折々の記へ

折々の記 2008 E

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】11/20〜        【 02 】12/03〜
【 03 】01/05〜        【 04 】01/09〜
【 05 】00/00〜        【 06 】00/00〜



【 03 】01/05

  01 05 新年はじまる・朝日新聞社説・国立国会図書館の利用
  01 06 遠藤実「涙の川を渉るとき」
  01 07 中国よ、お前もか
  01 08 「のうだま」

01 05(月) 新年はじまる・朝日新聞社説

12月は 30日まで干柿づくりで毎日が終始した。 年賀状の印刷部分は作ってあったのだが、宛名と個々の内容は何にも書く隙すらなかった。起きてから寝るまで柿、柿、柿の連続だった。

一日の新年会を終わってから、やっと年賀を書き始め、二日の夕方やっと完了となった。 ただし、一日に配達された年賀だけの分であった。

政治の雲行きも急になっている。 渡辺さんの麻生総理への注文は離党をかけての発言となっている。

どうしても派遣社員という制度を作ったことが企業の都合を考えて働く人を軽んじた制度であった。 それが金融危機以前の問題であった。

派遣社員の法制度は廃止すべきです。

アメリカ発の金融危機に対して、アメリカの法整備に対する発言が殆ど聞かれないのはどうしてなんだろうか。 アメリカ発の金融危機で世界の金融危機が発生しているのに、だれもが根源になっている金融制度への根源的な批判をしていないのはおかしい。

金権勢力がそれほどまでに思考・発言の自由を封じ込めているのだろうか。

日本の文教政策が、子供の学力向上のために採っている教員数の増加や義務教育の指導要領の改訂などで目的が達成できるとしているやり方と軌を一にしているのではないか。

それらはさておいて、社説の一覧を取り上げておきたい。

朝日新聞の社説 今週一週間のタイトル一覧

【掲載タイトル(12/28〜01/05)】


   http://premium.asahi.com/column/editorial/  <asahi.com:朝日新聞 社説 - アサヒ・コム プレミアム >

最新14本

不況と総選挙―政治のリセットを急げ(2009/01/05)

 総選挙の年が明けた。混迷と停滞が続く政治に、ようやく民意をぶつける機会がやってくる。  引き続き自民、公明両党に政権を委ねるか、民主党中心の政権に交代さ……

お酒と高齢者―静かに広がる依存症(2009/01/05)

 大阪府に住むAさん(68)が両親を亡くしたあと、アルコール依存症で入院するまで5年もかからなかった。  長年勤めた会社を定年退職し、同居の両親を相次いで……

世界天文年―さらにガリレオの先へ(2009/01/04)

 イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、レンズを使った望遠鏡の発明を知り、手作りして夜空に向けたのはちょうど400年前のことだ。  そこには、驚くべき世……

温暖化防止―「緑の日本」担える政治を(2009/01/04)

 地球温暖化の防止に向けた節目の年が明けた。  温室効果ガスをどう削減していくのか。京都議定書に続く新たな国際的枠組みが年末に決まる。不況の暗雲が世界を覆……

職業訓練―人材立国のために充実を(2009/01/03)

 ハローワークの臨時窓口に昨年末、職を求める人々が殺到した。明日の生活の糧を得るためにはどんな仕事でもかまわない。そんな切迫した気持ちの人が多かったに違いない……

不況と保護主義―過ちの歴史を繰り返すな(2009/01/03)

 経済のグローバル化に背を向けて保護主義へ向かうのか、それを許さずあくまでも自由貿易を守るのか。今年は世界経済にとって、重い選択を迫られる試練の年となりそうだ……

混迷の中で考える―人間主役に大きな絵を(2009/01/01)

 何という年明けだろう。  100日余り前に米国の繁栄の象徴ウォール街を襲った激震は、同じニューヨークの世界貿易センタービルを崩落させた9・11テロをしの……

公益法人改革―「民の力」が育つように(2008/12/31)

 日本野球機構、NHK交響楽団、アムネスティ・インターナショナル日本、駐車場整備推進機構。これらの団体に共通するのは何か。いずれも役所が所管する公益法人という……

チベット問題―いまこそ対話の好機だ(2008/12/31)

 チベットで揺れた年だった。3月の騒乱に始まり、五輪の聖火リレーを巡る混乱は世界に広がった。今月には、欧州連合(EU)議長国・フランスのサルコジ大統領が、チベ……

国会図書館―知の基盤を厚く、強く(2008/12/30)

