いてレーズンで目とボタンをつけます。
6 オーブンで焼き上げて完成です。
ポイント
ホワイトチョコやカラーチョコなどで服や顔の形を縁取って作ると自分だけのジンジャーブレッドマンが作れます。アーモンドやブルーベリーなどを使うのもお勧めですよ。

2 生姜味噌

一般的な調味料や薬味としてはあまり有名ではないかもしれませんが、「生姜味噌」というしょうがと味噌を組み合わせたものがあります。青森県などでは、おでんにつけるタレとして多くの人に好まれているのが「生姜味噌ダレ」だそうです。さばの味噌煮には生姜を必ずといっていいほど添えますし、よく考えてみると生姜味噌生姜と味噌の相性ってとてもいいですよね。味噌に生姜を漬け込んだお惣菜的な存在の生姜味噌の作り方や、おでんや鍋にもぴったりです。生姜と味噌のベストコンビをたっぷり味わってくださいね!

A 生姜味噌の特徴

生姜味噌には大きく分けると、調味料として使われているものと、浅漬けやおしんこのような感覚の常備菜として食べられているものがあります。どちらも比較的簡単に作ることができ、紅生姜や甘酢生姜とはまたちょっと違う料理のアクセントとしてもいいですよね。また、しょうがにはもともと魚や肉の臭みを消す効果や殺菌作用があることでも有名ですが、生姜を漬け込んだ味噌やすりおろした生姜を入れた「生姜味噌」を魚や肉を調理するときに利用することで、料理の味や風味を引き立ててくれる便利な食材になります。地域によっては古くから、一般的な調味料や食材として使われてきました。生姜味噌は比較的長い期間で保存することもできるので、隠し味や下ごしらえに便利な調味料として家庭で常備しておくのもおすすめですよ。国内でも地域によって使われている味噌には違いがありますよね。特徴のある味噌が色々ありますので、自分の普段使っている味噌以外の特徴がある味噌で生姜を漬けてみたり、何種類かの味噌を合わせて使うとまた味や風味の違った生姜味噌を楽しむことができます。料理の内容に合わせて生姜味噌を使い分けたり、新生姜やひね生姜など、しょうがの種類や季節に合わせて食べやすい生姜味噌を作ってみるのもいいかもしれませんね。

★簡単! 漬け込み生姜味噌レシピ

ちょっとしたお茶請けやお漬物代わりになる生姜味噌を簡単に作ることのできるレシピをご紹介します。一日でできる浅漬け感覚の生姜味噌なら、食べたい分量だけを食べたいときに作ることもできますよね。ほのかに香る味噌の香りを生かして、刻んだ生姜味噌をお茶漬けにのせていただくのもおすすめですよ。
【材料】
 ・ 生姜 1片(150〜200g)
 ・ 味噌 150g
 ・ 黒砂糖 大さじ1
【作り方】
1 新生姜以外を使う場合には皮薄めにむいておきます。新生姜の場合は、好みによって皮をむいてもむかなくてもかまいません。黒砂糖は細かい粉状になるようにつぶしたり砕いたりしておきましょう。
2 生姜の繊維に沿って、たてに2mm程度の厚さにスライスし、鍋で沸かしたたっぷり目のお湯で1分程度湯通しします。
3 湯通しした生姜を湯から出したら、キッチンペーパーなどでよく水を切って、荒熱が取れるまで冷ましておきます。
4 保存用の容器の中に味噌と粉状にした黒砂糖を入れよく混ぜ合わせます。
5 冷ましておいた生姜を味噌の中に漬け込んでいきます。生姜と生姜がくっつかないように、味噌を間に挟むように漬け込んでいくのがポイントです。1晩もしくは8時間程度寝かせて完成です。
ポイント
あっさりとした生姜味噌をそのままで食べたい場合には、塩分の少な目の味噌を利用するのがポイントです。また、白味噌など甘めの味噌を利用する場合には、黒砂糖は加えなくても甘さがありますので、黒砂糖はお好みで調節してくださいね。