 唯一の国立の図書館である国立国会図書館ができて、60年たった。  「真理がわれらを自由にする」  創立の精神を表す国立国会図書館法の前文の一節だ。東……

反ドーピング―草の根レベルへも啓発を(2008/12/30)

 ドーピング(禁止薬物の使用)問題にどう向き合うのか。スポーツにかかわる人にとって、その姿勢を改めて問いかけられた年だった。  1月には、シドニー五輪陸上……

失職者急増―切実な声に応えるために(2008/12/29)

 かばん一つに少しの着替え。財布には小銭だけ。そんな姿が師走の街に広がりだした。突然の解雇や派遣切りで社員寮を追われた人たちだ。  ネットカフェで浅い眠り……

ガザ空爆―まずイスラエルが自制を(2008/12/29)

 1日の空爆としては恐るべき死者の数である。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、初日の27日に200人以上が犠牲となった。  イスラエル軍は……

人権勧告―救済機関の設置を早く(2008/12/28)

 生まれながらにして自由、すべての差別の禁止、法の下の平等……。  人類とすべての国家が達成すべき人権の基準として、世界人権宣言が国連総会で採択されたのは……


国立国会図書館をインターネットで利用できるようになっている。 この前もこのことについて触れたが利用方法についてチェックしておきたい。

  http://opac.ndl.go.jp/<国立国会図書館 NDL-OPAC>

利用方法については、私製本「国立国会図書館 NDL-OPAC」を開くようにする。
または、直接開いていけばよい。


(2008/12/30)社説を開いてみると、次のように出ている。


  社説  2008年12月30日(火)

   国会図書館―知の基盤を厚く、強く

 唯一の国立の図書館である国立国会図書館ができて、60年たった。

 「真理がわれらを自由にする」

 創立の精神を表す国立国会図書館法の前文の一節だ。東京・永田町の本館カウンターの上に刻まれている。

 多くの情報を偏りなく集め、理解し、議論することで、新しい民主社会を築く。その基盤となる資料収集と分析が、ここに託された。戦後間もない1948年のことだ。

 国内で出版された図書や新聞、雑誌、音楽や映像資料などを網羅的に集め、保存する。海外の様々な資料も収集する。それらを使って国会の活動を助けるのが第一の仕事だ。

 資料を文化財として守り、利用してもらうことで、人々の暮らしや研究に役立てるのも大事な役割だ。

 その国会図書館が近年、大きく変わっている。

 「電子図書館」機能が充実し、インターネットで、誰でもどこからでも膨大な書誌データを検索したり、国会議事録を読んだりできるようになった。

 明治・大正期に出版された約15万冊の本もパソコン画面で読める。国立公文書館や他の図書館などの資料を横断的に探すことも可能になった。国政の課題について、その論点や経緯、外国の事情などをまとめたリポート類も公開している。利用できる資料が飛躍的に増えている。

 昨年、初めて国会の外から館長に就任した元京大総長の長尾真氏は、こうした事業を積極的に進めている。

 一方、新たな課題も見えてきた。

 国会を助ける仕事の重みが増している。07年度に議員が依頼した資料集めや分析は4万5千件。議員の立法活動が活発になり、95年度の2倍以上だ。しかし対応する職員は約190人。あまり増えていない。省庁の役人とは違う立場でのブレーン機能を果たすのは、この図書館の使命なのだから、もっと手厚い態勢がほしい。

 資料収集の態勢も十分ではない。最近は、ネット上だけで発表される行政や学術の情報が増えているが、それを集める法的な根拠がない。放っておくと消えかねない自治体などのホームページを、今はいちいち許諾を得て保存している。公共性の高い機関のものは許諾なしで保存できるよう法律を改正し、収集の幅も広げてほしい。

 海外の研究者も関心を寄せるマンガ雑誌の保存も悩みだ。インクがにじみやすく、短期間で絵がぼやける。デジタル化して保存・活用しようにも、現状では多くの関係者の許可が必要で事務コストが重く、手がつけられない。著作権に配慮しながら柔軟に対応できる仕組みが作れないだろうか。

 国会図書館は国民の知の財産だ。その基盤を厚く強くして、次代に渡す責任がある。必要な手当てを急ぎたい。


01 06(火) 遠藤実「涙の川を渉るとき」

この本は大晦日の 12 31 八王子在住の教え子丸岡敏邦君から郵送されてきました。


   この包みが届いたときは新しい年になっているでしょうか。
   先生が丹精をこめて作られた干柿、誠に有難うございます。
  入院中で正月もわが家に帰れなかった母にも、もっていって
  あげようと思います。
   この本は今年亡くなった遠藤実の自伝です。 ここまで貧し
  くても、人は夢を抱いておれば生きていけるのか、というのが
  私の読後感です。
   知り合いの取材記者によれば、「よく泣く人だった」そうです。
  
   さて、丑年。 景気回復まで牛歩とならなければいいのです
  が。
   正月は近くの道場で居合道の寒稽古です。
   三月に昇段審査があるので、気合が入っています。
   いい年にしたいですね。
                  2008,12,30  丸岡敏邦
       下平好上様

【左記はそれとはなく雪が静かに降っている図柄の post card です】

 丸岡の文章表現は、手紙にせよ葉書にせよやさしい中に気品
があり、ことばの過不足がなく……、書きなれた文字にその人柄
を感ずるものをもっています。

 フゥ…………ム、これは、彼の生涯の歩み、生活の中でその
身にしみこんだ素晴らしい文化です。

 歳をとって、わたしはそうした人の歩みを感じています。










さて、この本の“まえがき”にはこんなことが書かれています。


      まえがき

 新潟市越前浜に私の思い出の品々を集めた「実唱館」という記念館がある。そこに焼け焦げた木片にしか見えないものが展示されている。

 長い長い貧苦の日々をどうにか耐え抜いて作曲家になった。ほどなくヒット曲といわれる作品をいくつか世に送り出すことができ、ようやくグランドピアノを手に入れた。そのピアノでたくさんのスター歌手のレッスンをしてきたのだが、請われてきょうだいたちの母校、内野中学校に寄贈した。ところが中学校の音楽教室が火事に見舞われ、グランドピアノも燃えてしまった。てんじしているのは燃え残った脚の一部である。

 このピアノのように、どんな大事なものでも形あるものはいずれ消える。消えないまでもいつしか朽ちていく。

 しかし人の心のなかにある想い出は、ときとともに鮮やかさを増すことがある。たとえセピア色になっても、折々に起きたこと、嬉しさ悲しさをくっきりと刻んでいる。

 私は「心のシャッター」という言葉をよく使う。無意識のうちに切った心のシャッターが脳裏の印画紙に写した映像が、思い出とか記憶というものだと思う。私は数え切れないほどのシャッターを切ってきた。その結果、記憶のアルバムには未整理の映像が溜まっていた。

 平成十八(2006)年六月、一ヶ月にわたって日本経済新聞の「私の履歴書」を執筆するにあたり、思い切って心のアルバムの整理をしてみた。目をつむり、七十年近い歳月をさかのぼって五歳の自分に会いに行く。祭囃子が聴こえる。父の手の温かさが蘇る。草のにおい、空の青さ。

 貧しささえも、いまとなっては懐かしい。父に殴られたことさえ心地よい。そして母の背中が愛おしい。

 住まいを追い出され、新妻と二人で一つのマフラーをして寒空の下をあてもなく歩いたことだって、思えば夫婦の軌跡としては洒落ているではないか。

 こうしてアルバムのページを繰りながら、今日に至るまでの出来事を書き綴ったのが「私の履歴書」であり、紙幅の関係で新聞には書ききれなかったことを加筆してまとめたのが本書である。

 連載が始まるとまもなく思いもかけないほどの多くの方々から励ましのお手紙やファックスをいただいた。私にはよくわからないのだが、インターネットの世界でも夥しい人々が私の「履歴書」に対する感想を述べていたそうである。改めて御礼を申上げたい。

 新聞連載を読んでくださった方の中には赤裸々に書きすぎたのでは、とのご意見もなくはなかった。しかし私は素直に歩いてきた道そのままを書いたのであって、苦労を売り物にしようとか、同情を寄せていただこうとか思ったことは一度もない。私の歩んだ道よりはるかに困難な日々を生き抜いてこられた方も大勢いらっしゃるはずだ。