★おろし生姜の生姜味噌ダレのレシピ

手軽で簡単に使うことのできる生姜味噌ダレを作っておくと、色々な料理に使えて便利です。おでんやしゃぶしゃぶのタレにも使えますし、料理の下ごしらえや隠し味にも使えます。ご飯にもぴったりなのでおにぎりやお弁当に入れれば、食欲も増しますよ。
【材料】
 ・ しょうが 50g
 ・ 味噌 80g
 ・ すりごま 大さじ3
 ・ 砂糖 大さじ2
 ・ サケ 大さじ2
【作り方】
1 古生姜は皮をむいてすりおろします。皮が気にならない場合は、皮ごとすりおろしてもかまいません。
2 鍋にサケと味噌を入れ弱火で温めながら練り合わせるように混ぜます。ふつふつしてきたら砂糖と水を少し加えて味を調えます。
3 少しに詰まってきたらおろし生姜とすりゴマを加え、混ぜ合わせて一煮たちさせて完成です。
ポイント
生姜をおろすときは、繊維の方向に注意しておろしていくと、繊維が残らず口当たりがよくなります。煮干だしのダシ汁を加えて煮詰めると、煮物などにも合う生姜味噌ができます。お好みで青唐辛子などを一緒に漬け込んでおくと生姜の風味と辛味にピリッとした刺激が加わるので、鍋物にもご飯にもぴったりでおすすめですよ。

3 紅生姜

焼きそばやたこ焼き、お好み焼き、てんぷら、おもちなど色々な料理に使われる定番の薬味といえば、鮮やかな赤やピンクの紅生姜ですよね。甘酢や梅酢に漬け込んで作る紅しょうがは、その味や香りが料理のアクセントとしても重要な要素があります。また、色々な料理を楽しむ際の口直しとしても欠かせませんよね。

A 紅生姜の特徴

紅生姜は、名前のとおり鮮やかな赤い色が特徴的な生姜です。みなさん、今までに一度くらいは紅生姜を食べたことがあると思いますが、紅生姜を食べるとしょうが独特の辛味のほかに酸味が感じられると思います。「紅生姜」は昔、家庭で普通に作られていた薬味のひとつですが、最近は作られることも少なくなったため、べに生姜の色がどうして赤いのかを知らない人も多いのではないでしょうか。

★紅生姜の色

紅生姜は、梅干しをつけるときに一緒に生姜を漬け込んだり、梅酢にしょうがを漬け込んで作ります。梅干をつけるときにも赤シソを入れるために梅にさらに赤い色がつくのですが、その中に一緒に生姜を漬け込むと生姜にも赤シソの赤い色がつき赤くなります。梅酢に生姜を漬け込むときには、梅酢の中に梅シソを入れてからしょうがを漬け込みますので、紅生姜独特のあの鮮やかな赤い色に染まるのです。市販されている紅生姜の中には、製造過程で食紅などを利用してさらに鮮やかな赤い色をつけているものもありますが、梅酢を使って自分で作った紅生姜にもかなりきれいな赤い色をつけることができます。梅酢は梅を塩で漬け込んだときに出てくる水分のことで、一般的にはシソも一緒に塩漬けにするので梅酢でつけた紅生姜は鮮やかな赤い色になるのです。

★紅生姜と酢生姜

梅酢に漬け込んで作られている紅生姜には、酢の成分がしっかりと染み込んでいます。新ショウガを使った筆生姜や生姜の甘酢漬けなどもお酢に漬け込んだ生姜の加工品ですが、同じように酸味があってもその味や香りはもちろんのこと含まれる成分にもかなり違いがあります。穀物酢などの酢を使った甘酢より、梅酢のほうが梅から出たミネラル・カルシウムなどが多く溶け出していると考えられます。梅酢に漬け込んだしょうがには、梅から出たミネラルやカルシウムなどの成分もたっぷりと染み込んでいるといえますよね。ただ、甘酢漬けのしょうがは新生姜で作られることが多く、軟らかいのが特徴でそのままでもバリバリかじって食べることができますが、紅生姜は塩分を多く含む梅酢に漬け込んでいるため、そのままでたくさん食べるのにはむいていません。紅生姜をそのまま食べる用に着けたいときには、水で薄めた梅酢に漬け込むのがポイントです。用途や料理にあわせて、味や香り、成分のぴったりあったしょうがを利用してくださいね。