 それに、あの頃の私にとって貧乏は当たり前のことであったし、実際、戦争を挟んだ時代の日本は貧しかった。そんな中でもわが家は飛び切りの貧乏だったなとは思うが、たとえ白いご飯を満足に食べられなくとも、父や母の温もりだけはどこにも負けていなかった。その温もりが私を育んだ。

 現在の日本は経済の豊かさと引き換えに心の豊かさを失ったといわれる。このままでは日本は駄目になるという人もいる。確かにそうかもしれない。

 常々思っていることだが、地球上の生き物の中で親孝行ができるのは人間だけだ。考えてみれば不思議な、しかしありがたいことである。そのことだけでも自覚すれば自ずと人の命の尊さがわかるはずだ。

 この本は若い人にも読んでもらうことを念じながら書いた。現代の「残酷劇場」と比べて、少しでも明るさが心にさすとするならこの上ない喜びだ。若い人には理解できない時代背景が何度も登場するだろうが、つい半世紀前の日本の風景、そこで命を燃やした人々の姿を思い描いていただきたい。過去は現在に続いている。私が青春を生きた次代の先に、いまの若いあなたが生きているのだ。

   平成十九年二月  杉並の寓居で                                 著者


読みやすい本でした。 一気に通読しました。 高名な作詞作曲家というだけの認識でしたが、ただ単に高名ということは一朝にしてできてきたことではなかった。 多くの若者に読んでもらいたいという著者の気持ちがわかります。

実唱館については、グーグルやマップファンネットで調べるとよい。

  http://www.minoru-endo.com/index1.html<財団法人 遠藤実歌謡音楽振興財団>

  実唱館のご案内

  ふるさと――東京生まれの私ですが、両親の故郷であり、多感な少年期を過したこの越後平野がいつも心の中にあって、メロディーにあたたかさと郷愁の響きをもたらしてくれています。
この度そのふるさとに少しでも恩返しができればと、私の歌づくり人生で得た種々の品々を展示して、皆さんに歌がもつ面白さや楽しさや、また人々の生活との関わりなどをくみとっていただきたく「実唱館」を開館いたしました。
貧しかった少年の日々の中で、歌によって心をなぐさめられ、勇気づけられ、夢をもつことができた私が、同世代の人々に感謝の心を表わし、次の世代の人達に何かを伝えようとすれば、それは歌しかありません。
そんな思いから、今は亡き妻と相談をして、財団法人遠藤実歌謡音楽振興財団を設立することを決め、文部大臣より認可をいただき、記念館をつくりました。この「実唱館」は私の歌づくりの足跡でもあり、また同時に私がどう親や多くの人々と関わりあってきたかを見てほしいと願い出来るだけ展示したつもりです。
ご来館いただきました皆さんに、「信あれば成せる」ところを感じていただければ幸いでございます。
    理事長 遠藤 実

01 07(水) 中国よ、お前もか

ここに十二月三十日の朝日新聞がある。第一面のトップ記事は

  中国、初の空母建造へ
         中型2隻 来年着手



    現在位置:asahi.com>ニュース>国際>アジア記事 2008年12月30日3時1分

   中国、初の空母建造へ 来年着手、15年までに中型2隻

 【北京=峯村健司】中国軍が09年から、初の国産空母建造を上海で始め、2015年までに5万〜6万トン級の中型艦2隻の完成を目指す。複数の軍や造船会社の関係者が明らかにした。また、遼寧省の大連港に係留されている旧ソ連軍の空母ワリャーク(6万トン級)が近く改修を終えて訓練用に就航する見通しで、艦載機パイロットの養成も始まっている。

 最近、黄雪平・中国国防省報道官が建造に前向きな発言をしており、各国の関心が集まっていたが、計画の全容が明らかになるのは初めて。空母の配備で中国海軍の洋上戦闘能力が高まれば、東アジアの軍事バランスに大きな影響を与えるとみられる。

 中国軍は08年秋までに「大航空母艦計画」を作成し、海軍総司令部内に専門部署を設けた。原子力ではなく、通常推進型となる。広東省湛江に司令部を置き南シナ海を管轄する南海艦隊に配備される予定で、海南島三亜に専用の埠頭(ふとう)を建設している。艦載用にロシア製戦闘機スホイ33を約50機購入する。