★ 簡単! 家庭で作れる紅生姜のレシピ

健康食ブームが盛んになってきた最近では、手作りの梅干を作る家庭も増えてきたようです。薬味として色々な和食に使われることの多い紅ショウガも以外と自宅で簡単に作ることができます。梅干を作る際に、塩に漬け込んだ梅からだんだんと水が上がってきたら、手作り紅生姜を作るチャンスです! 手作りの紅生姜をぜひ作ってみましょう!新生姜を使って軟らかい紅生姜や塩分や酸味を調節して好みに合った紅生姜を作ってみるのもおすすめですよ。
【材料】
 ・ 生姜 400g(新生姜を使う場合には皮はそのままにしますが、古生姜は皮をむいて使います。)
 ・ 梅酢 2カップ
 ・ 塩 大さじ1
【作り方】
1 しょうがを適当な厚さにスライスして軽く塩を振り、フキンなどに包んで一日寝かせておきます。
2 水気を切るために、キッチンペーパーなどで表面を軽く拭きとります。ざるに並べて日のあたる場所で一日干しておきましょう。
3 梅酢を保存用の容器に入れて、その中に干した生姜を漬け込みます。全部しっかり漬かるように、梅酢が足りない場合には足して量を調整してください。そのまま、冷所で4〜5日保存します。
4 4〜5日したら生姜を取り出してまた新しい梅酢の中に付け直します。そのままもう4〜5日寝かせておきます。
5 寝かせた生姜を取り出し、周りについた梅酢をよく切ってざるに並べ5〜6時間ほど日に干します。
6 保存用の容器に赤シソと干した生姜を交互にはさむように入れて1日寝かせると完成です。
ポイント
梅干しを作るときに赤シソを紅生姜にいれる分少し多めに入れておくといいでしょう。また、漬け込んだ梅酢の塩分や酸味が強い場合には4〜5日漬け込むときに水で割った梅酢に漬け込むと酸味や塩分が和らぎます。新生姜を使った場合は、薄めの梅酢に漬け込んでおけばそのまま食べることもできておすすめですよ。

★ 紅生姜のエスニックサラダ

紅生姜の酸味と風味を生かして豚肉や野菜と一緒にちょっとエスニック風なサラダにすると、夏や食欲のないときにはぴったりのおかずになります。
【材料】
 ・ 紅生姜 15g
 ・ しょうが 15g
 ・ しゃぶしゃぶ用豚薄切り肉 250g
 ・ 白髪ネギ 1本
 ・ ピーマン 1個
 ・ 赤ピーマン 1個
 ・ レタス 1/2玉
 ・ すりゴマ 小さじ1
 ・ レモン汁 大さじ2
 ・ ナンプラー 少々
 ・ おろし生姜 一つまみ
 ・ 塩・コショウ・砂糖・ごま油 少々
【作り方】
1 ピーマン・赤ピーマン・白髪ネギ・しょうがは細切りにして冷水にさらしておきます。紅生姜は細切りにしても水にさらさずそのままにしておいてくださいね。
2 豚肉を食べやすい大きさに切り軽く火が通るくらいに湯通ししておきます。レタスはちぎっておきます。
3 容器にすりゴマ・レモン汁・ナンプラー・おろし生姜・砂糖をいれ合わせておきます。塩コショウで味を調え、ごま油を加えソースをつくります。
4 水にさらした野菜は水を良くきってレタスと一緒に容器に盛り付け、豚肉を加えて全体を混ぜ合わせます。
5 混ぜた野菜と豚肉の上から全体にかかるように、ソースを回しかけ軽くあえて完成です。
ポイント
ノリをちぎって加えても風味が良くなりおすすめです。きゅうりの薄切りなど好みの夏野菜で色々アレンジしてみてくださいね。

………生姜の使い方色々………

1 生姜のレシピ・美容

もともと健康食品として注目されることが多かった生姜ですが、最近は特にしょうがの成分が入った入浴剤や飲み物が美容やダイエットなどにも効果があるとして、人気が高くなっています。美肌にも生姜が良い、ということを美容家の方が話しているのを聞いたこともあります。私は、生姜が大好きで昔からたっぷり使いことが多かったのですが、美容やダイエットにも効果があるといわれると、効果的な使い方やレシピなども気になります。

A 生姜の美容効果

爽やかで、ちょっと刺激のある生姜の香りや味は、普段何気なく私たちが食事の中に取り入れているものですよね。漢方にも使われていることから、生姜に含まれる成分には何かしら美容効果や健康に役立つ効果が期待できそうなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

★ 食べる生姜の美容効果

生姜には発汗作用や身体を温める効果があるため、ダイエットにも有効な効果が期待できる食材として人気があります。食事制限をするとビタミン不足や栄養不足で、肌荒れや新陳代謝が低下してしまいがちです。綺麗になるためのダイエットのつもりが失敗してしまった…という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。唐辛子を食事に使うカプサイシンダイエットなどもありますが、唐辛子は胃や腸に刺激が強いので内臓を荒らしてしまうこともあります。生姜は新陳代謝や血行をよくしてくれますが、唐辛子のような強い刺激はなく消化吸収を良くする効果があります。発汗効果や老廃物の排出を助ける働きもあり、生姜をダイエット中の食事に取り入れることでダイエットの効果を高めることができるといえます。また、一年中色々なところで使われることの多い食材で、夏バテや体調不良で食欲がない時にでも、食欲不振を生姜の香りや風味が解消してくれるので食事がしっかりとることができないときなどの肌荒れ対策に効果があります。

★ 外から使う生姜の美容効果

生姜に含まれる成分のうちたんぱく質を分解してくれる酵素が含まれています。また、外からも血行を促進してくれる働きがあります。そのため、入浴時に生姜を入浴剤として利用すると、発汗効果が高まり汗と一緒に老廃物を排出することができます。また、汗をかくと毛穴が開いて毛穴の中の汚れも取れやすい状態になります。新陳代謝も上がりしょうがのたんぱく質を分解する成分も加わりますので、肌サイクルの活性化を促すことにもなります。しょうがを利用した入浴方法を続けることによって、冷え症の改善やむくみの解消にも効果があるとも考えられます。発汗すると水分が多くでていきますので、入浴前に水分補給をしっかりしておくことがお勧めです。しかし、しょうがの刺激が肌に合わない場合や皮膚の結わい人の場合は生姜を少なめに入れるなどの注意が必要です。

★ 簡単! 手作り美容入浴剤レシピ

しょうがを使った入浴剤には美容や健康に役立つ効果がたっぷり詰まっています。生姜の発汗と新陳代謝を高める効果に重曹やハーブオイルを混ぜてオリジナルの入浴剤をつくってみませんか? 使いたいときに簡単に作ることができますし、混ぜるハーブの香りをそのときの気分に合わせて変えることでリラックス効果も期待できますよ。
【材料】
 ・ しょうが 200g
 ・ 重曹 大さじ1
 ・ ユーカリオイル 1〜2滴
【作り方】
1 生姜は生のものを使います。皮ごとすりおろします。皮ごと摩り下ろすことで、生姜の皮のすぐ下にある生姜に含まれる成分がふんだんに含まれている油を利用することができます。
2 重曹とすりおろした生姜の汁ごとガーゼに入れ、湯船に入れます。10分ほどしてから入浴するのを目安にしてください。
3 ユーカリオイルを1〜2滴たらし、香りを楽しんでください。
ポイント
ユーカリオイルは、殺菌作用や呼吸が楽になるこうかがありますので風邪気味のときなどにはおすすめのオイルです。肩こりがある場合には、肩にガーゼを軽く当てると肩こりを和らげる効果もあります。肌に合わない場合には直接肌には当てないで、入浴前に生姜を取り出してから入浴するのがおすすめです。

★ 生姜ゼリーで簡単美容食レシピ

食生活が乱れがちな人の場合、食生活を改善したいと思ってもなかなか実行できないことって多いですよね。食生活の改善には生姜を利用するのがぴったりなのですが、外食が覆いとなかなかしょうがを食生活に取り入れるのも難しいと思います。外食での食事にも調理にも、デザートや飲み物でも手軽に生姜を取り入れる便利なしょうがのレシピを紹介します。
【材料】
 ・ しょうが 100g
 ・ ゼラチン 5g
 ・ 水 250cc
【作り方】
1 鍋に水を入れ70〜80度に温めます。
2 生姜を皮ごと摩り下ろします。
3 ボールに温めたお湯とゼラチンを入れ、よく溶かします。
4 ボールにすりおろしたしょうがを加えよくかき混ぜます。
5 バットや製氷機に入れ、冷蔵庫で冷やして固めます。
6 バットで作った場合には、固まってから適当な大きさに切って使います。
7 使うときに必要な分だけ加えます。外食の場合には、小さな容器に入れて保冷剤と一緒に持っていきます。癖のないゼラチンで固めてありますので、どんな料理にも飲みのものも使うことができる便利なしょうがゼリーです。
ポイント
だし汁で生姜を固めたり、レモン汁を加えたゼリーなど、色々アレンジすると使い方の幅も広がり楽しんでしょうがを毎日手軽に利用することができますよ。

2 生姜風呂

最近は色々な入浴剤が販売されていますが、生姜の成分が入った入浴剤もよく見かけます。菖蒲(しょうぶ)を入れたお風呂に入るという習慣は昔から親しまれていますが、しょうがを使った生姜風呂も、生姜に含まれる色々な成分がお湯に溶け出して体を温めてくれる身近な健康入浴方法になるんです。生姜の成分や香りを入れた市販の入浴剤を利用した生姜湯も生姜のお風呂を楽しむのにはよい方法ですが、使いかけの生姜や薬味に使った残りの生姜を利用することもできます。