 上海市当局者によると、上海市郊外の長江に浮かぶ長興島には、世界最大規模の造船基地が08年秋に完成した。4カ所ある大型ドックのうち1カ所が空母建造用。造船会社関係者の話では、電力制御システム関連の部品はロシアから輸入するほか、国内の軍事関連企業に発注した。これらの調達が順調なら空母の工期は2年短縮される。

 一方、大連港にあるワリャークは旧ソ連時代に7割ほど建造されたもので、98年にマカオの観光会社が買い取り、02年から海軍と関係が深い大連の造船会社が改修していた。電気系統のトラブルなどがあったが、このほど訓練用として完成のめどが立った。

大連には、発着に高度な技術が求められる艦載機パイロットを養成する学校が設立された。07年からウクライナ・オデッサの海軍航空部隊トレーニングセンターで学んだ中国海軍幹部が講師となり、選抜された約50人を訓練している。ロシアなどからも講師を招いているという。

 海軍少将の一人は朝日新聞の取材に対し、中国の中東からの石油輸入が増えているためマラッカ海峡やインド洋のシーレーン防衛を空母の任務に想定していると明らかにしたうえで、「米国が保有するような10万トン近い大型空母ではなく、脅威にはあたらない」と強調した。

     ◇

 〈茅原郁生・拓殖大教授(元防衛研究所研究部長)の話〉 中国軍にとって空母は海軍力強化の柱だ。まずは沿岸を米国の脅威から守るための緩衝地帯を広げ、海洋権益を確保する意味合いが強い。西太平洋海域に展開する海洋国家を目指す戦略の第一歩といえる。


国内法では「人を殺す」と刑法によって「殺人罪」という法律によって処罰される。

ところが国家間の「人殺し」は「戦争」という言葉が使われて、「殺人罪」という法律適用は何もありません。

国連でもこうした断罪がありません。

こんな馬鹿なことがあってはならないのです。

軍備という意味は、国際間殺人の準備にほかなりません。 許していいはずはありません。

人類は破滅の一途をたどっています。 悲しいことです。

中国だけが悪いのではありません。 中国がこんな判断をして空母を作ろうとしていることが悲しまれることの現実になっていることです。 悲しいことです。

もはや、世界のすべての政治家を信頼できないのです。


01 08(木) 「のうだま」

12 14 朝日新聞の五面七割がたの紙面を割いて、「のうだま」が宣伝されました。 幻灯舎の新刊本の紹介宣伝が書かれています。

 「のうだま」幻冬舎 
    上大岡トメ http://www1.ocn.ne.jp/~tomesan/
    池谷裕二  http://gaya.jp/

  やりたいことがあっても、なかなか「続ける」ことができないのは、なぜ!?

    ではどうすればいいのか。


        脳の中の「淡蒼球」の四つのスイッチを入れればよいのです。

      @ Body (カラダを動かす)
             カラダを動かすことで入るスイッチ
             脳の「運動野」にある

      A Experience (いつもと違うことをする)
             いつもと違うことをすることで入るスイッチ
             脳の「海馬」にある

      B Reward (ごほうびを与える)
             ごほうび(快感)によって入るスイッチ
             脳の「テグメンタ」にある

      C Ideomotor (なりきる)
             なりきることによって入るスイッチ
             脳の「前頭葉」にある


【脳内断面説明図】 淡蒼球から右回り

 淡蒼球
 前頭葉
 運動野
 線条体
 海馬
 小脳
 延髄
                        脊髄
                        テグメンタ

A 「‘やる気’が脳から出なくても」
  「‘やる気’になっているときは脳のどこかが動いているんですよね」
B 「そうです!!」
  「動いているのは………ここです」
  「“淡蒼球”といいます」
  「やる気になっているとき この淡蒼球が活性化しています」
  「ところが これは自分の意思で動かすことができないんです」
  「だから まわりをまきこんで だますしかないんです」
A 「へぇ……!?」
  「脳をだます?」

B   「4つのスイッチのうち 1つのスイッチを入れれば
     淡蒼球も つられて動き出すんです」

    「すると やる気が どんどん出てくるんです

A 「だまされて動き始めるの?」

   これらのスイッチを入れて、淡蒼球を発動させれば
   誰でも やる気 がモリモリ湧いてくるのです


孫に薦めたい本です。 座光寺の平安堂書店で手に入れればよい。 アマゾンにはまだ出ていない。

今日は平沢繁と従子結婚記念49周年の日です。