★ 生姜風呂の特徴

生姜の成分や生姜そのものを入れたお風呂を「生姜風呂」または、「生姜湯」などと呼びます。生姜の香りには、食欲を増進させる効果があるといわれています。食欲増進の他にもあの生姜の独特の香りは頭をすっきりさせる効果もあるようです。また、生姜に含まれる成分が体を温める働きをすることが有名ですよね。そのため、生姜の成分を入れた「生姜風呂」は、体を中からじんわりと温めてくれるので、リュウマチや冷え症といった症状を和らげてくれる働きがあるのが、生姜湯の特徴のひとつといえます。その他にも生姜には、比較的強い殺菌効果があります。さらに生姜にはたんぱく質を分解する酵素が含まれていますので、生姜成分の溶け出したお湯につかることで、体の汚れが落ちやすくなるのではないかと思います。生姜独特の辛味としても現れている刺激は、皮膚や体にも程よい刺激を与えてくれますが、皮膚が弱い場合にはしょうがの刺激が強すぎる場合があります。手作りの生姜湯や生姜風呂を楽しむ場合には、使用するショウガは少ない量で試してみるのがおすすめです。あまった生姜や鍋の薬味に使った残りの生姜を捨てずに利用することもできるので、手軽で簡単に生姜風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか? また、その生姜が取れた地域や生姜の種類によっても、香りや成分が少しずつ違っていますので、色々な生姜湯を試してみたい場合には産地や季節にもこだわってみるといいかもしれませんね。

★ 簡単!生姜風呂の作り方

手作りの生姜湯の素は、家庭でも簡単に作ることができます。生の生姜は乾燥しょうがに比べると香りが良いので、すりおろすか刻んで使うのがおすすめです。乾燥生姜はあまり香りが出にくいのですが、刺激成分はしっかり溶け出してきますので、使う量に気をつけて使うことがおすすめです。作用が乾燥させた生姜と生の生姜では若干香りや刺激の強さが変わってきます。生姜には体を温め発汗を促す効果もありますので、生姜風呂に入る前には水を飲んでから入浴するといいですよ。
【生の生姜で生姜風呂】
1 生の生姜1〜2片を皮ごとすりおろします。包丁で細かく刻んでもかまいません。
2 ガーゼやフキンなどの布を袋状にし、その中にすりおろした生姜を入れます。生姜をすりおろした時の汁も染み込ませてしまいましょう。市販のお茶パックを利用しても簡単に作れますが、長時間湯船に漬けていると破れやすくなることがあるので注意してください。
3 しょうがを入れた袋は、入浴する15分ほど前に湯船に入れておきます。入浴中に皮膚に長時間触れると刺激が強すぎる場合がありますので、湯船に入る前に取り出しても良いでしょう。生姜湯の香りや成分は溶け出していますので、ひりひりしないようでしたらゆっくり疲れを癒してくださいね。
ポイント
薬味に使った生姜の残りを利用するときは、少量のことが多いのでお茶パックを利用したほうが入れやすいと思います。薬味として使ったあとの生姜汁だけを直接湯船に入れてもいいと思いますよ。
【乾燥生姜の生姜風呂】
1 乾燥させた生姜は香りがあまりでにくいので5mm〜1cm程度の厚さにスライスして麺棒などで軽く表面をたたきます。
2 入浴20分前くらいにスライスした生姜をそのまま湯船に浮かべます。ふやけてきたら生姜の成分が溶け出してきますので、そのまま入浴してもいいですし肌に触れるのが嫌な場合には取り出してから生姜風呂を楽しんでください。
ポイント
乾燥生姜は生の生姜より成分や香りが出にくいので、細切りにしてまとめて袋やお茶パックに包んで入れるのもおすすめです。棒などで軽くたたくとしょうがの成分が出やすくなります。

3 生姜湿布

小さいころ捻挫をすると、市販の湿布薬ではなく、生姜をすりおろしたものと小麦粉と、なにやら混ぜた湿布を母親が作って貼ってくれました。一般的な食材として使われる生姜は、家庭の冷蔵庫のなかや野菜室などにあることが多いですよね。湿布約を常備していないときに生姜を使った湿布を作れば簡単な捻挫には対応できます。また、咳が出て眠れないときなどにも生姜を使ったハップも呼吸が楽になるので重宝します。日常の中で簡単に使える生姜は、色々な使い方を知っておくとけっこう便利なんですよ。

A 生姜湿布について

日本では昔から生の生姜を日常の料理や保存食として利用する以外にも湿布薬や咳止め、胃の不快感を和らげるなどの色々な用途で使ってきました。中国などではしょうがは漢方の中でも頻繁に使われるもので、含まれる成分や香りにも色々な効果があります。

★ 生姜を使った湿布の特徴

生姜の湿布は捻挫や打ち身などで熱を持っている部分や、虫刺されなどに利用すると効果があります。しょうがをすりおろし、他の材料と一緒に湿布剤を作る方法と、しょうがやジンジャーオイルをお湯に溶かして「生姜湯」を作りタオルやガーゼに染み込ませて痛みのある部分などに当てるという方法があります。しょうが湯を当てる場合には、当てる部分の状態に合わせて温めたお湯を使う方法やつめたい水で冷やして使う方法があります。また、生姜の精油成分を利用したジンジャーオイルは筋肉痛や肩こり間接のいたみなどを和らげる効果があると言われ、生姜を使ったハップ剤や溶液などは炎症が起きたときなどに塗ったり、布に染み込ませたものを利用したりして気管支炎や鼻づまり、咳止めなどとして使うこともあります。

★ 生姜の温灸

ショウガをスライスしたものを使って温灸にも利用することができます。湿布より簡単にできるとして使われることも多い民間療法の一つです。血行がよくない部分に当てると血行を改善するといわれ、肩こりなどに効果があるようです。ショウガを使った温灸をしているときには熱さを我慢したりせず、ぽかぽかと温かさや気持ちよさを感じる程度でやめるのがポイントです。また、胃腸炎などの場合にも上から押して不快感やイタみを感じる部分改善にも効果があるようです。このショウガ温灸はもぐさと火を使うため、気をつけてやらないとやけどをする可能性もありますので注意が必要です。

★ 簡単! 生姜湿布のレシピ

捻挫や突き指など、間接などに熱を持っている場合に利用できるハーブと生姜を使ったシップのレシピをご紹介します。上手く使えると大変便利で簡単に利用できますので、ぜひ上手に活用してみてくださいね。
【材料】
 ・ 生姜 200g
 ・ ロベリア 50g
 ・ 赤唐辛子 100g
 ・ 小麦粉 少々
 ・ 豆腐 1/2丁
【作り方】
1 生姜は皮ごとすりおろします。ロベリア・赤唐辛子はパウダー状のものを利用するか粉末タイプでない場合はすり鉢やミキサーを使って粉末状にします。
2 豆腐をキッチンペーパーなどでくるみ、水をできるだけしっかりと切ります。
3 ボールにすりおろした生姜・赤唐辛子・ロベリアと水を良くきった豆腐をいれ手で豆腐を握りつぶすように混ぜます。赤唐辛子が手につくとひりひりすることがあるので、ボールの代わりにすり鉢に入れてすりつぶしながら混ぜてもかまいません。
4 軟らかさを調整するために小麦粉を少しずつ加えて練り合わせます。指でつまめる程度の硬さを目安に小麦粉を加えていきましょう。一気にたくさん入れると硬くなりすぎてしまうので注意してください。
5 二重〜三重にしたガーゼに練り合わせた生姜を乗せて包んで完成です。炎症や痛みのある部分をより大きく作り、包み込むように貼るのがポイントです。
ポイント
生姜を使った湿布剤は用途や肌に合わせて作り方を変えて利用することをおすすめします。比較的刺激が少ないといわれる生姜ですが、汗をかきやすいタイプの人や肌が荒れやすい人または敏感肌の人の中には生姜の刺激でかゆみや湿疹が現れることもあります。生姜の成分が肌に強いと感じる人の場合には、生姜湿布を作るときに使う生姜の量を少なめにしたり、しょうが湿布の利用は避けた方が良いかもしれません。そのときの体調なども関係してくると思いますので、毎回様子を見ながら利用することをおすすめします。
★ しょうが湯湿布の作り方

生姜湯を利用した湿布は、お風呂に入れない時にもとても気持ちよく身体を温めてくれる方法です。湿布に使用する生姜は、種ショウガやひねショウガを使うとショウガに含まれる精油成分や香りや風味に含まれる健康に役立つ成分をたっぷり使うことができます。生姜湿布を作る場合には新生姜ではなく、根生姜・ヒネ生姜を使うことがおすすめです。
【材料】
 ・ しょうが 200g
 ・ お湯 3〜4L
【使い方】
1 お湯は70〜80度に温めたものを大き目の洗面器やバケツに入れて使います。また、生姜は皮ごとすりおろしガーゼや布で作った袋にいれ、お湯の中に入れてください。
2 厚めのタオルを二枚用意し、生姜湯を染み込ませます。タオルを一枚取り出し、しっかりと絞り血行の悪くなっている部分やイタみのある部分に当てます。タオルの上からバスタオルやタオルケットをかけて身体とタオルが冷めにくいように工夫してください。冷めたら初めに漬けておいたもう一枚のタオルと交換します。
3 5〜8回タオルを交換し最後に水で絞ったタオルで生姜湯湿布を当てていた部分を拭きあげて終わりです。
ポイント
洗面器やバケツに入った生姜湯が冷めないように、フタをするか金属性の容器でだるまストーブなどを利用し温度を保つと良いでしょう。生姜湯は85度〜沸騰させてしまうと生姜に含まれる成分が変化してしまい効果が減ってしまう場合や、なくなってしまうこともありますので、沸騰させたり、沸騰しているお湯を使うのは避けた方が良いでしょう。生姜湿布をした後は、生姜の成分が身体に浸透してきている場合が多いので、1〜2時間は入浴を避けることがおすすめです。

4 ジンジャーブレッドハウス

アンデルセンの童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子を一度は見てみたいと思ったことはありませんか? 「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家に使われたクッキーやパンにはジンジャーブレッドやジンジャークッキーが使われていたのかもしれません。食欲を誘う生姜のいい香りが漂っているジンジャーブレッドハウスを見つけたら、お菓子の家を見つけたヘンゼルとグレーテルのようきっと入らずには入られないですよね。

A ジンジャーブレッドハウスとは

ジンジャーブレッドハウスは、イギリスで親しまれていたジンジャークッキーやジンジャーブレッドを、グリム兄弟が童話と一緒にドイツに伝えたものだといわれています。そのころから、現在まで作られているジンジャーブレッドハウスは一般的に、ジンジャーパウダーを使ったジンジャーブレッドやジンジャークッキーを家のパーツにかたどって焼きあげ、家の形に組みたてていきます。そこに生姜をすりおろして作ったジンジャーキャンディーやチョコレートなどでデコレーションを施したものが多く、子供も大人も大好きなお菓子がたくさん使われているのが特徴です。食欲を誘うジンジャークッキーやジンジャーブレッドでできたジンジャーブレッドハウスは、子供たちを引き付ける童話の中の「お菓子の家」と重なって、子供たちの大好きな楽しいお菓子になったのではないでしょうか。また、ジンジャーブレッドで作られるデコレーションタイプのお菓子には、男の子の形をした「ジンジャーブレッドマン」というものもあります。ジンジャーブレッドマンには、物語があり。ジンジャーの香りと風味がたくさんの人や動物までをも惹きつけ、皆が食べたいと男の子を追いかけるお話です。ジンジャーブレッドハウスもジンジャーブレッドマンも美味しくて見た目にもかわいく楽しい夢のあるお菓子ですよね。どちらも、クリスマスなどに作られることが多くパーティーの華として盛り上げてくれます。最近は、ジンジャーブレッドハウスを組み立てるだけで簡単に作れる、ジンジャーブレッドハウスキットやセットなどが通販などでも販売されています。

★ 簡単! ジンジャーブレッドハウスのレシピ

ジンジャーブレッドハウスは、ヘンゼルとグレーテルの中に出てくる魔女の住むお菓子の家そのものともいえます。見た目にもかわいく、食べても美味しいのはもちろんのこと、作る過程でもわくわくと楽しんで作ることができるのもジンジャーブレッドハウスの魅力のひとつおいえますよね。子供や友達と作るのも楽しいですし、イベントにジンジャーブレッドハウスを作ればきっとみんなの話題になることでしょう。簡単に作ることができるので、デコレーションをアレンジしてオリジナルのジンジャーブレッドハウスつくりを楽しんでみてくださいね。
【材料】
 ・ ジンジャーパウダー 小さじ2
 ・ シナモンパウダー 小さじ2
 ・ 小麦粉 500g
 ・ 蜂蜜 300g
 ・ 黒砂糖 60g
 ・ グラニュー糖 50g
 ・ ショートニング 40g
 ・ ベーキングパウダー 小さじ1
 ・ 粉砂糖 少々
【お菓子の接着剤の材料】
 ・ 粉砂糖 200g
 ・ ココアパウダー 20g
 ・ 卵 1個
 ・ レモン汁 適量
【作り方】
1 初めにジンジャーブレッドハウスのパーツを作るための生地を作ります。小麦粉・ジンジャーパウダー・シナモンパウダー・ベーキングパウダーはザルやふるいで2 〜3回ふるっておきます。
2 ボールに蜂蜜とグラニュー糖・黒砂糖を入れ湯煎して温めて溶かしていきます。解けてきたらショートニングを入れて混ぜ合わせ、中の温度が70〜80度になるまでゆっくり温めます。
3 ボールの中に振るっておいた小麦粉・ジンジャーパウダー・シナモンパウダー・ベーキングパウダーを少しずつ加え切る様に混ぜ合わせていきます。生地がひとつにまとまってくるように混ぜていきましょう。
4 生地がまとまったら一まとめにして、ラップやジップロックなどの袋にいれて涼しい場所で8時間程度寝かせて起きます。
5 寝かせている間に、ジンジャーブレッドハウスのパーツになる型を作ります。厚紙で土台となる25cm四方の正方形が1枚、20cm四方の正方形用の屋根用の型と18cm×9cmの壁用の型を2枚、底辺が12cm高さ22cmの家の正面用の型を2枚作ります。正面用の型は下から9cmのところから三角形になるような感じで22cmの高さの部分に先端がくるような形にします。家のドアや窓の部分は自分の好きな場所に作ります。このとき、窓をたくさん開けすぎると構造が弱くなってしまうので注意してください。
6 寝かせた生地を台の上で丁寧にコネ、麺棒で3〜5mmの厚さになるように生地を伸ばしていきます。伸ばした生地につくっておいた型を使って切り取ります。オーブンを170度に温めておき15分程度やきます。
7 生地が焼けるまでの間に砂糖でパーツの接着剤を作ります。卵は白身だけと粉砂糖・ココアパウダーをボールに入れ、混ぜ合わせます。そこにレモンの絞り汁を少しずつ加え少し硬めに練り上げます。
8 焼きあがったジンジャーブレッドハウスの生地の側面に砂糖で作った接着剤を塗り、組み合わせていきます。初めに、土台となる生地の上にお菓子の接着剤(アイシング)で貼り付けて組み立てていきます。
9 残った卵黄を溶き、刷毛を使ってジンジャーブレッドハウスの屋根の部分に塗っていきます。上から粉砂糖をふりかけて雪のようなイメージを出します。
10 アイシングを使って窓やドアのふち取りやレーズンやアーモンド、ジンジャーキャンディーを貼り付けて完成です。
ポイント
ココアパウダーを混ぜ込んだ生地を別に作ると、家の壁の色もいろいろ変えて楽しむことができますよ。煙突や木を作ってみても楽しいですし、ジンジャーブレッドハウスに住む小さな「ジンジャーブレッドマン」を作ってみるのもおすすめですよ。ジンジャーブレッドハウスキッドを使って作った場合にも、アイシングを使ってオリジナルのデコレーションを楽しんでみるのもいいですよね。

………リンク………

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食材辞典 http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/oishii.htm
   生姜の産地や成分などわかりやすくまとめてあります!画像もあり、しょうが以外の食材についても色々みることができるサイトです。
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健康マトリックス http://kenko.it-lab.com/shokuhin.php/285/
   生姜に含まれて入れている成分を健康に役立てる方法などが紹介されています。
   検索機能もついているので、しょうがについてもっと調べたいと思ったときに便利ですよ。
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東北大学薬学部付属薬用植物園のホームページ
 http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~yakusoen/wakansyouyaku/wakanyaku/s-syoukyou.html
   東北大学にある薬用植物園のホームページです。この中にある生姜の成分や漢方薬としての使われ方の例などが
   学術的な面から書かれています。生姜のことが書かれている研究論文の内容の一部なども紹介されています。
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岡山県農業総合センター http://www.pref.okayama.jp/norin/nousou/hmgdn/saien2_index.htm
   岡山県の農業総合センターのなかで紹介している「家庭菜園」の手引きです。
   ショウガを栽培する時期や気をつけたいことなどが詳しく説明されています。
   ショウガを植える畑の面積なども書かれているので、本格的にショウガを栽培してみたい人にもおすすめですよ。
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こうち農業ネット http://www.nogyo.tosa.net-kochi.gr.jp/saibai/yasai2/
   生姜の露地栽培・ハウス栽培の様子が画像入りで紹介されています。
   家庭でショウガを栽培するときどんな方法でしょうがを育てるかなどの参考にすることができます。
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